君と、ずっと   作:マッハでゴーだ!

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幸せのカタチ

「むむ……このネクタイは~……ねぇ四葉、どう思う?」

「ん~、瀧くんは青が似合うんじゃない? あ、でもテッシーとさやちんの晴れ舞台だからもっと温色でも」

「スーツももっとカジュアルな奴に――瀧くん、このスーツに着替えて!」

 

 ――現在、立花瀧は宮水姉妹の着せ替え人形になっている。

 夕刻の時を刻む今日この頃、瀧は現在宮水家への宿泊用着替えと数着のスーツを持ってお邪魔をしていた。

 その理由はと言えば、それは単純で――明日に迫った勅使河原夫妻の結婚式のためである。

 入籍は既に済ませているが、色々なごたごたがあったため結婚式を先延ばしにしていたのであるが、晴れて明日式をあげることになったのだ。

 本来は三葉の父親である宮水俊樹が当日、どうしても外せない仕事があるとの理由で列席できないということで、急遽余った席を瀧にあてがったというわけである。

 これは克彦が望んだことであり、嫁である早耶香も快諾しての特例だ。

 式は基本的に親戚や親しい友人だけを招いた小さなものだが、瀧としても他人の結婚式に出向いた経験が小さい頃を境にない。

 よって服装や作法などを教えてもらうために宮水家に泊まりに来たのだ。

 ……そして今に至る。

 

「ん~、私はこっちの方がええと思うんやけど、四葉はどう思う?」

「これならネクタイは赤みのかかった方がカッコいいと思うよ! うんうん、我がお兄ちゃんながらこれは中々に……」

 

 三葉が瀧のネクタイを結びながらそう言って、四葉が上目遣いで瀧を品定めをする。どうやら四葉のお眼鏡にも掛かっているようだ。

 

「はいはい、ありがとよ――まさか1時間も着せ替え人形にされるとは思わなかったよ」

 

 瀧は四葉の頭をクシャクシャと撫でると、四葉は少し嬉しそうな声で「キャッ」とわざとらしく声を出す。

 ……それを見て微笑みを浮かべる三葉。三人の関係は非常に落ち着いた微笑ましい仲である。

 そんな光景を見ている一葉はふと、瀧の方に近づいてきた。

 

「……お婆ちゃん? どうしたんだ?」

「いやさ。あんたにちょっとこれやろう思ってなぁ」

 

 一葉の手にあるのは、赤と黄色、橙色で組み編まれたもの――組紐であった。

 その模様は三葉が普段必ず髪を縛っている組紐と同じような柄であり、瀧はそれを受け取ってじっくりと見る。

 

「お婆ちゃんが作ってくれたのか?」

「そうやさ。今時はなんや? 同じもんを恋人同士で持つんがええんやろ?」

「お婆ちゃん意外と若いこというよな」

「はは。若いもんに囲まれてたら若返るんやよ」

 

 瀧は一葉に苦笑しつつ、組紐を今一度じっくりと見た。

 ……本当に三葉のものと同じである。最近編まれたのか少しばかり真新しいが、それでも三葉と同じものを持てるということを嬉しく思う瀧。

 

「明日はムスビの場や。あんたも三葉も、同じもんを付けた方がええやろ?」

「いいなー! お婆ちゃん、私もお姉ちゃんと瀧くんと同じものつけたいー!」

「……あんたはほんま。まぁちょっと柄は違うけど、これでもつけとき」

 

 一葉は少しばかり額を抑えながらも、仕方ないという風に黄色と橙色を主体とした組紐を渡す。

 ……しかし、瀧はその組紐をどう身につけるか考える。

 三葉はロングヘア―だからヘアゴムの代用として使っているが、あいにく瀧は男の上に短髪である。

 四葉は髪の毛を下して側頭部の片側のみを組紐で結ぶ(所謂サイドテール)。

 ――ふと瀧は、自分の手首を見た。

 

「……ん。良い感じ」

 

 瀧は組紐を手首に巻き、良い具合の長さで固定してブレスレットのように着ける。

 手を軽くブンブンと振って取れないことを確認すると、一葉に笑顔を向けた。

 

「ありがと、お婆ちゃん。すっげぇ気に入った!」

「えぇよ、喜んでくれたら何よりや」

 

 ……一葉はそう言うと、微笑みを浮かべながら再び椅子に座る。

 ――瀧の組紐には意味がある。

 三葉の組紐は赤と橙色で編まれており、四葉の組紐には黄色と橙色の糸が使われている。瀧の組紐には、その三色全てが使われている。

 ……その意味は――瀧と三葉、そして四葉が結び続けていられる願いを込めたもの。

 三葉と四葉の色が敢えて欠けているのは、その分、瀧に不足している色を補うように二人を支えて欲しいという願いもある。

 しかし一葉はその心配は一切ないため、特に口には出さなかった。

 

