遊戯王ARC-V 崩壊都市の少女 作:豆柴あずき
いよいよ始まった二巡目最初のターン。
それは青服にとっては初めて攻撃できるターンであり、獰猛な目をした奴は今にも私達を倒さんとばかりに殺気を向けていた。
「まず伏せてあった《
しかし殺意とは裏腹に、青服が最初に使ったカードはサルベージ効果を持つ魔法。それによって機械仕掛けの騎士は墓地から手札へと舞い戻っていった。
「次はこいつだ、《サイクロン》!」
《古代の整備場》を使った事で、ひとつ枠が空いた魔法・罠ゾーン。そこに青服は、一枚の速攻魔法をセッティングする。
敵の発動した《サイクロン》は、フィールド上の魔法・罠を1枚選択して破壊するという、とてもシンプルな魔法。
いくら防備を固めてるとはいえど、ピンポイントで狙われたくないのを破壊されてはどうしようもない。どこを狙うつもりだ……!?
「俺は《
「な、フィールド魔法をだと!?」
敵の戦法の根幹をなしていたフィールド魔法。
それをあっさりと捨てたことは、こっち側からすると衝撃以外の何ものでもなかった。普段冷静なカイトですら思わず声を上げるほどだ。
こいつら……もうアドバンス召喚をする気はないのか。となるとやはり……!
私が考えているうちに《サイクロン》からは突風が吹き荒れ、直後周囲の市街地を形成していた《歯車街》が消滅。再び周辺は現実の、瓦礫に包まれた空間へと逆戻りしていく。
「破壊された《歯車街》の効果で、俺はデッキからアンティーク・ギア1体を特殊召喚する事ができる! 来い、《
忌々しいフィールドが消失し、再び灰色に戻った空の上。そこに新たな敵である、錆の目立つ機械のワイバーンが出現する。
そいつは朽ちかけの翼で数度上空を旋回すると、ゆっくりと高度を落としていった。
攻撃力1700。
なかなかの攻撃力を持っているとはいえ、こんなモンスターを呼んでくるためだけに《歯車街》を叩き割ったとは到底思えなかった。
「《古代の機械飛竜》の効果で、俺は《
宣言とともに一枚のカードがデッキから突き出し、奴はそれを手札へと加える。そして直後、すぐさま一枚の魔法をセッティングし始める。
やはり……融合するつもりだったのか!
「俺は手札の《古代の機械巨人》と《
そしてついに、その瞬間がやって来た。融合の渦が出現すると、機械仕掛けの兵器たちはその中へと吸い込まれていく。
いよいよ、こいつらの切り札が来る――!
「いにしえの巨人よ、天かける竜よ、機械仕掛けの兵隊よ! 今一つとなりて絶大なる力を示せ! 融合召喚!」
手を振り下ろすと同時。凄まじい轟音とともに新たなる敵は空から舞い降り、私たちの前へと現れた。
「出でよ、レベル10、《
がっしりと大地を踏みしめる四本の脚。鋭いカギ爪を持つ右腕に、さらに肥大化した左腕。そして相変わらずこちらを不気味に睨む赤いカメラアイ。
攻撃力は4400もあり、決してその外観が見かけ脅しではないことを示していた。
「どうだ、これが優等生デッキの切り札だ!」
「優等生デッキ……なるほど、お前らは犬の飼い主共とは違うらしいな」
黄色の堂々と言い放った言葉に対し、カイトは嫌み混じりの感想を漏らす。
だが奴らは自分たちで言う通り、普通のアカデミアの決闘者とは一線を画してはいるんだろう。でなければ、こんな厄介そうなモンスターなんか召喚できるはずもない。
「当たり前だ! 俺たちは無能な奴らとは違うんだよ!」
煽りに乗ってきたのは、やはり黄色。
どうやらこの敵は二人とも気が短いみたいだけど、黄色の方がより短絡的な性格なのかもしれない。ならば……。
「へぇ。だから有能な優等生サマはたった二人で勇み足で、こっちへ攻めてきたってワケ?」
「ハッ、あんな犬小屋みてぇな学校で待機しろなんざ、律儀に守るかよって話だ!」
思った通り、黄色は私の露骨な挑発にも勢いよく乗ってきてくれた。唾を飛ばしながら、大声でそんな言葉を口にし始める。
そしてそれは、大きな収穫でもあった。「犬小屋のような学校」だなんて言ってしまえば、もう敵の拠点は二つに一つに絞られたも同然。
つまり私の通っていたダイヤ校か、最後の一校であるハート校。そのどっちかがアカデミアの前線基地だ!
