遊戯王ARC-V 崩壊都市の少女   作:豆柴あずき

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第3章 死闘の果て
決戦直前


 ユーゴのバイク――彼曰くシンクロ次元のデュエルディスクで、「D・ホイール」と言うらしい――の背に乗り、ひたすらに進んだ結果。とりあえずレーダーの範囲内に敵のいない位置にまでは逃げることに成功した。

 念には念を入れてさらに突き放し、確実に安全圏といえるところまで避難できたが……その代わり悔しい事に、ダイヤ校との距離は広がってしまっていた。

 

「ユーゴ、次の突き当りを右に行って。そしたらすぐに停車できる場所あるから」

「おう!」

 

 そして現在。

 いったんD・ホイールの整備をしたいというユーゴの申し出を受け、開けた場所へと向かっている真っ最中だ。私がナビを買う形で進んでいき、着いた先は――。

 

「やっぱり、まだあの時のまま、か……」

 

 私がアカネを失い、そして初めてアカデミアと戦ってナンバーズとディスクを手に入れた、あの公園だった。

 

 あの時猟犬によって荒らされた地面を穿った跡も。

 私が地面に叩きつけられたことで生じたクレーターも。

 アカネと語り合い、そしてアカデミアを叩きつけた遊具も。

 

 何もかも、一週間前のままだった。

 

「綾香。ここって、お前の話にあった場所……なのか」

 

 こっちの言葉を耳に入れたユーゴから、質問が飛んでくる。

 アカデミアからの逃走中。私たちはこれからの共闘を視野に入れ、お互いを知るべきだと判断。自分達の身の上話を終えて情報交換をしていた。

 

「うん……でもまぁ、今は贅沢言ってられないっしょ」

 

 停車したD・ホイールの背から降り、笑顔を作ってユーゴへと向く。実際、今は選り好みなんてしていられる余裕なんてない。それに……正直言って、逆にこの公園に着いてよかったとも思っていたりもする。

 だって、これから決戦に赴くんだ。もう一度、全て始まった場所で戦う意味を再確認する。

 

 それだって、十分必要なことのハズだ。

 

「まぁ、確かにそうだけどよ……んじゃ、ちょっと待っててくれよな」

 

 ユーゴはD・ホイールから降り、メンテナンスに入る。その表情はデュエルの時同様、真剣そのもの。

 手際の良さまで含めて、なんだかさっきまでとは別人のようだった。

 

「ふぅ……とりあえず、どこにも異常はねぇな。これなら大丈夫だ」

 

 軽くシートの部位を叩きながら、笑顔でユーゴはそう語る。

 流石に異次元のバイクだし、詳しくは分からない。

 だがパッと見た感じは何の不具合もなさそうだし――それに持ち主がそう言っている以上は平気なんだろう。

 

「良かった。流石にこんなとこで壊れちゃ、今度こそヤバいだろうし」

「それもあるけど……。やっぱり、リンと一緒に作ったこいつを壊したくねぇってほうが強いな」

「そう……だよね」

 

 ユーゴと同じ孤児院で育ってきた彼の幼馴染、リン。彼女はとある夜に突如現れた不審者によって、どこかへと連れ去られた。

 リンの悲鳴を耳にしたユーゴは犯行現場に辿り着けはしたが、不審者の顔を見て固まってしまったらしい。

 なにせそいつは、ユーゴと同じ顔をしていた少年だったというのだから。

 そうして発生した隙を突いて、不審者は一枚のカードを発動。直後眩い光が路地裏を照らし、気づいた時にはどこかへとを消していた。それを追おうとした刹那、エースカードの《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》が発光。

 気がつけばここハートランドにいて、数日間瓦礫に覆われた街の中をを探し回っていて――そして、私と会ったのだという。

 

 改めて思い返してみても思うが、出会ったのが私だったのはユーゴにとっても運が良かったのだろう。

 もしユートに会っていたら多分、融合そっちのけで無意味な争いが勃発。

 それで互いに疲弊するなんてのは……おそらく、考えた中でも最悪の「もし」だった。

 

「それで、これからどうする?」

 

 工具を後部の収納スペースにしまい終えたユーゴはこっちへと振り返り、一人悶々と考えていた私に問いかけてくる。

 実際こんなところにいつまでもいるわけにもいかないし、さっさと方針を固めた方がいいのは間違いない。

 

「まず最初に言っておくけど、多分この次元にリンさんはいないと思う」

「あぁ、それは俺も何となく分かってた」

「だからまず、ここを目指そうと思う」

 

 鞄から取り出した、ハートランドの地図。その左側にある、赤くグリグリと円で囲った場所を指し示す。

 

 そここそが母校であり、現在はアカデミアの拠点と化したデュエルスクール――ダイヤ校の位置である。

 

