幻想郷の少女たちは現在性欲を持て余し気味   作:輝く羊モドキ

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催眠オ○ニーはドライオーガズムとも言うらしいですね。


ん?ドライ、『オーガ』ズム?

・・・なるほど。


今回は特にマイルドな回です。ゆっくりしていってね。


古明地さとりはサイニー派

「・・・」

 

ここは幻想郷の地下深くをさらに潜り、広大な地底世界の都の中心。地霊殿。

 

「さとりさまー?いないんですかー?」

 

一人の少女がその一室に隠れ潜んでいた。

 

「うにゅ・・・さとりさまー?いないのー?」

 

「・・・」

 

さながら今の少女は男子中学生がベッドの下に隠したエロ本の様な気分に違いない。

 

少女を探す者達はすべからく妖怪だった。この少女は妖怪から逃げているのか?

 

「???部屋に居ないんならどこだろ。・・・さとりさまー?」

 

「・・・行ったみたいですね。」

 

なるほど、確かに逃げているのかもしれない。だが少女を探す妖怪たちはそのほとんどが彼女のペットであった。

 

・・・ならば何故、彼女はペット達から逃げ隠れているのか。それは・・・

 

 

 

 

 

「おりーん。さとり様何処にも居なかったよ。」

 

「ん~?こっちも探したけど居なかったし何処に行ったのかなぁ。勇儀、そういうことだからさとり様は留守だよ。」

 

「アタシの勘が此処にいるって告げてるんだが・・・。まあいいや、鬼との約束をほっぽりだすなんて度胸があるじゃないか。」

 

 

「(そんな約束した覚えなどありません!)」

 

 

化け物(ゆうぎ)に見つからないようにするためだった。

 

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

 

話は半月前まで遡る。

 

今から半月前、さとりは旧都に買い物に行った際、二つの死体を見つけた。

 

別にそれだけだったならば気にも留めなかったのだが、なぜかその死体が気になってしまった。

 

気になってしまった以上、そのまま見なかった事にするという選択肢は無い。

 

襤褸切れを纏い、うつ伏せになっている死体に近づいて行ったのだった。

 

・・・一歩。また一歩と死体に近づいていくにつれ、自分の中に違和感、不信感、悪寒がぷつぷつと湧いて出てきた。

 

今すぐ立ち止まって見なかった事にするべきか・・・。

 

そう思ったが、先の好奇心に負けてしまい近づいて行った。既に死体は足元に有った。

 

 

近くで見ればこの死体は両方とも女らしい。少なくともスレンダー体形の自分よりは女らしい体つきをしていた。

 

さらによく見ると、どうやらこの女達は死の間際まで犯されていたようだ。こと切れてからも犯され続けていたのかもしれない

 

自分の中のナニかが警鐘を鳴らしていた。今ならまだ間に合う。見なかった事にして立ち去れ。と。

 

心臓がバクバクと轟いている。腕は死体の顔を拝んでやろうと勝手に動いていた。

 

女達の髪の色は金色をしていた。思えばこの時すぐにでも立ち去ってしまえば鬱鬱とした日を過ごさなくてもよかったのかもしれない。

 

うつ伏せに倒れていた死体をひっくり返した。見知った顔だった。

 

 

彼女たちの目は闇だけを映していた。いや、自分を映していたのかもしれない。

 

 

理解した。理解してしまった。彼女たちは化け物に襲われたのだと。抗えぬ悪魔に喰われたのだと。

 

吐き気がした。吐いたのかもしれない、化け物は同じ相手を連続で喰わない。

 

 

死体達の目が、次はお前だ。と言っているような気がした。

 

勿論心が()い死体に自分の能力は効かない。それこそ気のせいだったのかも知れない。気のせいだと思いたかった。

 

逃げた。走った。飛ぶことを忘れ、とにかく走って逃げてきた。化け物は同じ相手を連続で喰わない。

 

 

つぎはおまえだ。自分の第三の目がそう言っているようだった。

 

 

 

 

*  *  *

 

 

 

 

約半月の間、考えた。化け物から逃げきる方法を。

 

一日。一日逃げきってしまえば、勝ちだ。長い経験から知っている。

 

どうする。どうやって逃げ切る?