この言葉を引き出しただけでも、挑発をしてよかったといってもいい。
だが……この話はここまでだ。
なにせ、こいつらを倒さない限りは聞いただけ無駄になってしまいかねないのだから。
だが……もとよりこの決闘、負けるつもりなんか微塵もないッ!
「おい、なに口走ってやがる……まぁいい、こいつらをカードにしちまえばいいだけの話だからな! 俺は《古代の機械騎士》を通常召喚!」
再び機械の騎士の描かれたカードは敵のプレートへと置かれ実体化。究極巨人のすぐ傍に、攻撃力1800のモンスターが姿を現した。
「バトル! まずは《古代の機械究極巨人》で、《銀河眼の光波竜》を攻撃!」
奇怪な姿をした機械のケンタウロスは光波竜へと迫ると、その肥大化した右腕を勢いよく振り下ろす。そのスピードはすさまじく、腕の動きだけで強風が発生。髪の毛が激しくなびくほどだった。
「この瞬間、俺は《リミッター解除》を発動!」
そして拳が着弾しそうかという瞬間。青服は伏せてあった3枚目のカードを使用する。
刹那、究極巨人と機械騎士の身体は黄色い不気味なオーラに包まれ、その攻撃力を8800と3600と大幅に上昇させていった。
《リミッター解除》、それは機械族の攻撃力を2倍にするという恐るべきカードで、ハートランドでも機械使いならば絶対に投入しているような代物。クソッ、融合次元にも存在してたのか……!
心で舌打ちしていると、光波竜は身体から機械の爪を生やし、断末魔の咆哮を上げるとともに粒子となって霧散。
直後、5800ものダメージを帯びた衝撃波が光波竜をコントロールしていた私達へと襲いかかった。
「ぐぁぁぁっ!」
「きゃぁぁっ!」
互いに絶叫を上げながら吹っ飛ばされ、上空へと滞空。そんな状況だったので聞こえなかったが、敵は新たな攻撃指令を下していた。機械騎士が2体目の光波竜に迫ると、右手に装備した大型のランスで胴体を突き刺す。
直後、今度は600ダメージの衝撃が落下中の私達を襲った――だが。
「罠発動《
カイトは綺麗な着地を決めると伏せていた罠を発動。それにより墓地とエクストラデッキから光波竜が2体出現し、雄たけびを上げる。
これで私達のフィールドにはオーバーレイユニット数の違いこそあれ、攻撃前と同様に
「あとは、《リミッター解除》のデメリットで……」
着地した段階で思わず口から漏れたように、《リミッター解除》はその絶大な能力と引き換えにとんでもないデメリットが存在する。エンドフェイズに効果を適用した機械族を全部破壊してしまうというもの。
つまり敵の場が必然的にがら空きになったところを、光波竜の攻撃を叩き込めば……勝てる!
「いや、まだだ」
そんな私の妄想を、カイトは短い言葉で切って捨てる。急いで敵へと向き直ってみると青服は悪辣な笑みを浮かべ、一枚の罠を発動する姿があった。
「《デストラクト・ポーション》を発動! こいつは自分フィールドのモンスターを1枚破壊できる。俺が破壊するのは《古代の機械究極巨人》!」
「な……!?」
行動の意味が分からず、驚きの声を思わず上げてしまう。
なんでエンドフェイズに破壊されるものを今、罠を1枚使ってまで破壊する必要がある!?
