最新話です!!てか、もう2期もスタートしちゃったよ!!
それではごゆっくりどうぞ!!
あの日から10年ぐらいが経過し、あれからも、いろいろあったが現在俺は、中学年3年生になった。今は、進路について悩む時期のはずだが、ヒーローと言う職業が現れてからと言うもの、ほとんどの生徒は、将来の職業としてヒーローを目指している。
まあ、そのヒーローを目指してる多くの生徒達は、多分ヒーローをカッコいい職業的にしか見えて無いのだろうが。
ちなみに、クラスメイトは一人を除いて全員が個性持ちその中でも俺を含めた二人の生徒は、相当強力な個性持ちである。
そして、今の授業は中学卒業後の進路についであるのだが、予想通りクラスの生徒全員がヒーローを目指している。
俺は、まわりの話を適当に流して聞いているが、現在の内容を要約するとこうだ。
1クラスメイトの全員が高校でヒーロー科志望
2クラスで唯一個性を持っていない生徒であり、俺の幼馴染みで友人の『緑谷出久』もヒーロー科志望だと回りが気づいて馬鹿にしだす。
3更には、もう一人の強力な個性持ちにして、出久と俺の幼馴染みで俺からしたら腐れ縁の自尊心85%人間『爆豪勝己』も突っ掛かりだした。
現在こんな感じである。
・・・・・そろそろ勝己止めるか面倒だが・・・・
椿「勝己止めろ面倒だ。」
勝己「あ?テメェ俺に爆破されたいのか?」
椿「ハァ・・・寝言は寝てから言いやがれ・・・最後の忠告だ止めねえと問答無用で叩き潰すぞ」
椿「しかも、ここでお前が暴れたら、最悪成績に傷がつくことぐらい考えろ」
勝己「チッ」
渋々ではあるが、勝己は自分の席に座った。勝己は暴君ではあるが、馬鹿じゃないから助かる。
そんなこんなで放課後になった。
俺は、いつも通り帰宅しようと校門へ向かって歩いていると、頭に何かが落下してきた。
椿「これは出久のノートだな」
俺は、勝己の仕業だと思われる焦げたノートを手に取り池の縁に座りページをめくり内容を見てた。
そうして、数分すると出久がやって来た。
椿「やっと来たか。ホレこれお前のだろ?出久」
俺は、そう言って出久にノートを投げ渡した。
出久「椿が拾ってくれたんだ・・・ありがとう・・」
椿「偶然頭に落ちてきたから回収しただけだ。気にすんな。」
椿「それより出久お前がこのノート全部書いたのか?」
出久「うん・・・将来必要になると思って・・・」
椿「なるほどねー。しかし、本当に良く書けてるな。それぞれのヒーローの長所や短所その他にも細かい内容が、しっかり書かれている。しかも、世間でも名の知れたヒーローから、あまり知名度が高くないヒーローまで幅広く調べてある。たいしたもんだよ。」
出久「そうかな?だけど、僕は無個性だし・・・ヒーローになるなんて・・・」
椿「夢物語だと思ってるのか?」
出久「うん・・・」
椿「・・・・・おい出久お前勘違いしてるだろ?」
出久「え?」
椿「良いか?個性は言っちまえば、1種のヒーローになるためのアドバンテージなだけだ。大学の入試で、英検とかの資格を持ってる人が授業料免除とかされるのと同じようなことだ。個性があった方が良ってだけだ。」
出久「椿!!「ただし!!」!?」
椿「絶対に必要な者が1つだけある。それは・・・」
出久「それは?」
椿「立ち向かう勇気だ。」
出久「立ち向かう勇気・・・・」
椿「ヒーローってのは、時には自分より明らかに強い敵が前に現れる事だってある。場合によっては、逃げることも1つの勇気だ。だが、もし自分の後ろに絶対に守らないといけない命があった時、ヒーローは相手がどんなに強くても立ち向かわなければならない。後ろにある命を守るために、恐怖を乗り越えなければならない。」
出久「だから、立ち向かう勇気が必要ってこと?」
椿「そうだ。」
出久「そうか!!ありがとう!!すこし自信が沸いてきたよ!!」
椿「そりゃ良かった。まあ、ひとまず帰ろうぜ。」
こうして、俺と出久は校門を出て下校した。
それから、15分後・・・
椿「おい!!出久もう少し頑張れ!!クッソ!!吸引力の変わらない掃除機もろともしないとかふざけんな!!」
出久「ガボボボボボボ・・・・・」
現在の状況を簡単に説明すると、
1下校途中スライムみたいなヴィランと遭遇。
2ヴィランは、出久を襲う。
3スライム状の体の中で息ができず出久ピンチ
4俺が急いで個性で掃除機作ってスライム吸引しようと努力中←今ココ
ヴィラン「無駄なあがきだ諦めろ小僧!!」
椿(こうなったら変身して無理矢理にでも出久を引っこ抜くしか・・・)
俺がそう思い変身しようとしたとき、突然目の前のヴィランが弾けとんだ。俺は、少し驚いたがそれをやったと思われる人を見たら納得できた。
椿「久しぶりだな。あんたが来てくれて助かったよ。オールマイト」
オールマイト「私も、君と君の友達が無事で良かったよ。椿少年」
それから数分して気絶していた出久が目を覚まし生オールマイトに感激したりしていた。てか、オールマイト先にサイン書いとくとか、さすがだな。
オールマイト「じゃあ私は、このヴィランを警察に届けねばならないからね。液晶越しにまた会おう!!」
そう言ってオールマイトは、ジャンプで飛び差って行った。それを、躊躇うように出久が見ていた。
椿「おい出久!」
出久「どっどうしたの!?椿」
椿「お前オールマイトに聞きたいことあるんだろ?」
出久「うんそうなんだけど・・・・」
椿「なら、聞きに行かないとな!!」
出久「え!?でもどうやって!?」
椿「こうやってだ!!」
俺は、そう言って人間大砲を作り出久をなかに詰め込み
椿「行ってこーーい!!!発射!!」
出久「えーーーーー!!!」
出久は、オールマイトが飛んでいった方向に吹っ飛んで行ったのを確認して、スマホを取り出す。
椿「もしもしオールマイト?今そっちに俺の友達人間大砲で飛ばしたから。『えっ!?』しっかりキャッチよろしくー☆『ちょっとまっ』ブツッ」
椿「よしそれじゃあ、さっさと出久追いかけますか!!」
つづく
今回から、やっとやっと原作がスタートしましたね。
本当に長らくお待たせしました。
そして次回の題名は、「オールマイトの返答!!出久矢が刺さる!!」です!!
この出久に刺さる矢は、分かる人には分かる!!
それでは、サラダバー!!