ソードアート・オンライン 狂戦士の求める物   作:幻在

2 / 45
六十七層 狂戦士スキルと代償

アインクラッド、六十七層。

その迷宮区。

そこには二つのレイドパーティが一人の女性を中心に突き進んでいた。

その女性とはアスナだ。

その後ろにはキリトと他パーティメンバーの皆々。

「・・・キリト君」

「ああ」

ふと立ち止まり、アスナとキリトが後ろを見る。

レイドメンバーは何事かと思ったが、思い当たる節があった。

「そこにいるんだろ?狂戦士(バーサーカー)

キリトが後ろを見ながらそういう。

そこには誰も居ない。

だが、確かに誰かがいる。

キリトの索敵はこの攻略組の中でもトップクラスの熟練度を持つ。

ならば見間違いは無い筈だ。

「・・・はあ」

誰かのため息が聞こえた。

そこから、()()()()()()()()()()()()

「!?」

身構える攻略組の全員。

いくつかの操作音が聞こえ、ウィンドウが閉じる音がする。

そして・・・・

「!?」

誰かが全速力でこちらに走ってくるのが見えた。

全員が自分の武器に手をかけた瞬間・・・・

「な!?」

「嘘ぉ!?」

なんとその人物は()()()()()のだ。

そのままレイドの頭上を通り過ぎ、前方で着地、そのまま走り去る。

「は!待ちなさい!」

「お、おい!?」

それを追いかけるアスナとキリト。

その人物・・・・狂戦士は恐ろしいほどのスピードでどんどん二人を切り離す。

「な、なんて速いの!?」

「くそ!追いつけない!っというかこの先は確か・・・」

キリトは何かを思い出したように言葉を濁す間に着いてしまった。

ボス部屋だ。

そこの横に狂戦士は座っていた。

あの大剣を背負って。

「・・・・」

「やっと追いついた・・・」

アスナは半ば息を上がらせているも、狂戦士に近付く。

「なんでここに座っているの?」

「ここの方が、質問攻めを喰らうのに落ち着ける場所だから。それと、お前らの準備も出来るからだ」

直ぐに答えた。

「なんで?」

アスナがすぐさま聞き返す。

「俺が今まで勝手に攻略に参加したのは謝ろう。これには事情があってな、今回はつけていたのがばれたからここまで逃げただけだ」

「・・・」

余りにも受け答えに慣れている。

表情はフードに加え顔全体を覆い隠すように布が巻かれているので伺えない。

「なんか・・・雰囲気と違うな、お前」

「そうだな、確かに堅苦しい接し方はしていたかな?」

声は一般の変声期の男子の物だ。

その声にはとても穏やかな感情が感じ取れる。

「それで、ボス戦には参加するんだよな?」

「もちろんだ。そうでなければここにいない」

「じゃあ約束して欲しい事があるんだけど」

アスナが前へ出る。

「あんな戦い方はしないで」

「あの後先考えず突っ込む戦い方か?」

「そうよ。というか自覚あるの?」

「ああ、それを踏まえた上でやっている」

「じゃあ・・・!」

「だけど、俺はその戦い方をやめる気はない。大丈夫、俺は死ぬ気はない」

「え?」

その言葉に豆鉄砲を喰らったハトのような顔をするアスナ。それはキリトも同じだ。

「それってどういう・・・」

「副団長!」

話している内に遅れていたレイドパーティが追いついた。

「あ」

「お怪我は?」

「大丈夫です。彼はどうやら無害の様です」

「なら良いのですが・・・」

「それよりも、全員に攻略の準備をする様に言って下さい。この人の件は私が受け持ちます」

「分かりました」

血盟騎士団の副団長であるアスナは団員にそう指示を与えると、再び狂戦士に向き直った。

「とにかく、その戦い方はしないで下さい」

「・・・・わかった」

狂戦士がウィンドウを操作し、アスナの前に新たなウィンドウをが開く。

 

『SORAがパーティに入ろうとしています。

       YES/NO』

 

「ソラ?」

「不本意ながら、お前のパーティに入れてくれ。そういやメンバーは・・・」

「キリト君だけだけど・・・」

「え?」

それには間抜けた声を上げる狂戦士。

「いや、その、き、キリト君とは、このゲームが始まった時からのパートナーみたいな何というか・・・」

言葉をどんどん濁していくアスナ。

「お、おいアスナ・・・」

「ほ~う・・・まあいい。名前は誰にも公開しないで欲しい。それだけは頼む」

「わかったわ」

アスナがYESボタンを押す。

すると左端のゲージに新たなバーが追加される。

 

アスナ

キリト

ソラ

 

