文「ダァァァァ!!」ドゴォ!
文「オマエ、コッチ、ガンバル。OK?」
⑨「お…おーけー……」
俺の思うヒナちゃんじゃねえ!
って方は一回!一回だけでいいからこのキャラで通させて!
「お願いします!お願いします!」
ここは妖怪の山。その一角の林の中。一人の男が大きな声をあげていた。
「どうかお願いします!」
相対するは一人の少女。幻想郷でも珍しい部類のゴスロリに身を包んでいる少女の名前は鍵山雛。
言わずと知れた厄神様である。
そんな彼女に関わるだけで不幸になるというにも拘らず、男はそんなのかんけーね!と言わんばかりに厄神様に接近して土下座を敢行していた。
一体どうしてこの男はそこまでするのか。それを語るにはまず男の説明をせねばならないだろう。
自身の頭に土が付着するのも厭わずに土下座をしているこの男。背の程は180cm、迷彩柄の背広を纏い、妙に角張ったウエストポーチが括り付けられている。何より特徴的なのは頭に乗っているテンガロンハット、額の部分には白地の黒字で『皿』と描かれている。ダサい。
そう。この男こそ河童の科学を1000年進めたと言われ、魂魄機械融合学の第一人者であり異次元転送装置の発明家でもあり妖怪の山完全機械化プロジェクト構想のトップエンジニアであるキングオブ変態河童。
え?誰だコイツって?さあもう一回初めの話から読みなおしましょうねー。
ちなみにこの男。河童の癖に泳げないのである。河童の川流れ(笑)
そんな男が何故厄神様に土下座外交をしているのかというと…
「お願いします!先っちょ!先っちょだけでいいから!ちょっと入れるだけだから!痛いのは始めだけだから!」
なんというカス台詞だろうか。先っちょだけって言っておいて全部ぶち込むのは目に見えてるから。
そんなカスに対する鍵山雛の言葉とは!?
「あらあらうふふ♪ダメよダメ。私は幻想郷のアイドルなんだからこんな誤解されるような事は駄目なのよ。そもそも男のヒトと一対一、1on1で会うなんて所をファンに見られたらなんて言われるか分からないわ。いくら貴男がイケメンでも、アイドルたる私を独占することはイケナイ事なのよ。だからそう、そういう事は事務所を通して貰えるかしら?」
厄い(確信)
* * * * *
さて、どこから話した物か。まずは河童の男の話をしよう。
この男さらりと流したが現在、妖怪の山完全機械化プロジェクト構想のトップエンジニアである。
詳しい話は省くが、要するに現在妖怪の山は、昨今の幻想郷エネルギー黎明の波に乗ろうとした結果、相談する相手を間違えたのである。要約終わり。
そしてこの男、
そして、その理論を実践する為の厄を集める為に厄神様に特別な注射針を使って直接厄を取ろうとしているのだ。
先っぽ(注射針)。神様相手にバチ当たりかよ。
そして一方の厄神様、鍵山雛はというと、偶々幻想入りした『カラスでも分かるアイドルの成り方』という本を見た結果、このざまである。
このざまである。
「大丈夫!小さい注射針一本分いっぱいにするだけだから!すぐ終わるから!」
「いやん、小さいとかすぐ終わるとか、やらしい。」「やらしい!?」
「それにぃ~。わたしぃ~。そういうことわかんにゃ~い♪」
「…」
