もし、宝物殿の一部が別の場所に転移していたら?   作:水城大地

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ナザリック側の異世界での始まりの話。


第一章 ナザリック 視点
異世界に転移したら、宝物殿の一部が欠けてしまっていた


パンドラズ・アクターが、宝物殿に起きた異常事態に気付き、自分の意思で動き始めるほんの少し前。

同じ様に異常が発生し、それに対して苦慮する者達がいた。

 

言わずと知れた、ナザリック地下大墳墓の面々である。

最初に異常に気付いたのは、かの地のギルド長であるモモンガだ。

まぁ、彼の場合、【ユグドラシル】終了までギルドの王座の間で過ごし、強制ログアウトでこの長年に渡る栄光の幕を引くつもりだったのだから、異常事態に気付かない訳がなかったのだが。

 

サービス終了時間を過ぎても、一向に強制ログアウトされる事なく、コンソール画面も表示されなければ、GMコールも使えない。

極め付けは、今まで自分の意思で動く事が出来ない筈のNPC達が、自分の意思で動きこちらに話し掛けてきていると言う事だろうか。

その態度は、誰もが混乱を見せるモモンガの様子を敬いを示しながら心配げに見つつ、与えられるだろう指示を待ち構えている。 

そこで、執事のセバスとプレアデス達にナザリック周辺の偵察と警戒体制の指示を与え実際に行動に移させ。

一人、その場に残った守護者統括のアルベドに対し、最後の確認をしようとした瞬間、それは起きた。

 

 

大きな振動と共に、どこかで何かが崩れるような衝撃が、ナザリック地下大墳墓全体に響いたのである。

 

 

流石にモモンガも、それだけあからさまな異常が起きている状況下で、アルベドに対してセクハラ擬きの接触など試みる精神的余裕はない。

アルベド側も、唯一この場に残ってくれた至高の御身に何かが有っては為らぬと、殺気を放ちながら警戒体制に入りつつ、他の階層守護者へ状況確認を急ぐように指示を飛ばしている。

それを視界の端に納めつつ、モモンガは自分の持つギルド武器を使用しながらマスターソースが確認出来るか、小さく呟くようにキーワードを口にしていた。

 

「……マスターソース・オープン。」

 

すると、今までと変わらぬ様子でギルドの管理システムの小窓が開いた。

どうやら、こちらはコンソールとは違ってきちんと作動するらしい。

そんな事を思いつつ、各階層の様子を大まかに確認していたモモンガは、ある場所の起動中の罠に関する情報を見た瞬間、思わずそれまで座っていた王座から勢い良く立ち上がっていた。

 

「モ、モモンガ様?

その様に慌てて立ち上がるなど、一体、どうなさったのですか?」

 

守護者統括として、僕達からの報告を受けていたアルベドが、モモンガの突然の行動に慌てて声を掛けた。

だが、その声がまるで聞こえていないかのように手元の操作を続けたかと思えば、信じられないかのように顔を片手で覆い隠す。

その様子は、アルベドから見ても尋常ではなかった。

 

≪……一体、なにがモモンガ様をここまで突き動かした挙げ句、ここまで憔悴する程の動揺させたと言うの……?≫

 

判らないからこそ、アルベドはとても不安になってくる。

≪もし、これが原因でモモンガ様までこの地を見捨てて去ってしまったら……≫

そう思うだけで、心の底から絶望が這い上がってくる気がするのだ。 

だからこそ、何か問題が起きているならば、自分を含めた僕達に命じて欲しい。

 

『 問題となる案件を明確にし、私達に対して【それを排除せよ】 』と。 

 

だが、肝心のモモンガからは何の言葉も無いまま、時間だけが過ぎていく。

いや……次第にモモンガから発せられる気配は重く、苛立ちに満ちたものへと変わっていくのを感じたアルベドは、ただひたすらモモンガの言葉を待つしか出来ない。

もしかして、このままモモンガまで本当にここを去ってしまうのかと恐怖に刈られそうになった時、漸くモモンガがゆっくりと口を開いた。

 

