チートな転生者〜魔法科高校の劣等生編〜   作:夜桜TOKAI

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どうも!戦闘ということもありテンション上がりまくりの主ですが明日までに提出しないといけないブツが終わっていなくて現実逃避の真っ最中!笑

そして、入学編Ⅳを修正します。主が討論会の期日を間違えていたので真夜とのやり取りをⅤ方に持っていきます。


入学編Ⅴ〜万華鏡写輪眼〜

翌日、俺はいつもよりも早く家を出た、それは会長に昨日の話し合い事を聞くつもりだったのだが……どうやら達也に先を越されたようだ。

「会長、おはようございます。達也と深雪もおはよ」

 

「達也くん達もそうだけど翔一くんもどうしたの?」

その口ぶりからするように達也たちも今会長と会ったみたいだった。達也が俺よりも早く口を開く

 

「昨日のことが気になりまして。あの後壬生先輩たちとの話し合いはどういう結論になったのか教えていただきませんか?」

 

「俺も同じです」

達也に続いて言う

 

「意外ね」

表情に出しただけではなく、言葉にも出した

 

その後の内容は有志同盟は具体的にはなにをどうしたいのかは、考えておらず生徒会に丸投げ。結局明日の放課後公開討論会をすることになったということ。……展開早!さらに驚きだったのが参加するのは真由美1人ということ、まあ原作で知っていたけどね!

 

放課後チラホラとエガリテのメンバーが美月を勧誘していたと達也から聞いた……相手は司甲、ブランシュ日本支部リーダー司一の弟だ。

明日起こることを知ってる俺だけどこの嫌な感覚だけは慣れる事はなかった

 

 

……その夜

「母さんおそらく明日仕掛けてくると思う」

俺は母さんと電話していた

 

「あなたが言うのだから間違いないわね、それであなたはどう動くの?」

 

「一応ブランシュのアジトには目星をつけてある…達也達ももし学校で事が起きたらその後攻めるだろうから、その少し前に俺はアジトには突入し無力化する…その後は突入メンバーの中に十文字克人と1戦交えます」

 

「さすがは翔一さんね、アジトを今日教える前に目星をつけてあるなんて、それで十文字の次期当主と1戦交える意味は?」

 

「四葉の力を示すためさ、いずれ俺は戦略級魔法師として登録されるんでしょ?…あの時に確認されているのはうちは紫水だ…いずれ正体を明かした時力は示される…と思うんだけど、どうかな?」

 

「なるほど…いいでしょう許可します。ですがまだ悟られてはいけません。感づかせる頃合は九校戦と考えていますから」

 

「わかったよ…じゃあおやすみ」

通話を終えた俺は

 

「穂波さんは俺の考えをどう思う?」

俺は穂波さんにさっきの考えを聞く

 

「確かにうちは紫水の正体が四葉翔一…とわかったら皆が畏怖するでしょう、それと同時に…消そうとする者達もいるかもしれません。ですが私は貴方のガーディアンです、あなたについていきお守りします、今の私はそれが全てです」

穂波さんはとびきりの笑顔で言ってのけた

 

「そっか…ありがと。でもね?3年前にも言ったけど絶対に穂波さんを死なせるつもりはないから…おやすみ!」

真顔で言った後惚けてる穂波さんを見て恥ずかしくなった俺は最後はまくし立てそうそうに眠るのであった

 

そして公開討論会当日、全校生徒の半数が集まっていた

会長たちとは反対の舞台袖には有志同盟の3人が風紀委員に監視されながら控えていたが、そこに壬生先輩はいなかった。あれ?あぁそっかそういえば別働隊の方に混ざってるんだった。最近原作の展開が薄れてきてるんだよな……なんでだろう。

 

そして始まった……が何だこれ。講堂は会長の演説会となっていた。そして、自身が生徒会長でいる間に生徒会指名制度を改定することを述べ拍手が喝采する。

その瞬間突如轟音が窓を震わせここにいる生徒の酔いを覚ます。

 

まあその後テロリストが来たけど原作どうりにことが進み

「では俺は、実技棟のようすを見てきます」

 

「お兄様、お供します!」

 

「気をつけろよ!」

という達也たちのやり取りが聞こえてきたので

 

「さてと……やりますか」

ひとりでに呟き……俺は講堂から消えた。

 

今俺はブランシュ日本支部のアジトになってる廃工場の入口前にいる。格好はNARUTOのうちはシスイが着ていた服と方には小刀、それに狐面をつけている

 

「灯台元暗しとはよく言ったものだな」

チッチッチッ……バチィィィィ

「雷切!!」

勢いよく壁を吹き飛ばす。

 

「何だ!」 「敵襲か!?」

早速お出ましだ。敵は喚くが一瞬のうちに無力化する。

 

それの繰り返しが続き、最後の扉開くとそこには部下に守られるように立っている司一がいた

 

俺は口を開く

「ブランシュ日本支部リーダー司一とお見受けする」

 

「いかにも、僕が日本支部リーダー司一さ……君は一体何者かね?」

ものすごい合ってない口調で話すもんだから口元がにやけてしまったのはここだけの話

 

「……俺の事を知らないのか」

こいつ一応犯罪組織の支部とは言えリーダーなのに俺の事を知らないのか?

