幻想郷の少女たちは現在性欲を持て余し気味   作:輝く羊モドキ

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UAが5000超えたァ!これはもう赤玉出すまで書き続けるしかないはwww


(´・ω・`)出た


記念に番外編でも書こうかしら。毎回番外みたいだって?うっせ。


幸運の素兎は男が欲しい

「うどんげの蘇生終わったわよ。」

 

師匠がそう言ったからホイホイとついていった。

 

後悔した。

 

 

 

 

「ほらうどんげ、挨拶しなさい。」「ハジメマシテイナバサマ、ヒヤシウドンデス。」

 

「なぁにこれぇ。」

 

これをうどんげと言い張る勇気。

 

 

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

 

うどんげの教育係に任命されて早幾日。とりあえず大まかな雑事はもう一人だけでこなせるだろう。

 

師匠の手伝いも元々頭の中に残ってた記憶の中に薬学の知識も知識もあった訳だし楽だった。

 

人里に薬売りに出すときも毎日のように発情してた時が嘘のように真面目にやって帰ってくる。

 

 

 

・・・唯一の心配事だった姫様の一人ハッスルの後処理もしっかり出来るようだ。

 

あの光景を見て又昔のうどんげが黄泉返ってきたらめんどくさすぎる。

 

これにて教育係のお役御免。てゐちゃんにも暇な日常の時間が戻ってきたうさ。

 

 

 

 

・・・そう思ってたんだけどなぁ・・・。

 

 

 

 

 

「鈴仙ちゃん。その尻尾の付け根がどうなってるのか気になって夜も眠れないから触って確認させてもらえる?」

 

「うどんちゃんの乳力ならきっとお師匠越えも果たせる!だから揉ませて!」

 

「ええぇ、お触り厳禁ですよぉ。」

 

「「じゃあ触らないからナース服に生着替えオナシャス!!」」

 

「もっと嫌です・・・。」

 

 

 

 

 

今日からウサギの妖怪から死んだ魚の妖怪に転身果たしていいかな・・・。

 

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 

事の始まりはこの男共がここ永遠亭に運ばれてきた事に端を発する。

 

その時のこいつ等はそりゃあもう生きてたのが不思議でたまらないくらい重症だったうさ。

 

てゐちゃんも長いこと生きてるけどあんなになっていたにもかかわらず、今こうやって五体満足に生きているなんて神の奇跡でも難しいうさ。いっそ産みなおしたほうが早い。

 

いくら師匠の凄い薬の効果が有ったとしても僅か1日足らず生死の境を彷徨っていただけで起き上がるとか理解に苦しむうさ。

 

しかも起きて第一声が

 

 

 

 

「おっぱいが俺を呼んでいる!」「お尻が俺を求めてる!」

 

 

 

 

誰も呼んでないし求めてない。同時に厄介事が来たとも思ったね。

 

でも患者は患者。死んで無いなら医者の領分さね、元気そうだからちょくちょくうどんげに世話をさせてやった。そしたらどうだ。

 

 

 

怪我が見事に完治してるじゃあないか。

 

 

 

これにはアタシもお師匠様も吃驚仰天。いい年して変な声あげちゃった。

 

流石に数日は寝たきりかな、とお師匠様と話してたばかりだったからねぇ、理不尽にも程があるでしょうに。

 

こいつ等曰く、

 

「うどんげちゃんの乳・尻を揉みたいと思い続けてたら腕が復活した。」

 

だってサ。現代医学の敗北だねぇ。

 

お師匠様は「一応大怪我してたんだからしばらく検査入院ね。」とは言っていたがアタシは知ってる。こいつ等から色々抜き出したモノで薬を作り出そうとしてることに。

 

 

 

 

 

そんな訳でしばらく永遠亭に男共が住む事になったんだけど・・・。

 

 

拙いうさ。とっても拙いうさ。

 

すごーくとんでもなーく拙いうさ。

 

勿論こんなエロ男共に影響されたうどんげが昔のうどんげに戻ってしまったら・・・なんて思うがそんなことよりはるかに問題が溢れているうさ・・・。

 

 

 

 

 

オスの匂いが近すぎてヤバイ。

 

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 

 

「あ~どうする?相棒。」「そうだな、とりあえずお前は一回嫁さんに連絡取れ。」

 

 

 

「・・・殺されそうだから、ヤダ。」

 

「・・・連絡取らずに何日も放置して、ノコノコ帰ってみろ。確定的に殺されるぞ。」

 

 

 

 

「だったら死ぬ前にもう一度あの美女に会いたい・・・。」「死ぬの確定かよ・・・。」

 

男共は縁側でぼや~っとしてる。妖怪兎たちを眺めているのか?

 

 

「なぁ。なぁなあなあなあなあなあなあななああなあなあななな「喧しいわボケぇ」

 

 

 

 

「ウサギって年中発情期らしいぜ・・・。」「・・・」

 

 

お?