「……本来ならば、絶対にあり得ないだろう異常が、このナザリック地下大墳墓の宝物殿に起きている事が判明した。

まだ……なにが起きているのかは正しく把握している訳ではない。

だが、あそこに仕掛けられた罠が機能停止状態を示し、尚且つ宝物殿領域守護者へ状況報告を求める伝言(メッセージ)を飛ばしたのだが、返答がないのだ。

あそこの領域守護者は、私が自ら創造した僕だという点でも、私からの伝言(メッセージ)を理由もなく返答を返さぬままにするとは到底思えん。

故に、先程発生したナザリック全体を揺るがした振動と衝撃と言う異常事態の発生源は、宝物殿の可能性が高いと私は判断した。」

 

地を這うような、そんな響きと共に苛立ちを顕にしつつ、それでも先程の自分の言葉に対する返答をくれるモモンガに対して、アルベドは内心ホッと安堵の息を付いた。

先程から、モモンガか黙ったままだったのは、何度も件の宝物殿守護者へ伝言(メッセージ)を発していたからだろう。

だが、その返答は得られる事は無いままとなり、有り得ない事態に苛立ちを押さえられなかったと言われれば、納得するしかない。

 

モモンガがそう言うなら、間違いないのだろうから。

 

それよりも、問題は件の宝物殿とその領域守護者だろう。

ナザリックの中にありながら、どこにも繋がらないその宝物殿は、残念なからアルベド自身にとって管轄外に近い場所だ。

一応、守護者統括として守護者を管理する都合上、その名前と姿、与えられている役割の概要は知っているものの、直接会った事はない。

正直、そんな場所での異常事態の発生に対して、彼女が採れる手など殆ど存在していないと言っていいだろう。

そもそも、宝物殿はアインズ・ウール・ゴウンのギルドメンバーしか立ち入る事が出来ない、文字通り特別な場所である。

 

だとしたら、この異常事態に対応出来る者は、現時点ではモモンガしか居ない事になる訳で。

 

一体、何が起きているのかも解らない状況下で、唯一このナザリックに残ってくれた至高の存在とも言うべきモモンガ一人に対応させるなど、ナザリックの守護者統括としても、モモンガを愛する事を許された(設定をそう書き換えて下さった)一人の女としても、到底許容出来る内容ではなかった。

 

「モモンガ様!

これから宝物殿まで、確認の為に足を運ばれると言うのでしたら、ぜひとも私や他の僕をお連れ下さいませ!

今、このナザリックに何こ起きているのか分かっていない以上、至高の御身であるモモンガ様の身に何かあってからでは遅うごさいます。

ですので、ぜひとも私達の同行をお許し下さりますよう、付して願い奉ります。」

 

必死の思いで、膝をつき土下座をするように頭を下げて同行の許しを願うアルベドに対し、モモンガは申し訳ない気持ちになりつつも承諾する事は出来なかった。

確かに、今までの様子を窺う限りでは、アルベドを筆頭にNPC達は自分に対して忠誠を向けてくれているらしいと、何となく感じてはいる。

しかし、だ。

まだ、それが本心だと信用する事は、今のモモンガには出来なかったからである。

 

「……アルベド、済まないが同行の許可は出来ない。

宝物殿への立ち入りは、原則としてギルドメンバーのみだからな。

それよりも、お前には第四、第八階層を除く全ての階層守護者へ第六階層の闘技場に集まるよう、通達を頼むとしよう。

集合時間は、今から一時間後だ。

その間に、私は宝物殿の確認を済ませておく。

なに、あくまでも現在の状況を簡単に確認するだけだ。

危険を感じる様なら、それ以上深入りせずにそのまま第六階層に異動するつもりだから、そう案ずるな。」

 