「えへへ……瀧くんとお揃いやぁ」

「ふふふ、お姉ちゃん。わ、た、しも! お揃いだよ?」

「……なんか、気分的に微妙になったんやよ」

「ひどっ!? お姉ちゃん、可愛い妹に対してそれは辛辣だよ!? 瀧くん、慰めて~」

「……はいはい――ってかまずスーツ脱がさせて。皺になるから」

 

 ――一葉は騒がしい若い世代を見て、今一度微笑みを浮かべるのであった。

 ……そんな時、ふと家の電話が鳴り響く。

 

「電話だ。お婆ちゃん、私が出て……」

「ええよ三葉。わしが出る」

 

 一葉は三葉の申し出を断り、電話の子機を片手に部屋から自室に向かう。

 

「もしもし。やっぱあんたか。どうしたんや、こんな時間に」

『――いえ。明日、少し時間が出来そうなので、そちらに行こうかと思いまして。明日は克彦君の結婚式ですから』

「……ほぉ。それはええ。きないきない――ちょうどええやよ」

 

 ――その時の一葉の表情は、ほんの少しだけ悪戯そうな表情をしていたのは誰も知らないことなのであった。

 

○●○●

 

「で、あんたはなんでまた私の部屋いるん? 正直お邪魔やよ」

「いやだねぇー、お姉ちゃんは心が狭くて。そんなだとすぐにお兄ちゃんを他の人に――」

「それないから。絶対、ないから」

 

 四葉の軽口に対して、三葉は恐ろしいほど低く冷えた声音で言う。

 瀧の着せ替えも終わり、風呂を済ました三人は就寝準備も済ましていた。しかし瀧が三葉の部屋に入るのは当然として、四葉もそれに付いてきたのだ。

 

「そ、そうだよね! それに私もお兄ちゃん横取りされたら困るし! お姉ちゃんとお兄ちゃんは超お似合いだし!!」

「うんうん、そうやよねー。……四葉、笑顔、引き攣ってるよ?」

「ひ、ひぃっ!!」

 

 三葉の赤子を泣かすほどの笑顔に四葉は悲鳴を上げ、瀧に抱き付く。それにより三葉の青筋がピクピクと動くのを瀧は見逃さなかった。

 

「……はぁ。三葉、妹ビビらせるのもそろそろ止めろよ?」

「た、瀧くんっ」

 

 瀧は溜息を吐きつつ、三葉の頭をポンと撫でて、そのまま自分の胸元に彼女の頭を抱き寄せる。たったそれだけで三葉は何も言えなくなり、そのまま瀧の胸に顔を埋めた。

 それを見ての四葉の反応は――

 

「……むぅ」

 

 ――頬を膨らませて、少しばかり羨ましそうな表情をしていた。

 そんな四葉はそそっと瀧の近くに寄り、彼の就寝着の服の裾をキュッと掴む。そのまま瀧の手を掴み、自分の頭の上に手を持ってきて、そして撫でるように催促した。

 

「……ほんっと、この姉妹は」

 

 瀧は仕方ないと言わんばかりに四葉のサラサラの紙を撫でる――正に両手に花である。

 最早瀧にとって三葉は最愛の人で、四葉も見えない繋がりで繋がれた大切な妹のような存在なのである。

 そこには劣情などはなく、本当に純粋な好意がほぼ全てを占めていた。

 ……兄妹のいない瀧にとってはとても新鮮な関係性。瀧は瀧で、現在の状況に満足しているのである。

 とは言え、瀧もこの二人の自分に対する依存度には少し危機感を覚えている。

 いずれ自分は二人のお願いを断れないようになるのではないかという微かな不安を感じつつ、瀧は宮水姉妹を甘やかし続けた。

 

 

 ――恒例と言わんばかりの、川の字で横になる三人。

 以前は四葉が真ん中だったのであるが、今日は瀧を真ん中にして三葉、四葉が彼を挟むという形だ。

 床に布団を敷いて寝る三人だが、実は瀧はすぐに眠ってしまい、今は三葉と四葉が瀧越しに会話をしていた。

 

「ふふ……瀧くん、良く寝てる。私たちに挟まれても普通に寝れる辺りがすごいよね。普通の男の子なら絶対無理やよ」

「……お姉ちゃんは良いよね。瀧くんみたいな素敵な彼氏がいて」

「いいでしょ? でもあげないし、貸さないんやよ?」

「えー、偶にはいいじゃん!」

「ダーメ――って言っても、私も四葉に対してはすごい許しちゃってるんやけどね」

 

 三葉は瀧の髪をすぅっと梳きながら、そう言った。

 

