転生したは良いんだがタイミングが遅すぎた   作:執筆使い

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今回は、ちょっとした息抜きに初期(一年前)に考えていた没ストーリーを一つ書いていこうと思います(もしイサヤが一年間あの世界にいたら)。


IF 作者の没ネタ

『さぁ...願いを言え。どんな願いも一つだけ叶えてやろう』

 

 

「強い人を...俺と一緒に時空を超えて戦ってくれる強い人を連れてきてほしい!」

 

 

『了解した』

 

 

 この世界の時を司る者たちが集う場所...通称『時の巣』に異変が起こっていた。

 本来の歴史とは違う道を歩んでいる未来、英雄が敵に倒され...死んでいく未来...確かな異変が起こっていた。そして一人の青年がドラゴンボールに願いを言う。最強の助っ人を呼んで欲しいと。

 

 

「ここは...一体? 俺は確か神様の所に居た筈...!?」

 

 

 呼ばれたのは一人の未熟なサイヤ人。しかし、無限の可能性を秘めた一人の男イサヤ・カクシュウであった。

 

 

「貴方が...すいませんが、手合わせをお願いできますか?」

 

 

「(どういうことだ?! さっきまで俺はGT世界に居た筈。なのに目の前にいるのはトランクスさん...そしてここは一体...)」

 

 

「あの...」

 

 

「...はっ!? すいません?! ぼーっとしてしまいまして...手合わせとは?」

 

 

「こういうことです...よ!」

 

 

 それを言った瞬間、トランクスは瞬時に間合いを詰めて剣を抜く。イサヤはいきなり斬りかかってこられたこともあってか、かろうじて上体をそらして躱すことに成功するがバランスを崩してしまう。

 

 

「くっ!?」

 

 

 接近戦でバランスを崩すということは相手に弱点を晒しているようなものだ。そのことを思い出したイサヤはそのままバク転宙返りでトランクスとの間合いをとる。

 

 

「...いきなり危ねぇな。」

 

 

「すいません...手っ取り早く実力を計るためにはこうした方がいいんです。」

 

 

「成る程...それで俺の実力は貴方から見てどうでしたか?」

 

 

 そういいつつもイサヤは構える。どうやらテストはまだ終わらないことを直感で感じ取っているのだ。

 

 

「まだまだ...貴方の実力を試させてもらいますよ。」

 

 

 そういいつつトランクスも再び剣を構えなおす。本来ならばイサヤが敵うはずのない相手。だが、この戦いはあくまで実力を試すための手合わせ。構えこそ本気ではあるがその気は極限までに抑えた状態であった。

 

 

「...」ジリ...

 

 

「...」ジリジリ...

 

 

 少しずつ...少しずつ間合いを詰めていく両者。出方を伺いつつ距離を縮めていってるのであった。

 

 

「「...!」」シュン

 

 

 ほぼ同時であった。どちらも全く同じタイミングでロケットスタートする。片方は両腕に気を纏い、もう片方は剣に気を纏って突撃する。

 

 

 ガキィン!!

 

 

 そして、戦いの火蓋は切って落とされたのであった。

 

 

 ............................................

 

 .................................

 

 ...................

 

 

「ふぅ...貴方の実力は良くわかりました。では早速向かいましょう。」

 

 

「はぁ...ぜぇ...向かうって...どこ...ぜぇ...にです...はぁ...か?」

 

 

「刻蔵庫です。これから貴方には過去の世界に行ってもらいます。」

 

 

「...え?」

 

 

 

 

 こうして、未熟なサイヤ人イサヤは歪んでしまった歴史を正す為に過去のZ戦士たちの手助けにへと向かうのであった。これは...もしもの物語。本来とはまた違った未来の物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




没案になった理由

タイトル詐欺(あくまでGT路線でいくので)

下手したらイサヤが強くなりすぎる可能性が(簡単に超3化できたり)

そもそも作者がゼノバを知らない(ドミグラ?なにそれ調味料?)


まぁこれ以外にも没になった理由はたくさんありますけどね。

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