諭すように告げると、モモンガはアルベドの返事を待たずに指輪に魔力を込める。

すると、今までと変わり無く指輪はその力を発揮し、モモンガの姿はその場から瞬く間もなく消え去っていった。

それこそ、アルベドが止める間も無い位の素早さで。

だから、モモンガはその時のアルベドの様子を見る事はなかった。

 

それこそ、まるで見ることの出来ない筈の宝物殿に対して、憎悪と嫌悪の入り交じった刺々しい顔をして睨み付けていた事に。

 

 

********

 

 

そんなアルベドに気付く事なく、無事に宝物殿入り口とも言うべき一角に転移を果たしたモモンガは、まず安堵の息を吐いた。

一応、指輪の機能が無事に働いている事の確認が出来たことと、この場所に関しては罠が働いていない事以外は、特に問題がないと判断して良さそうだからである。

もちろん、ここから先に関してはまだどんな状態なのか、全く予想が出来ない点が不安を残すものの、それに関しては一先ず先に進んで一つずつ確認して行くしかない。

 

先程、王座の間でアルベドに対して言った通り、あくまでも今回は簡単な現状確認が目的なのだ。

 

もし、途中で自分一人の手に負えないと判断したら、速攻でその場から退却するつもりなのである。

だから、それほど彼女が心配する必要がないのだ。

幾ら、モモンガがこの状況に焦っているとは言っても、流石に情報が足りない現状でそこまで突っ走る程、愚か者ではない。

 

この奥のにある、宝物殿の心臓部とも言う場所がどうなっていて、その場を守る領域守護者であり己にとって他に変え難い宝でもある彼が、一体どうなってしまったのかと思うだけで、恐怖にかられそうになるのだが。

 

警戒しつつ、飛行(フライ)を使って宝物殿の表層部と言うべき場所に幾つも連なる、金貨と下位の財宝が混ざり山の数々を通り越えると、漸く目的地に到着した。

金貨や一般の財宝が置かれている場所と、ここから先の空間の重要度ははっきり言って段違いだ。

だからこそ、こうしてパスワードが必要な闇が扉として壁に張り付くよう存在し、その奥に守護者と言うべき番人を置いている。 

 

正直、宝物殿の罠が働いていない時点で、この扉のギミックも機能停止して武器庫などの通路が晒されていると思っていただけに、この状況は予想外だった。

 

緊張と共に、頭の中で扉を開けるのに必要なパスワードを考え、直ぐに首を振る。

ここ数年、モモンガもこの宝物殿の奥に立ち入らないまま、ナザリックの維持に必要な分の金を稼いで来ては、そのまま宝物殿の金貨の山の中に放り込んで立ち去ると言うのが日課だったのだ。

 

仕方がないじゃないか、奥に入る為のパスワードを忘れたとしても。

 

実際、なかなか複雑なギミックが多いナザリックでは、自分自身ので利用する回数が少ないと場所だと、こう言う事も割と発生し易かった。

我がギルドには、凝り性の上に己の拘りを反映したギミックを設置したがるギミック担当が、本当に多かったのだ。

その結果がコレであり、当然だが忘れた時の為にギルドメンバーだけが知る、全てに通じる共通パスワードがある。

モモンガは、それを迷う事なく口にした。

 

「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ!」

 

その途端、扉に浮かび上がる文字の羅列。

これが、この扉を開くためのパスワードのヒントである。

それを眺めながら、モモンガはその意味を自分の記憶の中から引き出す為に、暫し思考を巡らせていく。

数分後、コレだろうと言う心当たりを引き出したモモンガは、辿々しくもそれを唱えることにした。

 

「えーっと……この意味はこうだったはず。

かくて汝、全世界の栄光を、我がものとし、暗きものは全て、汝より離れ去るだろう。

確か……これで、合ってたよな?」

 

