チートな転生者〜魔法科高校の劣等生編〜   作:夜桜TOKAI

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どうも読んで下さりありがとうございます!
朝起きて確認したらお気に入りしてくれた方が33人も!ありがとうございますm(_ _)m
今回は初めての戦闘描写で上手く書けている自身はないのですが楽しんでもらえれば幸いです。


追憶編Ⅱ〜戦闘開始〜

今日がその日か…飛んでいきなりとはなんとも言えないな。

それはビルの上に1人佇んでいた。黒いコートを着て狐の面をつけていてそして目の部分に当たる穴からは紅が宿っていた…

 

紫水side

 

「今の俺はうちは紫水。切り替えなきゃな」

さて…どこから介入する?この戦闘での任務は深夜様たちを守ること…が俺は原作を知っている。この事件を通して兄妹の仲が良くなるのも、達也が実力を見せつけ後に関わることもそしてなにより穂波さんが死ぬことも俺は知っている。だから介入するところを間違えてはならないのだがふとスクルドの言葉を思い出した。

「ここは魔法科高校の劣等生をベースとしたあなたの世界です」

と…つまりは俺がいる時点で原作ブレイクしてるわけで気にしなくてもいいのかな?なんて…そっちの方向で動くか。俺は思いっきり原作ブレイクすることに決めたのだった…

紫水sideout

 

深雪side

 

兄さんが外に出ていってから少し時間が経った。すると

 

バン!扉が勢いよく開かれそこから現れたのは軍の隊員だった。

「失礼します。空挺第二中隊の金城一等兵であります!」

 

良かった…助けに来てくれた…

私は助けに来てくれたことにより安心してしまいました。この先に起きることを知らずに…

 

「皆さんを地下シェルターにご案内します。ついてきてください」

 

金城さんは私たちに付いてくるように促します。でもまだ兄さんが外に出ていった限り戻ってこない…穂波さんを見るとそれを金城さんに伝えていた。

 

「しかし、ここにいるのは危険です!」

 

その言葉に対して返答したのは静観していたお母様だった。

「でしたらあちらの方々をさきにお連れくださいな。大切な息子を見捨てていく訳ではありませんので。」

 

私たちは唖然としていた…達というのは穂波さんも同じ顔をしていたからだ。

私たちと一緒にいた家族の父親が金城さんに話しかけている間に穂波さんがお母様に疑問を話しているとなぜああ言ったのか納得する一言を放った

 

「あれは建前よ。この人達を信用すべきではないという私の直感」

 

お母様はかつて『忘却の川の支配者』の異名で畏怖されたほどの強い精神干渉魔法の使い手であり、その魔法特製からか非常に高い直感的洞察力をお持ちになられている…最も若い時分の無理がたたって今では満足に魔法も行使できない体になってしまわれましたが…

そんなお母様がそう仰られたということは…

 

「申し訳ありませんが、一緒に来ていただきます」

金城さんからプレッシャーが放たれていた

 

私は穂波さんと目を合わせる…すると穂波さんは頷いた。

つまり穂波さんも怪しいと感じているということ、私達は身構えた…すると

 

ダン!…扉を蹴り開き現れたのは…

 

「ディック!その人たちに何をするつもりだ!」

 

桧垣さんが現れた。すると金城さんたちは驚きながら銃弾を浴びせ始める。

 

その間に私とお母様の前に穂波さんが前に出る

 

「お二人共そこから動かないでください。お守りします!」

声を上げると同時に障壁魔法が展開される。

 

ふと耳障りな音が聞こえ始めた…

…これはキャストジャミング!?

遂には穂波さんの障壁魔法が破壊される

隣ではお母様が頭を抑えてうずくまっていた。

 

「ディック!アル!マーク!ベン!なぜ軍を裏切った!………!」

 

桧垣さんが呼びかけているうちに私は魔法の準備を終えて機会を伺っていた…そしてついにその時は訪れた。

 

「余所者扱いと憤るお前が俺が魔法師だから仲間ではないとそう言うのか…!!」

その瞬間キャストジャミングが弱まった

 

…仕掛けるなら今…!私がお母様から受け継いだこの魔法で!

精神凍結魔法『コキュートス』

相手は文字通り凍結された…

 

精神を凍結する魔法死と同じ…そんな思いに老けている←思いに耽ている と…私は忘れていたここに攻めてきていたのが金城さんだけではないことに!

 

「深雪さん!!逃げて!!」

穂波さんが叫んでいる。目の前には銃を向けている敵…

 

…しま…っ

 

今まさに穂波さん、お母様そして私を殺そうとていた。その瞬間

「飛雷神螺旋超輪舞光三式!!」

黄色い稲妻を発生させながら一瞬で敵を倒す狐のお面をつけた人が現れた。

 

 

深雪sideout

 

紫水side

 

あれから俺はずっと介入する機会を伺っていた。そしてその時は来た…マーキングはしてある、…行くぞ…!!

