幻想郷の少女たちは現在性欲を持て余し気味   作:輝く羊モドキ

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何処かの変態男と同じという意味ではないです。

ところで東方振珍祭とかいう単語が頭から離れません。
ggってもあまり関係無いような検索結果しか出ません。
誰か助けてください。


そろそろ頭がヤバイことを認めるべきだろうか・・・。
それよりもネタがヤバイことを先に認めるべきだろうか?


リグル・ナイトバグは胸派

「私だけ特定の相手が居ない。」「・・・えっ?」

 

ここは幻想郷の霧の湖。その畔。其処に少女が二人、膝を突き合わせて対面していた。

 

「ミスチーは『そろそろ子供が出来そうなの♪』とか言ってるしルーミアは『毎日求められて困っちゃうのだー♪』とか言ってるしアンタは大妖精と仲がとぉぉぉっても良いみたいね。」

 

片方は霧の湖をナワバリとし、近づいてくる人妖にとりあえず攻撃を仕掛けてみる氷の妖精。

 

「///そんな事いわれてもアタイ困るよ・・・。」「その余裕がムカツク!!」

 

もう片方は宵闇の妖怪よりも深い闇を背負っていそうな虫の妖怪。

 

「なんで私だけ相手がいないんだふざけんな!この前の発情騒動だって嬉々として人里に出向いたっていうのに誰も声を掛けやしない!なんで私はモテないんだ蟲だからか個の体形かこのズボンかそれともマントが悪いのか!チクショウめ今なら嫉妬妖怪にでもなってやるぞおおォォォ!!」「・・・えーと?」

 

闇どころではなかった。真っ黒だ。ブラックホールが逆に吸い込まれちゃうくらい黒だった。

光ってたら完全にアウトですな。蛍だから光るか。黒光り。

 

「・・・え?誰かに告白されるのを期待してたって事?」

 

「そうだよ悪いかチクショォォォォォォ!!!!!」

 

駄目だこいつはやく何とかしないと・・・。

 

 

 

 

 

「もうこの際チルノでいいや!抱いて!」「え、()だ・・・。」「ドチクショオオ!!」

 

チルノは馬鹿だが一つだけわかっていることがある。

 

 

 

コイツもう手遅れなんだろう。ということを・・・。

 

 

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

 

「愛をくださいぃぃぃぃ。愛を恵んでくださいぃぃぃぃ。」

 

「・・・頑張れ?」

 

「その(あい)じゃねえんだよおおおお!」「(もうやだこいつ)」

 

チルノは今回ばかりは己の面倒見の良さを憂いた。同時に心の中でリグルに涙した。

 

「ちくしょうちくしょう。人間共は蟲である私を見ていい顔しないし、虫に理解のある幽香さんは顔を突き合わせてくれないし。」

 

「・・・何をしたのよ・・・。」

 

「え、この前幽香さんが道端でオ○ニーしてんの目撃しちゃったんだけど、」

 

「・・・うん?」

 

「まあボコボコにされたわけよ。」

 

「・・・うん。」

 

「事故とはいえ見ちゃった私も悪いかなーとは思ったのよ。」

 

「・・・うーん。」

 

「だから見ちゃったことを幽香さんに謝罪しに行って、」

 

「うん。」

 

「責任をとって幽香さんと結婚しようとしたの。」

 

「うん?」

 

「でも幽香さんは拒否するから、」

 

「・・・うんうん。」

 

「しょうがないから私のオ○ニー見せてお相子にしようと思ったわけよ。」

 

「・・・うん?」

 

「それでも幽香さんは止めてくるもんだから。」

 

「うん・・・。」

 

「幽香さんの名前呼びながら服を脱いだら殴り飛ばされちゃって。それ以来顔を合わせてくれないのよ。」

 

「・・・」

 

初めて友達を止めたいと、そう思ったチルノであった。

 

 

「お互いがお互いの秘密を共有するってよくある恋愛パターンじゃない?だから私もそれに則ってみようと思ったのに。話が全く違うじゃないか!」

 

氷の妖精からマイナスKの視線を受けているのに気が付かない蟲の妖怪少女はなおも熱弁をふるう。

 

「この前だって人間性欲魔人と名高い男とたまたまバッタリ出会っちゃったからこれはもう仕方ないなあって感じでウェルカムフェロモン出しまくりだったっていうのに苦笑いしながら逃げるし!」

 

誰でも逃げるわそんなん。

 

「もうなんか気持ち悪いブタみたいな男でもいいやと思って外来人にウェルカムフェロモン全開で飛びかかったら『近寄んなボケェ!』とか言われるし!」

 

当たり前だろう。

 

「この際人型でなくても良いやと思ってその辺の犬相手にウェルカムフェロモン爆発させて行ったら噛みつかれたし!」

 

いきなり逃げられなかっただけマシだと思え。

 

あとそのウェルカムフェロモンとか言うのやめろ。

 

「あーもーなんで私はこうもモテないんだ!子供体形でもフェロモン出しまくりだぞゴルァ!」

 

「死ねばいいのに。」

 

「え?なんだって!?抱いてくれるって?!」「言ってないよ!」

 

 

 

とりあえず霊夢に相談しよう。そう思ったチルノだった。

 

 

 

 

「うわあああああ誰か私の処○貰ってええええええええ!」




はい、ということでリグル回でした。どや?リグル可愛く書けたやろ?

バカルテットの中でも常識的に描かれるリグルつゃんを常識的に書いたらこうなるよなぁ?



(補足)どうでもいい


リグル・ナイトバグ

とってもかわいいほたるのようかい。ふぇろもんをあやつりむしをしはいするぞ。
見た目『だけ』ならスレンダー美少女なのだが如何せん目つきがデュエリスト並にヤバイ。
変態男共より性欲を持て余しているとってもヤバイ奴。
ちゃうねんほら!欠点があるほど魅力的って偉い人がゆうてたから!


チルノ

ぐう聖。ガンジーでも助走をつけて殴るレベルの変態相手に一言で済ます神対応。
抱いて、の意味を正しく理解している。大妖精ととぉぉぉっても仲がいい。
具体的には一緒に本(薄い)を読みあい、見せ合いっこ(意味深)するくらいの仲。
そのおかげか最近⑨からおバカくらいには変化していった。体形もちょっと変化してきた。


風見幽香

我慢の出来ない変人。人じゃないけども。同性愛は非生産的だと思ってる。NL派。
見た目だけなら超美人なんだけどなぁ~。
ドSスイッチとドS(性欲)スイッチの二つを持っている。接触厳禁。


人間性欲魔人
お尻派の人。リグルは見た目だけならギリギリ攻略対象だった。すぐ外れた。

ブタみたいな外来人
駄目な方の俺等。ダメな方でもダメだった。

お犬様
食べるのは嫌だったけど逃げられる気がしなかったから間をとって噛んだだけ。



あ、蛍ってメスも発光する種類もいるんですねぇ~。てっきりオスばかり発光するのかと。

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