戦姫絶唱シンフォギア ~Gungnir Girl's Origin~   作:Myurefial0913

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EPISODE6 深まる謎

 

 

 

 

 

 ノイズとの戦闘後、私はまた歩き続けて情報収集をしていた。

 幸い近くに市街地があったので、人に聞くまでもなくその地名が判明した、あそこはどうやら長野県だったらしい。そして私が目が覚めたあの山は結構有名なところだったみたい、地名にもなってるくらいで看板もたくさんあった。

 

 長野県皆神山。

 

 その近くには諏訪湖などもあるらしいが、たとえ全国的に有名だとしても私にとってはとてもじゃないが馴染みのない場所で、土地勘もあったもんじゃない。

 早く東京に戻りたい。何も分からないこの状況では手も足も出ないので少しでも私の知っているところへ。大抵の場合旧二課やS.O.N.G.は東京の辺りを拠点にしている事も含めて東京を目指したい。

 

 ここで別の問題が浮かび上がってくる。

 

 私は今、お金を持ってない。

 

 携帯電話の電子マネーで財布代わりにもしていたから現金を持っていない、しかも戦争なんていう非常時に財布なんて持ち歩かないし持ち歩けない、つまり一文無し。

 連絡手段の通信機はもとより、見つけたはずの携帯電話もさっきの一騒動でどっか行っちゃったのかも……、本格的にマズイことになってしまった。

 

 移動の為の料金も払えなければ、食事の為にご飯を買うこともできない。

 

 これは詰んじゃった……?

 

 

 ……いや、こっちからコンタクトが取れないならば向こうから接触を図ってもらう方がいいかも?

 

 

 聖遺物のエネルギー反応やノイズの出現に対して迅速に対応するための設備や機能は十分で、それらが現れた場合はきっと向こうから何かしらのアクションを起こしてくれるかもしれない、そう思い立った私はシンフォギアの使用状態のままでアピールをしつつ移動することにした。生身の状態よりも身体能力が上がっていることは分かり切っていることだし、速度も出せるし多少の無茶もどうにかできるからより東京に着くのが早まると思う。

  

 

 という訳で私は東京にいます、多分。

 

 

 確か日本地図の真ん中辺りで東側に東京があったと。んで、東っていうのは太陽が昇ってくる方角だから……。

 といった具合に東の方へと飛んできた。

 

 跳んだ、じゃなくて飛んだなのは、飛行機能を扱えることを偶然移動中に知ったから。

 過去何度かXDモードを展開してシンフォギアの限定解除を繰り返した結果、通常時でさえも飛べるようになったのか、はたまた今現在も解かれる事のないイグナイトモジュールの影響なのかは分からないけれど、ただのバーニアの使い過ぎって訳でもなく、XDモード時のように光翼を開くことなくそのままの状態で浮くことが出来た。ただでさえ頭が混乱しているところにさらに訳の分からないことが増えてパンク寸前。何で浮くことが出来るの?どうやって浮いて飛んでいるの?なんてことは私には分からない。

 

 そう言えばあれからイグナイトモジュールの状態はずっと続いていて、制限時間はとっくに過ぎていると思ったのに、セーフティーが働いた様子もなければ暴走した時みたいに、破壊衝動に駆られることもなかった。そして元に戻ることもなかった。

 何で飛べたのかは謎だけど、使えるならばいいと割り切った。何で?なんて問いにはまた後回しにしよう、今はそれどころではないから。

 

 長野県を飛び立ったときはもう夕暮れで、途中途中で休憩を入れつつ夜の間も飛続け、完全に暗くなる前に偶然見つけた綺麗な清流で喉を潤し再出発し、偶に場所が分からなくなって迷いながらもちょくちょく南に東に修正してついに都市部へと辿り着いた。

 夜景を高い所から楽しむ余裕が私に残っているわけもなく東京っぽい都市に着いたのはまだまだ闇の深い深夜で、正直もう限界。

 思えば休憩を挟んだとはいえ、無理をしてシンフォギアを長く使っていれば身体に負担が強くかかるのは当然のことで、それに加えてろくに食事も取っていなければこうなることは予想できることだったのに。

 

 ふっ、と急に私の体から力が抜けてしまい飛行状態を維持できなくなる。

 そして私の意識は段々と遠ざかり、目の前の景色はぼんやりとしていく。

 意識の無くなる最後の瞬間に見えたのは、夜空の星々が下に向かって落ちて行く様子と、重力に逆らって逆さにそびえ立つ家や建物の景色だった。

 

 

 そこで私の記憶は途切れて無くなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……うっ、……んん……ぁ……」

 

 

 ぼやぼやしてはいるけれど徐々に意識が浮かび上がってくる感覚が分かる。

 うっすらと目を開ける。

 