 

「飛雷神螺旋超輪舞光三式!!」

 

深雪達を殺そうとする奴らを俺は一瞬で蹴散らした…

 

深雪の方を見ると唖然としていた。そりゃいきなり現れて倒すんだもんびっくりだよね!実はマーキングしてましたとか口が裂けてもいえねーよ…

すると深雪が

 

「あなたは一体…」

 

 

「ん!あれ?聞いてなかった助っ人が来るって?」

… おかしいな?母さん伝え忘れてたのかな?

 

「 !?…あなたがお母様が言っていた強力な助っ人さんでしたか!」

 

「強力かどーかはわからないけどそれであってるよ。間に合ってよかった。深雪様たちになにかあれば俺が…」

…イヤホンと洒落にならないってタイミング間違えなくてよかったわ

内心そんなことを考えていると達也が戻ってきた…どうやら異変に気が付き戻ってきたらしい…すると俺を捉え警戒した。深雪が敵ではないと伝えてくれて警戒は薄れたが…

解いてくれねーのかよお兄様!!思わず心の中で突っ込んでしまった…

 

「さてと…達也君も戻ってきたみたいだし俺は行くよ。」

すると穂波さんが聞いてきた

 

「どちらへ行かれるのですか?」

 

そんなこともちろん決まっている

「戦場さ…」

そろそろかな?…来たみたいだ。扉を開けて入ってきたのは風間少…じゃなくてこの頃はまだ大尉か。その人が入ってきた。

 

紫水sideout

 

「すまない、これは完全にこちらの落ち度だ。望むことがあるのなら何なりと言ってくれ 国防軍としてレ←レはいらない できる限り便宜を図るつもりだ。」

それに対し達也が正確な状況の説明を求めた。

…かなり悪い状況だった。一体何をしていたんだ国防軍は!内心唇を噛んでいた。

 

深夜さん達の安全をお願いしたあと達也は報復を行うと言い放った。それに同調するように俺も続く。

「俺も行く。」

 

「君は?」

 

「俺の名はうちは紫水。今回深夜さんたちの護衛を依頼されて俺はここにいる。護衛対象の安全を確保するため俺も戦う。」

 

「…よかろう司波達也君、うちは紫水君、君を我々の戦列に加えよう。」

 

こうして俺達の出撃が決まった。深雪が心配そうに俺と達也を見ていた。

 

「俺は強いよ?だから大丈夫必ず守ってみせるさ。」

 

「深雪、お前もそろそろ知ってもいい頃だ俺の事…俺から言うことではないしお母様に聞きなさい。それに俺は深雪を守り続ける。だから大丈夫」

 

1度深雪は目を伏せ…顔を上げた

「信じています。ですから必ず帰ってきてください。紫水さん、お兄様!」

 

そして始まったこの先も続く俺の戦いが…

 

「前方歩兵多数!」

その言葉道理目の前には軽く50は超える歩兵が展開していた。

…さてやりますか!!

「俺から行きます…」

素早く印を結ぶ…そして

「火遁・劫火滅失!」

…広範囲に灼熱の火焰が繰り出された。次から次へ焼失していく歩兵達。

 

「撃破(take)」

 

達也や風間さんたちはこの光景に呆気にとられている…

 

そして俺の瞳には紅が浮かんでいた。それを見た風間大尉は

 

「紫水君…失礼とわかってお聞きする今の魔法…なによりその目は一体?」

 

「すべてを話せるわけではないですが、魔法については古式魔法に分類されるであろう代物で印を結ぶ事により発動できます。そしてこの目は名は写輪眼。能力は瞳術、魔法のコピー、相手の動きを見切ることです」

もちろん万華鏡のことは話さない。

 

「そんなことが可能とは…色々覆ってしまうな……」

と頭を抱えていた。

 

その後は俺と達也は雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)で片っ端から敵を文字通り消していった。ん?なんで使えるのかって?もちろん写輪眼でコピーしたに決まってるでしょ。でももうちょっと驚いてもらおうかな?

 

「達也しっかり視ててね?」

俺は精霊の目を当てて言ったつもりだけど気がついてくれるかな?