流石の河童も異常性に気付く。
「…えっと、厄神様…?」
「は~い♪ヒナヒナ星からやってきましたぁ、皆の心のアイドル。ヒナちゃんでぇ~す☆」
ヤバイ。
「そぉ~れ、みんなの厄をたぁべちゃうぞ♪」
ガチで。
「……まあ、厄さえ取れればいいか。」
良くねえよ。
「という訳で厄神様「ヒナちゃんでぇ~す☆」
「厄神「ヒナちゃんでぇ~す。」
「…y「ヒナちゃん。」
「…ひ、ヒナちゃん……。」
「はぁ~い♪」
「……」
くたばれ(直球)
「…厄分けてください……。」
「えぇ~?どぉ~しよっかなー?」
「……」
「そうだ♪私のファンになってくれるならいいわよ★」
「(・_・)」
「なれよ。」「あっはい。」
「うふふ♪それじゃあキミが記念すべきファン一号だわぁ♪」
「え、さっきファンに見られたら云々って…」「え~きこえなーい」「怖っ」
「それじゃあ折角だし気合い入れていこー!聞いてください一曲目。『恋のヒナクルマジカル』」
てっててててって~♪
「何処から音楽が?!」
歌って踊れるアイドルらしいっすね。
◆
てってんててってん♪
「聞いてくれてありがとー!!」
「……」
やっと終わったか…想像以上に電波曲だったな(白目
「それでは続いて二曲目、いっくよぉ~☆」「まだあんのか!?」
幻想の少女は人の都合を考えない。
~ バッドラックラバーズ ♪~
「なんか趣向変えてきた!」
◇
ててててててってん♪
「ありがとー!!」
「まさか歌って踊って弾幕張るとは思わなかったぜ……」プスプス
厄神に関わると不幸な目にあうらしいな。この状況がそうなのだろうか。不幸(物理)。
「ねえどうだったかしら?」
「ああ、輝いてたよ。(弾幕が)」
「うふふ、ありがと♪それじゃあ記念すべきファン一号との初めての握手会をしよっか。」
「いや、厄をだな……まあいいや。」
ハジメテの握手会(意味深)開始。
「ところで握手会って何をやればいいのかしら?」「えー…。」
「握手会って言うんだから握手するだけなんじゃないっすかね。」
「あらそうなの?でも握手するだけなんて……何が面白いのかしら?」
「さあ…?」
それ以上はいけない。
* * * * *
「はぁ~ヤレヤレ。あのアホも人がいいというかなんというか……。面倒事に首を突っ込むのは人間がやる事だろうに……。」
河城にとりは一人、妖怪の山を歩く。目的は一つ、友達以上恋人未満の男を探していた。
「だいたいそもそもジジイ共の言葉なんか真に受けなくても良いってのにあの馬鹿。
そんなにとりは、いつものリュックの他に小さな袋を肩から下げている。
「全く、今日もあのアホはメシ食うことも忘れてどっかほっつき歩いてるんだろーな!あ~!そんな男の為にわざわざ弁当作ってやるなんて私ってば本当にイイ女の子だよなー!!」
小さな袋の中身はどうやら弁当らしい。蛇足だが、弁当を作るために朝の四時から起きて、選りすぐりの食材を使って作り上げた逸品である。
中身がキュウリだらけなのはご愛敬である。
「…ったくもー。ホントにどこにいるんだアイツ。部屋のメモには厄がどうのって書いてあったから雛のところだとは思うんだけど…。」
男の部屋に勝手に上がり込むような仲というのははたして友達以上恋人未満なのか?