「多分、アカデミアには次元転移装置のひとつやふたつ、設置されてる。それを使えば――」

「シティに戻って体勢を立て直すにせよ、アカデミアに向かってリンを取り戻すにせよ……何とかなるってわけか」

「そう。少なくとも待ってるだけじゃ、事態は変わらない……私たちにせよ、ユーゴにせよ」

 

 ユーゴが発した言葉に頷く。そう、このまま待っているだけならいたずらに被害が増えるだけだし、ユーゴだっていつまで経ってもリンさんと再会することはない。

 彷徨っているうちにジリ貧になってカードにされるなんてのは死んでもゴメンだったし……それに私自身、絶対にアカデミア打倒をやり通すと決めているのだから。

 

「……よっし、そうと決まれば、早速行こうぜ! ……って、どうしたんだよ綾香」

 

 素早くD・ホイールに跨ったユーゴが、待てども乗り込もうとしない私に対して怪訝そうな目を向けてくる。

 実際さっき自分でも言った通り、こんなところに長居は無用なんだけれど……。

 

 それでも、その前に。

 

 どうしてもやらなければならないことが、私にはあった。

 

「ごめんなさい! どうしても、あなたに謝っておきたくって」

「……なんだよいきなり」

 

 怪訝そうな顔をして振り返るユーゴに、私は頭を下げてから続ける。

 

 ぶっちゃけ話すだけなら、移動しながらでもできるだろう。

 

 けれど、これだけはしっかりと伝えておきたかった。

 

「結局のところ、さ。どう取り繕っても、私の復讐に利用しているところがあるのが、申し訳なくって」

「……別に構わねェさ。そんなこと言ったら、俺だってリンを取り戻すのに綾香を利用しているとこだってあるんだしよ」

 

 理由まで言い終えると、ユーゴから返答とともにヘルメットが投げ渡される。それを顔を隠すような位置で受け取ってから、片手だけ離して目元の涙を拭う。なんだかそう言ってくれて、凄く気持ちが楽になった。

 これならもう、何の迷いもなく戦える。

 

 あとはみんなの……いや、私のために、絶対にアカネの仇を討つだけッ!

 

「さ、ンな事より出発しようぜ。早く乗ってくれ」

「うんっ!」

 

 抱えていたヘルメットを被り、再びさっきと同じく後部座席へと座り込む。直後ユーゴのD・ホイールがゆっくりと前進を開始すると、公園の出口へと移動していった。

 

「よっしゃ、全速力で行くからつかまってろってのと……道案内は頼んだぜ!」

「オッケ! まずここからしばらくまっすぐ進んで、三つ目の交差点を右!」

「わかった!」

 

 ユーゴの返事とともにアクセル全開。そのままこっちの指示通りに突き進んでいく。

 

 私も平和だった頃はバイクを乗り回していたが、それとは比べ物にならないレベルの超スピードだ。物凄い風が頬に直撃して冷たいが……中々スリルがあって楽しい。

 最初はバイクに乗って決闘なんて頭おかしいって思ってたけれど……たしかにこれなら、ユーゴの世界――シンクロ次元でD・ホイールが普及するのも分かるかも……。

 

 

 そんな事を思いながら、道中D・ホイールについて話したりしつつ。

 

 私達は瓦礫の街で、風になった。

 

―――

 

「とりあえず、ここで停まって」

 

 公園を出発してから1時間。

 レーダーとD・ホイール。その二つの機能を活かしてひたすら戦闘を避け、街を駆け巡り、ビルの中を突っ切った――その結果。

 ダイヤ校が遠目に見える位置にある高層ビル、その屋上に私たちはやって来ていた。

 

「おい綾香。ダイヤ校ってのはあそこだろ?」

 

 D・ホイールから降りたユーゴが、不自然なほどきれいに残っている校舎を眺めながら問う。確かにここからだと結構遠いし、疑問に思う気持ちもわかる。

 

 だけど。

 

「いや、ここじゃなきゃダメな理由がある」

「理由?」

「うん。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()」 

 

 ユーゴの前に一枚の、紫色のカードを見えるように差し出す。

 それは最初のアカデミアから奪ったデッキに入っていたモンスターであり、私にとっては憎悪の対象だった。

 

 描かれているのは所々擦れ傷や錆の目立つ、犬を模した意匠が計10個ある一つ目の巨人。

 攻撃力もレベルも破格の数字を誇っており、下手したらナンバーズにすら勝るとも劣らない禍々しさを醸し出している。

 

「おい、このモンスターって……!?」

 

 そんなカードを見せた途端、ユーゴは心配でな声音で尋ねる。

 言外に「いいのか?」というニュアンスを含ませてきていたが……実際、このモンスターを使う事に対して抵抗感がないわけではなかった。

 

