チートな転生者〜魔法科高校の劣等生編〜   作:夜桜TOKAI

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こんばんは!今回も読んでいただきありがとうございます!
投票の方してくださった方ありがとうございました(〃▽〃)

前回番外編をやると記述したのですが主がテストが近いこともありテスト勉強に入らねばならぬため番外編は置いておきひたすら本編進んでいくことにしました!
番外編は真由美との初めての出会いを書くつもりでしたが……申し訳ないですm(_ _)m


九校戦編
九校戦編Ⅰ〜始動〜


〜現在新人戦モノリスコード決勝第一高校対第三高校にて〜

 

「この目の前にはどんな地位も富も名声そして力でさえ意味をなさない……終わりだ、一条……」

そう静かにだが圧倒的な存在感を放ちながら俺は言い、月読をかけた

 

 

ブランシュの件での事だがどうやら会頭はうちは紫水と戦闘し敗北した事は話してはいないようだ。まあ俺に対する視線は変わったけどね……それにしてももう九校戦かぁ、既に出場種目は決まっていてアイスピラーズブレイクとモノリスコードに出ることになっている。さて俺は今生徒会室の前にいる。何でいるかって?会長に呼ばれたからに決まってるでしょ!しかも校内放送でくんづけで予備←呼び やがったんだぞ!!めちゃ恥ずかしかったわ……とりあえずブザーを鳴らす俺、すぐに返事がきた

 

「待ってたわ翔一くん!遠慮せずすわって!」

相変わらずの何が楽しいんだという疑問を持たざるを得ない笑顔で言う会長

 

「失礼します。って達也に深雪もいたのか」

そこには生徒会メンバーに加えて達也と深雪の姿があった

 

「まあ俺は深雪のつきそいだ」

 

「私は元々生徒会ですので」

 

その後は昼食をとりながら九校戦闘の話題に自然に移っていった。すると

 

「翔一くんは何に出るの?」

 

「私も翔一が何に出るのか気になります!」

 

「ん?俺か……俺はアイスピラーズブレイクとモノリスコードかな」

 

「え!?翔一くんモノリスコードはともかくアイスピラーズブレイクにでるの?」

何故か驚く会長

 

「何か問題でもあるんですか?」

訝しげに聞く

 

「え?あ、ごめんなさい。特に何も無いのだけど……ほら今年は三高に一条の御曹司が入ってきたみたいだから」

要するに俺はその一条に勝てないということを心配してるみたいだ……失礼しちゃうよね!

 

「あぁ。なるほど、会長は俺が負けることを心配なされているのですね?」

全く笑ってない笑顔を向ける

 

「えぇ!?そんなことないよ!うん!」

必死に弁解するがあまり意味無いよ……そんな慌ててたら

 

「まあ、素直に感謝しますよ心配してもらって。でもハッキリ言っておきますけど俺に適うやつなんて一人もいないですよ」

自信満々にいってのける俺に目を丸くする生徒会メンバーたち……が達也と深雪はもちろん俺の勝ちを疑わない、特に深雪さん。

 

「そうですよ七草会長!翔一がお兄様以外に負けることなどありません!これはお兄様にも言えることです!!」

頬を染めながら言ってのける。これはこれで恥ずかしいね

 

「そ、そう……まあ選手の方は何とかなったけどエンジニアの方が」

 

「会長エンジニアが不足してるんですか?」

 

「そうなのよ。今の3年生はどちらかというと実戦派であまり技術者がいないのよ」

机にうなだれる

 

俺は一度達也を見ていう

 

「なら達也をエンジニアにしたらどうですか?達也プロ並みですよ」

言ったそばから達也は睨んでくるが既に時遅し、たまには苦労しろ!

 

もちろんその後は俺と深雪による話術で丸めてやりましたよ!放課後にテストする事になったみたいだ。まあ俺は行けないけど、母さんと電話しなければならないからね

 

 

「今回の九校戦どうやら無頭竜(ノーヘッドドラゴン)が絡んでるみたいなの。もう言いたいことはわかると思うけどこれの対処をしてもらいます」

 

「やれやれ、厄介ごとが尽きないね。了解したよ」

またすぐこれだ勘弁して欲しいもんだね

 

「それとアイスピラーズブレイクとモノリスコードに出ることになったみたいね。特にアイスピラーズブレイクに関してはあなたの持てる力を出し惜しみせずに使い、一条を倒しなさい」

 

「わかってるよ、力を見せるには一条はいい獲物だ」

 

「ならいいわ、じゃあ頑張ってね!」

 

通話を終え俺は地下室に行く

 

「影分身」

俺は分身を作り

「さて今日も俺が勝たせてもらうよ」

 

「何を言っている俺が勝つに決まってるだろ」

 

……お互いに写輪眼を発動し

『火遁・豪火球』

二つの火炎がぶつかり会い

 

キン、キン、キン……高速で小刀を撃ち合う。

 

分身の俺が大技を放ってくる

 

「水遁・大瀑布」

うわ。それはえげつない!大量の水が舞い上がり滝のように叩きつけられてくるが

 

「須佐能乎(スサノオ)」

青い鎧を模した武士のようなものに守られた俺がいた。その目は万華鏡写輪眼になっている。

 

「炎遁・加具土命(カグツチ)」

 

「くっ!万華鏡は卑怯だろ!俺は使えないのに」

分身は万華鏡を使う事はできない……まあオレの分身だから避けるよね、なら、

 

「水遁・水龍絞爆!!」

 

「火遁・豪火滅却!!」

分身もそれに対する大技を放つが……万華鏡を使ってるんだから勝たないとね!

 

炎の中を雷の鎧を纏い突破し一瞬で距離をつめて幻術に嵌める。

 

「くそ!これは!?」

 

「この中では俺がすべてを支配する!塵と消えろ!!」

幻術・別天神・光芒

 

「チッ……万華鏡はせこいけど分身とて俺に勝てるんだ。九校戦なんて余裕だろ?がんばれよな!!」

それを言い残し消える分身。

 

さてと今日はもう遅いし寝るとするかな!………布団に入って寝るまでの間に5分もかからなかった




いかがでしたか?次回はとりあえず高速道路での出来事までを書くつもりです(^^♪

感想、アドバイスお待ちしております!

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