 

そう言うと達也は目を見張った。

 

「飛雷神! 」

俺はその場から消え、現れた時には目の前にいた全ての敵が倒れていた。そして狐の面から除く写輪眼を見て誰かが

 

「…紅の閃光…」

そう言った。

 

達也side

俺は絶対に許さない…奴らは深雪を手にかけようとした必ず報いを受けさせる。その旨を風間さんに伝えると

 

「俺も行く。」

狐の面をつけた者も俺に続くように言い放った。

 

…こいつは一体何者だ?全く隙がない、そしてこのプレッシャー…調べてみるか。

 

俺は精霊の目を発動させる。それと同時に狐の面をつけたもののエイドスが流れてくる。

…これは!?そんな馬鹿なこれは叔母上と同じ…!!つまり。こいつは叔母上の息子ということに…

ふと狐の面をつけた者と視線が合った、奴の目には紅の瞳で三つの勾玉が浮いていた。それに俺は凄まじいプレッシャーを感じ視線を外す。そのタイミングで出撃許可が出た。

…今は奴らを排除する…

 

「前方敵歩兵多数!!」

視ただけで50人ほど…俺はすぐ様雲散霧消を発動させようとするが、俺の目には火焰が広がっていた。発動させたものの方に視線を移すと…狐の面をつけた男だった。

 

風間さんが狐の面をつけた男に質問すると驚くべき内容だった。…魔法をコピーだと?そんなことはありえない!

そんな考えを巡らせているとまた新たに敵が姿を表す…今度こそ雲散霧消を発動する。瞬く間に文字どうり消えた、だか二発目から狐の面をつけた男も同じ魔法を繰り出し始めた。俺はその事実に驚愕する…そして狐の面をつけた男は俺にこう言った。

 

「達也…しっかり視ててね?」

 

奴は間違いなく俺の目のことに気がついている。そして消えた。また現れた時には敵は皆倒れていた…

 

呆気に取られていたが司令部からの通信により俺はすぐ意識を切り替えた。

 

達也sideout

 

 

深雪side

 

お兄様そして紫水さんが出撃なされてから私はお母様にお兄様のことを聞いた。その内容は私にとって辛い現実でそれでも私はお兄様に想われているという事を知り、今二人が映る画面から目を逸らさないことに決めた。

 

まず最初に紫水さんがありえない規模の火焰を発生させ敵をなぎ払っていた。その後は…お兄様と紫水さんの独壇場であった2人に対峙したものは…消されてしまう。

 

深雪sideout

 

ビー!ビー!敵をあらかた片付け終わって投稿した敵を拘束していると司令部から通信が入った。

「こちら司令部、新たに敵艦隊の接近を確認!高速巡洋艦4隻、駆逐艦8隻!20分後に敵艦砲射撃圏内に入ると推定!僚軍の迎撃は間に合わず、至急海岸付近に対比せよとのことです。」

 

俺はそれを聞いて表には出さないが驚愕していた…原作の2倍の船つまり俺がいることにより発生したイレギュラーか…すると達也が敵の位置は分かるかと風間大尉に聞いていた。

マテリアル・バースト…ね

俺は絶対穂波さんを死なせない。なら俺がやるべき事は…!

「俺に敵艦隊を駆逐する術があります。」

達也よりも早く口を開く。

 

「紫水君、それは本当かね?」

 

「はい。俺の戦略級魔法でなら可能です。」

そう…俺にはスクルドから与えられた戦略級魔法がある。

 

「戦略級魔法だと!?なぜ君が!?…いやこの際無粋な事は聞かない。可能であるのなら行使しては貰えないか?」

 

「もちろん!俺に任せてください。」

自信満々に言い放つ。達也に目を向けると俺の事を値踏みするように見ていた。

 

魔法の確認をしているとまさかの穂波さんがやってきた…

 

「私にも援護させてください!主を守る為に作られたこの力…奥様と達也さんを命を賭けてお護りします!!」

 

そんな彼女に俺は冷たく言い放つ

 

「桜井穂波…貴方には計12隻から来る砲撃を防げるのか?それに命を賭けてと言ったがあなたが死ぬことなど俺は許さない!!」

写輪眼で穂波さんを睨みつける。

 

「…っ!しかしこのままでは!!」

 

「俺にはこの状況を打開する魔法がある…だから俺を信じろ!」

 

穂波さんは渋々だか納得してくれた。次ちゃんと会った時なんて言おう…内心頭を抱える俺であった…

 

そして発動する準備が整った。

 

 

「敵艦隊の射程圏内への侵入を確認…ターゲットマルチロック、いつでも行けます!」

 

「了解した。…発動してくれ。」

 

「断罪滅却(ジャッジメント・バースト)…発動!」

 

 

発動すると同時に敵艦隊の周りに四角の結界が発動そして結界で囲まれた空間の全てを灼熱の焔で燃やし焼失させた…海面は水蒸気爆発を起こし結界に囲まれた部分だけそこは陸地になっていた。

 

司令部から敵艦隊の焼失を確認との報告が入った。

周りを見ると皆顔を青ざめていた。

俺の断罪滅却はポイントを決めるだけで何時でも撃てるからまあかなりえげつないわな。

そうして俺の原作介入デビューは幕を閉じた。

 




ご愛読ありがとうございました!いかがでしたか?いやもう主は好き勝手に書かせてもらい満足です(笑)
それにしても断罪滅却…恥ずかしい…www

次回はオリジナルエピソード高校入学を黙然と控えた司波兄妹と四葉翔一との会合です!

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