オラリオのスタンド使い   作:猫見あずさ

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いつもより長め。(だからと言って話が大きく進む訳でも無い)


親友?

リリとパーティーを組んだ2日目。

 

マオはダンジョンへ潜る準備をし、中央広場に向かっていた。今日の予定はリリとダンジョンに行き、帰りにケーキの材料を買って試作。明日早朝には試食してもらいにパン屋へ向かう。うん、これは忙しいぞと覚悟を決めると、中央広場に着いていた。周囲を見渡すとベンチに腰掛けこちらに視線を向けているリリの姿があった。

 

「おはようございます、リリ。 今日もよろしくお願いしますね」

 

「おはようございます、ナーゴ様。 今日はどこまで行きましょうか?」

 

マオがリリの元へ駆け寄ると、リリはピョンとベンチから立つ。2人とも丁寧に頭を下げての挨拶を交わす。

 

「5階層も余裕だったし、7階層のモンスターを試してみようと思うの。 ダメそうならすぐ引き返すつもり」

 

「確かに昨日の様子は7階層でも通用すると思われます。 キラーアントの対処がすばやく出来るかどうか、そこが重要でしょうね」

 

「うん、じゃあ行ってみよう!」

 

マオを先頭にリリと2人の子猫人(キャットピープル)はダンジョンに向かう。マオは両手に持った2本の短剣を巧みに使い、危なげなくダンジョンを突き進む。

 

「……ナーゴ様は戦い慣れていますね。 何かされていたのですか?」

 

じっとマオの後姿を見ていたリリがその危なげない戦い方に僅かな疑問を抱く。

 

「あぁ、昔から盗賊や人攫い対策でしごかれてたわ。 ダンジョンでも通じると分かって嬉しさ半分、悲しさ半分……随分とお転婆な娘に育ったなと我ながら思うわ」

 

片目を瞑り、肩を諌めて見せると、リリも笑い出す。

 

「そんなことを言われては、リリだってモンスターの血に染まってしまってますよ」

 

器用に魔石を抜き取るリリの手にモンスターの返り血は付いていない。 どれほど繰り返せば上達するのだろうか、もはや名人芸である。

 

「ふふふ、ダンジョンに潜る女の子は勇ましすぎて嫁の貰い手がいないかも?」

 

「いえいえ、強い人を欲する殿方も居るでしょうから、ナーゴ様は大丈夫ですよ」

 

「あら、リリだって立派なサポーターじゃない。 きっと見る目のある冒険者が見初めてくれるわ」

 

リリの目の輝きが消え、表情を暗くする。

 

「冒険者なんて……嫌いです」

 

ボソリと、そう自分自身でさえも聞こえないような呟きだった。だが、リリの声に注意を向けていたマオ(Lv.5)にははっきりと聞き取れていた。

 

「……聞こえたよ。 どうして嫌いになったの?」

 

聞かれた!そのことがリリの頭の中を駆け巡り、他の事を考える余裕なんて無く、気が付くと目の前にマオが立っていた。

 

「昨日の今日で私が嫌われる理由がわかんない。 だとしたら他に冒険者たちに酷い目にあったということでしょ? 何があったの?」

 

うつむき、表情を読み取られないようにとフードを目深にかぶりなおしたリリは感情を押し殺して言う。

 

「サポーターは冒険者になれなかった者がなる職業です。 冒険者から見ればそんな落ちこぼれに分け前を与える気になんてなれないんでしょう……よく騙されました」

 

騙されたから、奪われたからとリリは今までの被害をかいつまんで話す。話を聞きながらマオもうんうんと深く頷きながらリリの話に耳を傾ける。

 

「そっか、じゃあ私は約束をしよう! リリを騙さないし、リリの権利も奪わない。 私たちの分け前はきっちり半分こ!……だからリリも私を騙したり、奪ったりしないって約束してくれない?」

 

リリは少し狼狽しながらも気丈に答える。

 

「そ、そんなの決まってるじゃないですか。 どうしてリリがナーゴ様を騙したり奪ったりしましょうか」

 

(言質を取った!)

 

マオは内心でガッツポーズを決める。

 

「そう、ありがとう。 じゃあさっそく謝んなきゃね。 実はね、私、【ヘスティア・ファミリア】じゃないんだ。 本当は【ロキ・ファミリア】なの。 騙してごめんね」

 

最大派閥の1つ【ロキ・ファミリア】だ。仮にマオの双剣を盗んで目を付けられていたら、リリはそれこそ本当に日陰者になっていたかも知れないという事実に汗が噴出す。

 

「リリは無い? 私に嘘ついていることとか」

 

マオの問いにリリの汗は止まる気配がない。なぜならリリは()()()()()()()()からだ。それでもリリは昨日知り合った、気の良い|猫人を信用することは出来なかった。

 