 酷く怠い。

 何時の間にか寝てしまっていた私は、覚醒して一番にそう思った。

 

 

「おや、目が覚めたかい?あんまり無理しないようにね」

 

 

 右隣りから女性の声が聞こえ、顔ごと視線をそちらに向けた。

 

 

「うっ!!!」  

 

 

 すると、全身にギリギリッとかビリビリッとかは分からないけど、激痛が走った。あまりの痛さに思わず目を見開く。

 生憎と身体は動いてはくれず、頭が凄く重くてとても動かすことができなかった。こりゃ相当重症かも。

 

 「あんまり無理はしちゃだめだって言ったばっかりなのにね」  

 

 相当心配かけてしまったみたいで、表情は少し曇ってしまっているように、しかし苦笑しているようにもみえる。

  

 漸く目のピントがあってきたので、改めて女性の方を視線だけで見る。

 

 

 「……えっと、ここ、は?」

 

 「ここかい?そりゃあたしの家の中だよ。良かったわ、目が覚めて。今日も起きなかったらどうしようかしらと思ってたからね」

 

    

 その声の主には聞き覚えがあった。聞きなれた声、懐かしく優しい声の持ち主。

 もしかして……―――

 

 

 「……あれっ?ふらわーの、おばちゃん……?」

 

 

 そう、寝ている自分の横に座っている優しそうな女性は、私がリディアン時代からお世話となっており、常連となっているお店の店主、ふらわーのおばちゃんだった。

 

 身体が痛んだけれど無理矢理にも起こした。ふらわーのおばちゃんはそんな私を支えるように背中と肩に手を添えて起こしてくれた。

 

 「ふふふっ、あらやだ、良く知っているわね!初めて会った娘にもすぐにわかってもらえるだなんて、もしかして私って有名人?」

 

 そのおばちゃんの一言に最近になって何度目かもすら忘れてしまった驚きが私を襲う。

 

 「えっ、はじ……めて……?お、おばちゃん、私のこと……知らないんですか……?憶えてないんですか……?」  

  

 

 耳を疑い、思わず聞かずにはいられなかった。

 

 

 「ん?そうねえ、ふらわーっていうお店は確かにやっているけれど、あなたみたいな娘は初めてだったかもねぇ」

 

 「う、うそっ……」

  

 私のことを知らないということに絶句してしまう。

 時間があれば訪れていたお好み焼き屋の店主が、そう言った。  

 高校に入学してからずっとお気に入りで何度も何度も美味しい大好きなお好み焼きを食べにやって来ていたのに。

 色んなことを喋ったし、色んなことを教えてくれたのにだ。それなのにまるで初対面の人と話すような説明をするおばちゃん。

 

 

 大混乱に陥る。

 

 

 何かがおかしい、そう考えざるを得ない。もはや、信じられないどころの話ではない、変だ、変だよ。

 考えてみれば、昨日起こったことだっておかしいことばかりだった。

    

 気がついたら長野県の見知らぬ山奥に倒れていたことに、ずいぶん前に出現しなくなったはずのノイズの再出現、意図しない無制限のイグナイトモジュール状態のシンフォギア、なんだかよく分からないけど凄い槍のことだっていつもと違う。

  

 普段飛べない状態なのに、XDモードでもないのに空を飛べたこともそうだ。飛べる原理すらも理解不能。

 

 

 「……ッ!!!」

 

 

 そこで、私はハッと気づいた。

 

  

 いつもと違うといえば、昨日は何にも感じなかったけど、確か東京は戦争で壊滅状態で滅茶苦茶だったはず。私もその戦場にいたからわかる。

 だけど、全く壊れた跡がなかったし、銃声音も敵兵の姿すらも見えない。

  

 平和なのはいいことだけど、あまりにも変貌し過ぎていて理解が追い付かない。

  

 何もかもがおかし過ぎる。一体何が起きているの……?

 

 私が気を失っている時に一体何があったの……?

 

 もう……頭の中グチャグチャだよ……。

 

 

  

 

 

 

 

 「取りあえず、目も覚めたことだし朝ごはんでも食べましょう。お腹すいたでしょう?何か事情があるみたいだけどお腹空いている時に考え事すると、ろくな答えが浮かんでくるもんじゃないのよ?何かを考えるのはそれから、よ?」

  

 

 不意におばちゃんから声を掛けられた。

 ……そう言えば、昨日も何も食べてなかったっけ。

 

 そんなことを考えたら、私のお腹の中からまるで思い出したかのように、くぅ~っと音が鳴った。カァッと頬が熱くなる感覚と共にお腹を押さえつける。手を動かした事によってまたまた痛みが走るけれど。

 

 おばちゃんは、そんな私の様子に微笑みを浮かべながら部屋を出て、台所へと向かった。

 