「・・・」

「そういえば、お前がキリトでいいな?」

「あ、ああ」

「お前は片手直剣でいいな?」

「ああ、そうだが・・・」

「そうか。アスナはレイピアだな?」

「そ、そうよ」

「つまり、アタッカーに寄っている訳だが・・・俺が(タンク)を務めるか」

「ちょっと、それでまた無茶するつもり?」

()()()には釘を刺されているからな、やりたくてもやれない。だが、俺が危険だと判断した場合は、やるからな?」

「・・・わかった」

そして、レイドメンバー全員の準備が終わって、全員が武器を持つ。

キリトの剣は、黒い片手直剣、『エリュシデータ』。その意味は『解明者』。

アスナの剣は、水色と銀色の細剣、『ランベントライト』。その意味は、『ゆらめく光』。

そしてソラの鉄塊としか言いようがないとてつもなくデカい大剣の名は、『竜殺しの剣』。

このアインクラッド最強の剣だが、それを持つには、ある()()()が必要になるという話が・・・

 

扉が開かれる。

全員が一斉に駆け出す。

その奥には、今回のボス、鬼のような姿をした怪物、その手には斬馬刀が持たれている。

その名は『Ogre(オーガ)The()lord(ロード)』。

その周りには取り巻きである『Ogre(オーガ)Servant(サーヴァント)』。さしずめ、『鬼の家来(オーガ・サーヴァント)』といった所か?

そして激突する。

取り巻きであるサーヴァントの方はそっちの担当が駆除してくれているお陰で、順調に進んでいる。

ロードの方は、ソラが攻撃を受け持つ事で、他のメンバーが攻撃に集中できていた。

というか、ソラは、攻撃を防いでいるだけで、攻撃は一切やっていない。

「おい!どうした?」

「どうしたって何が?」

「お前攻撃はどうしたんだよ!?」

「副団長から無茶するなと言われたから」

「だからって攻撃しないでとは言ってないでしょう!?」

と、大剣を盾にしているだけで何もしない。

だが、そのお陰でメンバーは一切攻撃を受けていない。

そうしている内に、ゲージが二本目に到達した。

「警戒!」

アスナが一時的にメンバーを下がらせる。

ロードの赤かった肌が赤黒く変色する。

「情報通りなのか?」

ソラは心配そうにキリトに聞く。

「ああ、その通り・・・の、筈だ」

どうやらキリトも何か嫌な予感がするらしい。

瞬間!

「グオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!」

ロードの咆哮が部屋に響き渡る。

それにより、一瞬の硬直状態。

「なに!?」

キリトが驚く。

このままでは取り巻きを請け負っているプレイヤーがやられる。

しかし、そんな心配は無用だった。

何故か取り巻き達も動いていなかった。

「な・・・ん・・・!?」

「上だ!!」

ソラが叫ぶ。

なんとか視界を上に向ける。

そこから何かが降ってきて・・・・

ロードが斬馬刀を捨てる。

そして、落ちてきた物を掴む。

 

それは、とてつもなくデカい、『斧』だった。

 

「ちょ・・・!?」

「こんなの情報に・・・!?」

情報に無い。

情報不足か、あるいはワザとなのか・・・もし後者なのならそれは完全に殺しにかかっている。

「下がれぇぇぇぇぇぇ!!」

ソラが叫ぶ。

全員が一斉に更に距離を取る。

だが、ロードはその中の一人に狙いをつけ、突進する。

そして()()

