チートな転生者〜魔法科高校の劣等生編〜   作:夜桜TOKAI

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どうも!今回も読んで下さる方ありがとうございます!表現が難しい…書き上がってみたらなんともいえない文に…今回は戦闘前のお話です。
ではどうぞ(*´ω`*)




追憶編
追憶編I〜決戦前〜


俺は今ある人と向かい合っている…誰かって?四葉の当主様ですよ…それに知ってる人はかなり限られているけど俺の母親でもある。転生をする時四葉と聞いたからまあこの家に生まれた事は納得した。いやでも四葉真夜の息子ってなんだよ!イレギュラーだとしてもイレギュラーすぎだろ!!

 

自分に自分で突っ込んでいると母さんが話しかけてきた。

 

「突然呼び出したりしてしまってごめんなさいね?実は翔一さんにお願いしたいことがあってね。」

母さんが翔一と名前で呼ぶ時は親として接している時だけだ。当主として接する時は俺の事を紫水(シスイ)と呼ぶ。

俺の偽名はうちは紫水…わかる人はわかるよね?

 

「いや大丈夫だよ母さん。それでお願いって?」

 

「ありがとう翔一さん。知ってるとは思うけど今深夜と深雪さんが沖縄に旅行に行っています。さっき攻撃を受けたとの報告があったわ。あっちには穂波さんや達也さんがいるから安心なのだけど万が一ってこともあるの、だから翔一さんあなたには沖縄に行って深夜達を守って欲しいの。」

「わかったよ母さん。過保護だね?(笑)」

 

「ありがとう翔一さん。でも一言余計よ?」

とニッコリ笑みを浮かべた…

 

俺は地雷を踏んだ…とんでもないプレッシャーに冷や汗が出る。よく言うよね母が1番怖いって、いやまさにそうだよ!頭上がらないって…

そんなことを考えていると

 

「早速向かってもらうわね。翔一さんのことですからマーキングは既にしているのでしょ?」

 

「それはもちろん。大切な人達だからね。」

「なら話は早いすぐに飛んで頂戴。深夜にはもう話してありますからあとは向こうの方でしてくれると思うわ。深夜達のことお願いね?」

 

「あぁ、任せておいて母さん!それじゃ行ってくるね。飛雷神!」

こうして舞台は沖縄へ 移り俺の原作介入が始まろーとしていた。

 

 

「到着ってね!てかあっつ!流石は沖縄…さて深夜さんのところに行くかな?」

ふと液晶テレビに目がいった。その内容とは

今日早朝沖縄諸島沖にて所属不明の潜水艦隊が出現し国防軍の警備艦が攻撃を受け沈没したこと、そしてその艦隊はなおも進行今は慶良間諸島を攻撃中というものだった

呆気に取られて画面を見つめているとケータイが鳴った…相手は母さんからだった。

 

「翔一さん着いていきなりなのだけれども敵艦隊が…」

 

「それはもう知っています!俺はどうすればいいですか?」

 

「流石翔一さんね、説明の手間が省けたわ。今から深夜には国防軍のシェルターにむかってもらいます。翔一さんは深夜達と合流して安全を確保して頂戴。」

 

「わかりました。またなにかあったら連絡をください…真夜様。」

俺は意識を切り替えた。

 

「ええ、お願いね紫水さん」

母さんも息子ではなくその名を口にした。

side深夜

 

今敵艦隊が攻めてきたというニュースを深雪さん達と見ながら避難の準備を進めていると達也さんへ風間さんから基地内のシェルターに避難してはどうかとの申し出を頂いていた。とそこに図ったようなタイミングで真夜からの電話がきた。

「もしもし真夜?」

 

「久しぶりね姉さん、直接話すのは何年ぶりかしら?」

 

「あら?世間話をするためにかけてきたの?」

 

「フフ…そんなに邪険にしないでくださいな。わたくしは貴女方を心配して連絡したのですから。それに私の秘蔵っ子をそっちに向かわせたわ。シェルターで合流するように言ってあります。」

 

「秘蔵っ子ね…?楽しみにしてるわ、彼がどんな力を持っているのか気になるところですから」

 

「ええ、楽しみにしてて?じゃああとは手はず通りにお願いします」

 

電話を終えると穂波が内容を聞いてきた

 

「奥様 、真夜様はなんと?」

 

「国防軍に話を通してくれたそうよ?」

 

「では、達也くんが受けた電話は…」

 

「そういうことでしょうね、せっかく骨を折ってもらったらんだもの。ここは素直に真夜の行為に甘えましょう。それに…強力な助っ人もくるみたいですら。」

最後の言葉に穂波さんや深雪さんさんは首をかしげていた。

こうして私達はシェルターに移動した。姉さんの息子をこの目で見ることに楽しみを感じながら。

 

深夜sideout

 

 

side深雪

 

私は今叔母様が手配してくださったシェルターにいます。これから始まる戦闘への不安…でもこんな状況なのにお母様が仰っていった協力な助っ人に意識がいっていました。私が知っている人なのかしら?そんなことを考えていると1度本邸に行った時見かけた男の子のことを思い出しました。その子は私と年は変わらないはずなのに圧倒的な存在感を放っていてなによりとても格好よかった!

そんな場違いな事を考えていると

バババババ…突然の銃声により現実に引き戻されたのでした。

 

「銃声!?」

驚愕する私の隣では兄さんと穂波さんが現状を把握しようとしていた。

「達也くん、状況はわかる?」

「いえ、ここからでは…どうやらこの壁には魔法を阻害する効果があるようです。」

壁に手を当てながら兄さんは言う。

 

「そうね。それにこの部屋だけじゃなくて建物全体が魔法的な探査を阻害する術式に覆われているみたい。」

するとお母様が兄さんに外の様子を見るように言った。…それに反論する兄さん

「しかし今の自分の技能では離れた場所から深雪を守る事は…」

兄さんの言葉が最後まで紡がれることは無かった…何故ならお母様が遮ったから…

 

「深雪? 身分をわきまえなさい達也。」

 

私からそう呼ぶようにお願いしていたから兄さんは咎められてしまった…罪悪感を感じていると兄さんはここを穂波さんに任せて外に出ていった。

 

深雪sideout

 

 

次回 戦闘開始




読んでくださった方ありがとうございます!うまくかけていますでしょうか?四苦八苦しながら書いてます(笑)というかどこで区切るかよくわからなくて長くなってしまいました…いや長いのかな?みなさんはどのくらいの長さだと読みやすいですか?てことで次回は翔一の本格的な原作介入デビューです!いやもう無双しますよwwwもちろんお兄様と一緒に!ではまた次でお会いしましょう(*^^*ゞ

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