 ただ、立ち上がろうにも身体を起こすので精一杯で腕も重くて怠かったため箸やスプーンなんかを握って持てなくて、ご飯を運んできたおばちゃんに食べさせてもらったのは少し恥ずかしかった思い出。

 

 

 

 

 

       〇

 

   

 

 

 時は少し遡り、長野県皆神山でノイズが発生したその深夜。

 

 「ふむ、ノイズが現れた以外にも高質量のエネルギーが感知された、か」

 

 ここは特異災害対策機動部二課の司令室。

 風鳴弦十郎は最近入所してきた優秀な新人の藤尭朔也からの解析結果報告を受け、そう呟いた。

   

 「はい、そのエネルギーを解析したところ、アウフヴァッヘン波形が出ていることが分かったのですが、過去の記録と照合しても一致するものがなくてですね……」

 

 「私たちの知らない未知の聖遺物が新たに発見されて、既に使われている、ということになりませんか?」

 

 朔也の同僚のオペレーターである友里あおいは横から考え得る推測を述べる。

 そこへ、外部の仕事から帰ってきた桜井了子が指令室に入ってくる。

  

 「んー、そんなことされちゃあこの聖遺物研究の第一人者たる桜井了子が黙ってないわよ~?大体アウフヴァッヘン波形が出ているってことは、それは”歌”によって励起・起動されて使われているってことよん?」

 

 突然あらわれて、茶目っ気溢れる返答をされても、動じること無く友里あおいは桜井了子の問答に答えた。

 

 「聖遺物が起動されるためには、聖遺物の力を引き出すことが出来る適合者の歌が必ず必要になる、ということは……!」

 

 今まで目を瞑って考察していた弦十郎は椅子に座り直し、背もたれに深く寄りかかって静かにその瞼を開ける。

  

 「俺たちが把握していない新たな適合者の出現とその人物による未知の聖遺物によるノイズの撃退……」

 

 今回のこのノイズ出現の際にも、司令部ではノイズをちゃんと補足していた。

 まだまだ風鳴翼は本当に戦場に出せるほど、シンフォギアを使いこなせるようにはなってないため、一課に近隣住民の避難誘導やノイズの進路変更の依頼通達をしようとしていたのだ。

 

 が、ノイズが現れてわずか数分後にノイズの反応がどんどん消滅していき、代わりに未知のアウフヴァッヘン波形を感知したため、一課への通達もままなら無くなってしまったのだ。

     

 「一体このアウフヴァッヘン波形が指している聖遺物は何なんでしょうね……、ノイズが出てきて忙しいって言うのに……」

 

 自分では気づいていないが、癖のボヤキが出てしまった朔也はモニターに振り返り、問題の波形を司令部大画面スクリーンへと出す。

 

   

 「んんー、ちょーっち私にも見せてちょうだい」

 

 「分かりました、じゃあ了子さんの所にも詳しい解析データを転送しておきます」

 

 

 朔也は大画面に出ているまとめた結果だけじゃなく、その全データを桜井了子へと渡した。

 餅は餅屋、こういうことはその道の専門家に見てもらったら良い、ということである。

 

 

 「おっ、きたきた。さてさて……」

 

 

 桜井了子は早速その生データを拝見。流れるように読み進め、時にはオペレーターたちの解析技術の正確さに内心毒づき、もっと鍛え上げるべきかと脳内でスパルタ育成プログラムを作りつつ、ある一つの事実に行きついた。この間20秒。

 

 (む、この波形は確か……、確かここのファイルにあったはず、えーっと、あったあった、これね……)

 

 開いたファイルのアウフヴァッヘン波形とは、第三号聖遺物『ガングニール』の波形であった。 

 

 (……どうしてこれを未知のものと位置付ける解析をしちゃったのかしら?気づくものだと思うのだけど……。まあそれは置いておくとして)

     

 だが、問題のアウフヴァッヘン波形と形はほとんど一致しているように見えるが、所々違うところもある上、どうしても解決できない疑問点がすぐに浮かび上がる。

 

 

 (ガングニールのシンフォギア?でもそのシンフォギアのペンダントは私が厳重に保管しているし、もう1つのペンダントはF.I.S.に渡してある……。どうしてかしら……?あのハイエナどもが簡単に手放すとは到底思えないし、二課に侵入された形跡も持ち出された記録もなし。その上このガングニールとは波形が完全一致しない。……色々と分からないことだらけね……、それに今日の皆神山でのあの感じは……)

 

  

 「了子君、随分考え込んでいるようだがどうした?」

 

 「……ん?ああ、いやなんでもないわよ」

 

 「そうか、ならいいんだが。それで、データを見てみた感想は?」

 

 「何とも言えないわねー。私自身この波形は初めて見たし、まだ確かなことはいえないかも?」

 

 「了子さんでもダメですか……」

 

 