 

 

「妖怪兎も年中発情期らしいぜ・・・。」「・・・」

 

 

お?お?この流れはもしかして・・・?

 

 

「・・・ってことはよぉ。」「・・・」

 

 

てゐちゃんビッグチャンス到来じゃないの?

 

 

「鈴仙ちゃんも口ではああいってるが揉めば即落ち二コマ劇場イケんじゃね?」

 

「嫌よ嫌よも好きの内ってか。」

 

 

ぐっ、やっぱうどんげか。だがうどんげは既に静淫剤を投与済み。貴様らがナデポ持ちだとしてもうどんげを落とす事は叶わぬ。

 

 

「あ、妖怪兎ってもう一匹いたろ?」「あー、てゐ。あの娘。」

 

 

・・・まあ呼び捨てすることは100歩譲って大目に見てやろう。それよりワンチャンクルー?

 

 

「あれはやっぱり・・・」

 

 

ドキドキ

 

 

 

 

 

 

 

「「無いな!」」

 

「おい手前等この杵で真っ赤な花を咲かせてやるよ。」

 

 

「うを!いたのか!」「しまった!おっぱいセンサーに全く引っかからなかったから分かんなかったぜ!」「よーしそこに並べー。順番にザクロより酷い顔にしてやる。」

 

そんなにおっぱいがいいのか

 

 

 

「やばい。俺の経験上これは逃げるべきと叫んでいる。」「奇遇だな。俺もだ。」

 

 

 

「「レッツ、脱兎。」」

 

「っは!この竹林でアタシから逃げようなんて100万年早いさね!」

 

よーしてゐちゃん本気出しちゃうぞー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ~。まさか本当に逃げられるとは。アタシも耄碌したもんさねぇ・・・。

 

とはいえ、だ。あいつらには竹林から脱出できるだけの幸運なんて分けちゃぁいないから、適当にぶらついてれば運よく見つける事なんて造作もないうさ。

 

 

 

・・・おろ。姫様に藤原の。ありゃぁーイツモノかー。

 

ん?そういえばつい最近殺し合いしたばっかりだってのにまたやるのかな?

 

 

・・・ん~。ちょっとここいらで様子見でもしておくか。

 

 

 

「あら、妹紅。相変わらず男に縁の無い顔してるわね。」

 

「はっ、そういうお前こそ男日照りが続いて、キモい妄言垂れ流してるみたいじゃねぇか。」

 

「あらあら、これだから野蛮人は。それに私は最近男を飼い始めたのよ、二人も。」

 

「・・・はぁ?お前みたいな起伏の無い体でよく男が懐くもんだ。ソイツらは随分悪趣味だね。」

 

「負け惜しみかしら。そうよねぇ、貴女みたいなガサツな女は僻むしか能がないからね。」

 

 

 

「あ”ぁ?」「・・・ふふん。」

 

「ケッ、今のテメェみてえな乾物によって来るオスなんて蝿ぐらいなもんの癖に。」

 

「あら、どうせ貴女は蝿すら寄ってこない癖によくそんなこと言えるわね。」

 

「それはどうかなぁ?私は今でも複数の男達から言い寄られるけどなぁ?」

 

「・・・なんですって?」

 

「ああ、昔からそれはもう激しく激しく求めてくるモンだから参っちゃって参っちゃって。」

 

「・・・へぇ。」

 

「まあ私は輝夜みたいにわざわざ囲わなくたって向こうから来ちゃうもんだからねぇ。」

 

 

 

 

・・・?うーん。藤原の言っていることは嘘には聞こえないが、かといって藤原が男と懇意にしてるなんて見たことも聞いたこともないなぁ。

 

姫様もなんだかんだで長い付き合いだから嘘をついてないって思ってはいるだろうし。

 

・・・というか姫様の言う男のペットってあいつらの事か?

 

 

・・・ないな。うん。幾ら姫様が”あの”かぐや姫で超のつく美人だったとしてもあいつ等は顔で女性を選ばない。胸か尻で選ぶ。

 

こんなこと言っては失礼だろうが、姫様は良く言ってスレンダー体形。悪く言ってコケシだ。

 

身長こそアタシよりもあるが、体形はあまりアタシとは変わらない。

 

 

 

考えて死にたくなってきた。あんまり健康的な思考ではないなぁ。

 

 

・・・?男の声がする?あ。もしかしてあいつ等か。

 

 

 

 

「だからよー、本当にモコタンの声が聞こえたんだって。」

 

「だぁからこんな竹林の奥深くまで妹紅さんが来る理由がねえって言ってんだろうに。」

 

「でもよぉ、・・・ん?俺のおっぱいセンサーが反応している?」

 

「は?なんだってこんな所で・・・。あ、俺のお尻センサーも反応してるわ。」

 

「「こっちだ!」」

 

 

ガササッ!

