アルスDQと愉快な俺ガイル勢たち!   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです。
今回は「漂流鎮守府」の続きですのでよかっらどうぞ。

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漂流鎮守府2

「「いらっしゃいませ」」

 

「瑞ちゃん、銀ちゃんまた来ちゃったよ!」

 

「いつも来てくれてありがとね!」

 

「thank youデース!」

 

「で、今日は何かおすすめあるのかい?」

 

「今日…これね!というかこれにしないと後悔するんだから!」

 

「ならそれにするよ!瑞ちゃんがおすすめしたので外れたことなんてないからね!飲み物は…紅茶で!もちろん銀ちゃん特製でお願い!」

 

「へぇ…私のは美味しくないと…」

 

「違う違う!料理は瑞ちゃんだと思うけど、やっぱりドリンクは銀ちゃんのがいいかなって思っただけ!」

 

「ふふふ、冗談だってば!私も銀さんのほうが美味しいのわかってるから!銀さんほら!オーダー入りましたよ!」

 

「…!ハイ!」

 

「じゃあ席で待ってるからね〜!」

 

スタスタ…

 

「…金剛さん、よかったですね」

 

「ウン…」

 

「私もここで自分のやりたいことができて凄い幸せ…」

 

「私も瑞鶴もアノ人に救ってもらったからここにいられるのデスネ」

 

「うん、だからもしあの人に何かあったとしたら、何があったとしても…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『必ず守ってみせる』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「八幡、次は負けないよ」

 

「島風も勝ちます!」

 

「おう、行くぞ響!島風!」

 

「八幡も、ひ、響も、し、島風も頑張って…」

 

「任せとけ加賀!」

 

「Спасибо加賀さん」

 

「うん頑張るよ加賀さん!」

 

ここはとある島の建物の中。この島は極一部の人しか知らず、また見つけたとしても関係者以外入ることができない。そもそも見つけることが不可能なんだがな。

 

妖精さんマジパネェ…

 

ここにいるのは俺、比企谷八幡、無職。

 

響、いや、今はВерный(ヴェールヌイ)の駆逐艦の艦娘。

 

加賀、空母の艦娘。

 

島風、駆逐艦の艦娘。

 

そう、響と加賀と島風は艦娘。

 

あれ?艦娘がいるなら俺は提督じゃないかって?だってクビにされたっていうか死んだことなってるしね。

 

上層部のやつら俺が気にいらないからってあることないこと言って陥れやがった。まあ、そのあとちょっと知り合いに頼んで関与したやつらの悪い噂をしこたま流したかもしれないがきっと気のせいだ。

 

ウン、ハチマンワカラナイ

 

まあ、結果として俺は生きてるが世間的には死んだことになってる。そのほうが都合がいいからな。

 

他にもここには艦娘があと1人いるが、今は俺の背中でお昼寝中だ。

 

ちょ、川内リラックスしすぎだぞ…

 

そんなこんなでゆったりとしていたのだが…

 

「お、もうこんな時間か」

 

「何か用事でもあるの?八幡」

 

数日前に新たに加わった島風が聞いてきた。

 

「ああ、そろそろ食用品とか買いに行こうと思ってな」

 

「買い物?でも、ここに船なんてあったっけ?」

 

「島風はまだ知らなかったね」

 

あ、そうかまだ島風には見したことなかったっけ?

 

「じゃあ、見せがてらみんなで一緒に行くか」

 

「本当!?やったー!」

 

そういうと島風は嬉しいのかぴょんぴょん跳ねている。よかった。

 

さて、響と島風、加賀は行くとして川内は寝てるしなー。一応聞いてみるか。

 

「川内は…「行くよ」お、おう。わかった」

 

いつの間にか起きてたし…

 

「じゃあ行くか…加賀よろしく」

 

「ええ…」

 

「ん?加賀さんどこに…本棚?」

 

加賀は本棚に向かうと本を整理し始めた。

 

そして、整理が終わると…

 

本棚が動きエレベーターが現れた。

 

「え?え!?本棚の中にエレベーターが!?」

 

「さあ、行くか!」

 

「うん!」

 

「ええ…」

 

「……」

 

「」

 

「おーい島風ー?」

 

「え、あ、うん!行くから待ってー!」

 

こうして俺たちはエレベーターで地下へと降りていった。

 

・・・・・

 

私は駆逐艦 島風です!

 

最近とあるブラック鎮守府から連装砲ちゃんたちの力を借りて、逃げ出してきた。

 

その途中、意識を失うとここに漂流したのだった。

 

そこで、八幡たちに出会ったことで私は救われたんだ!

 

でも、本棚にこんな仕掛けあったなんて知らなかったな…

 

そう思ってたら響ちゃんが教えてくれた。

 

「あれは妖精さんが作ったんだけど、見知らぬ人に使用されたらまずいからああいう仕掛けになってるんだ」

 

「そうなんだ、でも加賀さんがやったのは?」

 

「単純に八幡がめんどくさかったのと、加賀さんしかあの配列覚えてないからだよ」

 

「配列?」

 

「そう、本の配列は毎日変わってるからきちんと元に戻さないと開かない仕掛けになっているんだ。私も8割は覚えているけど全部は無理だね」

 

「そ、そうなんだ…」

 

そうやって響ちゃんと話している間にある部屋に着いたようだった。

 

八幡が指紋認証、顔認証、声紋認証を終え、扉を開けると…

 

「せ、潜水艦!?」

 

「おう、これがうちの『船』だ。さあ、行くぞー」

 

八幡の呼びかけで潜水艦に乗り込んでいく私たち。

 

最後に私が乗ったのを確認した川内さんが扉を閉めた。

 

「少し暑いかもしれんけどまあ、30分ぐらいだから我慢してくれ。川内…「エンジン起動したよ」早くない!?まあ、いいか疲れたら言えよー、変わるから」

 

「了解」

 

「じゃあ出発するぞー」

 

「「「おー!」」」

 

こうして私たちは買い物をしに潜水艦で出かけたのであった。

 

・・・・・

 

「到着したよ」

 

「おう、お疲れさん川内」

 

「……ん」

 

「…?あー、はいはい。これでいいか?」

 

ナデナデ

 

「……♪」

 

せ、川内さんが満面の笑みに…!?

 

凄く嬉しそう…

 

わ、私も今度してもらおうかな…

 

「さて、着いたけど、まだ営業時間中か…」

 

「でもそろそろお昼休憩な時間なはずだから大丈夫だと思うよ」

 

「お、そうか。なら、響は2人に着いたって言っておいて。俺と加賀、島風は先に上に行ったるわ」

 

「понимать」

 

「おう、よろしくな」ナデナデ

 

「♪」

 

響ちゃんもいつものクールの顔が崩れて凄い満足そうな顔してる…

 

って営業中?2人?

 

「八幡?」

 

「ああ、言ってなかったな。島風のように漂流してきた艦娘が前に2人いてな、ここの一階は店になっていてそこの店長、副店長だぞ」

 

「ええ!そうなの!?」

 

詳しく話を聞くと地下は潜水艦の港、1階はお店(飲食店)、2階が居住スペースになっているらしい。

 

ちなみに川内さんは潜水艦の整備した後に来るそうだ。

 

そう話してたら階段を急いで昇ってくる音がして、扉が開いた。

 

 

「八幡さん!加賀姉!」

 

「ハチマン!burning love!」

 

 

そこにいたのは

 

翔鶴型航空母艦2番艦、瑞鶴さん

 

そして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本来の髪色と違う『白色』の髪色をした

 

金剛型 1番艦 、金剛さんだった

 

 


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