アンブレラの研究員が異世界へ   作:自信が無いんだもの

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安室透は取り敢えず敬語にしとけばいいやとか思ってないんだからね!!!書くの楽でいいなとか思ってないんだからね!!!






 

 

 

「―……さて、荷物はこれくらいでいいか。後はアレも欲しいな…」

 

今私は準備をしている。なんの準備か?旅行だよ。――あまり乗り気ではないが。

 

何故乗り気じゃないか?

それはこの手紙を読んでみてくれ。

 

 

 

 

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hello,元気にしているかしら?

 

貴方の事を調べたのだけれど、『 何も無かった』事には驚いたわ。

おかげで宛名も書けなかったんだから。

 

まあいいわ。それより、同封した指輪は受け取ってくれたかしら?入るのに必要なパスだから、忘れずに来て頂戴ね?

 

そうそう、『 彼 』も来るそうよ。

あなたも気に入っているんでしょう?彼の事。

 

じゃあまた当日に。

 

 

ベルモット

 

 

 

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……という訳だ。行かなければ面倒事になるのが目に見えているので渋々行く――……という事になった。

 

 

ココ最近厄日か?

私は研究に没頭したいんだが……

 

ん?と言うか何故ベルモットがココの住所を知っている?………………厄日だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

――「……で、来た訳だが、、何故私は君と行動を共にしているんだ?――ベルモット。」

 

「あら、良いじゃない。一人は退屈でしょう?」

 

「嫌。別に。と言うか、君」

 

「なあに?」

 

「君は今、任務中とかじゃないか?私が同行する理由を聞きたいんだが。」

 

――カチャッ

 

「はぁ…バーボン」

 

「何故です?この人は危険です。」

 

「面倒事か…私になにか頼み事か?まさかただお喋りをするために呼んだ訳じゃ無い、だろう?」

 

「あら、気づいてたの。」

 

「そりゃあ気づくさ。」

 

「そうね…貴方にやって欲しい事は――「断る」……何故かしら?」

 

「私にメリットがない。なにより、やりたい事もあるのでな。君たち二人のおかげで退屈もしなそうだ。―…まあ、邪魔はしないと誓おう。ではな……って、退いてくれないか?バーボン君」

 

「行かせませんよ。」

 

「……■■■■■■■■」

 

「ッ!?!?」

 

「じゃあな――」

 

―――降谷くん?

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、出てきたは良いもののどうするか………坊やには素顔を知られているし、そもそも今日は特殊メイクもしていないし、マスクも被っていない。軽い変装程度だからな。降谷君には殆ど素顔を見られたがまあ、問題は無いだろう。しかしここには些か面倒な奴らが多い。出来るだけ素顔は知られたくないな……ふむ。良し、誰かに成らせて貰うか。

 

!丁度いい所に……

 

 

「すみません。」

 

――バチィッ

 

「え?ぐっ……」

 

 

よっ…と、ふむ。部屋はE室か、、名前は出波 茉利というのか……。

では有難く、この顔を借りるとしよう。

話し方は乗車する時に見掛けたから再現はできるだろう。交友関係や過去は後で調べればいいか。

そうだ。後で彼等にも会いに行くか。

嫌、今は彼女等か?

どちらにせよ厄介事がありそうだ……

……邪魔はしないと言ったじゃないかと言われそうだな。ああ、安心してくれ、勿論。

『私は』邪魔なんかしないさ。

 

 

さて、このミステリートレイン、名古屋までは止まらないぞ?…この先どうなる事か、楽しみに見させてもらおう。

 

どうせ私も降りれないのだから――

 

 

 

 

 

 





漆黒の急行ー!foo↑
一話で終わらない……長いですもんね。
後1話か2話で終わらしたいです。

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