 

 

 

「「お?」」「あら?」「あっ」

 

 

 

おやおや、これはまた奇特な運命の悪戯か。面白そうだから見てよっと。

 

 

 

「え、何で姫様?」「ありゃ、ほんとに妹紅さん。」

 

「あら、ちょうどいいわ。」「お。ちょうどいいや。」

 

 

 

「「貴方達(おまえら)、そこの間抜けな不死鳥(馬鹿なニート)に私たちの関係を教えてやって。」」

 

 

 

「・・・え?」「あ?」

 

 

「「関係と言われても。」」

 

 

あらぁ~(喜

こういう展開と来たか、これは確実に面白い流れになるうさ。

 

 

「・・・ねえ妹紅?聞きたいことが有るのだけど。」

 

「奇遇だな。私もあるぞ。」

 

 

「なあ相棒。聞いたか?」「ああ。しっかり聞いた。」

 

 

 

妹紅さん(モコタン)の言葉遣いが変だった!」

 

「「いやそこぉ!?」」

 

 

「だぁってよぉモコタン、いっつも里で会う時はなんかお上品言葉だったじゃ~ん。」

 

「だというのにさっきはガサツで野蛮な言葉遣いだったからさ。」

 

 

「あぁ、いや。これはその・・・だな。「「ギャップ萌え!!」」燃やすぞ悪ガキ共!」

 

「あらぁ~。妹紅ってば男の前では猫被ってるのね。ウケる。」

 

「姫様。その若者言葉まるで似合わねえな。」「ウケる。」

 

「・・・貴方方を須臾の間に置いていきましょうか・・・?」

 

「・・・っぷ。なんだよ輝夜その言葉使い。ひひひ、お前も男の前じゃ猫被ってるじゃん。」

 

 

おーおー、姫様と藤原の間に変態が入るとこうなるのか。いやはや、永く生きてても勉強になるねぇ。愉快愉快。

 

 

「くく、それよりもお前ら、輝夜のペットになったんだって?あのエロガキどもが?」

 

「は?ペット?なんで?」

 

「あぁ。ペットになって鈴仙ちゃんのお尻もみもみ出来るんならペットになるけども。」

 

「あ、それいいな。俺おっぱい揉みたい。じゃあ、なる。」

 

「なるな!」

 

「あら、別にイナバの尻でも胸でも好きに揉むといいわ。私が許可する。」

 

「「やったぜ!」」

 

「おいゴラァ!手前等本気か?!今すぐ消し炭にされたいかあ”あ”?」

 

「え、なんでモコタン怒ってるの?おこなの?月に一度の女の子の日なの?」

 

「なんでだろうね、もしかしてだけど・・・。」

 

 

 

「「嫉妬?」」「あ”あ”?!」

 

 

「いやーやっぱ揉むのだったら私だけにして!っていうアレかなーっと考えた次第で。」

 

「すみません妹紅さん。実は俺は既に結婚してるので、そういう束縛は、ちょっと。」

 

「誰が嫉妬してるって?!生きながら目を焼かれる苦しみを味わいたいのかお”ぉ”ん”?

あとお前等結婚してたのかよ式に呼べ水くせえなおめでとう!」

 

 

「あ、すいませんモコタン。俺結婚まだなんで結婚してください。」

 

「誰がするか!」

 

(・・・え?何こいつ等仲良すぎてキモい)

 

 

おお、中々堂に入った夫婦漫才。妖怪相手でも一席いけそううさ。

 

 

 

「ちょ、ちょっと待ちなさい。」

 

「なんです姫様。あ、まさか姫様まで嫉妬?いやぁ~モテる男はつらいねぇ。」

「違うわ、その薄汚い口を今すぐ閉じないと切り落とすわよ。」

 

「・・・」

 

「なに?貴方たちはどういう関係なの?いやに仲がよさそうだけど。」

 

「・・・」

 

「・・・」「・・・」

 

 

・・・

 

 

「・・・この男はともかくとして、何で貴方達二人まで黙るのよ・・・。」

 

「「「・・・」」」

 

 

 

 

 

「・・・はぁ、はいはい。面白いわ。だから早く答えなさい。」

 

 

 

 

チラ、チラ、チラ。

 

 

 

「「「・・・・・・」」」

 

 

 

「・・・ああもういいわよわかったわよはいはいおもしろいおもしろい。これでいいでしょ。」

 

 

 

 

「「「・・・・・・・・・・」」」

 

 

 

「ぁぁああ!!もう!いいわよ!分かったから、悪かったわね!はいさっさと口を開けなさい!」

 

チラ、チラ。コクコク。

 

 

 

 

「悪いと思ったなら土下座な」「ついでに靴も舐めろ」「全裸でな」

 

「ブチ殺して差し上げましょうか?」

 

 

なんだよこいつ等仲良すぎてキモい。

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

「次同じようなことやったらほんとに切り落とすから。」

 

(姫つええ)(人ってあんな空高く飛べるもんなんだな)(初めて輝夜相手にちびりそうになった)

 

 

