なお、今回は後編となっています。
「ここから反撃だ!星空のターン」
瞬 手札4 リザーブ3→7
厄介なスピリット《ゴッド・ゼクス》が消えた今、注意すべきは《U・ラグナ・ロック》だ。
「《創星龍トレミー》をLV5《サジット・アポロドラゴン》をLV2にアップ!」
創星龍トレミー(1→5)LV5 BP20000
サジット・アポロドラゴン(1→3)LV2 BP10000
「行くぜ!バーストセット!
《創星龍トレミー》でアタック!《Uトリガー》ロックオン!」
紫のデッキからカードが1枚トラッシュに置かれる。
「コスト2《イチバンスピアー》よ」
「ヒット!相手のネクサス全てを破壊し、2枚ドローする!」
《トレミー》が紫のネクサスに炎を吐くと、紫のフィールドのネクサス全ては破壊された。
「そのアタック、ライフで受けるわ」
紫 ライフ4→3 リザーブ【4】
「そして《サジット・アポロドラゴン》で《セフィロ・アリエス》に指定アタック!」
《サジット・アポロドラゴン》が《ラルバ》を破壊した時のように炎の弓矢で《セフィロ・アリエス》を貫いた。
サジット・アポロドラゴン(3)LV2 BP10000
vs
セフィロ・アリエス(1)LV1 BP7000 破壊
「ターンエンドだ。」
瞬
手札5 リザーブ1 トラッシュ0 ライフ3 バースト
エリダヌス・ドラゴン【1】LV1 BP3000
ワイバーン・ベラ(1)LV1 BP2000
サジット・アポロドラゴン(3)LV2 疲労
創星龍トレミー(5)LV5 疲労
「隙間のターン」
紫 手札3 リザーブ【5】→【11】
さっきのターンで紫のフィールドをほとんど焼き付くしたが、《ゴッド・ゼクス》のデッキは切り札級のカードが沢山ある。
油断させずに行こう
「マジック《ネオ・ダブルドロー》を使用するわ。《アルティメット》がいるので3枚ドロー」
ネオ・ダブルドロー コスト4→3
「さらに
《天魔王ゴッド・ゼクス -零ノ型-》を召喚。召喚時効果で1枚ドロー。」
フィールドに1回り小さくなった紫色の《ゴッド・ゼクス》が現れた。
天魔王ゴッド・ゼクス -零ノ型-(1)LV1 BP3000 コスト4→2
「ここで【六天連鎖】発揮するわ。
シンボルが2色以上あるので《サジット・アポロドラゴン》を破壊するわ。」
《ゴッド・ゼクス零》が紫の衝撃波を飛ばして《サジット・アポロドラゴン》を破壊した。
サジット・アポロドラゴン(3)LV2 破壊
「そして《ネガ・テュポーン》をLV3にアップするわ。」
ネガ・テュポーン(2→4)LV3 BP7000
「アタックステップよ。
《U・ラグナ・ロック》でアタック。《Uトリガー》ロックオン!」
《U・ラグナ・ロック》が暴風を起こし、俺のデッキトップのカードを弾いた
「…コスト4《双翼乱舞》」
「ヒット。《エリダヌス・ドラゴン》をデッキに戻して、このカードはブロックされなー」
俺は、さっきのターン引いた『対アルティメット』の為のカードを、ここで使った。
「いや、そうはさせない!
【トリガーカウンター】《キャノンボール》!」
《キャノンボール》の効果で、俺の手から大量の火の玉が出現し、それは《U・ラグナ・ロック》に飛んで行き、《U・ラグナ・ロック》を破壊した。
キャノンボール コスト4→3
U・ラグナ・ロック(4)LV4 破壊
「へえ~なら、《ネガ・テュポーン》でアタックするわ」
「《ワイバーン・ベラ》ブロックだ!」
《ネガ・テュポーン》が《ワイバーン・ベラ》のブロックを首で弾いて破壊した。
ネガ・テュポーン(4)LV3 BP7000
vs
ワイバーン・ベラ(1)LV1 BP2000 破壊
「(充分かしら?)ターンエンド」
紫
手札5 リザーブ【3】 トラッシュ5 ライフ3
イチバンスピアー(2)LV2 BP4000
天魔王ゴッド・ゼクス -零ノ型-(1)LV1 BP3000
ネガ・テュポーン(4)LV3 疲労
「良し!星空のターン!」
瞬 手札5 リザーブ6
《ゴッド・ゼクス》と《U・ラグナ・ロック》と言う切り札級のカードを2枚も破壊できた。
しかし、紫はまだ何かを出してきそうだ…。だったら、ここはライフを回復する!