「いえ、私は何も騙していません。 それにしてもナーゴ様は酷いです。所属を騙るだなんて。 ばれたらファミリア間で問題が発生しますよ」

 

「残念ながら、まだヘスティア様はファミリア結成してないの。 降りてきてはいらっしゃるけどね。 でもリリ、本当に()()のね?」

 

「な、無いですよ」

 

「そう……【ロキ・ファミリア】のマオ・ナーゴの名を知って、まだ(とぼ)けるのね」

 

【ロキ・ファミリア】のマオ・ナーゴ。数少ない第一級冒険者の1人で、【水鈴嫁(アプサラス)】の2つ名を持ち、【(リン)ちゃん】の名の方が有名な猫人(キャットピープル)だ。

 

そこに思い至ったとき、リリの腰は抜け、へなへなと地面にへたり込む。正面から見つめられたその目は友ではなく、敵に向けられたそれであり、リリは死を覚悟した。

 

「な、何のことですか? リリは騙していることなんて何もありませんよ」

 

それでも嘘を貫き通そうとするリリ。猫人の耳はぺたんと伏せられ、尻尾も内側に巻き込まれている。

 

「……まぁそうなるよね。じゃあさ、こういう言い方はどう? 私は所属を偽った。リリは種族を偽った」

 

リリの目はそのまま後ろから叩けば飛び出すのではないかと思えるほど見開かれた。そんなリリにマオは畳み掛ける。

 

「えーっと、なんだっけ? 『響く12時のお告げ』?」

 

「そ、それが何ですか? じゅ、呪文の詠唱か何かですか?」

 

「へぇ、合言葉じゃなくて、呪文と来たか。 やっぱり知ってるんだね」

 

マオはかろうじて覚えていた解除呪文を口にし、リリに揺さぶりをかける。

 

「……何が目的ですか? リリを虐めるのが目的ですか?」

 

「ふっふっふ~、残念でした。騙したり奪われたりする関係って嫌でしょ? だから私は本当の意味でリリと友達になりたいの」

 

「と、も、だ、ち? これだけ追い詰めておいて、言うことは友達ですか。 反吐がでますね」 

 

「でも、抜けたいんでしょ? ファミリア」

 

どうしてそれを?そう口は動けども声にならないリリは息をすることすら難しいくらいに口をパクパクさせるだけであった。

 

「とりあえず、今日の分の稼ぎだそうか。身元もばらしたし、ここの『食料庫(パントリー)』荒らしちゃおうか」

 

マオは短剣を仕舞い、ポーチからいつもの【ロキ・ファミリア】のエンブレムが描かれたスカーフ、鈴の付いたリボンと首輪(チョーカー)を身につけ、鎧と髪型こそ違うものの、いつものマオの格好に戻る。

 

その場で数回跳びはね、リンリンと鈴がなることを確認すると、リリに向き直り出発を促す。

 

「ちょーっと夜もすることがあってね、お店が閉まる前に買い物にも行きたいんだ」

 

リリも自棄になって少々口汚く用件を尋ねる。マオは昨晩から今朝の出来事までを話す。

 

もちろんモンスターは襲ってきているのにも関わらず、街中で人を避けるようにスッと倒していく。リリも手早く魔石を抜き取り、ドロップアイテムをバックパックに詰めていくが、今までに無い速度に、これが上級冒険者なのかと驚いていた。

 

2人はそれこそ何事も無く、雑談を交わしながら食料庫(パントリー)に到着した。

 

「リリ、私のスキルを2つほど教えてあげる。1つは《挑発》、私を視界に収めたモンスターは私を襲わずにはいられなくなるの。 だからもし襲われそうになったら私の方に来てね」

 

「押し付けていいんですか?」

 

「あら、これでもLv.5は伊達ではないわよ。 もう1つは水を操る力……という訳で、突貫するからゆっくり付いてきてね」

 

へあっ!?とリアクションしきれないリリの声を背に、マオは食料庫に躍り出る。

 

身につけた鈴を鳴り響かせては双剣を縦横無尽に振り回し、右眼を黄金色に光らせては《!人魚之首飾(アクアネックレス)》でモンスターたちを内側から破壊していく。大きな光る石英からこぼれ出す滴を(すす)っていたモンスターたちは自身に何が起こったか分からないまま細切れにされるもの、魔石を引き抜かれて灰になっていくものと2通りの死体を量産していく。

 

身体をひねり、大きく手足を振るい、飛び跳ねるその姿はまるで舞のようでもあった。

 

少しの間、呆然と食料庫の入り口で見とれていたリリも首を左右に振ってサポーターとしての動きに切り替える。それを横目で見ていたマオは小刻みに身体を上下に揺らし、リンリンリンリンと鈴を鳴らし続けて、モンスターの注意を集めてはせん滅を繰り返すのであった。

 

