HAPPYきんいろモザイク   作:naogran

15 / 27
ちょっと私の思い付きでオリジナルストーリーを製作しました。

今回はアリスが圭太と過ごすストーリーです。

もし興味があればご覧下さい。


Episode14・5「圭太とアリス」

ある日、アリスは圭太の部屋で勉強していた。

 

圭太「ここは・・・そうかこれか。」

 

アリス「う〜ん・・・」

 

 

 

 

 

 

何故アリスが圭太の部屋に居るかと言うと、数分前に遡り、放課後の教室でアリスが圭太に尋ねた。

 

圭太『え?アリスが俺の家に?』

 

アリス『うん。そうなの。』

 

圭太『でも何で?』

 

アリス『あのね、今日の宿題で分からない所がいっぱいあるの。』

 

圭太『それだったら綾とかに頼めば良いと思うが。』

 

アリス『でもアヤは用事があるって言ってた。ダメかな?』

 

キラキラした目で圭太を見る。

 

圭太『そうか・・・(ってかその眼差し卑怯だろ・・・でも勉強を頑張るアリスの為に色々教えてやるか。)よし!じゃあ俺の家に来い!』

 

アリス『え!?良いの!?』

 

圭太『分からない部分があったら何でも教えてやる。』

 

アリス『やったー!』

 

だがそれを聞いた忍は泣いてた。

 

忍『圭太君、まさかアリスを自分の物にしようとしてませんか!?』

 

圭太『お前それ、自分の思い込みだろ?心配するな。アリスを無事に送ってやるから。』

 

 

 

 

その後アリスは1回忍に帰宅して荷物を用意した。外で待ってる圭太と一緒に圭太の家にお邪魔する。

 

圭太の母『いらっしゃい。圭太、この子が?』

 

圭太『ああ。去年イギリスから編入したアリス・カータレットだ。』

 

アリス『初めまして。アリス・カータレットです。』

 

圭太の母『あら可愛い子ね〜。圭太の妹になっても可笑しく無いわね。』

 

圭太『おい母さん余計な事言うな。』

 

 

 

 

その後2人は圭太の部屋に入る。圭太がケーキとジュースを持って来た。

 

圭太『アリス、ショートケーキ食べるか?俺の手作りだけど。』

 

アリス『ケイタの手作りショートケーキ?』

 

圭太『この前母さんが留守中に作ってみたんだ。』

 

手作りショートケーキを食べる。

 

アリス『美味しい〜!凄く美味しいよ!』

 

圭太『そうか?良かった。』

 

アリス『ケイタは将来良いパパになれるよ!』

 

圭太『そこまで褒める?』

 

 

 

 

 

 

そして現在に戻る。アリスはお泊まりで圭太の家に招かれたのだった。

 

アリス「ケイタ、ここ分からないんだけど。」

 

分からない所を圭太に見せる。

 

圭太「ここか。ここはあの公式に当てはめれば完璧だ。」

 

アリス「あ!本当だ!凄い!ケイタって教え方上手だね!」

 

圭太「褒められると何か恥ずかしいな。」

 

その後も宿題する2人。

 

 

 

 

 

 

そして数分後。

 

アリス「やったー!終わったー!」

 

圭太「よく頑張ったなアリス。」

 

アリス「ケイタの教え方のお陰だよー!」

 

圭太「正直アリスは忍より発育良いかもな。それに、他の子を招き入れるの初めてなんだ。」

 

アリス「え?シノ達は来た事ないの?」

 

圭太「そうじゃなんだ。忍や陽子や綾、それに浩輔以外の子を招き入れたのが初めてと言う意味だ。」

 

アリス「あ!そう言う事ね!」

 

するとそこに圭太の母が部屋に入って来た。

 

圭太の母「圭太ー、アリスちゃーん、ご飯出来たわよー。」

 

圭太「はーい。アリス行こうぜ。」

 

アリス「うん。」

 

 

 

 

 

 

リビングで夕ご飯を食べる3人。今日のメニューはエビチリと麻婆豆腐と卵焼きと煮卵。

 

アリス「美味しい〜!」

 

圭太の母「沢山食べてねアリスちゃん。」

 

アリス「ありがとうございます。ねえ圭太、パパは居ないの?」

 

圭太「俺母子家庭なんだ。」

 

アリス「ぼしかてい?」

 

圭太「簡単に言えば、父親が居なくて母親しか居ない子供の事だよ。」

 

アリス「そうなんだ。」

 

圭太の母「でも息子の圭太が居るだけで私幸せなのよ!」

 

