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次に目を覚ましたら病院だった
俺は今8才でそれまでの記憶はなかった
それが両親にわかると泣かれたが生きているんだからよかったと言われた
それから数日入院したが退院後すぐに霊能が使えるかを確認した
横島忠夫の霊能は問題なく使えたが文珠の連結は二文字までだった
そこから俺は修行を毎日の日課とし原作の銀ちゃん達とも遊んだりした
ミニ四駆の大会も連覇しそのマシンは銀ちゃんが転校するときに渡した
そして中学に入った最初の夏休みに親に許可を貰い旅に出てる
目的地は栃木県那須町の殺生石、今日ここで玉藻の封印を解く
辺りに監視の目が無いことを確認して封印を解いた
封印から出た直後は子狐状態から変化出来なかったが持ってきていた霊気を充分に注いだお揚げを食べて貰い
変化してもらった、玉藻乃人型は原作と同じで俺より少し背が低いくらいだった
でも何故か今は見たことのないブレザーの制服姿だった、一回聞いてみたが何でだろうって自分でも理解してなかった
そして最初の目的通り一緒に来てくれって頼んだ、最初は難色をしめされたが現代のお揚げ料理を沢山食べさせることを約束して納得してもらった、夏休み終盤にある登校日までは玉藻のために比較的涼しい場所で修行した
登校日の為帰宅しその時に玉藻を両親に紹介した、妖怪だと話したときは少し驚いていたが子狐状態を見ると撫で回されていた、気持ちはわかる、玉藻が俺に助けて欲しそうな視線を送ってくるが残念ながら母さんには逆らえない
それと母さんにどうしてもお金が必要なので株をはじめさせてくれって頼み込んだ
いきなり関西弁でボロカスに言われたけどそれでもあきらめずに頼んだら条件付きで認めてくれた
まあその条件が一週間で百万を一千万にしろって事だった、普通の中学生には無理難題だったが俺には文珠がある
文珠の四文字連結で『未』『来』『予』『知』と入れて株は勿論、競馬や競輪何にでも手を出した、勿論負けはない
二日目の夕方には五億にまで増やせたので結果を報告したら内容を聞かれた、内緒と言ったら拳骨を貰ったが一応の許可は貰った
ただ将来的にはこれ以上の金は稼ぐ予定だけど今は必要ないので一億残して残りの四億は母さんに渡した
まあ母さんは預かっとくって言ってたけど
なんやかんやで修行しながら玉藻と信頼関係を結びながら明日両親がナルニアへ出発する
両親は玉藻を連れて行こうとしたが玉藻自身が嫌がった、理由を聞いたら顔を少し赤らめてお揚げが食べられないでしょって言われた
少しでもいいから俺と離れたくないって思ってくれてたら嬉しいな
とりあえず俺の目標はアシュタロス事件まではなるべく原作の通りに進む事、下手な介入してとばっちりを貰うのはごめんだ、逆に全く介入しない訳にはいかない
俺が横島忠夫である以上未介入だと人界が滅ぶ可能性が高いからだ、となると一番良いのは原作の横島忠夫が辿った道をなるべく沿っていくこと、あくまでもなるべくだ、誰も好き好んで時給250円で雇われたくはない、とりあえず最低時給は確保出来るように頑張ろう、そして俺は原作の横島忠夫の第一歩として美神除霊事務所に電話をかけた