 

地底から離れる。駄目だ。地上の地理には疎い。オニゴッコでは絶対に負けてしまう。

 

何より地底の妖怪が地上に出るだけで八雲の監視というハンディを背負ってしまうのだ。無事に逃げ切れるわけがない。

 

ならば、地底洞窟の何処かに潜み続ける?駄目だ。化け物の嗅覚は異常だ。普段近寄らない場所に隠れても常に居場所を叫び続けるようなものだ。

 

じゃあどうやって逃げ続けるか。

 

 

 

カクレンボ。

 

 

 

そうだ、地霊殿で隠れてしまおう。普段から自分が生活している場所だ。匂いなんてそこら中に染みついている。

 

ましてや其処は自分のフィールド。逃げきってやる。

 

問題は、戦場が地霊殿になってしまう以上、ペット達の安全だ。

 

彼女たちはあの化け物に喰われないとは思うが、絶対じゃない。

 

それにもう一つ気がかりなのが、今何処にいるか居場所のつかめない愛する妹だ。

 

彼女も自分と同じ血が流れている。化け物に喰われてしまう可能性がある。

 

・・・だが、化け物が襲撃に来る日に、妹が地霊殿に帰ってくるだろうか。そもそも化け物は妹を捕まえることが出来るのか。

 

 

 

・・・可能性は、低い。ならば、化け物を地霊殿で迎え撃つ。

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

 

「・・・で?どうすんの?さとり様は今家にいないけど・・・。」

 

「うーんそうだねぇ。まあここで待たせて貰うよ。」

 

「?さとり様がすぐに帰ってくるなんて保証はないよ、それでもいいの?」

 

「ああ、構わんよ。・・・それに、案外すぐにさとりは見つかるかもよ?」

 

「(!!まさか、もうバレた?!)」

 

 

古明地さとりは今、自身の心を読む力を全力で活用し、たとえ直接目で見ていなくてもこの地霊殿の中の一部なら覗き見ることが出来るのだ。もちろん相手には分かるはずもない。

 

 

「うにゅ?さとり様は外に出かけたんじゃないの?」

 

「・・・ああ、どうやら此処でカクレンボをしているつもりらしい。」

 

 

「(なんで!!どうしてもうバレてしまったの!?)」

 

 

タネ明しをするならば、星熊勇儀の能力、怪力乱神を持つ程度の能力だ。

 

怪力乱神とは説明のできない物事のたとえの事だ。

 

その力を用いて、地霊殿に古明地さとりが居る事を察知しているのだ。タネ明せてねぇ。

 

 

「ハハハ!どれどれ、いっちょ私が探しに行ってやろうか!」

 

「あーちょっと勇儀。アンタ一応お客様なんだから勝手に出歩かないでよ。」

 

「なあにいいじゃないか。それよりも酒を振る舞ってくれる約束だったんだ。折角だからあんた等は宴会の準備をしてておくれ。」

 

「うにゅ?宴会するの!?」

 

「あーハイハイ。まぁったく勝手なんだから。勇儀、地霊殿で暴れたら承知しないからね。」

 

「ハハハ!鬼相手に承知しない、か!面白い。まあ分かってるさ、暴れはしないよ。ちゃあんとあんたらの主人を捕まえてやるから。」

 

「・・・ハァ。じゃあお空、とりあえずさとり様を探すのはコイツに任せよう。アタイらは宴会の準備だ。」

 

「はーい。」

 

 

「(まずいまずい。これは予想外のパターンになってしまいました。というか宴会の約束なんてしていないというのに!鬼は本当に勝手ですね!)」

 

 

このままではすぐにでも捕まってしまう。早く隠れ場所を探さないと。

 

 

 

古明地さとりの命がけのカクレオニが始まった。

 

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 

「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ!」

 

「さぁとぉりぃ。逃ぃげんなってぇ!」

 

すぐに見つかった。

 

「(拙い拙い拙いぃぃぃ!喰われる!完全に喰う気だ!助けてぇぇぇ!!)」

 

「おお?ケツなんか振っちゃってよォ!誘ってんのかおい!」

 

「ひぃぃ。」

 

口から息が漏れ出た。恐怖だ。恐怖が追ってきていた。捕まったら死ぬ。

 

 

「待てよぉさとりィ。連れねぇ・・・ナァ!!」

 

「ひいぃぃ!」

 

化け物が急加速してくる。すぐに追いつかれるだろう。さとりはすぐ横の部屋に逃げ込んだ。

 

「無駄無駄ァ!すぐに捕まえ」ズルッ「て、あ?」ズタタガッシャーン!

