【本編完結】ハリーポッターと転生した猫   作:響緑

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書いては消してを繰り返し、なんかおかしいかもです。
アンブリッジを弱体化させる回になります。
全国のアンブリッジファンの皆さんに、謝っておきます。
すみませんm(._.)m
第一弾と言うことは・・・
未来の作者頼んだぞ‼︎

未来の作者「任せておけバリバリ」


ガマガエル弱体化 第一弾

「梨花先生・・・貴方はホグワーツでどのぐらいの年数教師をしていますか?」

 

「知ってはいるとは思いますが、まだ2・3ヶ月の新米です。」

 

「貴方は若いようですが、何故ホグワーツに?」

 

「そうですね。私は柳沢魔法学校を卒業して、ダンブルドア校長からお手紙を貰ったのでこちらに来たまでです。何故ホグワーツにと聞かれたら、私にもわからないので、校長に聞いてください。」

 

少し嘘をついた。

これくらいならバレないだろう。

なぜなら、実際に柳沢魔法学校を卒業していることになっているからだ。

佐々倉校長が卒業証書を出してくれた。

その時は驚きはしたが、今こうして役立つとは思ってなかった。

 

「動物診察医は元々、ホグワーツになかったそうじゃないですか。復活でもしたのかしら?」

 

少しイラっとくる聴き方だけど、丁寧に答える。

 

「復活ではなく、分裂した・・・とでも言うのでしょうか。元々ポンフリー先生が1人でお勤めしていたことを、分割して量を減らしたのだと思います。その辺の詳しいことは、校長に聞いてください。」

 

「前まで学生だったのね?貴方に先生と言う立場が似合うかしら?」

 

さらにイラっとくる。

落ち着け私。

我慢すればいいことだ。

 

「先生と言う立場は似合わないかもしれませんが、依頼を受けた以上断れないのが日本人のいい所とでも言っておきましょうか?それに在学中に、獣医免許を取れたのも大きなことだと思います。」

 

これも佐々倉校長が出したものだ。

これは普通の獣医免許とは違い、魔法生物でも適応できる代物だ。

持つのには難しいがそこまででもないらしい。

しかしE=ギリギリドベ近く、D=まだマシ、C=まあまあ、B=少し良い、A=良い、S=かなり良い、SS=すごく良いとランク付けされており、私はEXのランク。

(超絶良いと言う意味らしい。)

持っている人は世界で私ともう一人だけで、喉から手が出る程欲しい人材となりえるらしい。

 

「主に何を見ているのかしら?」

 

「そうですね。猫、ネズミ、ヒキガエル、フクロウですかね。それから魔法生物飼育学で使う生物など、多くの生物の診察することが多いですね。」

 

「汚らしくはないのですか?」

 

カチン。

かなりのダメージがくる。

まだだ。

まだ落ち着け。

ここで切れたら水の泡だ。

 

「まだトロールを診察しろと言われるよりマシですよ。」

 

「あら、私はトロールより猫を触ることが無理ですわ。」

 

バリーン。

自分を落ち着かせていた物が割れる音がした。

よし、貴様に相応しい刑に処する。

覚悟しておけよ?

その後ガマガエルは2週間、部屋から出ることはなかったらしい。

いい気味だ。

 

 

(ダンブルドア視点)

 

わしは報告を受けて、驚いておる。

アンブリッチ先生が、部屋からでたからないと言うことじゃ。

部屋の近くにいった者によると、ひたすら何かに謝り続けているようだ。

 

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・」

 

何があったと言うのだろうか?

アンブリッチ先生が壊れ始めたのは、梨花の査察の後からだそうだ。

わしは梨花の部屋へと訪れる。

 

「アンブリッチ先生が部屋から出てこないそうじゃ。君の査察から様子がおかしいようじゃが、何か変わった事はなかったかの。」

 

一瞬梨花が笑みを浮かべたが、すぐに仰天の顔になる。

 

「アンブリッチ先生が?私とオハナシ(・・・・)した時は、いつもと変わらなかったのでなんでそうなったのかはわかりません。」

 

なるほど、梨花が犯人で間違いないじゃろ。

開心術を使ってもよかったのじゃが、この前のことがあるからの〜。

 

「ダンブルドア先生の開心術では、私の閉心術は壊せません。それはヴォルデモートも然りですが・・・」

 

‼︎

 

「開心術は使っていませんよ?顔に出ていただけですから・・・。これから仕事なので失礼します。」

 

梨花がでて行くのを確認すると、わしは姿勢を崩した。

あの時、確かに開心術は使われておらんかった。

使っておったら、相当な腕前じゃ。

それに・・

飾りの目が開いたように思ったのじゃが、気のせいじゃろうか?