「《エリダヌス・ドラゴン》をLV2にアップ!そして疲労させる。」
エリダヌス・ドラゴン【1→3】LV2 疲労
「出でよ!乙女座の十二宮Xレア!《戦神乙女ヴィエルジェ》!LV2で召喚!」
フィールドに乙女座が現れ、そこから綺麗な美少女がフィールドに降り立った。
戦神乙女ヴィエルジェ(2)LV2 BP6000 コスト6→3
エリダヌス・ドラゴン【3→1】LV1 疲労
「召喚時効果でライフを1つ回復!」
《ヴィエルジェ》が自分の手から光を1つ俺のライフに加えた。
瞬 ライフ3→4
「アタックステップ!《創星龍トレミー》でアタック!《Uトリガー》ロックオン!」
ここらで、さらに手札を増やす為に《トレミー》がアタックし、紫のデッキトップのカードをトラッシュに置いた。
「コスト5 《凍てつくつららの逆塔》よ。
でも、こちらも【トリガーカウンター】《キャノンボール》よ。」
紫が放った《キャノンボール》は《トレミー》に当たり、《トレミー》は苦しそうに破壊された。
キャノンボール コスト4→【3】
創星龍トレミー(5)LV5 破壊
「くっ…ターンエンドだ。」
瞬 手札4 リザーブ6 トラッシュ3 ライフ4 バースト
エリダヌス・ドラゴン【1】LV1 疲労
戦神乙女ヴィエルジェ(2)LV2 BP6000
「そろそろ決めに掛かるわ。」
紫 手札5 リザーブ【9】
「《水晶龍アメジスト・ドラゴン》を召喚するわ」
フィールドに薄紫色の綺麗なドラゴンが現れた。
水晶龍アメジスト・ドラゴン【3】LV2 BP8000 コスト6→4
「召喚時効果で手札の《龍魔神》をノーコストで召喚。そしてデッキから2枚ドローするわ」
《アメジスト・ドラゴン》が咆哮し、それに共鳴したのか、紫の手札から《龍魔神》がフィールドに現れた。
龍魔神 コスト5→0 BP4000
「《龍魔神》、《天魔王ゴッド・ゼクス零》と《ネガ・テュポーン》と合体。」
《龍魔神》が手から2本の紫の線を出し、《ゴッド・ゼクス零》と《ネガ・テュポーン》に繋いだ。
しかも、《ヴィエルジェ》の効果を受けないコストにしやがった。
ネガ・テュポーン(4)LV3 BP7000+(左)4000=11000 白+紫
天魔王ゴッド・ゼクス零(1)LV1 BP3000+(右)4000=7000 紫+紫
「来るならこい!」
「バーストセット。《ネガ・テュポーン》でアタック。
《龍魔神》の追撃で《ヴィエルジェ》を疲労させて1枚ドローするわ」
《龍魔神》が手から紫の球を《ヴィエルジェ》を疲労させた。
戦神乙女ヴィエルジェ(2)LV2 疲労
「そしてフラッシュ《ドリームネビュラ》を使用。《ヴィエルジェ》を手札に戻して、【紫連鎖】で《エリダヌス・ドラゴン》のコアを1つ除去して1枚ドローするわ。」
ドリームネビュラ コスト4→2
エリダヌス・ドラゴン【1→0】消滅
「くそっ!ライフだ!」
瞬 ライフ4→2 リザーブ【9→11】
《ネガ・テュポーン》のダブルシンボルは痛く、俺は1歩後ろに下がった。
「ライフ減少でバースト発動!《絶甲氷盾》!ライフを1つ回復し、コストを支払ってアタックステップを終了させる!」
絶甲氷盾 コスト4
瞬 ライフ2→3 リザーブ【7】
「ふぅん…ターンエンドよ」
紫 手札5 リザーブ0 トラッシュ6 ライフ3 バースト
イチバンスピアー(2)LV2 BP4000
天魔王ゴッド・ゼクス -零ノ型-(1)LV1 BP7000
ネガ・テュポーン(4)LV3 疲労
水晶龍アメジスト・ドラゴン【3】LV2 BP8000
「(このターンで決めないと!)」
瞬 手札5 リザーブ【7→15】
ドローカード→《明の明星》
「(ここで来るか…)」
今、俺のライフは3。
ここで《明の明星》を使えばライフが1になり、次のターンにピンチになる。
だが、使わないければ次のターンで負ける。
「(使うしかないか…)メインステップ。
マジック《明の明星》!」
明の明星 コスト5 マジック 軽減 赤+赤+究極
フラッシュ:発動時、自分のライフを1にするようにリザーブにコアを置く。その後、手札・トラッシュにあるスピリット・ブレイヴ・アルティメットカード1枚をコストと召喚条件を無視して召喚できる。
この時、【自分のライフ減少時】のバーストは発動できない。
「《明の明星》の効果で俺は自分のライフを1にする。」
瞬 ライフ3→1 リザーブ【10→12】
「そして、手札からスピリットまたは、アルティメット1体をコストを支払わずに召喚する!」
「へぇ…賭けに出るのかしら?」
「当たり前だ!
