桜魏ヒーローアカデミア(凍結)   作:響歌

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 今回は、個性の確認がメインです


個性確認

 先ほどタツミと名乗った少年とマインと名乗った少女二人とそれぞれ挨拶を終えて、今からそれぞれの個性について確認することになった。

 

椿「まず誰から能力説明をする?」

 

タツミ「なら、俺から説明するよ。」

 

タツミ「俺の個性は、進化鎧インクルシオ」

 

善吉「進化鎧ってことは、どんどん強くなるってことか?」

 

タツミ「ああ、だけどそんなにすぐ進化するわけじゃない。俺の一際強い思いや成長に合わせて進化するんだ。」

 

椿「なるほどね。だが、鎧なら結構動きが制限されたりとかするんじゃないのか?」

 

タツミ「場合によってはそうだが、インクルシオは鎧を召喚する前は剣の姿をしているんだ。」

 

そう言ってタツミは、剣を出した。

 

めだか「これは便利だな!!しかし進化する能力か。今は何処まで進化しているんだ?」

 

タツミ「羽が追加されて空中移動が可能になってるぐらいだな。まあ後は、パワーが結構上がってるくらいだ。」

 

マイン「次は、私の個性について説明するわ。私の個性は、精神砲自分の精神エネルギーを衝撃波として射ち出す事ができるの。ピンチになったり、感情が昂ったりすればするほど威力は上がるわ。まあ、ある程度の精神エネルギーを使うと、精神エネルギーが回復するまでは、射てなくなるけどね。その代わりその時は、空気を圧縮して射ち出せば良いだけだけどね。」

 

くじら「その説明だと複合個性と言うことか?」

 

マイン「ええそうよ。空気を圧縮する能力は父親譲り精神エネルギーを射ち出すのは、母親譲りの個性よ。」

 

タツミ「まあ、まさか俺達二人ともこの世界に生まれる前に使っていた武器とほぼ同じの個性が発現するとは、思わなかったけどな。」

 

オールマイト「前世に使っていた武器の能力が!?と言うことは、二人は何かと戦っていたのかい!?」

 

タツミ「そうだな・・・・これも話しといた方が良いかもな。」

 

マイン「そうね。こればかりは、避けては通れない道よね。」

 

タツミ「俺達は、前世は殺し屋だったんだ。」

 

そして、タツミとマインは話始めた。帝国と呼ばれる場所で多くの人々が傷つき殺され悔し涙を流していたことを。そんな、腐った現状を変えるためにタツミやマイン他にも何人もの仲間が命を落としてしまったことを。

 

オールマイト「そうだったのか・・・・君達は、もしかしたら私よりも凄い人間なのかも知れないね。」

 

タツミ「そんなことは、無い。結果的に俺達は、相手を殺すことでしか人を救うことができなかったんだからな。」

 

椿「いいや、十分にスゲーと思うぞ?何かも守るために闇に落ちる何てことは、早々できることじゃねえ。」

 

めだか「その通りだ!!しかし自分達のやったことに後悔があるのなら次は、そうならないようにすれば良い!!せっかく新しい命を貰ったのだからな。」

 

そう言良いながらめだかは、何処からか扇子を取り出していた。

 

タツミ「そうだな。次は、もっと良い方向に行けるよう頑張るよ。」

 

椿「次は、誰が説明する?」

 

善吉「なら、俺の個性を説明する。」

 

椿「そう言えば善吉の個性は、どうなったんだ?」

 

善吉「ああ、俺の個性は超視覚(サタンアイ)」

 

椿「お前のネーミングセンスは変わらずだなwww 」

 

善吉「うるせぇ!!俺の個性は、相手の見えてる世界を見ることができる他に、自分の内に眼を向けて自分の限界を見ることができる。」

 

タツミ「見ることが、できるだけなのか?」

 

椿「いや、限界を見ることで限界に達することができる。」

 

善吉「まあ、その分歪んだ感情がもってる奴の視界を覗き見すると、気分が悪くなるほど歪んでたりすし、結構つまらなくなるけどな。」

 

くじら「次は、俺の個性だ。俺の個性は、凍る火柱(アイスファイア)温度を操る能力だ。」

 

椿「炎を纏うことも氷を纏うこともできる能力更には、自分の心の温度も上げ下げできるので、精神とかに対して影響を与える能力なども、ほとんど無効にすることができる。」

 

くじら「ちなみに自分が火傷したり凍傷になったりはしない。」

 

マイン「なんと言うかあんまり敵に回したくない個性ね。」

 

椿「なら最後は俺とめだかさんやね。」

 

椿はそう言うと自分の個性とその他の能力の説明をした。その後続けてめだかは、自分の個性完成(ジエンド)の説明をした。

 

オールマイト「君の前世は、世界の支配者か何かなのかい?」

 

タツミ「うん、一人でこの世界の全ヒーロー敵に回しても勝てると思えるんだが・・・・」

 

マイン「敵じゃなくて本当に良かったわ・・・」

 

椿「まあこれが普通の反応だわな。てか前世に覚えた能力も、全て持ち越してんのかよ・・・・」

 

めだか「それは、私自身も驚いている。大人になって失った能力が.まさか新しい人生では全部戻っているとわ思わなかったよ。」

 

善吉「椿こそ個性が、ただでさえ強力なのに他にも能力があるのも結構土地狂ってるぞ。」

 

椿「それは、言うな自分でも結構ヤバイとは思ってる」

 

この後椿達は今度はいつ会うかなどを話し合った後に解散した。

 

 

タツミ&マインside

 

二人は、椿達と別れ共に帰っていた。

 

マイン「まさかあんなにいるとはね。私達と同じような境遇の人達。」

 

タツミ「ああ、そうだな。だけど椿達と居るとなんとなくナイトレイドにいた時を思い出すよ。」

 

マイン「そうね。・・・・・皆も新しい人生を送っているのかしら・・・」

 

タツミ「きっと大丈夫だ。そしていつかまた会えるよ。」

 

マイン「そうね。」

 

マイン「それにしても、私は最後には勝ち組になったと思ったけど、また新しい人生でタツミと一緒にいられるなんて、思っても見なかったわ。」

 

タツミ「そうだな。俺もそれは嬉しいよ。」

 

マイン「今度は、もっと上の勝ち組を目指して行くわ!!」

 

この二人の後ろ姿は凄く輝いて見えた。横をすれ違った人は口々に言うのであった。

 

 

タツミ&マインsideout

 

 

     

 

                   つづく




長らくお待たせしました。
理由としましては、タツミ・マイン・善吉の個性の名前をどうするか迷ったと言うのが1つ
そして、善吉の愚考権を個性にするかどうか迷いに迷ったと言うのが最大の理由です。
愚考権を入れると面白いことにはなりますが、最悪原作から完全に離れる可能性もあったので結果的に今回は、愚考権を入れないことにしました。
次回はアイデアとしては、二つあるのでどうなるか分かりません。
気長に待ってもらえると嬉しいです。
と言うことで次回までサラダバー!!

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