もう一人の十六夜咲夜 Another person of Sakuya Izayoi   作:DIO UT

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第十話 紅霧異変 上編

~異変当日~

 

咲無(咲夜、遂に異変を起こす日が来たみたいね。)

咲夜(そうね。今日は食事の用意以外に家事はしなくていいし。ある意味楽かもね。)

咲無(そこら辺は博麗の巫女の実力次第ね。ま、少ししたら来るでしょう。)

 

~博麗神社~

 

???「ふぅ。今日も平和ね。良いことだけど、少し退屈ね。」

???「霊夢ぅーー。」

霊夢「うるさいのが来たわね。」

???「それは酷いぜ。」

霊夢「で?何のよう?魔理沙。」

魔理沙「そうそう!異変がおきたぜ!」

霊夢「そう。」ズズズ

魔理沙「て、呑気にお茶飲んでる場合か!?外を見てみるんだぜ!」

霊夢「外ぉ?何があんのよ。って何これ?」

魔理沙「見てわかるだろ?赤い妖霧だぜ!」

霊夢「・・・魔理沙行くわよ。」

魔理沙「おっ!やっと行く気になったか━━━」

霊夢「このままだと洗濯物が乾きにくくなるわ!早急に解決するわよ!」

魔理沙「そんな、理由かよ。」

霊夢「行くわよ。遅れないでね。」

魔理沙「へ!言われなくても行くぜ!」

 

~上空~

 

???「あなたは食べてもいいにんげn」

霊夢「夢想封印!」

???「えっ!ちょおm」ピチューン

魔理沙「うわー。えげつねぇ。せめてセリフぐらい言わせてやれよ。ルーミアが可哀想だろ?初登場なのに。もう、出番が終わりとか・・・」

霊夢「魔理沙メタイわよ。」(魔理沙、あんた何言ってんのよ?意味わからないこと言って・・・)

魔理沙「心の声と建て前?が入れ替わってるぜ。で、霊夢どこに向かってるんだ?」

霊夢「異変の元凶がいる場所。」

魔理沙「お得意の勘か?」

霊夢「もちろん。」

魔理沙「お前の勘は殆ど当たるからなぁ。羨ましいぜ。」

 

~霧の湖上空~

霊夢「少し寒いわね。」

魔理沙「確かにそういえばここには────」

???「お前ら!アタイと勝負しろ!」

???「ちょっとチルノちゃん!?博麗の巫女に喧嘩売ったらやばいよ!」

魔理沙「やっぱりこいつらか?」

チルノ「大丈夫だよ。大ちゃん!アタイはサイキョーだからね!」

霊夢「まぁいいわ。あんた達この霧の発生源しらない?」

チルノ「アタイに勝ったら教えてやってもいいわ!」

魔理沙「今度は私に任せてもらおうかな?」ドォーーzーン

魔理沙「『マスタースパーク』!!」

魔理沙の持つ八卦炉から極太レーザーが放たれる!

チルノ「え?う、うそ!?」ピチューン

魔理沙「あ!消し飛ばしちまったぜ。」テヘ

霊夢「どうすんのよ。」

大妖精「えっと、この霧の発生源ならあの赤い館です。」

魔理沙「おっ!そうか助かったぜ!霊夢行こうぜ!」

霊夢「そうね。とっとと解決して縁側で暖かいお茶飲みたいしね。」

 

to be continued

 




何か異変なのに戦闘らしい戦闘はありませんでしたが・・・次回は真面目に戦わせる予定です。
次もお楽しみに!

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