「まぁ私もしょっちゅう手とか繋いだり、抱き付いたりしてるもんね」

「あれ、最初は怒ってたからね? ……でもさ。瀧くんも、四葉との距離は私と同じくらい近いんやよね。今となってはそれも嬉しいけど」

「……変わったよね、お姉ちゃん。最近、すっごく穏やかになった」

「――変えてくれたんだよ。この素敵な彼氏くんが」

 

 三葉は瀧を見て、そう呟く。

 彼は気持ちよさそうに寝息を立てて眠っている。

 

「……私、思ったんだ。お姉ちゃんを見ていたら、そんなに焦らなくても良いかなって」

「でもあんた、瀧くんを基準にしてたら良い人見つからんよ? 瀧くんって何気に高スペックだし」

「うぅ……今日瀧くんが作ってくれた料理は、超美味しかったもんね」

 

 四葉はそう言われて、瀧の調理能力の高さを思い出す。

 今日の夕食は瀧が作った洋食メニューで、かなり凝ったものを作っていたのだ。

 メインに煮込みハンバーグ、スープやサラダもレストランのシェフのように作り、極めつけはデザートまで用意していた。

 

「料理が出来て、運動も出来て、芸術も出来て、顔も恋人の贔屓目なしでも整ってる上に優しいんやよ?」

「そう言われたらお姉ちゃんも中々な男を引っ掛けたよね? ――ま、お姉ちゃんもよく似たものだから、つり合いは取れてるけど」

 

 四葉は嘆息して、三葉に見つからないように瀧の左手を握る。

 

「……姉妹って似るのかな? 好みまでそっくりだもん」

「まぁ瀧くんですから」

「お姉ちゃん、ほんまベタ惚れやんね」

 

 四葉は方言が出るほど呆れるも、そんな姉を羨ましいと感じた。

 ……自分の周りが幸せになっていくのは嬉しくもあり、一人取り残されることがどうしようもなく寂しく感じる時がある。

 ――そんな時に、瀧と三葉はそんな四葉の心を甘やかに温かめてくれた。

 あれからだ。四葉が心の底から楽しいと思えるようになったのは。

 あの日、本音を二人にぶつけ、自分の本当の想いに気付いたあの時。

 あの時も三人一緒に眠ったことを四葉は鮮明に覚えている。

 ずっと繋いでくれた二人の手――だから今は心の底から二人の幸せを願っていた。

 そうしたら自分も幸せだから。

 

「……お姉ちゃん。私、早く瀧くんのこと合法的にお兄ちゃんって呼びたいよ」

「うぅ……それって、あれやよね?」

「――期待、してるからね?」

「ぜ、善処しますっ」

 

 四葉が悪戯っぽくそう言うと、三葉は恥ずかしそうにそう声を漏らした。

 ……夜は更ける。そして時間は過ぎ、そして――次の日を迎えた。

 その日は、これでもかというほど綺麗な快晴であった――。

 

●○●○

 美しい音色の鐘の音が響く。

 眩いほどの太陽光に照らされた真っ白なチャペルは、どこか幻想的な光景を作り出し、そして椅子に座る人たちはどこか緊張した趣だった。

 今か今かと、今日の盛大なイベントの主役の片割れを待つ。

 ――勅使河原克彦、早耶香の結婚式は、一部の親戚筋と互いの交友関係の深い人物たちだけが招待された小さな規模で実施されていた。

 ……瀧は祭壇の近くで早耶香の登場を待つ克彦を見た。

 緊張した趣で視線を色々なところに向けている彼を見て、不意に笑みを浮かべる。

 そんなとき、克彦と瀧の目が合った。

 克彦は瀧に助けを助けを乞うような目を向ける。そんな克彦に、瀧は口をパクパクさせて「頑張れ」と言った。

 瀧の隣の三葉もまた克彦にサムズアップをすると、彼は可笑しそうに笑い、心を落ち着かせる。

 ――ガラッ、と重たい扉がゆっくりと開く。

 チャペルの扉が重く開くと、そこにはスーツを着た中年男性とドレスを来た女性が腕を組んで立っている。

 ゆっくりと一歩、また一歩と祭壇の神父と克彦へと近づく。

周りからはこの日を祝福するような声が掛けられ、女性――早耶香は恥ずかしそうな表情を浮かべながらも笑顔でその声を返した。

 ――瀧はその姿を初めて見て、色々なことを思った。

 最初に懐かしいと感じ、そのあとドレスに身を包む彼女を綺麗と思って、最後に――心の底から、温かな気持ちとなった。

 今から幸せになる彼女の晴れ舞台がどうしようもなく嬉しいのだ。

 一度も会ったこともないのに、そう思ってしまった。

 ――早耶香が瀧と三葉と四葉の席の隣を通る。

 

「――さやちん、おめでとう!! すっごい、綺麗やよ!!!」

 