「も、もうバックパックに入りません!!」

 

リリがマオに向けて限界だと告げる。マオはそれを聞くと、残っていたモンスターの魔石を全て壊し、食料庫を後にする。そして、リボンとスカーフを外し、新米冒険者の格好に戻る。

 

「よし、帰ろっか」

 

「ナーゴ様が、と言いますか上級冒険者様が、と言いますか……相変わらずえげつない能力ですね」

 

「ふっふっふ~、リリもなれるよ」

 

「何を仰いますやら。リリは才能が無かったからサポーターをやっているんですよ」

 

「そうだね、リリはきっと現状に()()()()()()()

 

きっぱりと言い切るマオの横顔をリリは信じられないものを見るかのように目を見開き、見つめた。マオは続けて言う。

 

「変身魔法なんて、今の自分を受け入れられない。 別の人間に()()()()()()()()って思ったから発現したんじゃないかな」

 

「……なに…………か」

 

「ん? なんて?」

 

「アナタに何が分かるんですか!」

 

目に涙を浮かべ、リリはマオをキッと睨む。マオはリリが感情を露わにしていることが嬉しくて思わずリリを抱きしめる。

 

「わかんない。 わかんないよ……だから、教えてほしい。 苦しいなら苦しいって、助けて欲しいなら助けてって言って欲しい。奪われて悔しいなら、その手で掴みきれないほどの財を見せ付けてやろうよ」

 

「な、何を仰っているのですか?」

 

食料庫(パントリー)入る前にも聞いたでしょ、ファミリア抜けたいんじゃないかって」

 

「そんなことっ……無理ですよ!」

 

「ふふふっ、無理かぁ。 リリお姉ちゃんは素直だね~」

 

カァッと顔を真っ赤にさせるリリは抱きしめるマオを振りほどこうともがくが、レベル差は如何(いかん)ともし難くマオを引き離すことは出来なかった。リリが諦めて脱力すると、それに合わせてようやくマオも離れるのであった。

 

「とりあえず、歩こっか。 帰りながらでも話せるし」

 

「ええ、ナーゴさまの実力なら朝飯前でしょうね……それで、改宗(コンバージョン)のお誘いっていうのでしたら諦めてください」

 

「うん。 リリがそうしたいって言うのなら、口を利くことは出来るかも知れないけど、入団試験は受けてもらうことになるんだろうなぁ……リリがロキさまを(たら)し込めば試験免除なんだけど、そういうのも嫌いでしょ?」

 

「……そうですね。 いえ、まず辞めることが出来ないと思います」

 

「吹っ掛けてきそう?」

 

「おそらくは……ってどこまでご存知で?」

 

ファミリアの内部事情はども隠している。ましてやマオが語るということは、ダンジョン探索を主としている【ソーマ・ファミリア】の内部事情が【ロキ・ファミリア】に筒抜けていると暗に示されているのだ。

 

「リリを助けられる範囲くらいは。 もちろん誰にも言ってないよ、安心……できないだろうけど、信じて」

 

「一向にナーゴ様の目的が見えてきません。何が狙いなんですか?」

 

「お嫁さん!」

 

「へ?」

 

マオの放つ一言に、リリは理解が出来ない。マオもリリも女であり、結婚はできるわけもない。にも関わらずマオは嫁と言い切ったのだ。

 

「団長のフィンがね、いい小人族(パルゥム)がいたら紹介して欲しいって方々に言ってるのよ。 で、手癖の悪い小人族(パルゥム)の噂を私たちも耳にしたの。もし困っているなら助けてあげたいって言ったの、私だけだったんだ」

 

「それと、私は関係ないですよ」

 

「うん。関係あるかなんて()()()()()()()だ。私の狙いはリリだもん」

 

「どういうことですか!」

 

「昨日、私に声をかけえてきたリリは、助けて欲しそうだったから。 単にサポーターとして連れて行って欲しかっただけなんだろうけど、私にはもっと別のことも助けて欲しそうに見えた」

 

「――っ!!」

 

リリは顔をしかめる。「見抜かれた!」そう言いたげでもあった。マオは淡々と話を続ける。

 

「さてリリ、ここからが本題。 私と友達になって」

 

「何をふざけたことを――」

 

「【ロキ・ファミリア】の【水鈴嫁(アプサラス)】ではなく、ただのマオ・ナーゴとして、私はリリルカ・アーデと友達になりたい」

 

「……なんなんですか! どうして私なんですか! それでどんな利益が生まれるっていうんですか! 馬鹿じゃないですか!!」

 

リリは矢継ぎ早に胸の中に出来た鬱憤を一気に吐き出した。ハァハァと肩で息をしている。

 

「損得勘定でなる友人なんて、裏切るだけで意味ないもん。 私はリリだから、リリじゃなきゃヤダって思ったから……ダメ?」

 