 レベル10融合モンスター、《古代の機械(アンティーク・ギア)混沌巨人(カオス・ジャイアント)》。

 

 アカデミアが侵攻してきた際に私が初めて見たモンスターであり、その実力は既にイヤってほど証明されている。

 なにせこいつこそ街を焼き、防衛のために出動した軍隊すら容易く屠ったモンスター。その張本人だから。

 

 勿論本当は使いたくないが……現状、考えつく最善手に必要な以上はしょうがない。

 

「こいつに乗って、雑魚を蹴散らしながら強行突破しようと思うんだ」

「そんな上手くいくかぁ? だって向こうも同じモンを持ってんだしよ」

 

 こっちの提案を聞いてすぐさまユーゴから指摘が入るが、ぶっちゃけ彼の言う通りではある。

 

 最初こそ戸惑いはするだろうけれど、ある程度時間が経てば向こうも同名モンスターを実体化。まぁ2体もいれば鎮圧は可能だろう。

 

「混乱させるのが目的だからね」

 

 というか正直言って、止められずに校舎を破壊なんて方が困る。

 なにせ狙いの一つには間違いなく「次元転移装置の利用」がある。建物ごとぶっ壊すなんて結果になったら、それこそシャレにならない。

 

「じゃあ、止められた後はどうするつもりなんだよ?」

「その後は、そっち力を借りたいんだよね」

 

 私はユーゴのもっともな質問に対し返答しつつD・ホイールの付近へと移動。そうしてから、続きを紡ぐ。

 

「あなたのエース――《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》にD・ホイールを抱えてもらって、校舎まで強行突破。あとは……」

「次元転移装置を使えば……!」

「うん。と、いうワケで……覚悟はOK?」

「ああ、いつでもいいぜ」

 

 威勢のいい返事を返しつつ、ユーゴはD・ホイールへと跨る。

 そうして向こうがハンドルを握ったのを確認してから、こっちも後部座席に座りつつプレートを展開。さらに片手にはカードを握ったままの状態をキープして、いつでもあの悪魔を召喚できるようにしておいた。

 

 よし、これで準備は完了……後はッ!

 

「じゃあ、出発するか!」

「分かった。しっかり掴まってろよ。んじゃ……行くぜッ!」

 

 アクセル全開にしたD・ホイールは助走をつけるため、屋上をぐるりと一周。そうしてから、物凄い勢いで上へと飛び上がる。

 正直こんな高いところで作業するのは恐怖以外の何ものでもなかったし、今にも悲鳴を上げたいくらいだけど……。黒咲のライズファルコンの上に乗ったときや、アカデミアに吹っ飛ばされた時のことを必死で思い返し、何とか平静を保てるギリギリのところで耐える。

 あとは……ッ!

 

「来いッ!」

 

 震える手で、それでも出せるだけのスピードで。手に持っていたカードをプレート上に叩きつける。

 刹那、飛んでいるすぐ真下に青い足場が出現し、落下中のD・ホイールはそこに着地。機械仕掛けの悪魔の胸の上に、私たちは陣取ることに成功した。

 こんな狭いところに停車しろなんて無茶ぶりに、無事ユーゴは答えてくれたんだ。なら後は……私も、できるだけの事をしなければ……!

 

「行け、《古代の機械混沌巨人》!」

 

 命令を発するとすぐさま、デカブツはゆっくりと前進を開始。時折地面に向けて砲撃を喰らわせながら、徐々に校舎への距離を詰めていく。

 しかし、やる側になって初めて思い知ったが……確かにこれだけ凶悪な力を従えていれば、そりゃ負けなしって思う状態にもなる。

 

 だからだろうか。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「何なの、こいつらは……!」

 

 敵が迎撃に向かわせてきた2体の《古代の機械混沌巨人》がゆっくりと接近する中、それよりも早く5体のドラゴンが飛来。こっちを包囲し始める。

 そいつらのうちの一匹――黒い、鋭角的な見た目の竜。その赤い瞳が私達を睨み付けたとき、嫌な予感を覚えたが――対処するには、あまりにも遅すぎた。

 

「魔法カード《融合》発動ッ!」

 

 こんな天高いところにまで聞こえてくるほどの、バカでかい大声。

 

 そして宣言と同時に、黒い竜を含めた5体のドラゴンは瞬時に渦へと吸い込まれていき……そして。

 五つの首を持つ、禍々しい見た目をした巨大竜。

 それが私たちの前に姿を現したかと思うと、その口からは眩い光が漏れ出て来ていて――。

 

「――ユーゴッ!」

「分かってるっての!」

 

