アンブレラの研究員が異世界へ   作:自信が無いんだもの

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バイオは生物兵器より感染者のがぐろいよね




IV

 

 

 

私の今の住居は最近借りた高層マンションの最上階だ。稼いだ8億のうち1億程を使い株を始めたので金には困って無い。

しかしここでは研究は出来ないからな。

今はワクチンの開発に務めている。

私が持ってきてしまったウイルスは全部で5種。

 

T-ウイルス

G-ウイルス

C-ウイルス

T+G-ウイルス

t-Phobosウイルス

 

そして上記のウイルスの他に生物兵器を1種。

 

ネメシス「NE-α型」

 

だ。ネメシスのα型に関しては副産物としてβ型が出来たが生物兵器としてはC級だ。

既に残りも死滅させておいたので今はαのみだ、

それにしても持って来てしまった物の中に私がワクチンを作れそうにないものがなくて良かった。

 

ウロボロスウイルスやt-Abyssウイルス,T-Veronicaウイルスに、まして始祖ウイルスを持って来てしまっていたら私1人ではワクチンを作るのに時間がかかり過ぎてしまうか、最悪作れないからな。

――…まあ持ってきてしまったt-Phobosウイルスは少し厄介だが時間をかければワクチンも作れるだろう。

 

今持って来てしまった全6種の中でワクチンが出来ているor既に打ってある物はT-ウイルス,G-ウイルス,T+Gウイルス.の3種か…残念ながらC-ウイルスは別の班が熱心に研究していたからな、、

私の班はC-ウイルスをあまり扱っていなかったからワクチンも未完成なんだ。だが研究資料を読ませてもらった事はあったから殆ど構造は記憶している。

C-ウイルスに関しては読ませてもらった研究資料を元にワクチンの開発を進めればいい。

これならマンションでもウイルスを扱わず安全だから良いだろう。

 

流石にネメシス「NE-α型」とt-Phobosウイルスは液体窒素から解凍して本格的な研究をしなければワクチンも作れないだろうからな、これには設備と場所が必要だ。今建築途中の家が完成するまでは無理なので取り扱いに気をつけつつ液体窒素で他のものと同様に凍らしたままにしておくのが最善だ。

 

 

家(研究施設)が出来るまでは米花町に留まりつつC-ウイルスのワクチンの開発に務めるのが今後の方針だな。

 

 

では方針も決まった事だし買い物にでも行くとするか……何を買うのかって?

防弾ガラスと声音認証&指紋認証&網膜認証&パスワード機能搭載の金庫だよ。

 

ほら、日本ではこう言うのだろう?備えあれば憂いなし、だったかな?

 

……それに、どうやらこの国には盗みがうまそうな奴らが沢山いるみたいだからな。

数えだしたらキリがないがな。と、まあそういう訳で買い物に行くと言うわけだ。

さて、では行くとするか……そうだ、帰りにデパートにも寄るとしよう。生活用品があまり揃っていないから買うとするか。あとは服だな。

いくらマスクを被って別人に見えたとしても服装が似たものだと勘づかれるからな。

 

 

因みに声はこの前手当り次第にハッキングを繰り返していた時に阿笠博士と言う人のパソコンに発した声を変えることの出来る機械のデータが入っていたのを見つけた。

何故特許を申請しないのか疑問に思える程素晴らしい発明だ。…蝶ネクタイ型なのは謎だが。

そしてそのデータを元に改良を加え小型化に成功し、口内にセットして使うタイプを作らせて貰った。

とても便利なのでまた暇な時にでもパソコンを拝見させていただくとしよう。

 

 

 





始祖花はマジキチ。
プラーガはビジュアルがマジキチ。



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