この物語は瑠魅花の生前のお話から何百年も未来に遡ったお話である・・・

当時は廃れていた宮永本家に頭首である瑠魅花とその下に
結月ゆかり、弦巻マキ、東北ずん子、琴葉茜と葵、暁が共に暮らしていた。

血筋は決してない他人同士の者達であるけど、そんなことは関係なかった
古来より宮永家は全国各地に存在し、その数は600万にも及んだ
元は寄せ集まった烏合の衆でもあるが・・いつしか親戚という間柄になっていった。

瑠魅花もその家訓を誰よりも理解してること上に彼女たちを本当の家族として見ていた
彼女たちもそんな瑠魅花を讃え、心の底から忠義に従えていた。


宮永家は悪霊退治を専門に行う家系であって、その血筋は途絶えてなかった
時代が進んだ日本各地には一つ一つの件に集会所が建てられ・・
そこには毎日のように一般市民からの依頼が寄せられてきていた

依頼内容は討伐~お祓いや様々な内容が挙げられる
瑠魅花の下にも依頼が舞い込んでくるけど、集会所の依頼も含めて御勤めを行っていた。

彼女たちも仕事として瑠魅花から割り当てられた依頼の他、それぞれの役職としての御勤めを励んだ
昔みたいに強大な力はなくなったけど、今の生活に瑠魅花は不満の欠片もなかった
かつては仲間は居ても絶望でしかない日々だった彼女にとってはこの上ない宝でもある。

これから始まるお話は・・瑠魅花と共に集う彼女らの慌ただしい日々を描いた物語である
  宮永家の日常()
  第一章 始まり…2016年09月07日(水) 21:00()
  第二章 二人を迎えるもの… 前編2016年09月15日(木) 19:04()
  第三章 二人を迎えるもの… 後編2016年12月17日(土) 20:42()
  第四章 消失した孤島
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