 

急加速からの急制動に床のカーペットが耐えられず滑ってしまったらしい。

 

思いがけないチャンス。しかしここは袋の鼠。絶体絶命のピンチ。

 

「(クッ。仕方なかったとはいえ部屋に逃げ込んだのは失敗・・・いや、そうだ!)」

 

 

 

 

 

「いてて、あーあ。お燐に後で怒られるかな。まぁイイヤ。今はさとりを・・・」

 

ガチャ。

 

「・・・ありゃ?居ねえな。おいおい、悪あがきか?またカクレンボかい?」

 

「(お願い。見つけないで・・・!。)」

 

「んっん~?さ~ぁてさてさてぇ?おあつらえ向きにベッドまで用意されているじゃあないか。そんなに待ち遠しかったのかねぇ。フフフ。いいよぉ、スグにでも楽しもうじゃないかァ。」

 

 

「ん~。クローゼットの中。・・・じゃあねぇなぁ。」

 

「ベッドの下。・・・でもないな。」

 

「この本棚の裏かァ?・・・いねぇ。」

 

「(見つかりませんように見つかりませんように見つかりませんように)」

 

「・・・。んん~?まさかまさかのぉ~?カーペットの裏か!」

 

「(!)」

 

「そおりゃぁ!フヒッビンゴォ!抜け穴とは面白いじゃあねえか、ええ?待ってろよさとりちゃぁん。可愛がってやるからなぁ?」

 

 

 

 

ギィ

「(・・・行ったようね。)」入ってきた扉の裏からこっそりと顔を出す。

 

 

「はぁぁ。た、助かったわ。たまたまとはいえここがこいしの部屋だったのはラッキーだったわ・・・。」

 

 

 ◇

 

 

「おねーちゃん!最近の流行はからくり屋敷なんだって!うちもからくり屋敷にしようよ!」

 

「何言ってるの、そんなからくりなんてどうやって作るっていうのよ。」

 

「えー?分かんないけど。いいじゃんー隠しとびらーつり天井ー抜け道ー。」

 

「駄目です。そもそも家にそんなもの要らないでしょう。」

 

「ぶーおねーちゃんのケチー。いいもーん私の部屋に勝手に作るから。」

 

「ちょっと、待ちなさい。こいし!」

 

 

 ◇

 

 

「(ありがとうこいし。それとごめんなさい、確かにからくりは必要だったわね。)」

 

今度自分の部屋にも作ろうかと考えるさとりだった。

 

 

「(いや、そんなこと考えている場合じゃなかったわ。すぐにでもここから脱出しないとね。・・・宴会の準備をしているお燐とお空には悪いけど・・・後でなでなでしてあげるから許してね。)」

 

 

遠くから聞こえる化け物の嗤い声を背に地霊殿を後にするさとりだった。

 

 

「とりあえず日付が変わるまで旧都の何処かに隠れよう。流石にあの化け物も諦めるでしょう。」

 

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

 

「・・・流石にもうあの化け物はいないわよね・・・?」

 

日付が変わり、念のために地上では太陽が昇るくらいまでの時間を隠れて過ごしたさとりは現在、地霊殿の玄関をこっそりと潜り抜けた。

 

「・・・なんだか嫌に静かね。」

 

化け物が暴れたのだろうか、地霊殿のあちこちがボロボロに傷ついてしまっていた。

 

「はぁ・・・。修理するのにいくらかかる事やら。」

 

なんだか気が緩んでどっと疲れが押し寄せてきたさとりは自室で寝る事にした。

 

「・・・今の時間くらいなら起きてるペットもいると思うんだけど・・・?」

 

地霊殿は不気味なくらいに沈黙を続けていた。

 

「・・・?」

 

 

 

 

 

「…ちゃん…」

 

 

 

 

 