何度か詰まったものの、パスワードとしては意味を成したらしく、それまで目の前にあった扉だった闇は一気に収縮し宙の一点に浮いている。

成功した事に、ホッと安堵の息を吐いたモモンガは、一旦ここまでの工程を確認するように思考を巡らせ。

問題ない事を確認し、どこか少しずつ緊張してくる気持ちを抑えながら、ゆっくりとその扉の奥にある通路へと足を踏み入れた。

そして……数歩進んだ先で、モモンガはあり得ない光景を目にする事になる。

 

何故ならその奥は……数メートル先の地点で、まるで何かで抉り取られた様な傷跡を残しつつ、その先にはポッカリと空いた真っ黒な空間が広がっていたからだ。

 

それは、まるでなにか強い力の干渉を受けたかのように、抉り取られた先には本当になにも存在していないのがわかる。

真っ黒な空間は、見た目と違い真っ直ぐなガラスを填められたかかの様に、こちら側から触れる事はもちろん干渉する事は出来ないらしい。

近付いただけで弾かれ、触れようとした場所が軽いスタン状態にすらなる為、うかうか側で確認する事も出来ず、苛立ちが募る。

この場所だけなのか、確認するべく他の扉のもとに走っては、パスワードを使い扉を開けて確認していき……

 

数分後、全てを確認し終わったモモンガは、なす術もなく愕然としていた。

 

扉の先は、場所によって抉り取られている一は違っていたが、それでもはっきりと言えることが一つだけある。

どのルートも、この奥にある宝物殿最深部へ辿り着く事が出来ないと言う事実だ。

もし、自分の予想が正しいければ……この先は、抉り取られた場所から全て存在していないのだろう。

だからこそ、先に進むことが出来ないのだろうと考えれば、今の状況にも納得はいく。

 

それなら、この先にあった宝物殿最深部と、そこを守護していた己の大切な【宝】でもある守護者はどうなってしまったのだろうか?

 

もし……全てが消失してしまったのだとしたら……

そう仮定しただけで、骨の身体で出る筈の無い冷や汗が、全身から噴き出すような気持ちになる。

もちろん、実際は骨だけの身体だからそんな事にはならないのだが。

 

抑えようのない、強い苛立ちや焦りの感情が沸き上がった瞬間、それは一気に沈静化した。

 

この不可解な状況に巻き込まれた後、アルベド達NPCとの王座の間でのやり取りの間にも、何度かこの現象は起きていた事から、これはアンデッド特有のスキルの一つなんだろうと、本当に今更ながらに納得しつつ、モモンガはここで一ヶ所、そして王座の間で一点確認するべき事に思い当たる。

それは、この宝物殿内に残っていた維持管理室に残っているだろう、責任者の名前表示の部分の確認と、王座の間でのマスターソースの確認だった。

どちらも、対象者が死亡していれば名前の欄は空白になるし、敵に支配され敵対行動を取っていれば文字が黒く表示される。

その二つを見れば、今の宝物殿守護者の状態を確認する事が出来る筈だと、そう思い付いたからだ。

とにかく、確認するべく急ぎ足で残っていた維持管理室に駆け込むと、名前が表示されているプレートを仰ぎ見る。 

モモンガの目に入ったプレートには、白い文字で【パンドラズ・アクター】と表示されたままだった。

 

「……ハッ……ハハッ……ハハハッ……!

変わっていない……いつもと何も変わってないじゃないか!

