ソードアート・オンライン 紅鬼と白悪魔   作:grey

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入れたい話を詰め込んだらこうなりました。大分ゴチャゴチャしてます。

今回は番外編第3弾。いよいよ、《リズベット武具店》オープンです。自分で勝手に想像しながら書いたので、少し変な所はあるかもしれません。何かあれば、指摘してくださって構いません。


番外編3 鍛冶屋の少女、家を買う

 50層主住区アルゲードに彼の家はあった。彼と同じギルドの友達から、彼が療養中だと教えてもらった。普段は、毎日来てくれていたのに、急に来なくなって心配していたのだ。

 

「アクアー、いる?」

 

 あたしは、ドアを控えめにノックして、声をかける。すると、中から聞き慣れた声が返って来る。

 

「いるよー。今開ける」

 

 出て来たのは、普段見慣れた青系の防具も着ず、ギルドの赤白装備も身につけていない私服姿のアクアだった。

 

「えっと……どうしたんだ、リズ」

 

「アスナから、あんたが療養中だって聞いたの。最近来ないから、心配して見に来てやったのよ。感謝しなさいよ、アクア」

 

 つい、いつもの感じで言ってしまうが、すぐに後悔する。

 

 コイツは、ルックスも良く性格も良い。爽やかな雰囲気でモテる筈なのだが、彼女がいるとは聞いた事がない。その原因はすぐに分かった。

 

「ありがとリズ。ごめん、何の報告もせずに」

 

 ほら、分かったでしょ。アクアはモテるくせに、超がつくほど鈍感。アスナ曰く、何度も告白されているのだが、全て“love”と“like”の意味を履き違えられて、玉砕しているらしい。そんな彼の態度に、あたしもついついこんな感じになってしまう。

 

「せっかくだし、上がってく? 重い物とかは……まだキツいから、おもてなしは出来ないけど……。あ、でも……店もあるか」

 

「せっかくここまで来たんだし、上がってくわ。どうせ露店だから、毎日の様に開けなくても問題はないし」

 

「そういうもんか? 僕がリズを訪ねると、いつも店やってる気がするんだけど……」

 

「……偶々よ、偶々」

 

 まさか、アクアが来るから、頑張って仕事してる所を見て欲しい、なんて言えない。

 

 自分が仕事を頑張ってるのは、いつか自分の店を持ちたいとも思ってるから。そのためにお金を貯めてるだけだ。そう自分に言い聞かせた。

 

「じゃあ、どうぞ、上がってって」

 

「お、お邪魔します」

 

 そういえば……現実でも同年代の男子の部屋なんか、行った事ないかも。そう思うと、この世界の感情表現が極端なせいもあり、顔が真っ赤になる。

 

「ん? どうしたリズ、俯いて。ゴメンな、こんな雰囲気のない安っぽい家でさ」

 

「そんな事思ってないわよ。ただ、アクアのくせに、随分片付いた部屋だなぁ、って思っただけ」

 

「酷いなぁ。リズは僕の事そういう風に思ってたのか……。結構、身だしなみとか、身の回りの整理整頓とかは、しっかりやってたつもりなんだけどね。もっとやんないとダメなのかな……」

 

 思った以上に凹むアクア。少し可愛いなんて思いつつ、流石に可哀想なので、フォローを入れる。

 

「そ、そんな事ないわよ。ただのジョークよジョーク。元気のないあんたを、ちょっとからかってみただけよ。十分綺麗よ、部屋。あたしはこれぐらいが好きだわ」

 

 暗かった表情も明るくなり、あたしは少しホッとする。

 

「で、ホントに何があったのよ」

 

「この記事、見た事ある?」

 

 アクアがあたしに見せてきたのは、見出しに【2人目のユニークスキル《暗黒剣》使い現る。しかし、使い手は《純白の悪魔》ナイト】と書かれた新聞。そしてもう1つ。【攻略組トップギルド30人、《白悪魔》の闇の力によって敗北】という別の新聞。

 

「僕自身も、ナイトのスキルにやられてね。ソードスキルを強制中断されたうえに、例の《暗黒剣》。おかげで、痛みでろくに動けない。この世界に来て、久々に味わった現実の痛みに、脳がついて行けないみたい」

 

 仮想世界では、あまり痛みは再現されていない。ここでそれほどの痛覚を再現してしまうと、現実戻っても影響が残ってしまうからだ。だから、痛覚を抑えるために、フルダイブ時にはそういう痛覚再生エンジンがあるという。

 

「確か……ぱいん……はず、ろーば、とかじゃなかった?」

 

「《ペインアブソーバ》。正式名称は《ペインジェネレータ&アブソーバ》。何だよ、“パイン has 老婆”って。パインは老婆を持ってます、って事? そんな会話、地球上にも、仮想世界にも存在しないよ」