「?今何か・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気のせい・・・かしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ぇちゃん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・え?今の声は、こいし?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ぇちゃん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「間違いないわ。こいしの声ね。帰ってきてたの。・・・まったくいつもふらふらどこかに行っちゃうんだから。今日という今日はちょっとお説教しないとね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おねえちゃん。」

 

 

 

 

 

「あらこいし。貴女いつの間に帰ってきてたの。全くあなたっていつもどこかにいなくなっちゃうんだから今日は「逃げて」・・・え?」

 

 

 

 

「にげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげてにげておねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃん」

 

 

 

「え、あ。え?こいし、貴方。目が・・・」

 

 

古明地こいしの第三の目が開いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こ。こい・・・し?」「さとりさま」「・・・あ、え、あ。お燐、無事だったの

 

 

 

 

 

 

 

 

「さとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまさとりさまごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

 

 

「ひぃ!お燐!貴女どうしたの!お燐、お燐!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーぉ。さとりィ。やぁぁぁっと帰ってきたかぁぁぁ。」

 

 

 

 

 

「え、あ。あ。あ。お、くう・・・?」

 

 

 

「…なさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ…」

 

 

「いやあぁ、さとりが帰ってくるのが遅かったからさぁ。つぅいつい摘まんじゃったよぉ。」

 

 

「あ、あ、ああ、いや、うそ、これは、これは悪い夢。そう、これはゆめなのよさとり」

 

 

「ああ、お前の妹は実にお前に似た抱き心地だった。いささか元気が良すぎたが、まあすぐにいい具合になったよ。」

 

 

「そうよゆめよこれはわるいゆめなのだからおきなくちゃほらはやくおきてちょうしょくを」

 

 

「お燐の奴は実にいい声で鳴いたよ。ああまったく、爪を立てるせいで背中が傷だらけだ。」

 

 

「そしてこいしにおはなししないとそれからおりんとおくうもなでなでしないとねそれからこうちゃにしましょういっしょにくっきーもいただくわ」

 

 

「お空の奴は中々に楽しめた。いやはや、やっぱり大きい胸は触り心地も全然違うね。堕とすまでに腰が抜けそうだったよ。

 

 

「それからみんなでさんぽにでかけるのひさびさのちじょうはきっといいてんきだからはやくゆめからさめなきゃおきるのよおきておきておきておきておきておきておきて」

 

 

「だがやっぱり足りないんだよなあ。なあおい。メインディッシュを喰わなきゃパーティは終われない。そうだろ?」

 

 

「これはゆめこれはゆめこれはゆめこれはゆめこれはゆめこれはゆめこれはゆめこれはゆめ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ。お前はどんな声で鳴くのかな?」

 

 

 

 

 

 

 

みんな。ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぎはおまえだ。












いやーマイルドでしたねー。


え、地底組はホラー色専門なのかって?


   う ん !


だってもはや作者の中でこの世界の勇儀像がこんなんなっちゃたから。仕方ないね。



(どうかしてるぜ)補足


古明地さとり

悪霊すら恐れる少女。スレンダー体形。幼女じゃないよ!
勇儀がご執心の女の子。目論見の甘さが家族に牙をむく。ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…。
凹凸が乏しいが大人の色気満載。たまに旧都に出て心を適当に覗いてはオナネタにする。


火焔猫燐

死体コレクター。お空ほどではないがイイカラダ。
え?お燐ちゃんはいつも死体とシタイ(激寒)って?そんな訳無いだろ。
ちゃんと生きてる男を使うよ。その後死ぬけど。


霊烏路空

おバカ。核融合っぱい持ち。もちもち。
え?お空ちゃんは誰とでもフュージョンしたいって?そんな訳無いだろ。
ちゃんとさとり様とだけしたいって思ってるよ。その後死ぬけど(体力的に)。


シタイシスターズ

前回のホラーさん。ヤマメですか(喜)とパルパル。
妖怪といえども精神攻撃で死ぬ。死ぬ。


モノブロス

声がすごい。何がすごいって、一言話すだけで威圧する。特性:威圧
月に二回ほど発情期が来る。その日は完全化け物扱い。凄い迷惑。死人が出るぞ。
発情期以外の日は普通に良い人。人じゃないけど。

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