「拘束攻撃だと!?」

「た、助けて・・・!?」

そのまま下に叩きつける。

そして斧を大きく振り上げ、両手斧上級ソードスキル『グラビティ・インパクト』を放つ。

「ギャァァァアァ!!?」

アスナが走り出す。

攻撃を喰らったプレイヤーの体力はなんとか残っている。回復結晶を使えばなんとか・・・

「え?」

両手斧スキル『スマッシュ』。

それが瞬時に炸裂した。

その攻撃を受けたプレイヤーが、無数のポリゴンとなり爆散した。

「あ、ああ・・・」

それを茫然と見ているアスナ。

本来なら、ソードスキルを使用した直後には硬直時間と呼ばれる少し動けなくなるペナルティが課せられる。

それはモンスターも例外では無い。

なのにこのオーガ・ザ・ロードはそれを無視して次のソードスキルを炸裂させた。

「・・・・」

「嘘だろ・・・」

茫然と見ている一同。

それでもなお、取り巻きやロードは襲い掛かってくる。

「クソォ!!」

あちこちで戦闘が再開される。

全員心が乱れている。

「・・・おいキリト」

突っ込んでくるロード。

「なんだ!?」

「少し時間を稼いでくれないか?十秒・・・いや、五秒で頼む」

「・・・何かあるのか?」

「ああ、頼む」

その声にはある感情が渦巻いている事を感じとれたキリトは、それを承諾した。

「わかった。十秒持ちこたえてやる」

「すまない」

キリトが突っ込む。

「アスナ!」

「!」

キリトの声で我に返るアスナ。

「ソラが十秒稼げといった!持ちこたえるぞ!」

「わ、わかった」

キリトがソードスキルで斧をいなし、スイッチでアスナが次の攻撃を引き受ける。

だが、怪物の猛攻に加え、素手での攻撃をあるので徐々にHPが削れる。

そして、ソラの準備が整い、叫ぶ。

「いいぞ!スイッチ!」

「よし、わかった・・・」

キリトが振り向き、ソラを見るとそこにはソラではなく黒い甲冑騎士が猛突進してきていた。

「うおぉぉぉ!?」

「わあぁぁぁ!?」

その迫力に驚くキリトとアスナ。

その甲冑騎士の右手にはあの竜殺しの剣が持たれていた。

「ガァァァァァァア!!!!」

その獣が如く咆哮で部屋が揺れるような感覚が襲う。

大剣の刀身が深紅の光に包まれ、下段から切り上げられ、さらにそのまま回転して横一文字に薙ぎ払う。

それだけで、ロードは()()()()()

「な!?」

「嘘!?」

そのまま部屋の端にまで飛んでいき、なんとか着地するロード。

「うおおおおおおぉぉぉぉぉお!!!」

硬直が解けたのか、再度突進を始める甲冑騎士ことソラ。

ロードはそれを迎撃するかの様に斧を構える。

だが、次の瞬間。ソラの鎧に変化が起こる。

「グ、ガァ・・・!」

走りながら発する苦悶の声。

その直前に絶叫と共に鎧の赤いラインの部分が更に開く。

「ガァァァァァァァァァアアア!!!!」

その姿はまさしく狂戦士。

その鎧は、隙間が開き、そこから血の様に赤いクリムゾンが如き光を放ち、禍々しい程の気迫をかもしだしている。

狂戦士はそのままロードに突っ込み、ソードスキルを叩き込む。

 

狂戦士スキル『ブレイク・スマッシャー』

 

上段から放たれたその攻撃は一撃でボスのHPバーの一割を削る。

ロードは反撃といわんばかりに反撃する。

直撃する。だが・・・

「グ、ガァァァァァアァアア!!」

 

狂戦士スキル『ガイア・キラー』

 

四連撃のソードスキル。

連続で地面に向かって剣を振り下ろす攻撃だ。

それを喰らい、ロードはそのHPを更に減らす。

「ゴァァァァアアア!!」

「うおおおおぉぉお!!」

ロードもなりふり構わずソードスキルを放つ。

上から振り下ろし、下から振り上げる二連撃をもろに喰らうも、怯むことなく突っ込む。

「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉァァァァァァアアアアアアア!!!!!!」

 

狂戦士最上位スキル『ベルセルク』

 

十五連撃という、嵐が如き猛攻を叩き込むこの『狂戦士スキル』二番目に最強の技。

その全てがかなり重い技全てがロードに降りかかる。

ついにレッドゾーンに突入し、あと一撃で終わる。

だが、ここでベルセルクが終わってしまい、完全に無防備になってしまった。

「ソラ!!」

「ソラ君!」

だがここで二人はある事に気付く。

ソラのHPバーを見てみると、攻撃の最中になんども攻撃を受けた筈なのに、HPがたった十分の二程度しか減っていない。

そう考えている内にもソラが、ロードの攻撃をもろに喰らってしまう。

強力な《グラビティ・インパクト》がソラを襲う。

それをまともに喰らうソラ。

「ソラァァァァァァ!!」

キリトが絶叫する。

だが!

「帰るんだ・・・」

そんな声が聞こえた。

「帰るんだ・・・アイツの元へ」

それは、次の言葉で全員に行き届く。

「詩乃の元へ、帰るんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあああ!!!」

その絶叫が響き渡り、ソラがロードを貫く。

 

狂戦士スキル《キャノンブレード》

 

単発の突き攻撃だが、その威力は、キリトが得意とする片手直剣単発ソードスキル《ヴォーパルストライク》の二倍に匹敵する。

そして、ロードが断末魔と共に、その体をポリゴンと化して、爆散させた。

「・・・・あ」

ラインが閉じられ、鎧が元の状態に戻る。

そして、全員の目の前に、ボスを倒したファンファーレと共に、報酬が表示される。

「お、おいソラ!」

キリトが駆け寄る。だが、ソラの体が、()()()()()()()

「え・・・?」

 

ガシャン!

