もう一人の十六夜咲夜 Another person of Sakuya Izayoi   作:DIO UT

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第四話 新しい日常 その②

咲夜「どうぞ、朝食のフレンチトーストでございます。」

レミリア「シンプルでいいわね。」

 

~朝食後~

 

レミリア「ありがとう、咲夜。おいしかったわ。」

咲夜「お粗末様でした。」

レミリア「もう、仕事に戻っていいわ。」

咲夜「かしこまりました。」

 

~紅魔館廊下~

 

咲夜(ふぅ、バレるかと思ったわ。)

咲無(何とか・・・なったわね。)

咲夜(さて、掃除でも始めましょうか。)

咲無(ここから、半径30mの間は既に済ませてあるわ。)

咲夜(流石ね。あなたのスタンド結構射程距離があるのね。)

咲無(成長しきったスタンドだからね。二度と成長しない事以外は完璧なスタンドよ。ああ。一つ頼みたい事があるのだけれど。)

咲夜(なに?)

咲無(世界(ザ・ワールド)を貸して貰えないかしら?)

咲夜(いいわ。何に使うの?)

咲無(掃除よ。あなたは紅魔館を一周するだけでいいわ。その間に掃除を終わらせる。)

咲夜(そんなに速く終わらせられるの?)

咲無(世界とGEはスピードがとても速いスタンドよ。それくらい訳ないわ。)

咲夜(じゃあ、頼もうかしら?)

 

~一周後~

 

咲夜「こ、こんなに早くに終わるなんて・・・。わ、私の今までの苦労は一体・・・。」

咲無(スタンドは物理法則をある程度無視できるし。)

咲夜(いやいや、だからって早過ぎでしょ!まだ、2時間しかたってないわよ!)

咲無(まぁ、休みが出来たと思って喜びなさい。)

咲夜(そ、そうね。じゃあ。咲無は何かやりたい事とかあるの?)

咲無(私?私よりあなたは休んだらどう?ここの所あまり寝れてないでしょう。)

咲夜(大丈夫よ。それよりあなたは中々表に出れなかっだから、あなたがこの時間を使いなさい・・・。おっと・・・。)

咲無(美鈴がちゃんと仕事しているかチェックするのを忘れた・・・。かな?)

咲夜(流石私。正解よ。じゃあ、見に行くとしましょう。)

 

~紅魔館門前~

 

美鈴「ZZZ~」

咲夜「相変わらず寝てるのね。」

咲無(いつも通りね。)

咲夜「起きなさい。美鈴。」ユサユサ

美鈴「ZZZ~」

咲夜「起きろと言っているのよ!!」ドゴン

美鈴「ふぁい!さ、咲夜さん!か、壁に穴がてっ!?咲夜さん!遂に人間辞めたんですか!?人間の腕力じゃあ出来ませんよ!?」

咲夜「辞めてないわよ。」

咲夜(これは・・・)

咲無(私の影響ね。間違いなく。)

咲夜「また、サボってたのね。」

美鈴「サボってないですよ!ただ、ちょっとレム睡眠してただけです!」アワアワ

咲夜「要は、寝てたのね・・・。まぁ、いいわ。少し付き合いなさいよ。」スッ

美鈴「?急に構えてどうしたんですか?」

咲夜「わからないの?急に身体能力が上がったから、試させてと、言っているのよ。あなたは、こういうの得意でしょ?」

美鈴「はぁ?まぁいいですけど・・・。手加減はしませんよ!!」

 

To be continued

 




今回も読んでいただきありがとうございます。
しばらくはこちらの作品を投稿して行きたいと思います。
補足
咲無の影響を受けた咲夜の身体能力はウェスカーと同じぐらいです。

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