 友里あおいはその事実に肩を下ろした。聖遺物の第一人者がお手上げならば自分たちがどうこうできることではないのだろうと悟る。

 桜井了子としてはオペレーターたちの解析技術の甘さに今回ばかりは感謝した。自分が知らないというダミーを周知させておけば単独でも動きやすくなる。教えるとかえって面倒事になりかねないし、と思っていた。

 しかし、そこへ思わぬ横やりが入る。

 

 

 「司令、もう1つあるのですが」

 

 「どうした藤尭?」

 

 「その謎のアウフヴァッヘン波形の聖遺物反応ですが、先ほどからこちら、東京方面へと向かってきています」

 

 「何ッ!?」

 

 そのことに弦十郎は勢いよくガバッと立ち上がった。

 

 「モニターに出します、謎の聖遺物は結構な速度でこの軌道にそってやってきています」

 

 「まさか、ここを攻撃しにくる、なんてことはないですよね?」

 

 

 「私が設計したここ二課本部は地下数百メートルも下にあるし、何より一般人はおろか政府のお役人さんにも秘匿されて、関係者ぐらいしかこの場所は知りえないわよ?」

 

 「だが、聖遺物を歌で励起状態にしてノイズに対抗できることを知っていると考えられる以上、関係者の可能性は高い。その上歌の力でノイズと戦うことができるものなんて十中八九シンフォギアだろう。完全聖遺物だなんてそうそうお目にかかれるものでもない。まして完全聖遺物を起動・励起状態にするだなんてそれこそ考えにくい。聖遺物が仮にシンフォギアだった場合、ここから持ち出された可能性も捨てきれないのだが、了子君、その辺はどうなっている?」

 

 「ただいま確認したところ、なーんの異常もナシよ。ネズミ一匹、ハエ一匹すら入っていやしないわ」

 

 

 逆にこんなところにネズミやハエが入ってくることがあったら、結構な大問題ではあるが。

 

 

 「そうか、ならば何だ?この反応は」

 

 

 現在移動しているだけで、各地に被害は一切出てはいない。

 時折進行スピードが速まったり遅まったりはたまた止まったり、東京方面ではなく見たところ東へと進んでいたりするものの、目標地点はここ東京だと思われた。

 何が目的か、何がしたいのか、一切不明。

 いつもよりも広範囲に広がっている日本地図のモニターに点滅しつつ進行していく一つの反応。

 しかし、その謎は今この場では解決できるものではなく、ただ二課全員が解析、予測、警戒にあたっているだけしかできなかった。

   

 

 転機が訪れたのはその反応が東京に入ってからであった。

 

 

 「反応、東京特区の上空、それもここリディアン音楽院付近に入りました!」

 

 「よし!モニターに出せ!」

 

 

 ピッと画面に現れたのは暗闇に覆われているただの夜空。待てど暮らせど変化は起きない。

 

 

 「えええっ!?」

 

 

 その落胆と驚きとが混じった声は誰が発したものか。

 そこにはただの星空と東京の建物の電気の明るさだけであった。

 ただの東京の深夜の街並み、静寂に包まれた商店街。それ以外には何にもない。

 

 一体何なんだ。

 

 そんなやりきれない気持ちに二課職員全員がなりかけたそのとき、

 

 

 「謎の聖遺物、反応ロスト!!」

 

 

 司令部内にどよめきが走る。

 

 

 「何でまたここで反応がロストするんでしょうか……」

 

 「恐らく目標地点に到達でもしたのだろう。よし、反応消失地点を重点に現地確認へ行くぞッ!!俺も出るッ!!」

 

 

 弦十郎は一番乗りで指令室を出て行ってしまった。他のオペレーターたちは呆然としていた。

 

 

 「なんだか宝探しでもしているみたいだわね~、こういうところは子供っぽいわね、ふふっ、童心を忘れないとかなんとやら」

 

 

 しれっと弦十郎を子供扱いした桜井了子がそう呟いたけど、二課の職員たちは宝探しでは済まされない苦労と疲労を抱えていてしまっている。

 ほとんど夜通し作業、明け方までは行かなくてもとてつもなく眠くなる時間である。昨日はもう寝ていた時間だったのに。

      

 そんな時間からまた足で探す組と情報解析組とで分かれて作業が待っている、まさに雲を掴む様な作業だ。

 

 

 「んじゃ、私はまた別でデータを解析し直そうかしらねー。……ついでに育成プログラムの作り直しもしておかなきゃね……」

 

 

 弦十郎に次いで桜井了子も居なくなり、またまた二課司令室の雰囲気はやりきれないものにへとなってしまっていったのだ。

 因みに最後の呟きを聞いたものはいなかった。

 

 

 

 

   

 

 そして、この夜通ししてやった調査の結果、何の成果も得られなかった。

 

 

 

 

 


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