幻想郷の少女たちは現在性欲を持て余し気味   作:輝く羊モドキ

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優曇華院は優曇華淫なんで一人でしないっていう設定。

この世界はなぜかロリコンが少ないっていう設定。

最初の方ふざけてるのも設定。


因幡てゐは野菜使い

因幡てゐは激怒した。

 

かの淫虐暴戻の女兎を除かなければならぬと決意した。

 

てゐは男にモテぬ。てゐは、迷いの竹林の主である。

 

兎たちを引き連れ、遊んで暮らしていた。けれども、性欲に関しては人一倍敏感であった。

 

今日の未刻(午後2時くらい)てゐは永遠亭を出発し、竹林を超え、人里外れの打ち捨てられた小屋にやってきた。

 

薬を人里で移動販売するときに大抵そこで一度休憩をとるからだ。

 

因幡てゐには婿も、決まった相手も、一晩ともにする雄もない。

 

人間に変化出来たり出来なかったりする妖怪兎とその他と暮らしている。

 

この日は薬売りの月出身の妖怪兎がなかなか帰ってこなかったから気まぐれと悪戯目的に迎えに行った。

 

歩いているうちにてゐは、辺りの様子を怪しく思った。鼻につく匂いがする。もうすぐ日も落ちて、妖怪たちも活発になって人を襲うために動き出すのは当たり前だが、けれども、なんだか人の血液とは違う、生臭い匂いがする。

 

のんきなてゐも、なんだか不安になってきた。ひと月前にここに立ち寄った時は、夜でも草花の香りがして、こんなひどい匂いはしなかったはずだが。

 

近くの妖怪に、質問した。妖怪は、首を振って答えなかった。

 

しばらく歩いて、昆虫のようなマントを持つ妖怪の少女に会い、今度はもっと、語勢を強くして質問した。妖怪はあたりをはばかる小声で、わずかに答えた。

 

「妖怪兎が、男を連れ込みます。」

 

「なぜ連れ込むのだ。」

 

「性心を抱いてる、というのですが、誰もそんな心を持っては居りませぬ。」

 

「たくさんの男を連れ込んだのか。」

 

「はい、はじめは呉服店の若頭を、それから、甘味処の入り婿を、それから、里の大地主を、それから、大工の棟梁を。」

 

「おどろいた。鈴仙は乱心か。」

 

「いいえ、乱心ではございませぬ。人に、薬を売っている、というのです。この頃は薬があまり売れないから、少しく派手な暮らしをしている者には、路地裏か里外れのこの小屋に連れていかれます。拒めば、赤い瞳に魅入られ、連れてかれます。今週は、6人連れてかれました。」

 

聞いて、てゐは激怒した。「呆れた女だ。生かしては置けぬ。」

 

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

 

因幡てゐは、人型の雄にはまるで縁がなかった。夜の話である。

 

彼女の性質は、深い付き合いをするほどに嫌われやすいが、軽い付き合いならばむしろとても好かれやすい性質だ。それなのになぜ男と縁がないか。

 

単純明快、子供体形だったからであった。

 

実年齢だけならば恐らくこの幻想郷においてトップクラス。それも下位の者を突き放している。彼女と年齢が近いものなんて

 

 

 

 

なんでもない

 

 

 

 

しかし実年齢はともかく、外見年齢ならば幻想郷ではワースト争いをしているほど幼い。ただし人間除く。

 

そんなつんつるてんのぺったんこでリトルサイズの彼女に欲情する男なんて今まで出会った中で数えるほどしかいなかった。

 

え?貴方がそうだって?このロリコンめ!

 

 

ともかく。

 

彼女は人型の男性経験なんて数えるほどしかない(雄兎を入れても両の手で事足りる)というのに、月のドグサレ兎はここ毎日はとっかえひっかえ楽しんでいたらしい。

 

因幡てゐは怒りに震えた。

 

「全くうらやまジャナカッタけしからん奴だ!」

 

 

 

因幡てゐ。兎妖怪の名に恥じぬピンク脳っぷりだった。

 

 

 

愛用の杵を片手に、小屋に突撃をした。目標(ターゲット)は鈴仙・優曇華院・イナバ。

 

とりあえず、杵を振り上げ、下す。簡単な作業だ。

 

イメージトレーニングではばっちり。赤い花が咲いたが妖怪なので命に別状はない。

 

小屋の入り口に到着。扉に手を掛けた。

 

「くぉぉぉらぁぁぁクソビッチ兎ぃ!てめえ薬売りさぼってナニやっ、て・・・ん。の・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

目は泣きはらしたかのように真っ赤に染まった子とうつむいて顔色がうかがえない子。どちらも見た目年齢ならてゐと同じくらいの男の子だった。

その間に挟まるように座っている目標(ターゲット)

 

みんなすべからく半裸で、目標(ターゲット)は明らかに二人の男子を抱きよせていた。

 

「ぐずっ。ひっく。ズズ、ぐぅぅ。」「いたいぃ、いたいよぉ。うえーん!」

 

 

 

「あ、えっと。て、てゐ?これは違うのよ?」

 

 

 

 

 

    事案発生(ギルティ)

 

 

 

うどんげは死んだ。

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

うどんげは死んだ。

 

 

少なくとも、お師匠の激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームオモイカネブレインミックスを食らってまともに生きてるとは言い難いだろう。

 

今現在その死体はお師匠の研究室の奥の秘密の監禁牢(何のためにあるのかは知らない方がいいだろう)に安置されており。師匠の良心からか、今まで生きてきたときには決して投与しなかった薬たちの実験に使われていることだろう。もはやその魂すら日の目を浴びることは無い。

 

今となっては詮無きことだが、もしも子供に手を出していなかったならばお師匠もまだカム着火インフェルノォォォォオオウオモイカネディバイスミックスくらいにまでは手加減して100分の99殺しくらいは生きていたと思うが。実に、残念なことだ。

 

きっと次うどんげを見かけるときはうどんげ2号だろうから私が教育係になるのだろうね。

 

 

 

・・・はぁ。なんだかどっと疲れた。

 

 

 

オ○ニーして寝よう。




なんで今までうどんちゃんが捕まらなかったのか。だって?

エロ本次元だからに決まってるでしょう。

ちなみに男の子たちは人間ではなく妖獣です。人に化けてたんです。ちゃんと20歳以上ですよ?


べつにうどんちゃんはびっちぃではないんですよ。ただちょっと人と交わる快感に味を占めただけで・・・


(どうでもいい)補足

鈴仙・優曇華院・イナバ

名前長い。お師匠様ほどではないがグッドスタイル。
薬売りの時は行商人スタイル・・・と見せかけてキツ目の洋服にミニスカ姿。
男の視線をホイホイするが、リピーター率は脅威の10%↓。
一度目を付けられたら枯れるまで搾り取られ、再起不能になった男は数知れず。
ついたあだ名が「新参ホイホイ」


因幡てゐ

誰もが認める美幼女。(モテない)
性格が悪い。ウ詐欺とか呼ばれる。でも好きな男にはきっと尽してくれるはず。
えっちぃな事に興味津々だけど仲間達からは頼れるリーダーとしてしか認識されず、性の対象からは外されている。妖怪になる前も含めて出産経験は無い。
何度かロリコンに求婚されたが「私にだって選ぶ権利ぐらいあるわぁ!」と一蹴。
ロマンに恋してるに違いない。


本当にどうでもいいけど激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームオモイカネブレインミックスって言葉は口に出して読みたい日本語、日本語?

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