 その瞬間、誰よりも大きな声で親友の晴れ姿を祝福する三葉。その目には薄っすら涙が溜まっている。 瀧はそんな三葉の手を握り、早耶香を見た。

 ……早耶香は三葉の言葉に最高の笑顔を見せた後、その隣にいる瀧と目が合った。

 言葉はない。だが、早耶香は驚くこともなく、どこか安心した表情を浮かべる。

 ――早耶香は瀧に対して満面の笑みを浮かべた後、三人の横を通り過ぎる。ベールが靡く。

 ――その姿は、その光景は本当に美しいものだった。

 早耶香は祭壇に到着し、克彦と顔を合わせる。その表情は少し困ったように涙を流して、しかし……笑っていた。

 

「……三葉」

「うん……ありがと、瀧くん」

 

 瀧は涙を流す三葉にそっとハンカチを渡し、それ以上言葉を発さずに手を添えた。

 ――ずっと昔からの同郷の親友。同性故に気が合う早耶香と、ここぞという時に頼りになる克彦。たくさんの時間を一緒に過ごした二人だった。

 最初は二人が繋がったことを嬉しく思う反面、一人だけ取り残されていると三葉は思っていた。そんな風に思ってしまう自分が嫌で、自己嫌悪した時もあった。

 ――そんな自分の手を握る瀧と出会って、三葉の世界は変わった。

 まだ数ヶ月前のことなのに、と三葉はつい思ってしまう。たった一つの出会いでここまで変わってしまうなんて、自分は随分と単純な人間だとも思った。

 ……それをどこか、心地よくとも感じた。

 ――挙式は順調に進む。

 神父の言葉を真剣に聞く新郎新婦の二人。それを優しく見守る周りの観衆の人々。

 

「新郎、克彦殿。あなたはこの女性を健やかな時も、病める時も富める時も、良い時も悪い時も。どんな時でも愛し合い、敬い、慰め助けて、変わらなく愛することを誓いますか?」

「心から、誓います」

 

克彦は真剣な表情で断言すると、神父は頷いて早耶香の方を見た。

 

「よろしい。では早耶香殿。あなたはこの男性を健やかな時も、病める時も富める時も。どんな時でも愛し合い、敬い、慰め助けて支え合い、変わらない永遠の愛を誓いますか?」

「――はい。誓います。どんな時でも、克彦だけを愛し続けます」

 

神父はニコリと笑みを浮かべ、そして――

 

「あなたたちは自分自身の全てをお互いに捧げますか?」

「「はい、捧げます」」

 

二人の声は重なり、そして二人は指輪の交換をし、互いに笑いあう。

 

「では新郎。新婦のヴェールをあげて、誓いのキスを」

 

神父はそう言うと一歩下がり、ニコリと笑みを浮かべる。

克彦は緊張した趣きで早耶香のヴェールをあげて、彼女と視線を交えた。

 

「……なんかさ。ここ来るまで本当は不安やったんやさ。もちろん色々なことあるからなんだけど」

「なんよ、それ。……後悔してるん?」

「――んなわけあるか。俺にはお前しかもう考えられへんわ。……一度しか、言わんからな」

 

克彦は早耶香の肩を掴んで、顔を近づける。

克彦の方が背丈が遥かに大きいため、腰を屈ませ近づけ、そして

 

「――一生守るから、ずっと俺と一緒にいてくれ」

 

――そう小さく呟いた後、克彦は早耶香に誓いのキスをした。

早耶香も克彦の言葉は予想外のものだったのか、最初は目を見開く。しかしすぐに穏やかな表情で目を瞑り、彼の肩に手を置いた。

ほんの数秒の誓いのキス。そのキスが終わり、唇を離した時だ。

早耶香は克彦を見上げ、そして――

 

「――はい。喜んで!」

 

――ここ一番の満面の笑みでそう言った後、克彦を抱きしめた。

その瞬間式場から聞こえる黄色い歓声。

 

「「…………」」

 

 ――その瞬間、瀧と三葉は互いに手を強く握る。

理由もなく、ただ二人とも感覚的に手を握り合った。

 その時の心境を一言で言い表すのならば、それはきっと――……

挙式は、そうして終わりを告げたのであった。




最新話お待たせしました!
今回はかなり長くなりそうだったので二話に分けました。
今回が挙式編で、次回が披露宴かな?
今回は本当に状況描写がメインだったので、次回は逆に心情メインのキャラとキャラの絡みが見れると思います!
それと実は自分の友人が、この作品の挿絵を書いてくれました!
本作第8話に既に挿絵を挿入しているので、どうぞごらんになってください。
また今回挿絵を書いてくれた「らよく」さんがpixivで本作をイメージしたカラーイラストを公開しています。
下記のURLからぜひご覧になってみてください!
http://www.pixiv.net/member.php?id=10437693
ではでは、次回の更新でお会いしましょう!

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