 

おお、永遠と須臾を操る程度の能力ってあんなこと出来るのか、初めて知った。

 

 

 

 

「それで?」

 

 

 

「それでというと?」「あら、二度も同じことを言わせないで頂戴?」

 

「私共が子供のころからの付き合いです!」

 

「おっぱいやお尻ばっか揉んでました!」

 

 

「・・・ハァ。飽きれた。男共に求められるって、唯子供たちに悪戯されてただけじゃない。」

 

「ただの悪戯と思うなかれ!」

 

「時に待ち伏せ、時に奇襲。」

 

「時に正攻法、時に泣き落とし。」

 

「そのすべてに引っかかったモコタンの胸と尻はもはや!」

 

「「俺たちが育てたと言っても過言ではない!!!」」

 

「過言過ぎるわぁ!」

 

「ふん、呆れた。何度も揉まれて育てられた・・・な・・・ん・・・て・・・?」

 

 

 

・・・今あの男たちはなんて言った?育てた?蓬莱人の体形を?

 

・・・おいおい。嘘だろう。嘘だと言って。頼むから。

 

 

 

(どういう・・・ことかしら・・・嘘?いや、言われてみれば、確かに・・・昔と比べて成長した・・・?)

 

 

「妹紅。」「あ”?なんだよゴラァボケ輝夜お”お”ん?!」

 

「嫌だわ、暴露のあまりにハリネズミのように周囲を攻撃していらっしゃる。」

 

「仕方ないわ。妹紅さんだってお年頃の乙女。吸った揉んだは抵抗があるのでしょう。」

 

「揉まれた覚えはあるが吸われた覚えはねえぞ!!」

 

「妹紅。」「・・・なんだよ。」

 

 

「服を脱ぎなさい。」「ハァ!?」「「脱衣プレイキタコレ!」」

 

 

これはシャレにならないねぇ・・・。

 

 

 

 

脱衣プレイのくだりではなく。

 

 

 

 

 

 

*  *  *

 

 

 

 

 

「・・・確かに昔より大きくなっているわね・・・。」

 

(見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた)

 

「おお、モコタンの生おっぱいゴチです。」

 

「いや、それよりもなんで姫様は昔の妹紅さんのサイズを知っていたのか疑問に尽きない。」

 

 

そこはまあ、昔の過ちって奴うさ。あんまり詮索してはいかんよ。

 

 

・・・しかし、あらゆる変化を拒絶する蓬莱人の胸が育つ・・・ねぇ?

 

 

「・・・貴方達。私が不老不死の蓬莱人って事は知ってたわね。」

 

「え、まあ、はい。」「蓬莱人って何だとは思ったけども。」

 

「・・・じゃあ妹紅も蓬莱人ってことは?」

 

「「知ってる。」」

 

「みんなに内緒にしたがってる事も知ってる。」「年齢だけなら凄いお婆ちゃんな事もな。」

 

「うるっせ!」

 

 

・・・ふーん?藤原は中々に得難い友人を得てたみたいだねぇ。

 

 

「じゃあ不老不死というモノがどんなものかは?」

 

チラ、チラ。

 

「「知らない。」」

 

「・・・そう。」

 

 

 

「じゃあ教えてあげるわ。蓬莱の罪。永遠の呪いについて。」

 

 

 

 

 

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 永遠とは不変。未来永劫あらゆる変化を受け付けない事だ。

 

 

 

    蓬莱の薬は服用者に永遠を与え、永遠に苦しみ続けられる。

 

 

 

死という変化を受け付けず。生の変化も受け付けない。

 

 

 

     不老不死とはそういう事。永い時を一切の変化も無く過ごさなければならない。

 

 

つまり死なず。生きず。魂の一片すら無くとも、真の意味で終わりは無い。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・分かったかしら。自分たちがいかにとんでもない事をしでかしたのか。」

 

「「・・・」」

 

「貴方方がしでかしたこと、それは永遠という不変を壊してしまったことよ。」

 

「永遠が壊れてしまったとしたら、もはや妹紅は不老不死では無いかもしれないわ。」

 

 

 

「・・・あのさ。」「あら。なあに妹紅。いま結構シリアスな場面なんだけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そのシリアスな場面で私はいつまで裸でいなきゃいけないんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・妹紅。」「なんだよ、忘れてた言い訳なら聞くぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「テヘペロ♪」「おっしゃー今日のフジヤマヴォルケイノは一味違うぞー。」

 

 

永遠が途切れても仲のいいことで・・・。

 

あ、もしかしてあいつらに揉んでもらったら私のおっぱいも育つんじゃなかろうか・・・!

 

ヤバイ。今日のてゐちゃん冴えてるぅ!

