転生したは良いんだがタイミングが遅すぎた   作:執筆使い

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タイトルからお察しの方も居ると思いますが、今回はピラフ一味が主役です。後、地の文がおかしな事になってると思いますが仕様です。


逃走中〜究極DBを手に入れろ〜

 今回の舞台は、地上から遥か数千メートル程離れた上空に位置する神殿。3人の逃走者は一人のハンターから逃げつつ、神殿の何処かにあるという究極ドラゴンボールを見つけなければならない。エリアには幾つかの部屋やフロアに分けれていて、電話ボックスは無し...果たして3人の逃走者達は願いを叶える事が出来るのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く...ピラフ様がいけないんですよ。美味しい匂いに釣られて、一旦腹ごしらえにするんだって。」

 

 

「お前らも俺様の意見に賛成だっただろうが!! それに昔から言うだろう? 腹が減っては戦は出来ぬと。」

 

 

「そ、そうは言いますけど...」

 

 

「...所で、もし究極ドラゴンボールが揃ったら一体何を叶えるんですか?」

 

 

「それはだな...永遠の若さだ!!」

 

 

 なんと...どうやら今回の逃走者達は永遠の若さを願うつもりだ。成る程、齡70以上は超えている老人達である。確かに妥当な願いであろう。

 

 

「世界征服じゃないんですか?」

 

 

「バカ言え!! 今頃世界征服を願った所で数年程したらぽっくり逝っちまうだろうが!!」

 

 

「成る程!」

 

 

 さて...逃走者達が向かう先に

 

 

 

 

 

「彼奴ら...何処に行ったんだ?」

 

 

 

 

 

 一人のハンター。

 

 

 

 

 

「どうせ世界征服なんざ後で出来るんだ、今は若返りが先決だろう?」

 

 

「「流石ピラフ様」」

 

 

 しかし誰一人として気付く気配がない。そして...

 

 

「あれは...」

 

 

 見つかった。

 

 

「「「あ」」」

 

 

 漸く気付いた逃走者達。

 

 

「待てやコラァァァ!!!」

 

 

「「「嫌ああああああ!?」」」

 

 

 すぐさま来た道を引き返していく。果たして3人の運命やいかに!?

 

 

 30秒後、3人とハンターが!?

 

 

 

 

 

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「お久しぶりです!悟空さん!!」

 

 

「よ、オメェも久しぶりだなぁデンデ。」

 

 

「えっと...今日はお世話になります。デンデさん。」

 

 

「そう畏まらなくても大丈夫ですよ、ウーブさん。所で、イサヤには会いましたか?」

 

 

「あぁ〜、そいつなんかさっき会ったんだけんど直ぐに居なくなっちまって...」

 

 

「そうですか...すいません。うちの弟子が。」

 

 

「でぇじょうぶだって、あいつスゲェ礼儀正しかったし。」

 

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「待てや侵入者ァァァァ!!」

 

 

「ピラフ様! どうしますか?!」

 

 

「くそ...もう一度催涙弾だ!!」

 

 

「「了解」」

 

 

 逃走者はアイテムの一つ、催涙弾をハンター目掛けて発射する。

 

 

「「ファイヤ!!」」ドン!!

 

 

 ボフン

 

 

「よしやっt...!?」

 

 

「同じ手は食わねぇよ!!」

 

 

 しかしハンターはあらかじめ顔を腕で覆い、それを防ぎつつ距離を詰める。最早、逃走者はこのまま大人しく捕まってしまうのだろうか?

 

 

「お前ら! ()()()()で行くぞ!!」

 

 

 否、彼らには勝機が一つだけあった。

 

 

「あの作戦? それは一体...」

 

 

「孫悟空にやったあの作戦だ馬鹿者!!」

 

 

「...! その手がありましたか!!」

 

 

 

 

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 〜数秒前〜

 

 Side ピラフ

 

 あいつ...なんてしつこい奴だ。あの尻尾といいあの服装といい、つくづく孫悟空を思い出す。

 

 

「ん? 待てよ。」

 

 

 尻尾...その手があった!!

 

 

「お前ら! あの作戦で行くぞ!!」

 

 

 目に物を見せてやる!!

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「喰らえぃ!!」

 

 

 そう言って3人組のリーダーがロケット弾を発射する。

 

 

「!? ちぃ!!」

 

 

 普通だったら撃ち落とす事が出来たであろう。だが、此処は神の神殿。居候の身である彼は、下手に撃ち落としたら暴発して神殿を傷つける可能性があると考え、受け止める体勢に入る。

 

 

「今だ!! 尻尾ニギニギ作戦開始!!」

 

 

「「了解!!」」

 

 

 一瞬、ロケットに集中を向けたのがいけなかった。幾らスクラップ寸前のガラクタであろうと、神の神殿へ行ける程の出力を持つロケットエンジンが付いている。すなわち

 

 

 ドォン!!

 

 

「なっ!? いつの間に後ろに?!」

 

 

 直線であれば、未熟なサイヤ人の後ろを取れるスピードを出せるのだ。

 

 

「今だ。」

 

 

「しまっ」

 

 

 ガシィッッ!!

 

 

 サイヤ人は、尻尾を強く握られると弱体化する。それは彼も例外ではない。

 

 

「あぁ...」ヘナヘナ

 

 

「ピラフ様、どうしますかこいつ?」

 

 

「気絶させてどっかに置いておけ。」

 

 

 ひとまず3人の逃走者達は、ハンターの追跡を撒いたのであった。

 

 

 To be continued...

 

 




つい思い付きで書いてしまいました...本当にすいません。

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