「こいつは破壊したモンスターの攻撃力分、ライフを回復させるカード。よって俺たちは――」
「8800ポイント、ライフを回復させてもらうぜ!」
「ちっ、そんなに回復させられたら……!」
こっちが焦っているうちに紫色の煙が究極巨人へと襲いかかると、機械仕掛けのケンタウロスはショートしながらその身を崩していく。
機械究極巨人が朽ち果てていくのと同時に、奴らのライフは13800まで上昇していった。
くそ、これじゃあ削るのも厄介だ!
「まだ終わりじゃねぇんだよ!」
あまりの事態に歯噛みしていると、聞こえてきたのは黄色の言葉。直後、地面がにわかに盛り上がって1体の巨人がその姿を現す。
「《古代の機械究極巨人》の効果だ。このカードが破壊された場合、墓地から《古代の機械巨人》1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる!」
青服がそう言うと、機械巨人は肥大化したその腕を私たちの方へと向けて好戦的な構えを見せる。なるほど、こいつらライフ回復以外にも目的があったのか!
「やれ《古代の機械巨人》! アルティメット・パウンドッ!」
「迎え撃て、《銀河眼の光波竜》!」
カイトと青服。両者の叫びとともに二体の、攻撃力3000のモンスターは私たちのちょうど中央に広がる空間で激突。
機械仕掛けの巨人はゼロ距離で右ストレートを相手へと叩き込み、その息の根を止めようと試みる。
だが、光の竜もタダでやられるわけではなかった。鋼鉄の拳を腹にめり込ませている状態でありながらも抵抗し、至近距離から一条のビームを発射。巨人の胴体を完膚なきまでに消滅させる。
こうして二体のモンスターは同時に撃破され、粒子が辺りに散らばっていく。
とにかくこれで、凌ぐことができた……!
「これでバトル終了だが……ダメ押しと行くか! 俺は伏せてあったのと、手札の《古代の整備場》を発動! 《古代の機械巨人》を手札に加え、《古代の機械究極巨人》をエクストラデッキに戻す!」
そんな事を思っていた刹那、やはり凶悪な笑みを浮かべた敵によって新たなカードが発動。たった今破壊されたばかりの2体の機械の巨人は、再びそれぞれの場所へと舞い戻っていく。
間違いない、こいつらもう一回やるつもりだ!
「魔法カード《融合》、発動!」
案の定、青服は手札から二枚目の融合魔法を発動。
直後、フィールドと手札から騎士が1体ずつと、さっき回収されたばかりの巨人が渦へと吸い込まれていき――再び究極巨人が、その姿を現した。
「《古代の機械飛竜》の効果を発動したターン、俺はカードをセットすることができない。俺はこれでターンエンド」
「さぁ、効果を使えもしねぇドラゴン1体でどうすんのか、精々ない頭捻って見せてみろや!」
煽り立てる青服の言葉を耳に入れながら、私は考える。
奴の言う通り、今使役しているのはオーバーレイユニットのない光波龍が一体だけ。
この状態では効果を使うことはできず、はっきり言って通常モンスターと何も変わらない。
いや、サイファー・プロジェクションを行う事「だけ」ならできる。
私が前のターン伏せた《エクシーズ・リボーン》。それを使えば、墓地から別の光波竜をオーバーレイ・ユニットのある状態で復活させる事が出来るけど……それをしてどうなる?