 

 

 

 

 

*  *  *

 

 

 

 

 

「・・・なぁ姫様。」「はぁ、はひはひは(あら、なにかしら)」

 

「その。永遠が如何のとかは・・・まあ。分からん。」

 

「俺たちは例え二人の年齢を足したとしてもまだ50年も生きてないし。」

 

「だからあんたたち蓬莱人ってのが今までどんな思いで過ごしてきたか。」

 

「これからどんな思いで過ごしていくのか、全く想像がつかねえ。」

 

「あんたの言葉からは、永遠を捨てたい様にも聞こえたし。」

 

「永遠に縋り付いているようにも聞こえた。」

 

「・・・」「・・・」

 

「モコタンが永遠に対してどう思ってるのか。」

 

「妹紅さんが永遠を捨てたいのかも、何もかもわからない。」

 

「・・・そーか。」

 

「「でもな。」」

 

 

 

モコタン(妹紅さん)()を育てたことは、絶対に悪いことじゃないと思う!」

 

「!」「・・・。」

 

 

「ほへふぁあはははひほはあほえほあほひえほ?(それが貴方たちのただのエゴだとしても?)」

 

「ああ。そうだ。」

 

「俺が嫁さんと結婚した時はそれはもう盛大に荒れてな。」

 

「そうそう、里の女性や一部の妖怪たちが竹刀や木刀を担いではこいつ目がけ振り回してな。」

 

「俺は嫁さん担いで人里中を駆け回ったんだ。今からこいつを嫁にするぞって言ってな。」

 

「そしたらどうだ、こいつの嫁さんが顔を真っ赤にして大暴れしてな。」

 

「こんな結婚式恥ずかしい!もうお嫁に行けない~!って怒るんだ。可愛いだろ?」

 

「・・・はんおはあひほ。(何の話よ。)」「(と言うかそんな盛大な式だったのか。)」

 

「それはもう、言うなれば所有物の宣言だな。動物的に言えばマーキングだ。」

 

「俺は嫉妬深いんだ。誰にも俺の嫁は渡さねえ。だから里中に言いまわったんだ。」

 

「『こいつは俺のモノだ。文句があるならかかってこい!』ってなぁ!いやぁ愉快愉快!」

 

「そしたら、他の男共が襲い掛かってきてなぁ。まあ控えめに言っても嫁は美人だからな。」

 

「おお、なよ竹のかぐや姫より美人だった。まちがいねえ。」

 

「・・・へぇ。」「ふぅん(なにいきなりノロケてるんだよ。)」

 

「里の外れのバカマツの前で嫁争奪戦の大乱闘よ。もちろん嫁は俺が死守した。」

 

「そんだらどうだ、どこからともなく鬼がやって来たじゃあねえか。」

 

「『貴様の嫁はいい女だ。攫いたくなった。』とか言いやがるんでぶちのめしてやった!」

 

「テメェも死に掛けたがな!ワハハハハハ!」

 

「そしたら今度は守矢の神だ。また守矢かと嘆いたらどうだ。」

 

「『貴様の覚悟はしかと受け取った。乾と坤の祝福で、死が二人を分つても、永遠に結ばれるであろう』だとよ!まるで意味がわかりゃしねえ!」

 

「だがなんにせよ神の祝福だ!神の許可を得た!嫁さんはもう俺だけの嫁だ!」

 

「そしたらこいつの嫁さん大泣き!そんなにこいつと結ばれるのがいやかと聞いたら!」

 

「『私の夫は永遠にこの人だけです』だってよぉ!照れるぜ全く!」

 

「「・・・」」

 

「そうだ!『永遠』だ!」

 

「永遠なんて途方もねえものは分からねえ!理解できねえ!」

 

「それでも魂で納得した!『ここに永遠はあった!!』」

 

「「!!」」

 

「俺は今でも色んな女の子にちょっかいを出す!それでも俺の一番はあいつだけだ!」

 

「今でも女の子に手を出すこいつには嫁さんも呆れた!でも別れようとはしなかった!」

 

「なぜなら俺たちは互いに互いが一番だと知っているから!」

 

「たとえ永遠というものが不変なものだとしても!」

 

「たとえ永遠というものが呪いの産物だとしても!」

 

「「俺たちの永遠はそんな『程度』のものでは無い!!」」

 

「・・・おまえら・・・。」「・・・」

 

「俺たちは生きている!心変わりし続ける!」

 

「それでも俺がクソじじいになって、嫁もクソばばあになっても!」

 

「たとえこいつが死んでも!嫁さんが死んでも!」

 

「俺は!永遠に!嫁が一番だ!!!」

 

 

「ふ、ふふ、ふふふふふ。」「・・・輝夜?」

 

 

 

 

「あぁ。愉快。愉快、愉快。心が躍るとは、まさしくこの事ね。」

 

「まったく、貴方たちはほんとに身勝手ね。あまりにも無神経に永遠を破壊していく。」

 

「・・・輝夜・・・。」

 

「ふふふ、なるほど、なるほど。私は、私たちは。あまりにも永遠という言葉だけに囚われてたのかもしれない。ただ、頭でっかちに物事を捕らえすぎたのかもしれないわね。」

 