 

「うっさいわね! いいのよ、“パイン has 老婆”で!」

 

「“三単現のs”をつけたのは褒めるけどさ……」

 

 いよいよ恥ずかしくなって来た。そんな所に、アクアからの謎のフォロー。もう限界だ。

 

「あーもう! あたしが間違ってました! でも、分かりにくい名前が悪いのよ! あたしは悪くない。ちょっと英語が苦手なだけ!」

 

 そう言うと、アクアは笑い、あたしも釣られて、顔を赤くしながらも笑う。

 

「いやぁ、久々に笑ったなぁ。リズ、君やっぱ最高」

 

「それ、褒めてないわよね」

 

「バレた?」

 

 

 コンコン

 

 ドアがノックされた。誰か来たようだ。

 

「おーい、アクア。いるか?」

 

「おお、エギルか? どうした?」

 

 アクアが大声で、ドアの外の男性に答える。

 

「見舞いだよ、見舞い。開けてくれ」

 

 エギルという人らしい。低音のよく通る声だ。

 

「ちょっと僕、開けてくる」

 

「いいわよ。あたしが開けてくるわ」

 

「それぐらいは……」

 

「いいのよ。あたしが来てる時ぐらいは、思いっきりリラックスしててよ」

 

 アクアの目をじっと見つめる。

 

「…………分かったよ。じゃあ、お言葉に甘えて」

 

 返答に時間がかかったものの、あたしの粘り勝ちだ。

 

「今開けますね」

 

 ドアを開けると、明らかに日本人ではない顔とご対面。やばい……英語喋れない。早速焦るあたし。

 

「え、えっと……は、はろー」

 

「Hello。って、別に英語じゃなくていいぞ。さっきだって、普通に話してただろ」

 

 あ、忘れてた。つい焦って……。

 

「すいません。えっと、エギルさん、ですよね」

 

「ああ。それにしても……、アクアが女を連れ込むなんてな。レモンの奴にでも教えとくか」

 

 レモン。その名には聞き覚えがある《鼠のアルゴ》の助手で用心棒。それと同時自身も《狐のレモン》で名の通った情報屋であり、攻略組の大剣使い。アクアの幼馴染らしいが、会った事はない。でも、そんな事よりも、

 

「えっ……あ……ちょっ……」

 

「エギル。リズをあんまりからかうな。レモンに喋ってみろ。団長に頼んで、あんたの店を潰してやる」

 

「そ、それは困るなぁ。ていうか、お前は1層の頃から世話してやってるのに、その言い方は」

 

「だから、嫌ならリズをからかうな。まぁとはいえ、レモンはとっくに知ってるけどな」

 

「面白くねぇな」

 

 

 リビングに移動したあたしたちは席につく。エギルが持って来てくれた紅茶をアクアが淹れる(本人がやると言って聞かなかった)。その間に、あたしとエギルは自己紹介を済ませ、同じ職人商人クラス同士、仲良くなった。

 

「はいよ、紅茶な。それにしても、これ結構いい香りだな」

 

「だろ。この間仕入れたばかりなんだ。ある1人のプレイヤーが、これの栽培に成功してな。コネもあって優遇してもらってるんだ」

 

 確かに美味しい。それに、このクッキーも絶品だ。どこの店で売ってるのかしら?

 

「ねぇ、エギル。このクッキーどこで買ったの? すごく美味しいんだけど」

 

「それは、プレイヤーメイドだ。攻略組のスカーレットって奴が作ったんだ。あいつが、アクアの見舞いのために作ったんだぜ」

 

「あいつにも、お礼言っとかないとな」

 

 エギルはそろそろ店を開けないといけないらしく、帰った。再びあたしは、アクアと2人きりになった。

 

「ね、ねぇ、アクア。《オルトロス》の調子はどう? 使い辛いとかない?」

 

「あるわけないよ。リズが作ってくれた槍は最高だよ。メンテも丁寧だしね」

 

 屈折のない笑顔でそう褒めるアクア。真っ直ぐな言葉に少し恥ずかしくなる。

 

「そういえばさ、リズは自分の店とか持たないの? 露店じゃなくて、ちゃんとした場所で」

 

「んー、そうねー。店は出したいと思うけどお金がね。稼いでも、素材とか研磨材とか仕入れるので精一杯よ」

 

「金ぐらい僕が貸すよ。最悪は返さなくてもいいしさ」

 

「そ、そんなの悪いわよ。借りたらちゃんと返すわ。でも、あんたの言う通り、店は欲しいわね」

 

 すると、アクアはウィンドウを開き、誰かにメッセージを送る。途中、苦笑いをしたりもしていたが、ようやく終えて、紅茶を一口飲む。

 

 

 僅か10分後。プレイヤーはこれほどのスピードで移動出来るのか、と疑問に思うほどの速さでやって来た。

 