 

「すまないね。君みたいな小物……一々覚えていられなくてね」

なんて言ってきた。そうか、だったら教えてやろうじゃないか

 

「俺とて少しは名の知れた魔法師何だが……」

 

俺は既にここにいる人間にマーキングを済ませ

 

「軍や十師族は俺の事を……紅の閃光と呼ぶ」

一瞬で敵を蹴散らし、写輪眼で司一を睨む。

 

「な!?馬鹿な、お前があのうちは紫水だと言うのか!?……フフ、フハハハ、僕はなんて運がいいんだろう。あのうちは紫水を仲間に出来るのだから」

なにやら意味がわからないことを言い出した。

 

「何を言っている?」

 

「いやね……それはうちは紫水、僕の仲間になりたまえ!!」

メガネを上に投げ高らかに奴は叫ぶと同時に閃光魔法、邪眼の目(イビルアイ)を発動してきた。こいつ舐めてるのか?写輪眼を持つ俺に聞くわけなかろうに。

 

「お前は俺を舐めているのか?」

怒気を含ませ俺は問う。

 

「何故だ!何故効かない!」

奴はひどく狼狽している。

 

「何を驚く?この目を持つ俺にあれしきの魔法が通じるわけないだろうに。それに、幻術とはこういうもののことを言うんだ」

既に奴とは目を合わせていて既に仕込んでいる

 

「ギャァァァァァァ!!」

頭を抑えて苦しみ出す日本支部リーダー。哀れだな……

日本支部リーダーは盛大に叫び失禁した後気絶した

 

そして俺は複数人がこの部屋に向かってくるのを感知し入口に振り向くとちょうどそこには入ってきた達也達がいた

 

「これはお前がやったのか?」

 

「そうですよ。十文字家次期当主殿」

言うと同時に達也に視線を向けると……あいつため息つきやがった!俺の苦労も知らずに、なんてやつだ!

 

「お前は一体何者だ?」

俺に殺気を向けながら言ってくる。そんなことされるとさ

 

「俺はうちは紫水」

写輪眼で睨むと同時に凄まじい殺気を放つ。桐原先輩は後ずさるがほか3人は動じなかった。

 

「お前がうちは紫水か、十師族及び国防軍より拘束の命令が出ている、ご同行願おうか」

 

「ご冗談を……一応聞いておきますが断ったら?」

 

「力ずくでさせてもらう」

 

「お互いもうわかってるんですから……行きますよ」

さぁ俺の力を少し見せるとしますかね

 

「火遁・豪火球!」

俺は即特大の火の玉を飛ばすが…

 

「それが十文字家のファランクスですか」

ファランクスを壁とし防いだ会頭。なかなか硬いけど、

 

「あなたも知っていますよね、俺がなんて呼ばれてるのかを!!……『火遁・豪龍火!』俺が行く、援護を!」

分身を一人作り同時に火遁・豪龍火の術を会頭の目前で弾け飛ぶよう放ちオリジナルの俺は突っ込む。

 

「了解!……火遁・鳳仙花爪紅」

クナイに炎を纏わせ飛ばすがファランクスにより弾き飛ばされる……数本のうち一つが会頭の後に飛ぶ。もちろんマーキング済みである

 

「どんな時でも戦闘に置いて後の警戒を怠ってはいけませんよ…水遁・水龍弾!」

いきなり背後からの奇襲を受け術を受け吹き飛ぶ会頭…が立ち上がってきた

 

「まだやるんですか?その姿を見ると自慢の防御がなきますね、ちなみに俺を止める事はできませんよそれでは」

 

「十師族の一員として次期当主として俺は負けられない!!」

 

「そうこなくっちゃ……そろそろ時間ですからこれで最後にしましょう……雷切!!」

右手に雷を宿しながら突っ込む俺をファランクスで迎撃するが…

 

「言ったはずだ、そんな防御では俺を止める事はできない」

宣言どうり全ての層を貫き、目の前で近づいたところで雷切を解き蹴りを入れ壁に叩きつけ、頭をつかみ目を合わせる……

「悪いな。これが現実だよ」

俺の瞳に浮かぶ三つの勾玉が回転し、そしてNARUTOの原作でいうシスイの万華鏡とサスケの万華鏡を合わせたような形になる。発動させる術は

 

「月読」

 

「グァァァァァァ……」

会頭の絶叫がこだまし気絶した。そして、

「お前も悪いが記憶をいじらせてもらう」

こっちには俺との出来事が無かったように思わせる幻術をかける。そして

 

「済まなかったな達也に深雪こっちの都合に付き合わせてしまって」

狐の目を外し万華鏡で二人を見る

 

「いや、問題ないが、まさか会頭を倒すとはな……」

 

「翔一さん、その目は写輪眼ではないのですか?」

深雪が聞いてくる

 

「この目は万華鏡写輪眼と言って写輪眼のさらに上に当たる目だ様々な瞳術が扱える……中には戦略級魔法並の瞳術もある」

 

「そんな力があるのですか!?」

 

「そういう事だ、まあすまないが後始末たのむ。詳しい事は後で話すからさ……2人きりでね?」

最後の部分の時一瞬で深雪の背後を取り呟く

 

耳まで真っ赤にした深雪を見て俺は飛雷神でその場をあとにした

 

 

「ご苦労様でした、翔一さん。でも万華鏡まで使ったのはやりすぎではないかしら?」

俺は今母さんに今日起きたことを説明している

 

「いや、十文字先輩は俺の力を体験したって事が大きいのさ、今後のためにもね。そのためにわざわざ桐原先輩だけ記憶をいじり達也達に俺はいなかったことにしてもらってるんだから」

 

「あなたはやっぱり人が悪いわね」

そんなことを母さんが言ってきた

 

「そうだね。誰かさんに似て……ね?」

満面の笑みで言った

 

「……痛いところを突かれたわね、次は九校戦、あなたの実力を知らしめる時よ、頑張ってくださいね」

 

それを最後に電話を切る

 

「いよいよ九校戦か、楽しみだな」

そう呟き俺は意識を手放した。

 

 




いかがでしたか?
やっと入学編の大変なところを書き終えました!

次は番外編を書こうと思ってます!

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