 

 

end

 

次の日から私の髪は、ついに水柿色から桃色へと変わってしまった。

目も若干ブルーから紫になってきているのかな?

そして最近では、コンスィーから貰った飾りの目が開く。

そのせいで他人の心が見えてしまう。

これはどういうことかしら?

DAを終えるとコンスィーを呼び止めた。

 

「こんにちはコンスィー。」

 

「お姉ちゃん、どうしたの?」

 

コンスィーとは、先生になってからわからないことを聞きに来るようになった。

それは魔法生物飼育学以外の教科も聞きに来る。

そのうち妹のように思えてきて、特別に2人だけの時はお姉ちゃんと呼んでもいいことにした。

コンスィーも最初では戸惑っていたけれど、今ではごく普通に話すようになっている。

しかし最近では(バストサイズが)負けて悔しいくなりつつある。

(これでもB後半はあると思うのだけれどな〜。)

 

「飾りの目が開くようになってきたの。どうしてかわかるかしら?」

 

「私もそうなの。他の人の考えていることがわかるから、気持ち悪くてパパに調べて貰っているの。分かり次第お姉ちゃんにも見せるね。」

 

「頼むわ。」

 

 

 

平凡な日が続いたある日、双子に呼び止められた。

 

「「先生、モルモットになって下さい。」」

 

「いやよ、私である必要がわからないわ。」

 

なぜ先生である私が、生徒の実験のモルモットにならないといけないのかが疑問だ。

 

「それは残念だ。」

 

「折角の胸か身長、その両方が大きくなる薬なのに・・・」

 

ほう?

 

「話を聞こうじゃないか。」

 

話を詳しく聞くとなんでも、かなりの確率でワンカップ増え、身長も伸びることがあるらしい。

そんな薬があったとは初耳だ。

ラベンダーやパチル、ジニーも大きくなったらしい。

そう言えば最近、大きくなったような気がする。

早速飲むとしよう。

薬を飲みきると、体が熱くなってきた。

暫くすると暑さもなくなり変化したのかな?

ウィーズリー双子が大きく見える。

 

「おいおいマジかよ⁉︎」

 

「縮んだぜ?」

 

近くにあった大きな鏡を見ると、10cmくらいは縮んでいるようだ。

 

「覚悟はいいですか(#^.^#)」

 

「逃げるが勝ちだ‼︎」

 

「これは号外だな‼︎」

 

急いで追いかけたが、足幅が広い奴らを追うことは不可能だった。

仕方ない、ポンフリーに頼むか。

 

 

 

「貴方もですか。」

 

そこにはコンスィーもいた。

 

「結果から簡単に言うと、これは治りません。いや、治せないと言った方がいいでしょう。」

 

「へ?」

 

「ウィーズリー双子が与えた薬は、本当に胸と身長が大きくなる薬で間違いないようです。しかし貴方は身長が縮み、コンスィーは胸が小さくなった。」

 

コンスィーの方を見ると(´・ω・`)と顔をしていた。

 

「貴方とコンスィーの2人は、AB型G-BLOODと言ってかなり珍しい血液型だと分かったわ。私が知っている限り、世界で40人程度しか確認できてない黄金血液と言われているのよ。」

 

黄金血液・・・

そんなこと聞いたことがない。

 

「調べた結果、貴方達の血液と薬の成分が反応して、それぞれの結果を生み出したのだと思うわ。そして多分、身長も胸もこれ以上大きくならないわ。」

 

マジすか?

 

「伸びても微々っていう所かしら?ある論文にはXI-anno-vetus morbusと言う名で示されていたわ。」

 

ラテン語で11才病と言う意味かな?

確かに11才のような小ささだが・・・

後でその論文を読んでみよう。

翌日、目を覚ますと紐が体に邪魔にならないように巻きついていた。

意識しなくても、1人でに勝手に動いている。

取り外そうにも取り外せなかったので、そのまま放置。

飾りの目も開きぱなしになっている。

そのせいで、常に開心術をかけている状態となり嫌でも心を分かってしまう。

はあ〜。

嫌になっちゃう。




備考
・色々してくれる佐々倉校長
卒業証書に獣医免許と、孫と遊ぶおじいちゃん以上に甘い。
免許は実際に受けた。
(その回を書こうと試みたが、あまりにも魔法生物について作者が知らなく断念)

・主人公さとり化
殆どの東方ファンの人は思ったでしょう。
ファン「小五ロリが来たー‼︎」
その通りです。
クレアも勿論・・・

・縮む主人公
ますます小五ロリ化が進む。

・AB型G-BLOOD
オリジナル血液型。
別名黄金血液。

・XI-anno-vetus morbus
ラテン語の病名。
翻訳すると11才病。

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