昨日は1度違反に引っかかって閲覧に制限がかかり申しわけありませんでしたm(_ _)m
今回は服部先輩との模擬戦のことろまで行きます!
…「おはよ、達也、深雪」
今日の朝は珍しく司波兄妹と駅でバッタリ会い、現在一緒に登校中である。
「おはよう、翔一」
「おはようございます。翔一さん」
二人が挨拶を返してくる。
「昨日はお互い災難だったな?」
いやほんと、達也の周りは面倒ごとの機雷がうじゃうじゃ…いつ爆発するかわからんもん…
「そうだな…風紀委員長にも目をつけられたようだし。…お互いにな」
…うわ。すげー嫌な事言ってきた。マジ勘弁…
とか思ってると美月、レオ、エリカが合流してきた。
…駅を出たらすぐに声をかけてきたところからおそらく待ち伏せしていたんだろうと指摘はしないがふと思った。
…それほど長くはない道を歩いていると背後から
「翔一く〜ん、達也く〜ん」
と呼ぶ声が聞こえてくる。
すかさず達也に聞く
「なぁ…俺達っていつからあんな親しくなったんだ?」
「…一昨日の入学式が初対面だったはず。…」
達也もしみじみと呟く。
「翔一くん、達也くん、オハヨー。深雪さんもおはようございます」
俺達2人は深雪に比べると随分扱いが違かった。だか相手は先輩なので同じようにはできない。
「おはようございます。会長」
俺に続くように丁寧に、だか態度は何処か引き気味にみんなも挨拶を返す。
「深雪さんと少しお話したいこともあるし…ご一緒しても構わないかしら?」
そんな言葉を皮切りに波乱となる1日が始まった…
…結果から言おう…なぜか俺もお昼に生徒会室に行くことになった…だってね?俺が会長の言葉を躱そうとすると隣の達也が会長の援護するんだもん…厄介ごとは一人で受けてくれよ!なぜ俺を巻き込む…あぁ…と一人萎えてる俺であった。
足取りは重く、後ろに引っ張られればすぐ様回れ右ができるであろう俺は生徒会室に向かっていた…扉の前で止まりノック(扉はドアホーンである)…すると中から明るい歓迎の匙を送られ俺は部屋に入った…どうやら2人は先に来ていたようだ
「いらっしゃい!遠慮しないで入って」
何がそんなに楽しんだろう、と一度聞いてみたくなる笑顔で、会長が手招きしてる…
達也を見ると……うん。俺帰ろっかな?だってげんなりしてるし、絶対なんかあったでしょ!…まあ原作知ってるから俺はあえて昼をとってから生徒会室に向かい達也たちと一緒にならないようにしたわけで…
それでも少し顔が引きつってしまっていたけど挨拶をする。
会長から席に座るよう言われる
「どうぞ掛けて。どうやらお昼は食べてきたみたいね?」
後半を頬を膨らましながら言う…可愛いと思った俺は悪くない。
他の生徒会メンバーの紹介を受け、俺は口を開く
「それで俺にどんな話があるのですか?そこにいる深雪はともかく6位だった俺が生徒会に勧誘なんて事はないでしょうに」
俺は少し意地悪く言う。…が鉄壁スマイルと共に弾き返される
「確かに順位は6位だったのかもしれないけどあなたは手を抜いていた…あらかさまにね?実は私は実技試験の会場にいたのよ。そんな私から見てあなたの魔法技能は深雪さんと同等もしくはそれ以上と判断したわ」
…とそんなことを言ってくる。
「買いかぶり過ぎです…それで俺にどうしろと?」
「四葉翔一くんあなたにも生徒会…もしくは風紀委員に入ってほしいの」
…なるほどね…風紀委員ときたか…要するに実力と何より達也と同じで起動式を読み取れることができるからだろーね。
でもね?俺は原作知ってるわけで風紀委員になると起こることもわかる…つまり入ってしまえば面倒ごとがやってくる。
「お断りします。」
明確な拒否雰囲気に出しながら俺は言った。
「どうしてかしら?」
…少し沈黙してから会長が聞いてくる。
「単純に忙しいだけですよ」
…嘘は言ってないよね?だってブランシュの調査とかしないといけないし!…だがここで達也に裏切られることになるとは…
「翔一。お前はケーキ屋を巡る暇があるのに忙しいと言うのか?」
してやったりという雰囲気が俺に届く。
…おぃぃぃ…達也さん?確かに俺はケーキが好きでたまにケーキ巡りしてるけど、今ここで言うことじゃないだろぉぉ!
