R指定っぽいけれど、違います。
そんなことはありません。
絵の方は大部分出来てきたかな?
(手はまだだけど・・・)
友人「袖が長くて隠れたとか・・・」
作者「それだ!それで行こう!後は色を付ければ・・・」
多分次回には挿入したいです。
「新しい先生の紹介じゃ。ムーディー先生じゃ。今空いている、闇の魔法に対する防御術をやってもらうことになった。」
「終わったらダンブルドア先生に聞かないと・・・」
ハーマイオニーがボソッと呟く。
(柳沢魔法学校視点)
『校長、私も連れてって下さい。』
『十七でないお前を連れては行けないぞ。』
校長とある生徒がもめている。
他の生徒はまたかと嘆く。
よく校長とこの生徒が喧嘩するのを見ているからだ。
『私を連れて行かないんなら、この学校を爆発して壊すからね‼︎』
それを聞いた生徒はある事件を思い出す。
彼氏の浮気未遂が発覚した時に、学校を爆発して一部壊れたことがあった。
『最近の若いもんは元気一杯じゃ。問題を起こすなら即帰ってもらう。いいかの?』
『ありがとう、
out
アレルギーについては、きちんと調べてあった。
ハーマイオニーは一安心。
ハロウィンの日、数多くの生徒が他の学校を待っている。
(私はハーマイオニーに抱えられている。)
「わしの目に狂いがなければ、ボーバトンの生徒が近づいてくるようじゃ。」
生徒達はダンブルドアの視線の先を見る。
大きな天馬が、大きな館ほどある馬車を引いて空を飛んでいる。
馬車の中から、ハグリッドと同じ背丈の女性が出てくる。
「ようこそホグワーツへ、マダム・マクシード。」
ダンブルドアが挨拶をした。
「ダンブリ・ドール、おかわりーあーりませんか?」
「おかげさまで上々じゃよ。」
「わたーし、のせいとです。」
ボーバトンの生徒は、誰一人として防寒着を着ていないため、寒そうに震えていた。
「カルカロフはまーだきーませんか?」
マクシームがダンブルドアに聞いた。
「もうすぐくるじゃろう。外でお待ちになってお出迎えなさるかな?それとも城に入られて暖を取られますかな?」
「あたたまりたーいです。」
マクシームは即答した。
「でもウーマは・・・」
「魔法生物飼育学の先生が、喜んで世話をするじゃろう。」
馬の心配をしているようだったが、ハグリッドが責任をもって世話を請け負うと伝える。
それを聞いて安心して、城の中へと入っていく。
続いてダームストラングの生徒達が、湖の中からやってきた。
まるで難破船のような船が浮上する。
ボーバトンの生徒とは正反対に、防寒対策済の服装のようだ。
「ダンブルドア‼︎元気かね?」
カルカロフがダンブルドアに挨拶をした。
一度アズカバンに投獄されていたらしい。
(アズカバンに資料が残っていた。)
「元気いっぱいじゃよ。カルカロフ校長。」
ダンブルドアは微笑みながら挨拶を返した。
「ここに来れたのは実に嬉しい。ビクトール、こっちへ。暖かいところにくるといい。」
カルカロフは一人の生徒を手招いた。
ビクトールと呼ばれた青年は、カルカロフの方へと近づいていく。
私はその顔を知っていた。
「クラムだぜ、ハリー‼︎ビクトール・クラム‼︎」
ロンが驚きの顔してクラムを見ている。
カルカロフは、ダームストラングの生徒を率いて城の中に入っていった。
「落ち着きなさい、ロン。たかがクィディッチの選手じゃない。」
「たかが!?」
ハーマイオニーの言葉に、ロンが興奮したように反論した。
「クラムは世界最高のシーカーの一人だぜ?まだ学生だなんて、考えてもみなかった‼︎」
最後に現れたのは日本。
神輿をイメージしたであろう飛行船でやって来た。
近づくに連れ祭囃子が聞こえてきた。
THA日本って感じでいいね。
「ダンブルドア、久しぶりじゃの。」
「友蔵久しぶりじゃ。」
降りてきた校長を見て、私は目を見開く。
夢で出てきた、頭が禿げていて髭が立派なおっさん。
つまり、従姉妹を貰い受けた人だということだ。
日本のメンバーは学ラン姿のようだ。
やっぱり日本といったら学ランだよね。
○
各校は歓迎させられ、ボーバトンはレイブンクローに、ダームストラングはスリザリンに、柳沢はグリフィンドールに座った。
「ホグワーツへの来校、心から歓迎いたしますぞ。本校での滞在が快適で楽しいものになることをわしは希望し、また確信しておる。四大魔法学校対抗試合は、この宴が終わるとともに正式に開始される予定じゃ。」
ダンブルドア先生はそこで一度言葉を切り、大広間にいる全員を見た。
「大いに飲み、食らい、かつ寛いでくだされ!」
次の瞬間いつものように、目の前の皿が料理で満たされた。
その中には、イギリスの料理でないものも多くあった。
ロンはそういった料理が珍しいのか、ハーマイオニーに料理の名前を聞いている。
「タコ焼きよ。」
「タコヤキ?」
「小麦粉でタコを包んでいるのよ。上にのっているのは、何かしら?」
「鰹節と青海苔よ。」
ハーマイオニーの言葉に入って来たのは、日本選手の女性。
他に比べて童顔だけれど、十七才なのだろう。
「英語が上手ね。」
「おじさまが厳しい人でね。」
私を見つけると、物凄い速さで抱きしめられた。
『何このブサ可愛いの‼︎この子をペットにしたい‼︎』
つ、潰される〜。
バシ
『痛っ‼︎』
『落ち着け梨沙。無理言って連れて来て貰ったんだ。立場をわきまえろ。』
それを聞いた梨沙は緩めた。
(緩めただけでは離そうとはしなかったけど)
無理言って連れてきたと言うことは、十七才じゃないのかもしれない。
「取り乱してごめんなさい。」
「いいわ。その子はクルックシャンクスと言って、私のペットよ。自己紹介はまだだったわね。ハーマイオニー・グレンジャーよ。」
「私は佐々倉 梨沙(Risa Sasakura)。そして私の彼氏、森近 健一(Kaniti Moritika)。」
へ?