「ふぅん。姫様もなかなかいい顔つきになっちゃったな。」

 

「ああ、さっきまでのボコボコに腫れた顔とは大違いだ。」

 

「えぇ。それもきっと、変化なのでしょうね。」

 

 

 

 

「・・・ねぇ。お願いがあるのだけれども。」

 

「おお?命令じゃなくてお願いと来たか。」

 

「槍でも降らせるつもりかな?」

 

「お前等輝夜とどれだけ仲良くなっちまったんだか・・・。」

 

 

 

「貴方方ペットの首輪、外してもらえるかしら?」

 

「うぅん?そもそも首輪なんてつけてないぞ。」

 

「そうそう、うどんちゃんのおっぱい揉みたいだけだし。」

 

「おまえら・・・。いい加減にしておけよほんと。」

 

 

「その上で私と結婚してくれるかしら?」

 

 

 

「けっ?」「こん?」

 

 

「は、はあああああああ?!!!?!」

 

 

「ええ。結婚。いま承諾してくれたら特別に難題は無しにしてあげるわ。」

 

「ば、馬鹿言ってんじゃあねえよお前いきなり結婚とかお前なに言ってお前なに結婚。け、結婚?!」

 

「モコタン、落ち着け。間違いなくモコタンに言った言葉じゃないぞ。」

 

「わかってるわ馬鹿!」

 

「すまんな姫様。後にも先にも結婚するのはあいつだけって決めてんだ。」

 

 

「あら、じゃあ貴方は?」

 

「お、おいおいおいおいお前おいまさかおい結婚承諾する気かおい。」

 

「なんでモコタンそんなに焦ってん?行き遅れになりそうだから?」

 

「誰が行き遅れだボケェ!!」

 

「ちなみに私はとっても寛大だから浮気しても許してあげるわ。」

 

「え?マジで?うわースゲーどーしよう悩む。」

 

「おま、人として最低な自覚を持て!なに浮気前提で進めてんだ!」

 

「あら、妹紅。もしかして貴女もこの人にご執心なの?」

 

「は、はあ?なんで?何でご執心?意味わかんないんですけど!」

 

「妹紅さんの慌て具合の方が意味わかんないんですけど。」

 

「うわー俺ってば罪な男だぜ、これはもう人生のモテ機襲来?ちなみに旦那がモテる男とかどう思うよ?」

 

「あら、とってもかっこいい人なんだなって誇りに思うわよ?」

 

「モコタンは?」

 

「ふぁ!?なななななんで私に聞くんだぜ?質問の意図がおかしいぜですわよ?!」

 

「一番おかしいのは妹紅さんだと思います。」

 

「黙れ燃やすぞ。」「えっちょひどくね?」

 

「つーかそもそもお前おっぱい大きいのが好きなんじゃねえのかよ!慧音への思いはどうした!」

 

「あーやっぱりそうだよなー。おっぱいの大きさはネックだよなぁー。そういう意味では姫様よりモコタンだな。」

 

「ファー!なんで私が出てくるんだよ馬鹿じゃねえの馬鹿だろ馬鹿バーカ!」

 

「え?そういう流れじゃなかったの?」「そんな流れねーよ馬鹿!」

 

「ええ、確かに私は胸が小さいわね。けどね」チョイチョイ 「ん?」

 

「貴方が大きくしてくれるまで揉んでくれても良いのよ?」

 

「ズキューン」「うわ口で言いやがった!」

 

「あぁ、相棒。俺ももうじき人生の墓場に行くかも・・・。」

 

「おお、来い来い。俺としてはいつでもウェルカムだぞ。むしろ早く身を固めろ。」

 

チョイチョイ「ん?どうしたモコタ

 

「わ、私のおっぱいだけを愛してくれたら、好きなだけ揉んでもいいぞ///」

 

「」

 

「あぁ。妹紅さんに何言われたか知らないけど、立ったまま死んじまった。」

 

「あら、妹紅もやるわね、何言ったか知らないけど。」

 

「う、うるせ!私はただ輝夜に負けるのが癪なだけだっ!」

 

「あれ?姫様、これ勝った負けたの問題でしたっけ。」

 

「妹紅自身の問題よ、それを私のせいにしてるだけ。うふふ。」

 

 

「あ、そうそう。ねえあなた♪」

 

「おい、なんだかあなたの言い方が癪に障るんだけど。」

 

「ゴフッな、なんでしょうかね姫様「それよ。」・・・どれよ?」

 

「私の事は名前で呼んで。」

 

「」

 

「ああ、相棒がまた死んでしまった。そんなにも死神の姉ちゃんに会いに行きたいのか。」

 

「あらあら、早速浮気をしに行くなんて流石だわ♪」

 

「いやちげえだろ!おい、おーい!私の事も名前で呼んでいいぞ!」

 

「いや、モコタンはモコタンで」

 

「なんでだよ畜生!そして帰ってくるの早いな!」

 