空に輝く12の星よ!今こそ力を束ね、俺を勝利に導け!
《究極星アルティメット・ゾディアック》召喚!!」
カードから光が放たれ、光は天に12個の星座の輪を描いた。その輪から巨大なアルティメットが姿を現した。
究極星アルティメット・ゾディアック【5】LV5 BP33000 コスト0
「これが貴方の切り札ってわけね」
「さらに《光導星剣ゾディアックソード》を召喚!召喚時効果で《龍魔神》を破壊する!」
《U・ゾディアック》が現れた光の輪から、虹色に輝く剣が降りてきて、フィールドに突き刺さる。
そして、《ゾディアックソード》は、自身から虹色の光を出し、《龍魔神》を破壊した。
光導星剣ゾディアックソード(1)LV1 BP3000 コスト3→2
「行くぞ!
《ゾディアックソード》を《U・ゾディアック》に合体!」
《U・ゾディアック》が《ゾディアックソード》を両手で持って構える。
これでコストが3増えてコスト12だ!
U・ゾディアック【5】LV5 BP33000+5000=38000
「バーストセット!《U・ゾディアック》でアタック!
《ゾディアックソード》の効果で相手のバーストを破棄!ついでにコアを2つ追加する!」
《U・ゾディアック》が紫のフィールドにあるバーストを《ゾディアックソード》で切り裂いた。
紫 バースト→絶甲氷盾 破棄
U・ゾディアック【5→7】LV5 BP38000
「そして…《Uトリガー》ロックオン!」
「ふぅん…コスト2 《ヤミヤンマ》よ」
「ヒット!デッキから12枚オープンだ!」
オープンカード
↓
①金牛龍神ドラゴニック・タウラス
②魔導双神ジェミナイズ
③バーニングサン
④ピクシス・リザード
⑤双翼乱舞
⑥天蠍神騎スコル・スピア
⑦究極星アルティメット・ゾディアック
⑧ピクシス・リザード
⑨光り輝く大銀河
⑩魔羯邪神シュタイン・ボルグ
⑪光導星剣ゾディアックソード
⑫絶甲氷盾
「その中の《金牛龍神ドラゴニック・タウラス》《魔導双神ジェミナイズ》《魔羯邪神シュタイン・ボルグ》《天蠍神騎スコル・スピア》をコストを支払わずに召喚!