ちょっと奪って攻撃したところで、相手のライフは軽く1万近く残ってしまう。あっさり耐えられ、反撃を受けて終わるのが関の山でしかない。
となると、やはりナンバーズを使って……。
「綾香!」
一人で悶々と考えてたら、カイトから鋭い声が飛んでくる。慌てて私は真横へと視線を移すと、彼は言葉を続ける。
「隼から、お前が見たこともないエクシーズを召喚していたと聞いた。今の状況で出せるか?」
「――ッ! 見られて、たのね……」
ナンバーズ。
今まさに考えてた、超常の存在。
その名前がカイトから出てきたので、こんな状況にもかかわらず肝を冷やしてしまう。まさか助けられた時に、黒咲に見られてたなんて……。
でも考えてみたら、あれだけちょうどいいタイミングで助けが来るなんて、近くで見てなきゃできないだろう。
それに、どうせ使わなきゃだったんだ。説明が省けて逆に良かったとも言える。
今カイトが伏せてある残り2枚。それを使えば確かにヴォルカザウルスは出せ、少なくとも究極巨人を葬る事はできる。
だけどその後どうなるかは、完全にドロー任せだ。下手したら押し返され、負けることだってありうる。
いっぽうビッグ・アイを出せれば、十中八九勝利する事はできる。
だが私のデッキにレベル7はなく、出すためにはレベル変更能力を持つモンスターを引き込む事は必須。
どちらにせよ、相当運任せという事になってしまう。
「出せるか出せないかで言えば、出せる」
「ならそいつでやれ」
「だけど、よっぽどドローが良くないと……ッ!?」
カイトに説明していた、その時。
再び神宮寺の時と同じ、ガクンという衝撃が全身を襲う。今度は一体、何……!?
ゆらぐ意識の中、私の視界の端には満月が見える。そしてそれを見た途端、強烈なまでのイメージが流れ込んでくる。
密度は前の2体とは比較にならず、圧倒的な力を感じずにはいられないほどだ。
その証拠にこいつ……
私が次ドローするカードも。どう動けばいいのかも、相手の動向も――それこそ、何もかも。
これなら……やれる。
「……綾香、お前も見えたのか」
「それはこっちの台詞」
意識を現実へと引き戻された途端、示し合わせたかのように顔を合わせる。
カイトも見えていたなんていうのは予想外だったが、まぁいい。もとより疑ってはいなかったが、こっちのほうがより信頼性も高まるっていうもんだ。
「先に言ってやる、あんた達にこのターンで引導を渡してやる! 私の……いや、
決意とともに、敵二人に向かってそう口走るとともに、ドローフェイズに突入。デッキの上から引き込んだのは……思った通り、予知されたカード!
ならもう……突っ走るしかない!
「まず私はたった今引いた《死者蘇生》を発動! 蘇れ、《銀河眼の光子竜》!」
魔法陣が展開し、墓場からカイトのエースであるドラゴンが浮上。そのまま上空まで舞い上がると雄たけびを上げ、私達のフィールドへと降り立つ。
まず……1体!
「はっ、そいつだけでエクシーズができるかってんだ!」
「忘れたのか!」
「これは……タッグデュエルだってことをね! 私はカイトが伏せた《アームズ・ホール》を発動し、デッキの一番上からカードを墓地へ送る!」
勢いよくデッキトップを墓地へと直行させると同時に、せりあがって来た一枚のカードを手札へと掴む。
《アームズ・ホール》はデッキの上のカードとこのターンの通常召喚を犠牲にする代わりに、墓地またはデッキから装備魔法1枚を手札に加えるという魔法。
エクシーズのための素材を蘇生効果を持った装備魔法で補う事がある以上、ハートランドではそこそこ有名なカードだった。
「私は《ガガガリベンジ》を手札に加え、そしてそのまま発動! 戻って来い、《ガガガマジシャン》!」
手札に加えてすぐさま、プレートへとセッティング。
すると《ガガガマジシャン》は腕組みしたまま魔法陣の中から現れ、銀河眼に挟まれた位置で待機する。周りのモンスターがモンスターだけに、その姿はいつもより小さく見えた。
「そして《ガガガマジシャン》の効果で、こいつのレベルを8にする!」
「レベル8のモンスターが2体……ちっ、来るのかよ。無駄に足掻きやがって」
「いや、まだだ!」
「罠発動! 《エクシーズ・リボーン》! 墓地からエクシーズモンスター1体を特殊召喚する!」
舌打ち交じりに悪態をつく青服の言葉をカイトが遮り、その隙に私は伏せられたカードの一枚を発動。
「蘇れ、《銀河眼の光波竜》!」
またもドラゴンが墓場から呼び出され、こっちの場へと舞い上がっていく。これで、ドラゴンが3体……!