「慣れた。」「「早すぎるだろ!!」」

 

「あらあら。ふふふ、ねえあなた、もう一つお願いがあるのだけれども。」

 

「なんだい、ひめさ・・・あー。か、輝夜。」「うふふふ♪」「殺したい笑顔だ。」

 

 

 

「私も結婚式の時には人里中に所有物宣言されたいな。」

 

 

 

 

「相棒。」「どうした、独身と結婚の間で揺れている相棒。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死んでもいいわ。」「それは俺にじゃなく二人のどちらかに言ってやれ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、出て行きづれぇぇぇぇ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

 

 

「ねえ、私がどうして怒っているか分かるかしら。分かるわよね、だって事前に忠告したのだから。私は言ったはずよ、鈴仙と姫様に手を出したら貴方の粗末なモノを去勢するって。何度も。何度も。口を酸っぱくしていったわよね。貴方の耳は飾りなのかしら。もうその耳も取っちゃいましょうか。だって飾りですものね。要らないのですものね。しかも、しかもよ、鈴仙か姫様を一途に愛した結果そうなってしまったら、私だってちょっとくらいは考慮してあげてもいいかな、って気分になるかもしれないのに、両方が欲しいって何を考えているのその首にくっついてる脳みそで。何も考えてないのね。なら取っちゃいましょう。邪魔でしょう、その無駄に重い頭。中身空っぽの癖に無駄に大きいのだから取っちゃった方が世のためでしょうに。まあ、頭に限らずどうせすぐに体全部も不要になるでしょうね。貴方みないに頭空っぽでも取っちゃったら死んでしまうでしょうね。だったらどうせ頭もいらないんだから体も捨てちゃった方が世の中の役に立つと思うのよ。そうでしょう?ゴミはゴミ箱に。不要なものは捨てたほうがいいのよ。ねえ、聞いてるのかしら。聞こえてないの?貴方の耳は飾りなのかしら。もうその耳も取っちゃいましょうか。だって飾りですものね。要らないのですものね。しかも、しかもよ、鈴仙か姫様を一途に愛した結果そうなってしまったら、私だってちょっとくらいは考慮してあげてもいいかな、って気分になるかもしれないのに、両方が欲しいって何を考えているのその首にくっついてる脳みそで。何も考えてないのね。なら取っちゃいましょう。邪魔でしょう、その無駄に重い頭。中身空っぽの癖に無駄に大きいのだから取っちゃった方が世のためでしょうに。まあ、頭に限らずどうせすぐに体全部も不要になるでしょうね。貴方みないに頭空っぽでも取っちゃったら死んでしまうでしょうね。だったらどうせ頭もいらないんだから体も捨てちゃった方が世の中の役に立つと思うのよ。そうでしょう?ゴミはゴミ箱に。不要なものは捨てたほうがいいのよ。ねえ、聞いてるのかしら。聞こえてないの?貴方の耳は飾りなのかしら。もうその耳も取っちゃいましょうか。だって飾りですものね。「師匠!話がループしてるから!これ以上SAN値削ったらこの男どころか姫様も死んじゃうから!うどんげも耳ふさいじゃって倒れ込んでるから!」大丈夫よ、姫様は死ぬ訳がないわ、うどんげも妖怪なんだから人より丈夫でしょう?」

 

 

 

 

ああ、ごめん、力及ばないてゐちゃんを許して。もし生き残ったら躰で慰めてあげるから。




1万字超えた。これは納得の赤玉。深夜のテンションに身を任せた結果がこれだよ。

しばし、休みます。なあに、きっと、きっと生きてる。生きてるから。



(どうでもいい)補足


因幡てゐ

幻想郷一のロリババア。その体はあまりにも炉力が高過ぎてモテない。妖怪年中発情期。
最初から最後までてゐちゃん視点。初めてだよこんなのぉ。
すっごい幸運をもたらしてくれるとっても凄いうさぎ。
具体的にはてゐちゃんのお誘いを無下に断った男には百発必中の幸運をプレゼントする。
もしかしたら子孫繁栄のご利益目当てに信仰が興るかもね。


うどんげ

ヒヤシウドンデス。現在、鈴仙・うどんげIN・因幡。かつての面影はもう・・・。
一々男を見て発情はしなくなった。根はとっても優しい娘。現在も調教中。
最近の悩みは身近な男の人について。この気持ちの名前を知りたい。


蓬莱山輝夜

姫様。永遠に飽きてきてたまに凄いハッスルしちゃう。
現在一人の男にご執心。あのかぐや姫がまさかの結婚願望を。宇宙人の考えることは解らぬ。
料理とか永琳に習ってみようかな・・・。と考えてる。
おっぱいのサイズが妹紅に完全に負けている、負けていた。

藤原妹紅

もこたーん。セクハラ男の事は元々それほど悪く思っていなかった。それどころか好印象。
健康マニアの焼き鳥屋らしいが一度もそんな光景を見たことが無い。
おっぱいの大きさは昔の慧音くらいになってきた。超えた。