私と同じ苗字。
ハーマイオニーが何かを言いかけた時、ダンブルドアが話し始める。
「時は来た。四大魔法学校対抗試合は、まさに始まろうとしておる。箱を持ってこさせる前に、二言三言説明しておこうかの。」
ダンブルドア先生はまず、来賓であるバグマン氏とクラウチ氏を紹介する。
この二人を中心に、四大魔法学校対抗試合の準備をしてきたらしい。
そして代表選手の優劣を付ける審査員は、各校の校長とバグマン氏、クラウチ氏の計六人で行われるようだ。
「箱をここへ。」
フィルチが宝石がちりばめられた木箱を、掲げてダンブルドアのところへ持っていく。
「代表選手たちが今年取り組むべき課題の内容は、既にクラウチ氏とバグマン氏が検討を終えておる。課題は三つあり、代表選手はあらゆる角度から試されるのじゃ。」
フィルチはダンブルドアの前へ恭しく木箱を置くと、足早に去っていった。
「みんなも知っての通り、試合を競うのは四人の代表選手じゃ。参加四校から各一人ずつ。選手は課題の一つ一つをどのように巧みにこなすかで採点され、三つの課題の総合点が最も高い者が、優勝杯を獲得する。代表選手を選ぶのは、公正なる選者・・・炎のゴブレットじゃ。」
ダンブルドアは杖で木箱を叩き、木箱の蓋を開ける。
ゴブレットの縁からは、溢れんばかりに青白い炎が躍っている。
ダンブルドアはそのゴブレットを大広間にいる全員が良く見える位置に置き、再び口を開いた。
「代表選手に名乗りを上げる者は、羊皮紙に名前と所属校名をはっきりと記載し、このゴブレットの中に入れなければならぬ。明日のハロウィーンの夜に、ゴブレットは各校を代表するに最もふさわしいと判断した四人の名前を返してよこすであろう。年齢に満たない生徒が誘惑に駆られることのないよう、わしが年齢線を引くことにする。十七歳に満たない者は、何人たりともその線を越えることはできん。」
ウィーズリーの双子に言っているよねそれ。
「最後に、軽々しく名乗りを上げぬことじゃ。炎のゴブレットがいったん代表選手と選んだ者には、最後まで試合を戦い抜く義務が生じる。ゴブレットに名前を入れるということは、魔法契約によって拘束されるということじゃ。」
そうだね。
そのせいでハリーは、参加しないといけなくなったんだよね。
「競技する覚悟があるものだけ、名前を入れるのじゃぞ。さて、もう寝る時間じゃ。皆、おやすみ。」
皆が帰っていく。
私はと言うと、梨沙に抱きかかえられたまま柳沢の船を訪れた。
『君のこと忘れてた。』
本気で私のこと忘れてたみたいだ。
『明日会えるんだ。謝罪とともに返せばいいさ。』
健一が優しく返答する。
『そうだね、それじゃ私の部屋へご案内。』
部屋は一面畳を敷いてあった。
同じ部屋の一人は私をみて、ブサかわいいといい撫で回された。
(今日本では空前のブサカワブームらしい)
もう一人は抑えようとしてくれている。
二人とも赤の肩まで伸ばした髪をしている。
多分姉妹?
ちょっと、どこ触っているの?
そこ弱いの〜。
〔ブニャー〕
私の声が静まり返った夜空へと響いた。
備考
・日本の登場
おみこしをイメージした飛行船で、学ランを着ている。
部屋の中は畳である。
・佐々倉 梨沙(ささくら りさ)
オリジナル脇役(?)二人目。
健一の彼女。
十七才ではないが、無理やりやってきた模様。
・森近 健一(もりちか けんいち)
オリジナル脇役(?)三人目。
梨沙の彼氏。
梨沙のストッパー役。