「やっほー、スイ。ウチに早くクッキーをくれー」

 

「うるさい。クッキーがメインじゃなくて、僕の依頼が先だ、って勝手に食うなΣ!」

 

 おそらく、彼女がレモンなのだろう。さっき、エギルに聞いた情報とほぼ一致している。

 

 少し前、軽く自己紹介を済ませた。それにしても、レモンのリズムは独特ね。

 

「えっと、依頼人はスイじゃなくて、リズベットちゃんだよね」

 

「う、うん。そうだけど……」

 

 レモンの目が真剣になる。仕事モードなのだろう。

 

「で、依頼内容は?」

 

 これには、あたしではなく、アクアが答えてくれた。

 

「リズの店を出したいんだ。職人クラス用のプレイヤーホームを紹介して欲しい」

 

「不動産屋のNPCじゃダメなの?」

 

「レモン。僕が君を、そこら辺のNPCに出来る事のためには呼び出したらしないよ。君の目で見て、リズの希望にあった場所を教えて欲しい」

 

「りょーかい。任せてよ。じゃあ、どんなのがいい?」

 

 レモンはあたしに聞いてくる。実際、あまり具体的には考えてなかった。

 

「とりあえず……機能性とか、広さとかが欲しいかな? あんまりよく考えてもいなかったし」

 

「じゃあ、僕からも1つ。予算は気にしなくていいよ」

 

「りょーかい! さて、どんなのがいいかなぁ」

 

 すごく楽しそうな様子で、アイテムストレージから取り出したメモを見続ける。おそらく、あれに情報をめもしているんだろう。

 

「よしっ! じゃあ行こっか。やっぱり設備重視で、金額を無視すると、グランザムは安定だよねー」

 

 というわけで、あたしたちはアスナやアクアのギルド本部もある、55層《グランザム》に向かった。

 

 

 しかし、

 

「どう? リズちゃん。いいなぁ、っていうのあった?」

 

「うーん、どこもピンと来ないのよね。何か、雰囲気が暗いというか、冷たいというか……」

 

「そりゃグランザムはこんな所だからねー。うーん、後は……もう少し下に、設備がいい所は何箇所はあるんだけど……、アクセスがイマイチなんだよねー」

 

 レモンが、メモを見ながら言う。注文が多くて、申し訳ない。

 

「リズがそんな顔する必要はないよ。無理なニーズにも答える。それが情報屋の真骨頂だからね」

 

「スイー、無茶言わないでよー。設備において、グランザムを上回る所は現時点ではないの。ねぇ、リズちゃん、もう少し別の求めるポイントとかないの?」

 

「……あるにはあるけど、分かり辛いと思うわよ」

 

「いいよ、それでも」

 

 ずっと、鍛治を始めた時から思ってた事がある。それは、

 

「あたしね、沢山ある職人クラスの中でも、鍛治が一番お客さん相手にしっかりやらないといけないと思うんだ。自分の武器を預けたり、自分の分身とも言える武器を買ったり作ってもらったり。言わば、鍛治って一番プレイヤーが無防備になると思うの」

 

 あたしは一度言葉を切る。

 

「だから、あたしの店は、来てくれた人が、家や宿屋と同じぐらいリラックス出来るような、そういう場所がいいな」

 

 レモンが俯いたまま、中々顔を上げない。流石に心配で声をかける。

 

「れ、レモン? 難しい要望だよね。もう1回、グランザムの所行こ。そこから決めるから」

 

 しかし、すぐに頭をバッと上げると、顔はすごい事になっていた。

 

「リズぢゃぁん! ヴヂ、ヴヂ……ヴヂは……猛烈に感動したよ……。ヴヂは……もう、リズちゃん以外の鍛治に武器渡さない!」

 

 涙と鼻水で、すごい事になっている。乙女としては恥じらうべきで、やるべきではない表情だ。幼馴染のアクアでさえ、レモンを見ていない。

 

「えっと……武器のメンテはもちろんしてあげるわよ。でも何でそこまで……」

 

「レモンは、結構涙脆いんだよ。君の話を聞いて、感動してるんだ」

 

「そんなに感動した? あたしの話なんて、ただのバカ真面目なだけじゃ……」

 

 レモンが袖で涙や鼻水を拭い、鼻水を乙女とは思えない音を立てながらすする。

 

「そんなわけないよ! ウチはリズちゃんの考えに感動したよ。それに、リズちゃんはそのバカ真面目な考えを実践してる。だから、ウチのとっておきを教えてあげる!」

 

 そう言われて転移したのはリンダース。あたしがイメージしていた雰囲気とはマッチしているが、あまりいい物件が少ないイメージもある。

 

「ここだよ!」

 