八意永琳

月の煩悩。
自慢の弟子がああなってしまいかなりやさぐれて、傷も癒えぬまま姫様の結婚宣言。
あまりのショックに気がおかしくなった。
男の熱心な説得(いやらしい意味で)なんとか心を持ち直し、姫様と共に一夫多妻制を進めて行こうとしている。どうしてこうなった。どうしてこうなった。


セクハラ男A

苗字は無し。本名栄吉郎。人呼んで、里人A。みんなからはAとだけ。
その場のノリと勢いと性欲だけに身を任せ生きている。仕事もしてるけどね?
永遠をぶっ壊すおっぱいハンター。化け物すぎる能力だ・・・。
結局人生の墓場に収まることになった。でも浮気は文化。
変態だけど性格は悪くないらしく、ついでに顔もそこそこ。女性たちにはモテるらしい。
自分から近づいた女の子は漏れなく揉みしだかれます。


セクハラ男B

苗字は無かった。本名心音(ビート)。人呼んで、里人B。みんなからはBとだけ。
今日も相棒と一緒にエロい事考えている。もちろん仕事もしてるけども。
最強の愛妻家の二つ名を持つ。その結婚式は幻想郷の歴史に語り継がれる。
相棒を人生の墓場で迎え入れる。でも浮気は文化。
助平だけど性格は悪くない。頭が悪い。実は相棒と里の未婚女性の人気を二分していた。
幻想郷では肉食系男子がモテる。間違いない。


(これだけで1話書けるわ)蛇足


最も有名な結婚式

元々新郎新婦の親族とお世話になった人(先生と相棒。妹紅さんとは連絡が付かなかった。)だけを呼んだ慎ましい結婚式の予定だったのだが、天狗にすっぱ抜かれ、『人里一のセクハラ男とミス・人間。電撃結婚!!』の一面で号外としてまき散らされた。
その結果、まず結婚に異議を唱える女性たちが武装して式場に突撃、「私を辱めた責任とれやゴルァ!」と怒鳴り込む。新婦を抱きかかえ、新郎逃走。相棒はそれに追随する。
逃走劇の最中に里にいた野郎共(一部妖怪も混ざっていた。)も結婚に待ったをかける。しかし新郎は驚くべき身体能力で屋根伝いに逃げながら「こいつは俺の嫁さんになるんだ。文句があるなら俺を殺してでも奪ってみやがれ!」と叫びながら闘争を続けた。相棒は爆笑しながらついていった。男共はブチギレ、殺意満々で駆けずり回った。
その後、里外れのバカマツの木の下で追いつかれ、ミス・人間の争奪戦争が勃発。新郎はボロボロになりながらも、最後まで両足で立っていた。相棒は、ミス・人間が攫われないように護衛。不埒な輩を排除していた。
その様子を霧になって見ていた伊吹萃香は、たまたま近くにいた守矢神社の面々に声を掛け、一芝居を打つことにした。面白そうだからと守矢の二柱はこれを了承。萃香は新郎の前に現れて喧嘩を売った。
伊吹萃香の誤算はただ一つ。手を抜いていたとはいえ、自分が殴り合いで負けるとは思わなかった事。そんなアドリブにも守矢は対応してみせた。何を言ってるか意味が解らなかったが。
神の御言葉が終わると、ミス・人間は泣き崩れた。
「どうして。どうして死んでしまうようなことをしてまで・・・」「決まっている。俺はお前をこの世界の誰よりも愛しているから。それをお前に証明しようとしたまでさ。」
なおも大泣きする新婦。「おいおい、新婦さんよぉ。そんなに泣くほど嫌だったか?」
「いいえ、いいえ。」泣きながら首を横にふる。涙を拭い、新郎の元に駆け寄る。
「私の夫は永遠にこの人だけです。」
二人は幸せなキスをして結婚式は終了。これでは結魂式ですね、と守矢の風祝。

人里ほぼ全員参加の二次会の開催が決定した。


*****


長いって?私もそう思います。お相子。
次のお話が何時になるかわからないから次回予告いくぞー


結局輝夜との結婚を承諾した男A。こうなりゃハーレムじゃぁ!とモコタンとうどんちゃんにも告白。婚約成立。しかし男の前には難題が立ちはだかった。八意永琳の説得だ。しかし男は見事に説得(性的な意味で)に成功、ついでに永琳女史と因幡てゐとも婚約。
男Aは永遠亭にハーレムを築いたのだ!輝夜の希望により人里で盛大な結婚式を行う事に。
しかしそこで殺意の波動に目覚めた男共と女共が待ち構えていた!
男Aは抱きかかえ背負い持ち上げ乗せ全力でその場から逃走!男に未来はあるのか!?

次回、『永遠の結婚式と嘘予告の果てに!』来週も絶対見てくれよな!

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