会長が少し威圧を載せた笑みで俺に聞いてくる
「へぇ〜…随分と忙しいみたいですね?」
俺は背中に汗が流れるのを感じつつため息を吐きながら言う
「…生徒会のメンバーと俺が模擬戦を行い。そっち←そっちが 勝ったらどちらかに所属する、負けたら素直に諦める…でどうですか?…それに達也を風紀委員とするなら間違いなく貴方方の副会長が反対するのは明らか、どうせ模擬戦することになるでしょう」
ここにいるメンバー全員がギョッとする。
「…それで構わないわ。でもどうして達也くんを風紀委員にするって知っていたの?」
会長…意外に鋭いんですね…
「それはもちろん…その話をしてる時から扉の前で佇んでいたからです!」
胸を張って俺は言った。
みなが呆れていたのは言うまでもない。
俺達は生徒会室を後にするとすぐ達也が聞いてくる
「いいのか?あんな事言って」
「いいさ、俺が負けることは無いし」
「それはそうだが…バレてしまうのではないのか?3年前から国防軍と十師族はうちは紫水を探している」
…そう沖縄海戦で鬼神の如く敵を倒した俺のことを密かにだが躍起になって探している
「問題ないよ?バレてもいいというのが母さんの考え出しね?」
俺の軽い口調に達也はため息をついた…そんな達也に追い打ちをかける
「達也放課後心の準備しておけよ?」
達也が盛大に嫌な顔をした…俺のいう事はだいたい当たることを知ってるからこの反応である。だって俺原作知ってるしね!
そして…舞台は放課後の第3演習室に移った…
案の定、達也の風紀委員入りに反対してきた服部副会長は達也と模擬戦をすることになったが…達也とする前に何故か俺と先にすることになった。何故かって?確かにあの賭けもあるけど余計な一言を言ってしまった。達也に魔法力が乏しい…つまりは実力がないと言ってきたのだ、当然深雪が反論するし頭にきた俺はその言葉に対し
「そういう、自分とは不相応な言葉は実戦を経験してから言った方がいいですよ?」
と挑発するようにいう。それに対して怒った副会長が俺の掛け←賭け のことを聞き俺が相手をすると言ったので今に至るということ…
CADを準備していると
「申し訳ありません。私のせいで…」
と申し訳なさそうに言ってきた。
「気にするな、俺は達也の実力を知ってる。だから許せない。それだけだよ」
「しかし!…」
まだ何か言おうとする深雪の口を人差し指で塞ぐ
「俺がしたくてしたことだ、だから気にするな。…そ〜なると今欲しいのは別の言葉なんだけどね?これは達也にも言えることだよ?」
頬赤らめながら深雪は
「はい…頑張ってください!」
笑顔で言ってくれた…
深雪side
私のせいでお兄様が服部副会長と模擬戦をすることになった…さらには私を庇って注意を向けてくれた翔一も模擬戦をすることに…
私が謝罪をすると彼は気にするなと言ってくれた。でも私の気が済まずさらに口を開こうとする私の口を人差し指で彼は塞いで言った
「俺がしたくてしたことだ、だから気にするな。…そ〜なると今欲しいのは別の言葉なんだけどね?これは達也にも言えることだよ?」
それに私は自分の頬をが熱を帯びるのを感じながら
「はい…頑張ってください!」
心の底からそう言ったのでした
深雪sideout
そろそろだな…向こうも準備が終わったみたいだしと思ったところで風紀委員長から位置につくように言われ、俺と服部先輩は向かい合う
「見せてもらおうじゃないか…君のいう実戦を」
挑発に対して俺も挑発で返す
「もちろんですよ、下らないプライドのせいで視野が狭くなるあなたに実感してもらいますよ…死の恐怖を…」
最後の言葉を静かに言った。…あっ…と思い付け足す
「会長…俺の実力を見たがってましたよね?」
「えぇ…そうよ」
返事がすこしはっきりしなかったのは俺の雰囲気に当てられたからだろう…なんせ俺は静かにでも濃密な殺気を発していたのだから…
「ならよく見ていてください…俺のこと」
「わかってるわ…え?」
最後の言葉に首をかしげる…含んだ意味がわかってはいないようだが、それでいいかな?すると服部副会長から少し焦っているとわかる口調で言ってくる…もちろん怒気も含んでるけどね
「思い上がるなよ、新入生!!」
…やれやれ…やりますか!
