もう一人の十六夜咲夜 Another person of Sakuya Izayoi   作:DIO UT

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第三話 新しい日常 その①

咲夜(仕事の内容とかは把握してる?)

咲無(もちろん、私はあなた、当然の事よ。)

咲夜(うーん。目はどうやって隠そう・・・)

咲無(サングラスでも掛けたら?)

咲夜(それが一番・・・かな?雰囲気が結構変わるけど。あと、体が凄く軽いわ。)

咲無(私の影響ね。身体能力が若干上がっているわ。)

咲夜(色々便利ね。さて、そろそろ始めましょうかしら。)

 

~厨房~

 

???「・・・」トントントン

咲夜(これがあなたのスタンド?)

咲無(そう、GE(ゴールドエクスペリエンス)と私は名付けて呼んでいる。)

咲夜(そういえば、スタンドには能力があるって言ってたけど、具体的にどんなの?)

咲無(あなたの世界はシンプルに時を止める事ができるわ。能力と違って長くは止められないけど。その分、燃費はいいわ。まだ成長途中だから、時を止める能力に関しても、だんだん長くなって来ているわ。)

咲夜(あなたのスタンドは?)

咲無(物に生命を与える事ができる。私のスタンドは完成しているから、これ以上成長しないわ。)

咲夜(物に生命を与えるか・・・、かなり応用が効きそうね。)

咲無(実際そうだからね。相手に刺したナイフをサソリに変えたりとか。)

妖精メイドA「ねぇ、何でメイド長はサングラスをかけてるの?」ヒソヒソ

妖精メイドB「それより、何か包丁浮いてない?」

妖精メイドC「本当だ!こわーい!」

GE「・・・」ピシュ

妖精メイドA「キャァァァァ」サクッ ピチューン

妖精メイドBC「「だ、大丈夫!て、なんでヘビが・・・ギャアアア」」ピチューン×2

咲無(これで落ち着く。)

咲夜(エグいわね。)

咲無(そんな事より、朝食が出来たわよ。)

咲夜(!?は、早いわね。じゃあ、早速配りましょう。)

 

~レミリアの部屋~

 

咲夜「失礼しますお嬢様。」コンコン

レミリア「入りなさい。」

咲夜「お嬢様、朝食が出来上がりました。」ギィィ

レミリア「わかったわ。さく・・・や!?」

咲夜「どうかなされましたか?お嬢様。」

レミリア「何でサングラスなんか掛けているのよ。それと、若干背が伸びたような気が・・・。」

咲夜「イメチェンでございます。背に関しては気にしないでください、」

レミリア「そう・・・!?」

レミリア(いや、そんな・・・まさか!?

落ち着くのよレミリア・スカーレット。まさか、咲夜のあれが大きくなってるわけが・・・。確認する勇気を出すのよ私。)

レミリア「えいっ!!」モミッ

咲夜「キャッ」スパーン←サングラスが飛ぶ音

レミリア「なにぃ!やはり、胸 が 大きく なって いる! ハッ!」

咲夜「お、お嬢様?急に・・・!?さ、サングラスが・・・」

レミリア「さ、咲夜目が紅くなっているわ。ど、どうしたの。」

咲無(なんということだ。見てしまったか!)

咲夜「えーと。お嬢様。」(どうしよう。)

咲無(もう、説明しちゃいなさい。)

レミリア「充血してるの!だったら今日は休みなさい!」

咲無(そういう事にして、今日は休めば?)

咲夜(でも、それじゃあ・・・)

咲無(少しあなたは働きすぎよ。今日ぐらい休めば?)

咲夜(大丈夫よ。説得するのを手伝って欲しいわ)

咲無(ハァ。仕方ないわね。)

咲夜(咲無)「大丈夫です。お嬢様。問題ありません。」スチャ サングラスをかけ直す。

レミリア「いやいや、凄い充血してるじゃない!」

咲無(人格共有状態をある程度弱める!)

咲夜「大丈夫ですよ。この通り。」スチャ サングラスを外す。

レミリア「あれ、いつも通りだ・・・。」

咲夜「それより、朝食が出来上がりました。早く食堂へ。」

レミリア「わ、わかったわ。」

咲夜「こちらへ。」スチャ サングラスをかけ直す。

レミリア「さ、サングラスは結局つけるのね。」

 

To be continued

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
補足
サングラスはバイオハザード5のウェスカーの物です。

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