 あたしはレモンに言われた家を見る。そこそこの大きさもあり、横に水車もついている。転移門も近く、アクセスもいい。

 

「わぁ……すごい……。あたし……ここがいい」

 

「でしょ! さっきよりお値段張るけど、リズちゃんのイメージとベストマッチ! どう? 気に入った?」

 

「もちろんよ! 何で先にここを教えてくれなかったの? アクアー、あたし、ここにする!」

 

 後ろからついて来ていたアクアに大声で言う。

 

「いいと思うよ。お金、僕はどれくらい払えばいい?」

 

「えっと……」

 

 値段を見たあたしは愕然とする。あたしが見慣れた桁よりも明らかに多い。多分、アクアもそんなに沢山は持ってないだろう。

 

「えっと……その……」

 

「んー? どれどれ? おぉ……いいお値段。僕とリズの金を足せばいけるけど、そうすると手元には小学生のお小遣い程も残らないね」

 

 何か、すごくショック。

 

「あれ、アクアさん? 体、もう大丈夫なんですか?」

 

 声をかけて来た全体的に赤い少年。腰には刀を装備し、それはランクの高いものだと分かる。

 

「おお、レット。いや、もう少し、前線に戻るには時間がかかるかもな。それと、クッキー美味かったぜ」

 

 どうやら、あのクッキーを作ったのはこのレットという少年らしい。

 

「ありがとうございます。また、その内作りますよ。それと、こんな所でどうしたんですか?」

 

「ん? レモンに案内してもらってさ、リズ、キャラネームはリズベットって言うんだけどさ。彼女の武具店にピッタリな家を探してたんだ」

 

 レットという少年はあたしの方を向き、ニコリと笑う。中々かわいい。

 

「どうも、初めまして。俺はスカーレットです。レットって呼んでください、リズベットさん」

 

「リズでいいわよ。よろしく、レット」

 

「よろしくお願いします、リズさん」

 

 とても礼儀正しい良い子だ。

 

「要するに、この家を買いたいけど、お金が足りないって事ですか?」

 

「そうなのよ。あたしも、結構稼いでるつもりなんだけどね。ねぇ、レモン。ちょっとでいいからお金貸してくれない? ちゃんと返すから」

 

 レモンとは会って1日だが、もう既にこれぐらいの仲になったと言っていいだろう。とはいえ、かなりダメ元だが。

 

「無理。ウチ今、宿屋に泊まるお金もない。アルゲードで食べ歩きし過ぎた」

 

「バカかよ」「バカですね」

 

「うっさい!」

 

 断られた理由が割とマジなやつだった。いよいよ打つ手なしか……。

 

「俺が貸しましょうか、お金」

 

「え?」

 

「だから、俺が貸しましょうか?」

 

「いいの!」

 

「はい。料理は自分で出来ますし、防具もこの間レアなドロップ品手に入れて、新調したばかりなのでお金の使い道がないんですよ。使わないなら、有効に活用出来る人が使うべきです」

 

 何て出来た子なんだろう。多分、あたしよりも年下だ。周りにお金を貸してくれたと頼んだあたしが恥ずかしい。

 

「ありがとね、レット。ちゃんと返すから」

 

「そんなに焦らなくてもいいですよ。それに、俺はこの街にホームがあるんで、いい腕の鍛冶屋がいるのは都合もいいんですよ」

 

 

 心優しいレットのおかげで、あたしは念願のプレイヤーホームを購入する事が出来た。アクアとレットに借金をしてしまったものの、必ずお金は返す。そう意気込んだ日から1週間後。

 

「えっと……もうこんなに人がいる……」

 

 オープン初日の朝、店を開けようと売り場に出ると、ドアの外には沢山のプレイヤー。

 

「大丈夫ですよ、リズさん。リズさんの腕は、一流です。自信持ってください!」

 

 励ましてくれるのはレット。真っ直ぐな言葉が、こんな時は余計に緊張する。

 

「リラックス、リラックス。この店は、リズちゃんの想いが形になった店だよ。堂々と、想いをぶつけてね!」

 

 椅子に座り、ニコニコしながらあたしを見るレモン。宣伝を派手にやった張本人が何を言う。

 

「自信持ちなよリズ。君の武器への想いの強さ。そしてそれが形になった武器。それの素晴らしさは僕が1番分かってる。リズなら出来るよ」

 

「う、うん」

 

 両手で頬を叩き、気合を入れ直す。

 

「よしっ!」

 

 あたしはドアを勢い良く開ける。未だに苦手な接客業。特に苦手な笑顔を無理やり作り、後ろを向いて、みんなに変じゃないか確かめる。3人とも、頷いて、親指を立ててくれた。そして、店の外で待ってくれていた、お客さんに向かってこう叫んだ。

 

「《リズベット武具店》へようこそ!」




【DATA】

・no data


次回もお楽しみに!

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