短いですが投稿です
玉「タダオ~」
玉「起きなさ~い」
玉「もう10時よ~」
玉「・・・こうなったら、タマモフライングプレスアタ~~ック」ポフッ
玉「この形態じゃ軽すぎるか、きゃちょっと私は抱き枕じゃな~い、離せ~~、離しなさい~~」
五分後
玉「仕方が無いから最期の手段よ」ガブッ
横「いで~、いきなり何すんだって何故腕の中に?」
玉「あ・ん・た・が私を抱き枕にしたのよ、せっかくの毛並みが乱れちゃったじゃない」
横「悪い悪い、ほら整えてやるからこっち来い」
玉「ん」
横「それにしても玉藻は触り心地良いよな、ずっと撫でていたいよ」
玉「ふふふっ、お腹以外ならずっと撫でていても良いわよ」
横「たまにでいいからさ、お腹も撫でさせてくれよ」
玉「あらタダオは私の胸触りたいの?」
横「い、いや別にそういう訳じゃ」
玉「タダオのエッチ」
横「なっなんでそうなるんだよ」
玉「狐形態だとお腹も胸もよく似た所にあるんだから」
横「・・・・・・そういえば」
玉「そんなに触りたい?」
横「いやいい」
玉「ふ~ん」
横「ところで玉藻、腹減ったから前言ってた○○寿司にでも行くか?」
玉「ほらタダオ、ボサッとしてないですぐに準備する」
横「いや速すぎだろ、しかもいつの間に人型に」
玉「いいからはやく」
横「わかったわかった、ほれ準備できたからいくぞ」
玉「やっとなのね、待っていなさい○○寿司、今日の稲荷寿司は全て私の物よ」
横「今のセリフを聞いて物凄く不安になったから途中で銀行よってくぞ」
玉「もう少し財布に入れときなさいよ」
横「無駄使い防止のためだよ、それに1種類のネタ食い尽くすと言われて不安にならんやつはおらんぞ、つかそんなに入らんだろ」
玉「甘いわね、お揚げは私の力の源よ、食べれば食べるだけ私は力を得るのよ」
横(何処のト○コだよ)
横「ん?銀行に幽霊?とりあえず先に金引き出すか」
横(あれって原作に出て来る強盗する前に事故死した幽霊だな、ほっといても事務所に依頼来そうだけどこいつら位なら原作に影響もないよな、おし飯代稼ぎしてくか)
「いらっしゃいませ、大変お騒がせしております」
横「すみません、支店長さん呼んで貰えます?横島と言えばわかると思います」
「かしこまりました、少々お待ち下さい」
玉「ちょっとタダオ、あんなのより○○寿司よ」
横「飯代稼ぎだよ、その分今日はたんと食わしてやるぞ」
玉「燃やせば良いのね」
横「待て待て、まずは金の話だ」
「これはこれは横島様、おまたせして申し訳ありません、本日はどういった御用件でしょうか?」
横「どうも支店長さん、今日は通りかかったら表に変なのがいたんでね、ここに金を預けてる者としては少し気になってね」
「その件に関しましては今GSに連絡を取っているのですが、あまり報酬を用意できないので難色をしめされてまして」
横「報酬はいくらくらいですか?」
「一千万ですね」
横「なるほど、・・・その話僕が受けますよ、報酬は即金で三百万でいいですよ、これでも一流GSに弟子入りしてますのであれくらいは造作も無いですよ、それにここに潰れられるとこちらとしても困りますから」
「そうですか、ではお願いいたします」
横「では数分で済むと思いますので報酬の方はお願いしますね」
「かしこまりました、お気を付けて」
玉「話はついたの?」
横「ああ、とりあえずやってくるから玉藻はここでも待ってて良いぞ」
玉「わかったわ」
「入れろこらー、強盗する前に事故死とか認められるかー」
「そうだそうだ~強盗させろ~」
横「おい」
「なんじゃわれら?」
横「『結』」
「なっなんじゃこりゃ、ださんかいこのガキ共」
「そうだそうだださんかいガキ共」
横「『滅』」ボンッ
「「ギャーッ」」
横「ふっ、またつまらぬものを滅っしてしまった」
玉「はいはい、つまらないセリフ吐いてないでさっさと報酬貰って○○寿司司行くわよ」
横「あれ?いつの間に外に」
玉「いつの間にもなにも最初っからよ、あいつらもガキ共って言ってたじゃない」
横「・・・そういえば」
玉「は・や・く」
横「わかったわかった」
「横島様」
横「あれ?支店長まで外に?」
「この度はまことにありがとうございます、こちらが報酬の三百万になります」
横「確かに、また何かあれば相談にのりますよ」
「その時はよろしくお願いします、ではお気を付けて」
横「よかったな玉藻、これでいなり寿司食べ尽くしても大丈夫だぞ」
玉「それはどうかしらね」
横「ん?」
横「なんでよりによって今日のオススメが本マグロのトロ入り海鮮いなりなんだよ」
玉「うふふ、ごちそうさま」
横「てかほんとに食べ尽くしやがって、店の人も唖然としてたじゃね~か」
玉「海鮮いなりってのもなかなかだったわね」
横「まあ満足できたならよかったよ」
玉「またつれてってね」
横「わかったわかった」
横(ん?あれって)
玉「どしたの?」
横「いや、なんでもないよ」
玉「もしかして向こうのアンテナみたいなアクセサリー付けてる女が気になるの?」
横「気になるというか」
玉「私に飽きたから新しい女に乗り換えようってつもりなのね」
横「誰がそんなこと言うか、ただ妖怪でも人間でもないから気になっただけだっての」
玉「まあそうだろうと思ったけどね」
横「わかってたなら変なこというなっつの」
玉「わかっててもデート中に他の女の事気にされたんじゃこっちもおもしろくないわよ」
横「悪い悪い、ってデートなのか?」
玉「あら、男と女が二人っきりでご飯食べたのよ、デート以外何があるのよ」
横「確かにそうなんだが」
「ソーリー」
横玉「「ん?」」
「ミスター横島・間違イアリマセンカ」
横(面倒だな)「いえ人違いですよ」
「ソウデスカ・失礼シマシタ」
玉「何か面倒ごとになりそうね」
横「だな、こういうときは文珠の『影』『分』『身』でごまかすか、さて面倒ごとに巻き込まれる前に家に帰るぞ」
玉「そうね、まだ早いけど面倒ごとなの巻き込まれるのはごめんだからね」