なら、消えた宝物殿最奥部とアイツは……パンドラズ・アクターは、どこに行ったと言うんだ?」

 

この維持管理室の表示は、いつもと変わらぬままだったが王座の間のマスターソースは違うかも知れない。

情報が足りなさ過ぎる為に、現状での判断を下すのを止めて一先ず保留にすると、モモンガはこの場を後にする事にした。

少しでも、判断材料となる情報を増やす為にも、王座の間に向かう為に。

 

 

********

 

 

王座の間の手前、ソロモンの小さな鍵(レゲメトン)に転移したモモンガは、足早に先を急ぐように進んでいく。

荘厳な扉を潜り抜け、誰も居ない事を確認しつつ王座の前まで移動し、逸る気持ちを抑えながらも先程と同じ様にマスターソースを開くと、速攻でNPCタグを開く。

画面操作で、レベルの高い順に変更してから指を滑らせ、その名前の表示を確認した瞬間、モモンガは安堵から思わずその場にへたり込んでいた。

 

ここにも、宝物殿内の維持管理室と同じ様に白い文字で【パンドラズ・アクター】と記されていたからだ。

 

「……一体、何かどうなっているのかなんて、今の俺には解らない。

だけど、少なくても【パンドラズ・アクター】が何者かの手に堕ちたと言う状況じゃない事だけは、この二つの情報から確認出来たと思って良いのかもしれないな。

依然、消えた宝物殿最奥部とパンドラズ・アクター自身の行方は解らないままだけど、この表示状態から判断するなら、少なくてもナザリックそのものとの繋がりが消えた訳じゃ無さそうだし。」

 

現状を口にしてみると、思っていたより冷静な判断が下せそうだと少し安堵する。

せっかくなので、そのまま声に出しながら簡単に状況整理を進めてみる事にした。

 

「まず最初に、ナザリックの周囲の状況把握の為に探索に出したセバス達からは、現時点ではまだなにも言ってきてない。

これは、まだ調査に出してからそんなに時間が経ってないから、仕方がないとして。

階層守護者達は、信用出来るかどうか確認した訳じゃないけど、アルベドやセバス達を見る感じじゃ、心配無さそうかな?

この辺りは、まだ様子見の段階だと保留にして置くとしよう。」

 

一先ず、幾つか挙げた現状を省みてみたが、どちらもまだ様子見の段階であり、現時点では保留と言う判断になった。

これは、どうしても判断材料が少ないのだから仕方がないだろう。

まだまだ、確認する必要がある案件は多いが、宝物殿で咄嗟に幾つか使った魔法は【ユグドラシル】の時と変わらなかったので、魔法に関する確認はある程度済んだと判断して良さそうだった。

攻撃魔法は、これから移動予定の第六階層の闘技場で試せば良い。

 

「……最後に、消えた宝物殿とパンドラズ・アクターに関しては……まだ、ナザリックとの繋がりが切れて居ないなら、この手で探すだけだ。

アレは……パンドラズ・アクターは、俺とギルドの皆で協力して作った、俺の……俺だけの【宝物】だからな。」

 

無意識に、顎に片手を宛ながら呟くように零れた最後の言葉は、それこそ低く地を這う様な響きを伴っていて、もし誰か聞くものがいたとしたら、それこそ恐ろしさに身を震わせていただろう。

 

だが、それを呟いた本人は気付いていなかった。

 

 




こんな感じで、ナザリック側は始まります。
視点の中心は、モモンガ様ですが、僕視点も存在します。

基本的に、原作に出来る限り沿う形ではあります。
ただ、この時点で大きく変わる要因は幾つもあるので、話の展開で原作で存在していたはずの部分が消える可能性は大いにあります。(アルベドへの最初のセクハラ確認とか。)
でも、当然なんですよ。
現在、ナザリックの総資産は半分近くにまで落ち込んでます。
宝物殿の最奥部の世界級アイテム6個と、ギルメンたちから預かった装備一式37セット。
他にも、抉り取られた向こう側の廊下に飾ってあったアイテムやら装備やら武器やらあれこれ、そして宝物殿領域守護者のパンドラズ・アクター。
簡単に見える部分ではそれ程の被害ではないと言う感じですが、世界級アイテム6個は大きいと思うんですよ。
原因も判ってませんしね。
結果として、モモンガ様は慎重にならざるを得なくなります。
当然ですよね。

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