「《エクシーズリボーン》のさらなる効果! このカードで蘇生したモンスターの下に重ね、オーバーレイ・ユニットに出来る!」
よみがえったばかりの光波竜は光の球を一つ纏っていき、効果発動のための力を復活させていく。
「あの効果を使うつもりか……!」
「だが、今更そんなものを使って何になるってんだよ! それでライフを削り切れるってのか、あぁっ!?」
青服が呟き、黄色が怒りながらこっちを煽ってくる。確かにこいつらの言う通り、削り切るなんて今のままじゃ不可能。
だけど……。
「誰が――」
「効果を使うと言った!」
私の言葉を引き継ぐ形でカイトが口にする。そう、あくまでこいつは攻撃力3000のモンスターであり、効果を使うとは言ってはいない。
それに、もっと言ってしまえば攻撃力よりも重要なものだってこいつにはある。
そう、
「なら、どうやって俺たちの《古代の機械究極巨人》を倒すつもりだ!」
「それを今から見せようってのよ! 伏せカード発動! 《死者蘇生》!」
「な、そいつは制限のはず……!?」
「馬鹿! 今の《死者蘇生》は、この
一見すれば、
「私達のフィールドに舞い戻れ! 三体目の《銀河眼の光波竜》!」
カイトの切り札であるドラゴン。その最後の一体が蘇り、この場には4体もの銀河眼が列を成す。攻撃力こそ究極巨人に敵うわけではないものの、威圧感ならばこちらが圧倒していた。
これで場の合計ランクは24。これから出そうとするモンスターを合わせて32。
準備は……完全に整った!
「仕上げ! 私は、《銀河眼の光子竜》とレベル8となった《ガガガマジシャン》でオーバーレイッ!」
腹の底から力強い声で宣言する。直後、カイトの竜と私の魔法使いはひときわ強い光となって空を舞い、いつもと違って天空に構築された巨大で、ひときわ美しいオーバーレイ・ネットワークへと吸い込まれていく。
そして――空を包んでいた黄金の光の渦が消えるとともに雲の切れ間からは一本の剣が降り注ぎ、カイトの目の前へと突き刺さる。
「……頼んだ」
「ああッ!」
短いやり取りを終えたカイトは、青く光る剣を手に取る。そしてその場で天高く跳躍すると――勢いよく剣を地面へと投げ込み、地面へと突き刺した。
「これこそが、俺の希望!」
「これこそが、私達の最後の希望!」
私達の口上とともに剣はさらなる輝きを放つと、刀身に刻まれた文字が赤く発光。周囲は昼と見紛うほどの光に覆われる。
「宇宙に彷徨う光と闇。その狭間に眠りし哀しきドラゴン達よ……」
「その力を集わせ、真実への扉を開けッ!」
光は徐々に収束していき、手が、脚が構成されていき――やがて一体のドラゴンが、その姿を現していく。
《銀河眼の光子竜》が究極進化した、蒼きドラゴンが。
「エクシーズ召喚! 降臨せよ、銀河究極龍! 《No.62
そして現れた、ひときわ巨大なドラゴン。それは今までのどのモンスターよりもけたたましい咆哮をあげるとともに、私たちのフィールドへと顕現していったのであった。
近い内にに3戦目の決着は投稿いたします。お待ち頂けると幸いです。