かれこれ十年間迷子になって話が進まなかったPS版TODをプレイして居たら更新忘れてました(白目
いや、ホント最近攻略サイト漁りまくって漸く自分が居場所勘違いしてる事に気がついたらプレイが止まらなくって……。
それに他にも色々新作のネタが沸きすぎて辛い。
例:ISハードモード。
ワンサマー含めて原作組の才能を純粋に超強化した世界にオリ主ぶっ込み夢見たオリ主ライフの幻想ぶっ壊し物。
零落白夜発動→雪片投擲して意識逸らし→意識が逸れた瞬間をイグニッションブーストで間合い詰めて地面に叩きつけて雪片キャッチ→零落白夜でバッサリとか色々出てくる。
例2:IS×フリーゲームmugen
mugenの台パン勢がインストールされたIS、ペットショップがインストールされて糞鳥呼ばわりされるセシリアとか、マスター守谷をインストールして『どうやら聴きたいらしいな』とか言って幕末ラップ開始する一夏とか、シンをインストールして開幕サラダバーする豆腐メンタルラウラとか色々。
誰か代筆してくんねーかな、割と真面目に(震え声
七十五日目 夢
気が付いたら俺は真っ暗闇の中に一人で立って居た。
それが夢だと言う事は何と無く察しがついたのでぼーっとして居たんだけど、気が付いたら目の前に雀卓が現れた。
……子供の頃の俺と一緒に。
『へっ? なーんでこんなところに俺が居るのかなぁ……もしかしてまた先生の仕業? 前科アリだからなぁあの人……』と言って呑気に頭を掻く子供の頃の俺、ナチュラルに卓に座った事から俺自身である事が分かる。
過去の俺にあって今の俺には無い情熱、それを見つけるのにこれ以上にないくらいの打ってつけの相手だと思い、俺は彼の前に座る。
『俺ぇぇえ!? 何で俺が対面に座ってんのさ!! ハッ!? コレは夢だな!?』と過去の俺は驚いて居たが、過去の自分だろうが未来の自分だろうが対局者である以上席に座ったらやる事は一つしか無いだろうに。
俺が着席した後、上家下家に黒いシルエットの人影が座り、サイコロが回る。
カラカラと音が鳴り始めると、対面の俺は雰囲気が切り替わり辛気臭い顔をしながら賽の目を睨み付け始めた。
回るサイへ向けられた熱い視線、それを見てふと出目次第で自分の立ち回りを考え、先生たちをがむしゃらに追って居た頃をふと思い出した。
あの頃は勝てば喜び、負ければ憤り、感情の波のまま打っていた、今ではその感情の揺れが相手に思考を読まれる弱点だと考えて居る為ナンセンスだが。
出目が決まり起家が過去の俺に決まった、ドラは発。
配牌を取り終えた所で過去の俺が口を開く、『何があって、そうなったのかは分からないけど……アンタには一ミリも負ける気がしないね』と。
『アンタには凄味が無い、先生達の様な魔性が無い、あの人達の冷たい部分しか目指して居ない、だからアンタには一回の哭きで十分さ』
そう言って過去の俺は発を暗槓、新ドラは発になりその嶺上牌に手を掛ける。
『アンタ……背中が煤けてるぜ?』
過去の俺はツモった嶺上牌を強打し嶺上開花を自摸、晒された手牌は緑一色四暗刻八索単騎待ち、交通事故と呼んでも構わないレベルの一撃に思わず放心してしまう。
悔しさと情けなさが再び噴き出しそうになったが、それよりも早く目の前の俺は言った。
『今のアンタじゃ100回やっても連敗しかしねーよ、俺が負ける想像つかねーもん』と。
『別に俺が異様に強いとか、アンタが弱体化してるとかじゃ無いんだよ、ただアンタには作業的な思いしか無い』
『今一時の感情は有っても熱が無い、だから俺がやった様に欲しい牌を引き寄せる様な真似が出来ない、牌が見えてるだけさ』
『そんな将来、俺はゴメンだね、淡々とした味気ない勝利よりも熱く煮えたぎった様な勝ち方をしてーんだよ』
そう言って、背もたれにもたれかかった俺にそれがどんな夢物語を語っているのか教えてやりたかったが、其処で目が覚めてしまった。
結局、俺に残ったのは吐き出す事も出来ずにこびり付く様に残った敗北感だけだった。
過去の自分が持って居たのは勝ち方への情熱、勝利の美学と言っても良いのかな? イカサマしてでも勝つと言う執念が生み出した美学です。
昔の方が強かった訳では無いですし、強くなり過ぎた結果作業化してしまってるので現代の京太郎に罪がある訳では無いのですが、割とジレンマ。
負けない強さを求めて居たら勝ちを楽しめなくなり、勝ち方に美学を追求した場合凡ミスで足を掬われる(宮永さんみたいな人に)
上手く折り合いを付けるしかないけれど、それがまた難しい訳ですね。