 こっちの呼びかけと同時、ユーゴはD・ホイールを斜め前へと向けて跳躍する。

 

 そしてそれと同時に《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》を召喚し、太い腕でがっしりと持ってもらって高速移動を開始。

 

 前進しつつ徐々に高度を落としていき、最終的にはタイヤが地面に着いたと同時にクリアウィングは粒子となって霧散した。

 

「敵は、どこから……!?」

 

 一面に広がる瓦礫の山から、攻撃を仕掛けてきたアカデミアを探そうとした――が、なにせ敵の拠点のすぐ近くだ。アカデミアなんてうじゃうじゃいる。

 それに、倒してきた敵モンスターは違うとは言っても作戦に変更を加えるほどの差異ではない以上はこのまま予定通り、突き進むべきか……?

 

 と、思っていた時だった。

 

「待ってたぜ、綾香・アートゥラよぉ!」

 

 聞き覚えのある声とともに、右斜め前にある瓦礫の山からローブ姿の男が出現したのは。

 

「なんだ、こいつ……?」

 

 フードを目深に被り、顔を確認できない敵。そいつは何故か、私の名前を叫び出す。神宮寺辺りが言いふらしたのか……? チッ、余計なことを……!

 

「そらッ!」

 

 心の中で悪態をついていると、敵は鎖につながれた手錠のようなものを投擲。私の左腕に直撃すると、投げてきた奴から一定の距離以上は逃げられないようになってしまう。

 そのまま引っ張られ、ユーゴのD・ホイールの上から引きずり降ろされてしまう。

 

 このままでは地面に直撃し、大きなダメージを受けるのは間違いない。ならッ!

 

「はぁぁっ!」

 

 敢えてこっちから勢いよく飛び降り、引っ張られる力に合わせるかたちで跳躍。足裏に激しい衝撃を受けはしたものの、何とか地面に安全に着地する。

 

 まず間違いなく、これから敵はデュエルを挑んでくる。

 戦う前から怪我なんてしたら、バカみたいなんてものじゃない。

 

「……ならッ! 《金網チェーン・デスマッチ》発動!」

 

 敵は舌打ち交じりに、展開したままのディスクのフィールド魔法ゾーンに1枚のカードをセッティング。

 

 直後、私と敵を囲むように金網が出現し始めると、それらは天井から地面へとかなりのスピードで降りていく。

 このままでは閉じ込められるが……今から二人で逃げるのはとても無理だ。だったら!

 

「ユーゴ! あんただけでも先に行って!」

「……いいのか!?」

「早くッ!」

「――分かった! ここまで来たんだ、カードにされんじゃねぇぞ、綾香!」

「あんたこそね!」

 

 最後にそれだけ言い終えると、ユーゴはアクセル全開で発進。間一髪で展開されつつある金網の外へと抜け出していった。

 もちろんバイクに追いつけるはずもなく、アカデミア兵は皆轢かれるのを恐れて道を勝手に開けていく。

 

「これでお前と一対一で戦える……あの日の雪辱、晴らさせてもらうぜッ!」

 

 そうして瞬く間に道中を共にした相棒が消え、金網の中が二人きり。そうなってから、目の前の男はローブを荒々しく脱ぎ捨てる。

 下から出てきたのは――ひとりの、青服のアカデミア。

 

「お前は……ッ!」

 

 凶悪な目つき、口の悪さ。そして他ならぬ私自身が与えた怪我の痕が残る身体。

 間違いない、こいつは……!

 

「アカネをカードにした、アカデミアッ!」

「おいおい、この真殿リュウガに向かってなんだその口の利き方は、あ? エクシーズの屑の癖によぉ!」

 

 最初に戦ったアカデミア――リュウガは傲慢な態度を崩さずに吐き捨てると、ディスクを構えだす。

 

 さっき私の名前を口にしさえしたんだ。こいつが避けて通れない敵だってのは嫌でも分かるし、それに――どの道、こいつだけは生かしておけるかッ!

 

「黙れッ! 今度こそカードにしてやる、糞野郎!」

 

 怒りの咆哮を発しつつディスクを構え、奴に応戦する意思表示をする。

 

 するとその途端、ディスクのオートシャッフルが互いに起動。再びの死闘に向けてのカウントダウンが開始された。

 

「ディスクとデッキを奪った罪――」

「この街をめちゃくちゃにして、アカネをカードにした罪――」

 

 ディスクのシャッフルが終了し、デッキから初期手札の五枚を抜き取ながら詰り合い、そして――。

 

『お前の命で、償えッ!』

 

 全く同じ言葉を発すると同時に液晶に初期ライフが表示。遂に運命の決戦が始まったのだった……。




お待たせしました。
一ヶ月以上間が開いてしまい、申し訳ない。

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