そしてLVは最高LVとなり、BPは+5000させる!」
フィールドに《牡牛座》《山羊座》《双子座》《蠍座》の星座が現れ、そこからそれぞれの十二宮Xレアが現れた。
金牛龍神ドラゴニック・タウラス(1)LV3 BP10000+5000=15000
魔導双神ジェミナイズ(1)LV3 BP8000+5000=13000
魔羯邪神シュタイン・ボルグ(1)LV3
BP11000+5000=16000
天蠍神騎スコル・スピア(1)LV3 BP11000+5000=16000
U・ゾディアック【7→3】LV4 BP26000+5000=31000
「これじゃあ不味いわね……マジック《白晶防壁》を使うわ
《金牛龍神ドラゴニック・タウラス》を手札に戻すわ。コストに【ソウルコア】を使用したので、このターン、私のライフは1しか減らない」
「何っ!?」
紫のマジックにより、《ドラゴニック・タウラス》が手札に戻され、紫のライフが氷によって守られた。
白晶防壁 コスト4→【2】
アメジスト・ドラゴン【3】→(1)LV1 BP5000+4000=9000
「《ゾディアック》のアタックはライフで受けるわ」
紫 ライフ3→2 リザーブ1
「そんなっ…!……ターンエンドだ」
瞬 手札2 リザーブ1 トラッシュ7 ライフ1
魔導双神ジェミナイズ(1)LV3 BP13000
魔羯邪神シュタイン・ボルグ(1)LV3 BP16000
天蠍神騎スコル・スピア(1)LV3 BP16000
U・ゾディアック【7→3】LV4 疲労
「まさか、ここまでやるとは思わなかったわ。でも、ここまでね」
紫 手札5 リザーブ1→【10】
紫はメインステップに入り、《プリズモルフォ》を召喚した。
プリズモルフォ(1)LV1 BP1000 コスト3→0
「じゃあ、私も真の切り札を出させてもらうわ。
マジック《天魔王降臨》を使用。
トラッシュの《イチバンスピアー》を回収。」
天魔王降臨 コスト5→1
「さらにトラッシュに《ゴッド・ゼクス》がいるとき、
手札から、《天魔王ゴッド・ゼクス -破ノ型- 》をコストを支払わずに召喚!!」
マジック発動と共に、フィールド全体が揺れ、フィールドが朱に染まった。
そして、朱に染まったフィールドから、巨大なスピリットが大きな振動と共に現れた。
天魔王ゴッド・ゼクス -破ノ型- 【5】LV3 BP20000
「《ゴッド・ゼクス-破ノ型-》…だと……」
「追い討ちね。手札から《妖刀ムラサメ》を《破ノ型》に直接合体。」
紫が手札から、紫の鬼畜ブレイヴカードを《ゴッド・ゼクス-破ノ型-》に投げて、直接合体させた。
妖刀ムラサメ LV1 BP+5000 コスト5→3
天魔王ゴッド・ゼクス -破ノ型- 【5】LV3 BP20000+5000=25000
「アタックステップ。
《破ノ型》でアタック!《ムラサメ》の効果で《ジェミナイズ》のコアを1つ《スコル・スピア》に移動させて1枚ドローさせてもらうわ。」
《破ノ型》に合体している《ムラサメ》が、《ジェミナイズ》の命を吸い込み、その命を《スコル・スピア》に与えた。
魔導双神ジェミナイズ(1→0)消滅
天蠍神騎スコル・スピア(1→2)LV3
「そして【六天連鎖】発揮!!
自分のシンボルが4色以上あるので、自分のシンボルと同じ色のスピリット/アルティメットを破壊する!」
《破ノ型》の周りに【赤・白・青・紫】のシンボルが現れ、それぞれの色の俺のスピリット/アルティメットに向けて虹色の光線を発射し、破壊した。
紫
フィールドのシンボル
↓
①赤
②白
③紫
④青《プリズモルフォ》
魔羯邪神シュタイン・ボルグ(1)LV3 破壊
天蠍神騎スコル・スピア(2)LV3 破壊
U・ゾディアック【3】LV4 破壊
「そんな…俺の十二宮が…」
「礼を言うわ。久しぶりに楽しませてくれたからね。」
「……ライフで受ける」
瞬 ライフ1→0
《破ノ型》のトリプルシンボルを体に受けた俺の体はバトルフィールドから追い出された。
☆★☆★☆★
「…負けちまったか」
俺はバトルに負けて博麗神社の鳥居の近くに倒れていた。
「惜しかったな瞬。に、しても隙間の本気を久しぶりに見たぜ」
「そうね。紫は大抵力は出さないから、それほど瞬が強かって言うわけね」
俺は無言でデッキを取りだし、カードを眺めながら、さっきのバトルを思い出していた。
「…霊夢、紫は?」
「紫なら、もうどこかに行ったわ。多分、瞬を幻想郷に送りこんだ奴を探しに行ったんだわ」
「そうか…。」
さっきのバトル…紫はまだ本気を出していないかもしれない。紫はまだ《ゴッド・ゼクス》の最終形態を出していない。
それを追及したかったが、次にバトルした時に確認させてもらおう。
「良し!デッキ編集でも始めるか!」
この敗北を胸に俺は、いつか紫に勝つ事を誓った。
☆★☆★
その頃、妖怪の山付近では隙間が出現し、隙間から新たな人間が幻想郷に現れた。
「うああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
その人間は、自分が何故、ここにいるのか考える暇もなく空から妖怪の山の麓に落ちて行った。
この人間、星野 駿太(ほしの しゅんた)の出現によって幻想郷は、ほんの少しずつ混沌と化して行く。
今回、紫が使用したデッキは友達のデッキを参考にさせてもらいました。
次は可能なら《リボル・ティーガ》にしたいと思います。