書くことがないのはなぜでしょう…w
本編いきましょうw
「グォォォォォォ……」
哀れ。フォルネウスは人修羅とその仲間の糧となったのだ。
「見事な戦いぶりであった、元は人間というのが少し怪しいとさえ思えるようなそんな戦いであったよ」
「……誰だ?あんた」
裸の男、しかし普通ではない黒と青の線が身体中に伸びておりまさに血管のようになっていて少々気持ち悪い(本人には言ってはいけないような気がした)そしてうっすらと悪魔の力をこの男から感じ取れる。
「俺はクロだ、あんたは人修羅……いや、神崎紀伊と呼んだほうが良いのかな?」
人修羅は少しだけ驚いた顔をしたがすぐさま元の鋭い視線に戻すどうやら、俺のことを観察しているようだ。
「……現実であったことあるのか?俺とお前は……」
「さぁな。それよりお前は悪魔を仲間に出来るのか…ならメンツをもっと考えた方がいい」
すると今まで人修羅の後ろに隠れてぱたぱた飛んでいたピクシーがクロと人修羅の前に飛んできた。
「なにそれ!まるで私たちが弱いみたいな言い方じゃない!」
「安心しろ。お前はそのうち凄まじい力を手に入れる、それはそこの男次第だがな」」
俺はもう一度人修羅に視線を戻す、どうやら考えがまとまったのか戦闘の構えをしている。
「お前が誰なのかは知らない、でもな仲間をバカにするやつは許さない…!!シキガミあいつを縛り上げろ!」
その命令と共に紙の悪魔、シキガミがクロに巻き付く、その力は紙ではあり得ないものであり普通の人であればこの時点で死亡が確定しているだろう、しかし、クロは人ではないましてやこの力より弾丸四発のほうが強い。
「はぁぁぁぁ!!!!」
人修羅がチャンスとばかりに殴りかかってくる、一発二発と何発もの拳を叩きつけてくるがやはりその力は弱い、うむ、この力だとジャックフロスト二体分ぐらいか戦略としても悪くはない、いやまぁこの辺だと戦略はバランスかごり押しか回復重視だけだな。
「おら。どうした集中攻撃していてその程度か?」
俺の挑発に人修羅は乗っかり、少々顔をしかめながら仲間に命令を出す、するとシキガミが俺を縛り付けたまま飛び上がり壁に勢いよく叩きつけて離した、そこにピクシーのジオ、コダマのザンが俺を襲うが対して痛くない、そこに今度は悪魔の力が少しだけ高まった人修羅が突撃を繰り出し、俺の腹に肘を叩き込む、流石に痛い。
「むぎゅ…流石に肘で腹打ちは痛いぞ…加減ぐらいしてくれ」
そう言いつつ人修羅の腕を掴むとそのまま本気の力の三分の一ぐらいの力で地面に叩き付ける、「ぐはぁっ!」と唸り声が聞こえたが気にせずピクシーにジオ(威力は桁違い)を打ち込みすぐにコダマにはアギを打ち込む、もちろん避けられるわけもなく二体はマガツヒとなって消え去った、シキガミがこちらに飛んでくるのが見えたのでとりあえずホルスターから銃を引き抜き魔力を込めて一発放つ、うん。消えるよね本気で打ったもんオセですら一発だもんねシキガミなんて耐えられるわけないよね。
「さて、終わっちまったぞ人修羅君」
「うっぐぁっ……くっそ、いってぇ」
ノロノロと立ち上がる人修羅に俺は一発背中に紅葉をやってやった、俺偉い。
「あぁぁ!!じみにいてぇ!てかなんで殴るんだよ!普通今の状態だったら立つまで待ってくれるだろ!」
「私にはわからない、戦隊ものの悪役はなぜ変身が終わるまで待つのだろうあれが一番チャンスだろうと…」
「メタイよ!?ねぇ!物凄くメタイよ!?変身中にやられて負けたら物語り進まないからね!?」
「いいんじゃ、ないかな」
「いや、良くねぇから!なにがいいんだよ!」
「逆に考えるんだ、負けちゃってもいいさと」
「ダメだからァ!なにを考えて良いとか言ってるのかわからないけどダメだから!」
などと他愛のない話をしているとこの世界がおかしくなる前、友達との会話をしているような気持ちになれる。
「…そんで、なんでお前は俺を知ってるんだ?」
さっきとはうって変わって極めてまともな声音で話しかける、するとクロはその場で一回転をしお辞儀などをしてみせた。
「それはあなたが強くなられてからのお楽しみと言うことで、では」
そういうと、クロはまるで煙のようにかききえていった。
「…誰だったんだ、あいつ」
疑問が残るものの、まずは仲間の回復が必要だと考え回復に向かうキイなのであった。
読んでいただきありがとうこざいました!
自分の名前のキャラを出すと恥ずかしいですね。。。でもキャラの名前が思い付かないんですぅぅぅ!!!w
次回でお会いしましょう!w