「……!………。」
「~~!……!」
「おっ?この声は…
そうしてトコトコと声のする方に歩きだす。
「……っ!……~!」
「…。……?」
「んー?何話してんだあいつ等…?」
声のもとに近づいてはいるのだが、未だに二人の姿は見えず。
辺りはSIGEMIに包まれて奥の様子を窺う事は難しい。
にとりはSIGEMIをかき分けて進んでいった。
「ここがいい?それとも…コッチ?」
「っ…!やめ…っ。」
「……」
声の主は確かに
「(……いや、おちつけにとり。大体この手のパターンってのはなんてことない只のマッサージとかそういうオチだ、うん。ここで仮に何してんだ!って感じで出て行くと逆にこっちが恥をかくパターンだ。うん。ここは落ち着いて行こう。)」
「(いやよく考えたらなんでこんな山の中でマッサージしてるんだよ、おかしいじゃん!ま、まさかあのカス……私と『そういう事』しないで他の娘に手を出して…っ!)」
「オラァ
「ふふふ♪『握手会』って楽しいわね。」シコシコ
「っ!うあ……絶対違…あっ!」ぐちゅぐちゅ
「あはぁ♪ビクビクしてきた……また出しちゃうの?」
「ふっ…くっ…ぁっ…あ”っ!」びくっびくっ
「んっ、熱ぅい…ね、まだ出そう?」ねとぉ~
「はぁ~、はぁ~、も……むり………。」
「でもココはまだ出来そうだけど?」くちくち
「あぁっ!やめっ!」
「ふふっ♪硬くなってきたわ……ねぇ、
「!!」
「私のハジメテ
「ひぃ……俺にはにとりが…」
「あら、じゃあ尚更じゃない。にとりにカッコいい所見せないと♪」
「うぁ…やめぇ……」
「ふふ♪ほぉら、ココ。挿入れる瞬間…よく見てね……………あっ。」
「えっ」
「……」
「……ひ、ヒナヒナ星からやって来たヒナちゃんでぇ~す☆」
「サブタレイニアンキューカンバー」
同日、人里で河童の川流れと流し雛が目撃され、後に新聞の一面を飾りましたとさ。
という訳で100%健全なお話でしたね。
(薄い内容を何とか誤魔化していくスタイル)補足
鍵山雛
神様ってその気になれば生えると思う。
河城にとり
結構口悪いが乙女思考……なのかも。
水無月金剛鉄
じつはてんせいしゃでぜんせのきおくもちのすごいやつ。童貞で処女(意味深)
稗田阿求の!(まるで為にならない)一話完結の書き方!!
「という訳でいきなり始まりました、輝く羊モドキ式の超超超面白い小説の書き方のコーナーですが進行はこの私、稗田阿求と。」
「はい。稗田阿求一人で進めていきたいと思います。」
「早速視聴者様からのコメントが届きました。なになに?『どこから突っ込めばいいのか分からねえよ。』ですか。そうですね、とりあえずその粗末なモノを蟲妖怪にツッコめばいいんじゃないですか?」
「蟲妖怪と一生を添い遂げる覚悟(食事的な意味で)があるならなぁ!」
_人人 人人人_
> まさに外道 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
「はい、茶番お終い。ここからも茶番ですが。」
「どうしてこんな事をしているかといいますと、作者の書いた小説に評価が付きまくって喜びのあまり三日三晩裸踊りを敢行した所風邪をひきましてね。誰でしょうバカは風邪をひかないと言った人は。バカが風邪をひいてますよ。」
「まあそんな訳でただでさえ頭のおかしい作者がさらにおかしくなった為にこんな事をしている訳ですハイ。」
「さて、妖精脳みその作者による超
ジンギスカン予備軍による一話完結の作り方のプロセス
一、小説を書くためのモチベーションを高めましょう
高めました
↓ 無理でした
↓ ↓
↓ おい、デュエルしろよ。
↓
二、メインとなるキャラを決めましょう
決まりました
↓ 決まりませんでした
↓ ↓
↓ じゃあ他の小説書こう
↓
三、キャラの性格を尖らせる感じで肉付けしましょう
出来ました
↓ 出来ませんでした
↓ ↓
↓ そんな事よりオ○ニーだ!
↓
四、後は頭の中で勝手にキャラが動きますからそれを文字に書き起こしてください
そんな事出来るなら苦労しねーよ
↓ そんな事出来るなら苦労しねーよ
↓ ↓
↓ ↓
_人人 人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
「ということで簡単にそんな事出来るんだったらむしろ教えてほしいくらいだって事で。今日はこの辺にしましょう。では皆さん、おさらばです。」
文「……小説書かないで何をしているのかと思えば…。」
⑨「あひぃ。」
続かない。