圭太「母さん、少しテンション下げろよ。」

 

圭太の母「でも圭太、可愛いクラスメイトを持てて良かったね。こうして見るとまるで圭太の妹みたいだね。」

 

圭太「いや別に妹じゃないけど。」

 

圭太の母「ねえアリスちゃん、圭太に向かってお兄ちゃんって言ってみて?」

 

アリス「え?」

 

圭太「いや話聞けよ。」

 

アリス「えっと・・・お兄ちゃん?」

 

すると圭太がドキッとして固まった。

 

圭太「アリス・・・それはちょっと・・・」

 

アリス「ケイタお兄ちゃーん!」

 

圭太「アリスやめてくれ・・・!!ってかアリス!何で話に乗ったの?」

 

アリス「ごめんね。」

 

圭太の母「そうだわ圭太!私さっきこれ作ってみたんだけど食べてみて?美味しいよ?」

 

皿の上にプルプルした餅らしき物が乗ってあった。

 

圭太「母さんこれ、肉圓(バーワン)か?」

 

圭太の母「よく分かったね。その通りよ。」

 

圭太「中身は何だこれ?」

 

圭太の母「ひき肉とタケノコとニンニクと生姜よ?」

 

圭太「ほぼ肉まんと同じ具か。まあ食べてみるか。」

 

肉圓(バーワン)を食べる。

 

圭太「何これ美味!?」

 

圭太の母「本当!?良かったわ。」

 

 

 

 

 

 

その後の夜。圭太の部屋では寝る準備に入ってた。

 

圭太「いや〜、明日から土日か〜。にしても母さんの野郎、俺を弄びやがって。肉圓(バーワン)は美味かったけど。」

 

アリス「でもケイタのママ凄く面白いね。」

 

圭太「母さんは元々ああ言うテンションだからな。」

 

???「ミャア。」

 

圭太「ん?」

 

ドアの向こうから猫の鳴き声が聞こえた。

 

アリス「何?」

 

圭太「彼奴か。」

 

ドアを開けると、小さな白い子猫が居た。すると圭太の方へ歩き、すりすりした。

 

圭太「お前かミミー。」

 

ミミー「ミャア。」

 

圭太がミミーを持つ。ミミーが圭太の肩に乗って頬をすりすりする。

 

アリス「子猫?」

 

圭太「ああ。俺のペットのミミーだ。種類はマンチカンで、チャームポイントは短足。」

 

アリス「凄く可愛いね!」

 

圭太「アリス、モフモフしてみるか?此奴人懐っこい奴だからさ。」

 

アリス「良いの?」

 

圭太「ああ。ミミー行って来い。」

 

ミミー「ミャア。」

 

圭太「おっと。」

 

するとミミーがジャンプしてアリスの肩に乗って頬すりした。アリスは喜んだ。

 

アリス「あはは可愛い!ケイタもペット飼ってたんだね。」

 

圭太「母さんが凄く猫好きだからな。数週間前に調子乗って飼いましたって言ってた。そのお陰で俺の猫好きが高まったな。」

 

アリス「本当にケイタのママ凄く面白いね。」

 

圭太「まあ、でもああ言う母さんは嫌いじゃないな。さて、そろそろ寝るか。ミミーも一緒に寝るか。」

 

 

 

 

部屋の電気を消して布団に入る。ミミーはアリスの布団の中に入った。

 

アリス「今日までありがとうねケイタ。」

 

圭太「いえいえ。楽しんでくれて良かったよ。」

 

アリス「また今度来ても良い?」

 

圭太「歓迎するよ。特に母さんとミミーがテンション上がって歓迎するかもね。ミミーすっかりアリスに懐いてしまってな。」

 

ミミー「ミャア。」

 

アリス「うん。おやすみケイタ。」

 

圭太「ああ。おやすみ。」

 

 

 

 

 

 

翌朝。圭太がアリスを忍の家まで送った。

 

アリス「じゃあねケイタ!また月曜ね!」

 

圭太「ああ。じゃあな!」

 

忍の家に帰宅したアリス。圭太は家に戻って行く。

 

圭太「帰ってゆっくりしようかな?」

 

「END」




         キャスト

      香川圭太:相葉裕樹

アリス・カータレット:田中真奈美
       大宮忍:西明日香

      圭太の母:桑谷夏子

作者「と言う訳でオリジナルストーリー完成しました。次回は本編に戻ります。因みに圭太の母のモデルは柴田かよこさんです。」

感想や評価や誤字脱字など宜しくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。