世界観について。
カゲプロ原作とは繋がりなし……と見せかけて、ほんの少しだけ繋がりがある。
メカクシ団は、登場させるかさせないかはアンケート中ですが、個人個人では存在しています。能力は、まあ、似たような魔法を持っていると考えていただければ。
キド(目を隠す)→光系統の魔法を得意とする(主に光学迷彩)
セト(目を盗む)→精神操作系統の魔法(より正確に言うと、心拍数やら何やらから相手の行動を先読みしたり、嘘かどうか判別したり)
カノ(目を欺く)→光系統の魔法(光学迷彩の応用で別人に見せたり)
マリー(目を合わせる)→一花みたいなもの。精神感応系?
モモ(目を奪う)→BS魔法。スバルの反対で、目立ってしまう。
シンタロー(目に焼き付ける)→得意魔法はなしのオールラウンダー。最新刊(二十巻)の服部みたいな感じ。
ヒビヤ(目を凝らす)→BS魔法。マルチスコープ以上
コノハ/遥(目を醒ます)→身体強化。遥とコノハの関係については考えていない。
ヒヨリ(女王様っぽい)→一般人。振動系(主に氷)の魔法を使う。
アヤノ(目をかける)→精神感応系。梓弓みたいな感じ。
アザミ(目を合体させる)→メデューサではあるが、それほど化け物ではない。よくマリーと遊んでいる。
ツキヒコ(能力なし)→普通の魔法師。普通ったら普通。
シオン(目を合わせる)→マリーと一緒の魔法を使う。
クロハ(目が冴える)→身体強化。
ではエネ/貴音(目が覚める)は、どんな魔法なんでしょうね?その答えと関係のある場所が、貴音の肉体の在り処です。
『ほんっとここの教師たち訴えてやろうか……』
「達也、エネが怖いからなんとかしてくれ」
一年E組は実習授業の真っ最中だった。しかし、リアルタイムで質疑応答すべき教師はいない。彼らが、二科生だから。
大半の二科生は諦め、一科生は二科生を見下す。だが、いつの世にもそんな世界に反旗を翻そうとする者は居るわけで。
『ご主人、ちょっと校長の所にカチコミに行ってきます。ああ、安心してください、バレるなんてヘマはしませんし、ちゃんと心を折って私にーーいえ、ご主人に従順になるように調きょ、説得してきますから』
「おい待て調教ってのが隠しきれてないしその前に心を折るって言っちゃってるしそんなの必要ないからだから止まれエネ」
『……ご主人が言うなら』
画面の奥で、エネは拗ねたような顔をした。
ーー達也の実習の結果は、二十五人の中で、下から数えた方が早いぐらいだった。スピードは良い。問題は発動までの時間だ。愛用しているCADならもっと早かっただろう。いや、そもそもプログラムを改良すればそれだけでも良い。
だからだろうか。エネは、さらに拗ねていた。
生徒会室へと向かう達也たち。
彼らのIDカードは認証システムに既に登録されている。達也は納得していなかったが。
部屋に入ると、明確な敵意を孕んだ視線を達也は感じた。昼休みには空いていた席。副会長の席だ。
「失礼します」
しかし、達也はそんな視線には慣れているし、エネと深雪が代わりに怒ってくれる。それだけで十分だった。
「いらっしゃい、深雪さん、達也くん。エネちゃんも一緒かしら?」
「ええ。しかし、副会長には説明は……?」
「しましたよ。ほら、エネちゃん、出ておいで〜?」
『……そろそろ会長さんのテンションがわからなくなってきたんですけど』
達也のケータイの中にいるエネに、服部副会長は一瞬驚いたものの、また、達也へ冷たい視線をぶつけてきた。
「では、行こうか達也くん」
「どこへですか?」
「風紀委員会本部だよ。この真下の部屋なんだが、何故か中で繋がっている」
『……学校の地図に通じてる道ありませんよ!?』
「非常階段がそのまま連絡通路だ」
『消防法どこいったんですか!てか私はどっちかって言うとボケ役なんです!ツッコミ役にさせないでくださーい!!』
……カオスである。何か言いたげな服部だったが、見事に口を挟めないでいた。
「え……えっと、渡辺先輩、待ってください」
「うるさい黙っていたまえ服部刑部少丞範蔵副会長」
『ちょっ、なんですかその名前!おっもしろいですね!あ、狸さんでいいですか!?』
「フルネームで呼ばないでください渡辺先輩!それと狸とはなんだ狸とは!」
「……ああ。四国の方の伝承に、隠神刑部狸と言うのがあるので、それから取ったんでしょう」
『いやならマミさんと呼びますよ?蛇みたいなのに頭パックリと行かれるかもですけど』
「なぜ某魔法少女アニメの不憫枠にされたんだ!?」
「狸は方言でマミとも言うしな。良かったじゃないか、面白いあだ名をもらって」
「良くないですよ!?」
……改めて言おう。カオスである。誰がこのような事態を想定しただろうか。
服部の話を要約すると、達也は二科生だから風紀委員会に入るのはふさわしくない、とのこと。だが、彼が言った言葉の一つに、エネと深雪が切れた。
『身内贔屓して何が悪いんですか!?偏見ですよ!』
「エネの言う通りです!私たちは目を曇らせてなどいません!」
『ご主人!』
「お兄様!」
「『あの男をぶっ飛ばしてやってください!!」』
「よし、正式な試合として申請しておこう。真由美、良いよな?」
「もちろん。三十分後に行います。双方CADは有り。エネちゃんはコンピュータの中に自由自在に入れるそうだけど、今回は手を貸しちゃダメよ?」
「……どうしてこうなったんだ?」
最近、Pixiv小説のカゲ黒アミダ転生にはまっている。魔法科とカゲプロでアミダ転生させても、違和感がないような気がする。そしてできればキド=摩利になって貰いたい。もしくはエネ=達也&シンタロー=深雪とか。性別事故+主従逆転してるけど。
あ、アンケート一つ追加しました。達也×エネルートに入りますか?作者の気分次第で達也たちが取る行動が難易度ルナティックになりますけど。貴音(肉体)の場所へ突撃したりとか。