もう一人の十六夜咲夜 Another person of Sakuya Izayoi 作:DIO UT
咲夜「フゥ~やっと一段落ついたわね。」
咲無(そうね。残るイベントは夕食ぐらいね。今は・・・4:30ぐらいね。)
咲夜(やることは特にないし。暇ね。)
咲無(夕食の仕込みとかは?やるに越したことはないし。)
咲夜(そうね。仕込みをしましょう。)
仕込みの過程はキングクリムゾン!!
咲無(丁度良い時間ね。このまま、仕上げてしまうか。)
更にキングクリムゾン!!
咲夜(夕食は作り終えたし。お嬢様達への配膳も終わったから・・・後は妹様の分ね)
咲無(妹様・・・妹様ねぇ。咲夜暇だしその妹様と会話でもしてみましょうかかしら?私が。)
咲夜(・・・お嬢様からは気が触れてるから気をつけなさい。と言われているわ。)
咲無(咲夜よく考えてみなさい。気をつけなさいと、言われてはいるけど会話するな。とは言われてないわ。)
咲夜(・・・気をつけてね。)
咲無(フフ。何とかなるわ。じゃあ妹様の部屋の前で完全人格交代をしてもらうわ。その方が都合がいいわ。)
咲夜(いいわ。)
~妹様の部屋の前~
咲夜(・・・こんな事も出来るのね。見た目が全部変わるなんて。夢で見た姿と同じね。)
咲無(二重人格・・・しかも、魂が一つの体に2つ、精神も2つあれば不思議ではないんじゃない?そういえば、妹様の名前は知らないわね。)
咲夜(そういえば、私も知らないわね・・・。)
咲無(さぁて、どんな性格なのかしら?)
そう期待を膨らませながらドアを開けると・・・
~妹様の部屋~
???「!?誰?」
咲無「お初にお目にかかります。妹様夕食をお持ち致しました。」
???「そ、そう。」ギュツ
咲無「?何をしているのです?」
???「ア、アレ?ス、スゴク目ガ硬イ。」グググ
咲無(なる程。気が狂ってるというより、狂気に侵されてるか・・・)
咲夜(・・・あなた、何をしたの?妹様の能力が効いてないみたいだけど・・・)
咲無(確か、ありとあらゆるものを破壊する程度の能力だっけ。相手の緊張点『目』を引き寄せて自分の力で破壊する事によってあらゆるものを破壊する。ただし私の場合目が硬すぎて握り潰せないようだけど・・・。)
咲夜(・・・あなたそんな、規格外だったのね・・・。)
咲無(自覚はしてるわ。さて、どうしようかしら?)
選択肢
1.煽る ←決定
2.動揺させる。
3.励ます
4.ふざける。
咲無(いいや。違うね!)
ピピピ
選択肢
1.煽る
2.動揺させる。
3.励ます
4.ふざける。 ←決定
咲無「大丈夫ですか!?妹様とりあえず、料理を食べて落ち着いてください!」
???「エッ?チョオマ!?」ムグググ
咲無「遠慮しなくてもいいのですよ?」グググ
???「!?いやいや何この力!吸血鬼の私が押し負けてるんだけど」グググ
咲無「さぁ!早く!」
???「分かった食べればいいんでしょ!食べれば!」モグモグ
咲無「計画通り。」
???「何が計画通りよ!絶対何も考えてないでしょ!あれ?」
咲無「ふぅ。正気になりましたね。改めてご紹介します。私は十六夜 咲無。この紅魔館のメイドをしております。」
???「私はフランドール・スカーレットよ。フランて呼んで欲しいな。」
To be continued
えー今回で第八話となります。
いつも読んでいただきありがとうございます。
まず、今回は報告することがあります。
UA 2000件以上突破
お気に入り 10件突破
えー短期間でここまで読んでいただき誠にありがとうございます!自分ではここまでくるのにもう2、3ヶ月かかると思っていました。
報告することは以上です。