「ダメも何も、理由になってないですよ。 そんなの……」

 

「リリは友達になるの嫌?」

 

「嫌じゃあ、ありません、けどっ……」

 

「じゃあお友達になってください!」

 

マオはリリに向かって手を差し出す。チラチラとマオの手と顔を交互に見ていたリリも観念したように手を伸ばし、マオを手を握る。感激のあまりブンブンと振るマオに、苦痛を訴えるリリ。慌てて手を離すもリリは笑顔のままマオに怒っていた。

 

「友達になってくれたリリに教えてあげる。 あのね、神ソーマはお酒造りにしか興味がなくて眷族たちを放っているんじゃないんだよ。 眷属たちに絶望しているんだよ」

 

「……わかるような気がします。 【ソーマ・ファミリア】の団員たちは酒に酔ってますからね」

 

「だから抜けるなら、そんな神ソーマの度肝を抜くようなことをしなきゃダメだと思うよ。 それこそソーマを飲んでも平気なくらいに」

 

「そんなこと、出来るわけないじゃないですか。 あれはそんな意思すら溶かすほどに酔わせるんです」

 

「……そう。 私から言えるのはそれくらい。 あとは助けが必要なら遠慮なく言ってね、お金とか援護とか!」

 

リリはバックパックをさすりながら、若干遠い目をしながら答える。

 

「これだけ入っていれば当分は困りませんよ」

 

「そっか……まぁ明日も稼ごう!」

 

「リリの中の何かが壊れてしまいます! もう少し穏やかな方法でお願いします」

 

「えーっ! だってー、私、再来週(さらいしゅう)からまた『遠征』だし、今のうちにリリにお金稼いでいて欲しいのにぃ!」

 

「『遠征』ですか、どこまで潜られるので?」

 

「たぶん58層までの地図作成(マッピング)の続きかな。そろそろ59層を狙おうって話もあるけど、どっちだろうね」

 

「部外者に聞かないでください。 流石は【ロキ・ファミリア】ですね。 そんな深層のお土産でも所望しましょうか」

 

「よし! 気合でた!! 目指せ2億1千万ヴァリス!!」

 

途方も無い金額にリリは思わず吹き出してしまう。そして「夢はでっかく!」と笑うマオに、「大きすぎて現実味が有りません!」とやはりリリも笑いながら突っ込みをいれるのであった。

 

 

 

 

 

ダンジョンを出た2人に太陽はなお高く照りつけていた。2人は北西のメインストリートを進みギルド本部で換金を済ませる。

 

昼過ぎとあって閑散としているギルド本部において、2人の換金量と額は異質な雰囲気を放っていた。そそくさと近くの喫茶店のオープンテラスに場所を移し、今日の稼ぎを分け合う。

 

「……全部で、23万ヴァリス、ですか」

 

「うーん、もうちょっと稼げるかと思ったんだけどなー。 ブルーパピリオ少なかったかぁ」

 

「こ、これだから上級冒険者様は普通の感覚をなくされるんですよ。 いいですか、Lv.1の5人パーティーが朝から晩までダンジョンに篭って2万5000ヴァリスが平均なんですよ! それをたった四半日で10倍近く稼いでるんです! あぁ……もうリリの感覚が麻痺してしまいそうです」

 

「もうちょっと深めでも同じこと出来るよ? やっちゃう?」

 

「止めてください。 リリがもちません」

 

「まぁいいや、先に分けちゃおうか。 昨日と一緒できっちり半分こーっと。はい、リリの分」

 

そう歌うようにリズムを付けながら枚数を数えては2つの山を作る。それぞれ11万5000ヴァリス。袋に収めたそれをリリに手渡す。

 

「……本当によろしいのですか?」

 

「うん。 本気で潜ったら桁をあと2つほど大きくすることだってできるもん」

 

マオのあっさりとした言い方と似合わない内容にリリは呆気に取られる。が、すぐさま溜め息を1つ吐くと諦めた口調で「これだから第一級冒険者は……」と言うに留まった。

 

「リリはこのあと予定ある? ちょっとケーキの材料買いに行きたいんだけど、良かったら付き合ってくれないかな?」

 

「こんなに早く終わるとは思ってもいませんでしたから、かまいませんよ」

 

「良かったー。 この材料なんだけどね……」

 

マオは材料のメモをリリに見せ、安く多く買い揃えられそうなお店について尋ねると、リリはいくつか心当たりがあると案内を買って出てくれた。

 

「うんうん、後は――――なんだけど、案内頼めるかな?」

 

「そちらもかまいませんが、何だってそんな所に?」

 

「まぁまぁ良いから良いから。 さっそく行こう! 案内よろしく!」

 

喫茶店の会計を済ませ、2人は商店の多い一角へと足を向ける。

 

その後ろから足音と気配を抑えた複数人の姿に気づかないまま……

 


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