もう一人の十六夜咲夜 Another person of Sakuya Izayoi 作:DIO UT
咲夜「どうぞ、朝食のフレンチトーストでございます。」
レミリア「シンプルでいいわね。」
~朝食後~
レミリア「ありがとう、咲夜。おいしかったわ。」
咲夜「お粗末様でした。」
レミリア「もう、仕事に戻っていいわ。」
咲夜「かしこまりました。」
~紅魔館廊下~
咲夜(ふぅ、バレるかと思ったわ。)
咲無(何とか・・・なったわね。)
咲夜(さて、掃除でも始めましょうか。)
咲無(ここから、半径30mの間は既に済ませてあるわ。)
咲夜(流石ね。あなたのスタンド結構射程距離があるのね。)
咲無(成長しきったスタンドだからね。二度と成長しない事以外は完璧なスタンドよ。ああ。一つ頼みたい事があるのだけれど。)
咲夜(なに?)
咲無(
咲夜(いいわ。何に使うの?)
咲無(掃除よ。あなたは紅魔館を一周するだけでいいわ。その間に掃除を終わらせる。)
咲夜(そんなに速く終わらせられるの?)
咲無(世界とGEはスピードがとても速いスタンドよ。それくらい訳ないわ。)
咲夜(じゃあ、頼もうかしら?)
~一周後~
咲夜「こ、こんなに早くに終わるなんて・・・。わ、私の今までの苦労は一体・・・。」
咲無(スタンドは物理法則をある程度無視できるし。)
咲夜(いやいや、だからって早過ぎでしょ!まだ、2時間しかたってないわよ!)
咲無(まぁ、休みが出来たと思って喜びなさい。)
咲夜(そ、そうね。じゃあ。咲無は何かやりたい事とかあるの?)
咲無(私?私よりあなたは休んだらどう?ここの所あまり寝れてないでしょう。)
咲夜(大丈夫よ。それよりあなたは中々表に出れなかっだから、あなたがこの時間を使いなさい・・・。おっと・・・。)
咲無(美鈴がちゃんと仕事しているかチェックするのを忘れた・・・。かな?)
咲夜(流石私。正解よ。じゃあ、見に行くとしましょう。)
~紅魔館門前~
美鈴「ZZZ~」
咲夜「相変わらず寝てるのね。」
咲無(いつも通りね。)
咲夜「起きなさい。美鈴。」ユサユサ
美鈴「ZZZ~」
咲夜「起きろと言っているのよ!!」ドゴン
美鈴「ふぁい!さ、咲夜さん!か、壁に穴がてっ!?咲夜さん!遂に人間辞めたんですか!?人間の腕力じゃあ出来ませんよ!?」
咲夜「辞めてないわよ。」
咲夜(これは・・・)
咲無(私の影響ね。間違いなく。)
咲夜「また、サボってたのね。」
美鈴「サボってないですよ!ただ、ちょっとレム睡眠してただけです!」アワアワ
咲夜「要は、寝てたのね・・・。まぁ、いいわ。少し付き合いなさいよ。」スッ
美鈴「?急に構えてどうしたんですか?」
咲夜「わからないの?急に身体能力が上がったから、試させてと、言っているのよ。あなたは、こういうの得意でしょ?」
美鈴「はぁ?まぁいいですけど・・・。手加減はしませんよ!!」
To be continued
今回も読んでいただきありがとうございます。
しばらくはこちらの作品を投稿して行きたいと思います。
補足
咲無の影響を受けた咲夜の身体能力はウェスカーと同じぐらいです。