アラガミ転生記〜ザイゴートからの成り上がり〜   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

29 / 29
強いられているんだ!


※思考停止して読んでください。


番外:What the day?(適当な英語)

「オカーサン♪オカーサン♪」

 

はいはいなんですか。

 

俺は今、コハを膝に載せて髪を解いていた。

 

ちょっと、頭を揺らさないで?

 

寝癖が凄いから動かないで!?

 

「ハーイ♪」

 

フンフフンフン♪と鼻歌を歌うコハ。

 

可愛い......。ぐうかわいい。

 

それはいいのだが、問題は他にある。

 

「「.........。」」

 

影から2体がずーっとこちらを見てらっしゃるのだ。

 

羨ましそうにジーッと。ジトーっと。

 

......後で撫でてあげよう。

 

ともかく今はコハに集中しよう。

 

手櫛でさっさと髪を解く。

 

 

 

 

 

 

 

解き終わった。

 

「ワーイ!!オカーサン!!アリガト!!」

 

二パーっと花が咲いたような笑顔を見せるコハちゃん。

 

はうーお持ち帰り~!!

 

「ガウッ!!」「キューン!!」「オワッ!!ビックリシタ!!」

 

横から我先にと突っ込んできた百鬼とマキナ。

 

はいはい、撫でてあげるから落ち着こうねー。

 

「コハモ、ナデテー!!」

 

そしてその中に飛び込むコハ。

 

百鬼が上手くキャッチしてじゃれ合う。

 

「ガウッ♪ガウッ♪」「クスグッターイ♪」

 

......はぁ、落ち着くなぁ。

 

「キューン」

 

1体残るマキナは頭を差し出す。

 

はいはい、撫でます撫でます。

 

ゆっくりサラサラしたマキナの髪を撫でる。

 

気持ちよさそうに目を細めるマキナ。

 

毎日こんなもんだが、この時間が一番好きだ。

 

 

 

 

 

そのまま夜までじゃれ合い、3体と1人で寄り添いながら眠った......。

 

その日は、いつもの何倍も深い眠りだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お.....い!!........おき.....!!」

 

ん?なんだよ。気持ちよく寝てるのに......。

 

「目を......せ....!!.....は、ど......よ!!」

 

あぁもううるさい。

 

「起きてくれよ!!!」

 

「ひゃい!?」

 

耳元で急に大きな声を出されて驚いてしまった。

 

さっきの誰だよー。

 

「.....起きた!!!おいみんな!!!リュウが起きたぞ!!!」

 

「なんだと!?」「飯食ってる場合じゃねぇ!!」「トイレ行ってる場合じゃねぇ!!」「「「トイレには行け!!」」」「リュウが起きたって!?」「キュウ!!」「「「なんでカルビを連れてきた!!!」」」

 

なんだこの変態......いや漫才集団は。パンツ一丁の奴が居たからつい変態が出てしまった。

 

っていうかさ.....えーっと?

 

「誰だ?」

 

「「「「「「へ?」」」」」」

 

え.....?

 

なんで俺普通に喋れてるの?

 

「.....リュウ、一つ聞いていいか?」

 

「ん?」

 

誰じゃこいつは。

 

「俺は誰だ.....?」

 

「んなもんこっちが聞きたいわ」

 

そう言って頭を搔く。

 

....ん?俺の手ってこんな肌色だった?

 

あれ、俺って服着てた?

 

「これって.....」

 

「まさか.......!!」

 

その時、2人の気持ちは今、一つに

 

 

「記憶喪失か!?」「まぁた転生かド畜生!!」

 

「「.....ん?」」

 

なればよかったなぁ......。

 

いや、なったからなんだってことは無いけどね?

 

 

 

 

 

自作告知!!

 

『元アラガミが行く同族喰らい!!』

 

お楽しみに!!




勘のいい人はもう....ね?w

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。