(そう言えば悟空って神様の修行の時に過去に行ってた事があったけどそれはノーカンなのだろうか?)
という感じでザマス編を終始見ていました。凄いどうでも良い事で気になるんですよね。
夢を見ていた。俺がこの世界に生まれる前の夢だ。あの時の俺は何の取り柄もない何処にでもいる普通の高校生だった。唯料理が上手で、唯ドラゴンボールが好きな普通の高校生。
そんな俺だからこそ、もしかしたら今いるこの状況の方が夢なのではないか?そう思ってしまう。本当は自宅のベッドに寝てて、朝が来るまでずっとこの夢を見ているのではないかと思ってしまう。
「zzz...」
もしそうだったとしたら...何時か覚めてしまうのだろうか?そしてあの平凡な日常に戻ってしまうのだろうか?
「zzz...」
...考えたくないな。今は唯、この束の間の平穏を嚙みしめよう。
Side???
夢を見ていた。生まれる前の夢だ。あの時の私はとある星の王だった。唯国民の皆を愛していて、唯国民から愛されていただけの王だった。
そんな私は誰よりも一生懸命に愛していた。全てのものを愛していた。そんな私だから思う。今いるこの状況は夢なのではないか?と。しかし、どんなに時が経っても失ったものは帰ってこない。あの日から全てが変わったのだと実感させられる。
彼らがこの星に来た時、私達は大いに警戒し、和平を持ち込んだ。努力の甲斐もあってか彼らは条件付きで首を縦に振ったのだった。彼らが出した条件は二つ。
『安定した生活環境』
と
『強い奴との戦い』
思えば、この時から全ては狂ったのかもしれない。私は見誤っていたのだ。彼らの凶暴性を。
私は彼らの為にあらゆる努力をした。戦闘力が図れる装置にどんな怪我でも短時間で治す機械、彼らの生き甲斐をサポートする為にあらゆる努力をした。どうやら彼らを快く思わない連中は、まるで奴隷の様に扱っているとの事だったので厳重に注意した。
〜惑星プラントの研究室〜
「アレの準備は整っているか?」
「ええ。しかし国王様、本当に宜しいのですか?寄生する相手の潜在能力を引き出すナノマシンなんて...下手をしたら。」
「大丈夫だ。なにより彼らは我々から外敵を守っている。それに我々と同じくらい頭の良い長がいるらしいから、統率も取れている筈だ。」
そう、私が最も憎むべき相手は賢かったのだ。私達が想像している以上に。
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ドゴオオオオオオオン!!!
彼らは突如私達に牙を向けた。町を焼き尽くし、多くの同胞を死に追いやった。
「はぁ、はぁ、」
漸く気付いたのだ。彼らは自分達とは違うのだという事に。
漸く気付いたのだ。自分は彼らに騙されたのだという事に。
漸く...漸く...
「ああ...もう...」
死にかけだった私に出来たことは、例のナノマシンに自分の記憶をインプットするだけだった。
「もう...憎むしか...」
同胞と故郷を奪われた憎しみをインプットするだけだった。
「ああ...出来ることなら...」
...その時から
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「...」
夢を見ていた。忌まわしき記憶。炎に包まれた同胞達。二度と帰ってこないもの。今でも腹わたが煮え繰り返る。
「サイヤ人...」
最も憎むべき相手。同胞の仇。
「ドラゴンボール...」
最も重要なもの。ツフルの希望。
「地球...」
サイヤ人の生き残りがいる場所。そして、俺様が手始めに支配する惑星。
「...ックククク」
嗚呼、待ち遠しい。
「ハハハハハ」
嗚呼、早く着いて欲しい。
「ッハハハハハハ!!!」
復讐が始まるのだ。ずっと準備をして来た復讐劇が始まるのだ。だからこうして笑う。
手始めにサイヤ人を配下にしてやろう。奴らは殺したい程憎いが、そのパワーは利用出来る。全宇宙ツフル化計画にな。
「楽しみだ...孫悟空。貴様を恐怖と絶望のどん底に突き落とす事が出来るのだからな。」
最強のサイヤ人をこの手で打ち倒し、ツフル人が宇宙最強だという事を思い知らせてやる。
ベビーの襲来まで後1日
To be continued...
プランA
イサヤ人形を用いてた◯し軍団ならぬイサヤ軍団でゴリ押し(どう足掻いてもギャグ展開となる)
プランB
本編でイサヤが述べてた様に寄生する前に叩く(それ以降がハードモードとなる)
プランC
普通に本編を書き進める(多少の変更点はありますが)
うーん。迷いますねー。