 

そんな音と共に、ソラが倒れた。

「ソラ!」

「ソラ君!」

アスナとキリトが駆け寄る。

ソラのHPバーはまだ残っている。ならまだ死んでいない筈だ。

「おい!しっかりしろ!」

「ぐ、うう・・・」

なんとかうめき声が聞こえる。まだ意識はあるようだ。

「大丈夫か!?」

「すまない。少し寝てもいいだろうか?」

「いやお前体が弱いとかじゃないよな!?」

「心配するな。決してそんな訳じゃないんだが、理由が知りたければ俺のメニューウィンドウを見てくれ。しばらく起きれそうに無い」

「いいのか?」

「もう見られているからな。後、説教する準備をしてお・・・け・・・よ・・」

と、力尽きた様に眠り始めた。

「・・・・アスナ」

「ええ、キリト君」

二人がソラの指を操作する。

ウィンドウを可視化する。

他のメンバーも集まってきた。

まず、スキルを確認する。

 

プレイヤーネーム:ソラ

スキル

両手剣1000

短剣200

料理600

索敵1000

隠蔽900

投擲400

狂戦士1000

 

「狂戦士?」

「まさか・・・ユニークスキル?」

まわりから『まじか?』『団長以外にいたのか?』『出現条件はなんだ?』などなど。

「ん?これは・・・!?」

「どうしたのキリト君?」

「これを見てみろ」

キリトの表情がある項目に止まると驚愕したような表所へ変化した。

そして、示された場所を見たアスナも顔を強張らせた。

 

『狂戦士』

攻撃力と筋力パラメータ、体力が大きく向上しやすくなる。

代償として、ダメージを受ける度にその部位に痛みが生じる。

補正

このスキルを使用すると、このスキルを使用している間は『ペインアブソーバ』がカットされます。ご了承下さい。

 

「これって・・・・痛みが生じるって・・・それに、ペインアブソーバって何?」

「痛みを遮断する機能だ。俺たちが本来なら、痛みでのたうちまわるダメージをこいつはいつも受けていたんだ」

「それ・・じゃあ・・・」

ソラは、今まで、攻撃を受ける度に、焼けるような痛みを何回も受けていた事になる。

『嘘だろ・・・』『マジでか』『俺たちはこいつに無茶させてたって訳かよ』

周りからそんな声が聞こえる。

「それに、これだけじゃない。こいつが着ている鎧もかなりやばい奴だ」

「それって・・・」

アスナが恐る恐る聞いてくる。

そして、キリトが指した先には・・・・

 

防具『狂戦士の鎧』

装備条件 

『狂戦士』スキル保有

感情の昂りで一時的に攻撃力と防御力が向上する。さらに自動回復を付与される。

代償として、体中に痛みが生じる。

 

 

「それ・・・じゃあ・・・」

「こいつは、痛いのを我慢しながら、あのボスと戦っていたんだ。それだけじゃない。笑う棺桶(ラフィン・コフィン)の時もこの鎧を着ていた。なら、あの時もずっと痛みに耐えて・・」

それ以上先は、キリトは言わなかった。

 

それから、キリトとアスナ以外の攻略組は、次の層のアクティベートを済ませに向かった。

しばらくして、ソラが目覚めた。

「ん・・・・お前ら」

「起きたか」

「何も待たなくてよかったのに・・・」

「そんな訳にはいかないだろ」

「だな」

ソラは起き上がる。

「ってて」

「あんまり無理しないで」

「すまない。ただ、このゲームでは寝ているプレイヤーを運ぶ事は出来ないんだろ?」

「う・・・」

「なら、もう少し・・・」

「そんな事より!」

アスナによって止められるソラ。

「なんであんなスキル隠してたのよ!?」

「・・・・ネットゲーマーは嫉妬深いから。それと、痛みの代償を何かの冗談だと思われてしまう事を恐れたからだ」

「え?」

以外な答えにぽかんとするアスナ。

「俺は、確かに、このゲームを早くクリアしたい。だけど、一人というのが怖い。こんな(スキル)を持っていても、俺は、この世界で、誰にも知られずに死ぬのが怖いんだ。そして、死にたく無かった」

それは、彼の素直な気持ちだった。

「俺には、守るべき人がいる。だから死ぬ訳にはいかないんだ」

「じゃあ、なんであんな戦い方を・・・」

「みんなで帰る為・・・・かな?」

「そう・・・なんだ・・・」

それを聞いて、内心ホッとするアスナ。

「俺はそろそろ行くよ」

「あ、待ちなさい!」

「今度はなんだ?」

「これから攻略に参加する時は、必ず指定した場所に来なさい。いつでも待ってるから」

ウィンドウを操作するアスナ。

 

Asunaがフレンド申請を出しています

 

「そうか、わかった」

Yesを押すソラ。

その後、キリトともフレンド登録を済ませ、ソラはその場を後にした。

 

 

「初めてのフレンドだな」

帰り道、フレンドの項目に追加された2人の名前を眺めるソラ。

「お前以外でも、ここで友達作れそうだよ。詩乃」

向こうに置いてきてしまった、一つ年下の少女に、そう告げた。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。