「服部副会長、魔法師は冷静を心がけるべきですよ?…風紀委員長お願いします。」
俺の言葉に対して反論しようとした副会長だったが自重したようだ
風紀委員長からルールの説明を受け
「開始!」
そして始まった
副会長から魔法が放たれる。その顔には勝利を確信した表情が浮かんでいた…
…が俺に届く事は無かった、何故なら水の壁により防がれたからだ
「水遁・水陣壁」
俺は水の壁を発動と同時に副会長の方に流れた水にクナイを紛れさせマーキングをする…そして副会長の背後を一瞬でとった
「副会長…知っていましたか?実戦において最も気をつけないと行けないのは勝利した後と過信した瞬間ですよ」
「…っ!」
突然後ろから声が聞こえておどろく副会長。
会長たちも驚愕していた。
そして後ろを振り向き俺と目線が合う。俺の目に紅に染まっていた。それを見る副会長の目には驚きと恐怖の色が浮かんでいた。
「それ…」
副会長が最後まで話す前に膝から崩れ落ちた
…一瞬の間を置いて風紀委員長から俺の勝利が示される
真由美side
彼を見たのは入学試験のとき…元々容姿のため、そして四葉家の者ということでとても目立っていた…彼が行使した魔法明らかに手が抜かれていた…そんなことを思った。何故ならとても洗練されていたからだ。そんな彼との再開は入学式のときあの時話して確信した。彼は力を隠している。そして今服部くんが突然倒されたことにより証明された。何故なら彼が使用した魔法は私、いえここにいる全員が知らない魔法だったのだから
勝利を収めた翔一くんが振り向く…彼の目には紅に染まっていた…
…でもあの目はどこかで…
考えていると翔一くんに声をかけられ現実に引き戻された
真由美sideout
「会長…俺の実力は測れましたか?」
俺はあえて写輪眼を発動させたまま声をかける…俺の目を見たみんなは唖然としていた
会長から質問される
「翔一くん、その目と魔法は何?」
「…魔法は古式魔法に分類されるであろうもので印を結ぶことにより発動できます。目は写輪眼といい…BS魔法に分類されるんでしょうね。俺だけが持つ能力ですね。写輪眼の能力は瞳術と言われる…相手を幻術にかけることができさらに敵の動きを見切ることができます。…本来はサイオンを見る目ですけど…俺が起動式を読み取ることが出来るのもこの目のおかげでもあります」
万華鏡のことはもちろん、魔法をコピーできることも伏せて説明した。達也と深雪は知ってるか流石だと言ってる表情をしていた。対照的にその他は呆気に取られていた。
…俺は写輪眼を戻す…そのタイミングで服部副会長が起き上がった。まあ弱めにかけてたしこんなもんでしょ!
そして俺は言った
「服部副会長これが実戦ですよ。あなたが体験したこと…何回あなたは死にましたか?」
今回かけた幻術は副会長が魔法を行使したタイミングであらゆる魔法で殺すという幻術だ。付け足すと俺は狐の面をつけていた…つまりらうちは紫水が副会長を殺し続けたということ
「…君は一体何者なんだ…」
声に恐怖を滲ませながら言った
俺はそれに答えず達也にいう
「次は達也だね!頑張ってな」
1度会長のほうに視線を向け俺は部屋から退室した。
次の日、会長から原作通り一瞬で副会長を倒し、風紀委員に入ることになったと伝えられた。
END
いかがでしたか?
今回はあまりイメージがわかなくてなんとも言えない感じになってしまいました…
次回は剣道での事件のところですね!挽回できるよう頑張ります!
感想、アドバイスお待ちしてます(*`・ω・)ゞ