東方蒼天葬〜その歪みを正すために〜   作:神無鴇人

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刀奈編完結!!


決着~背負う事と分かち合う事~

「ッ…ウあああああぁぁアァアァ亜ぁぁっ亞あぁぁああAaaアアアァァッッ!!!!」

 

 アリーナ中に響き渡る刀奈の叫び。

敗北への恐怖・焦燥の入り混じったそれは、刀奈の理性を崩し、霊力を暴走させたのだ。

 

「負けられない……!私ハ負ケチャイケナイノ!!

負ケタラ、私ハまた失ウ!誰モ守れナクなル!!私は!私ガ!!全テ!守らナきゃいけないノ!!

また失ウナンテ絶対イヤッ!!耐えられナい!!

ダから、簪ちゃんも!虚ちゃんも!本音ちゃんも!皆!!私ガ、守らなきゃイケナいのにィッ!!」

 

 己が心の内に秘めた想いを爆発させ、血走った目をギラつかせながら立ち上がる刀奈。

そして、そんな姉を前にして、簪は……

 

「……そう。それが、お姉ちゃんの本当の想いなんだね?」

 

 どこか、哀しそうな、それでいてどこか怒っているような声色で、静かに姉を見詰めていた。

 

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・

 

 

 

 

 

 刀奈の暴走した姿は管制室で試合を見守っていた他のメンバーの目にも映っていた。

 

「な、何あれ……?」

 

「お、お嬢様……」

 

「まずい!あの時の私と同じだ!完全に暴走しているぞ!!」

 

 呆然とする布仏姉妹を尻目にラウラが声を上げる。

理性を半ば失い、爆発した感情が霊力に変わる刀奈の姿は、かつてラウラが椛との戦いで陥った状態と殆ど同じものだ。

 

「ああ、すぐに止めに、『ちょっと待ってくれる?』……晴美さん?」

 

 アリーナへ向かおうとする一夏達を晴美が制止する。

その表情はどことなく今の簪に近いものを感じさせるものだった。

 

「ちょっとマイク借りるわよ。あと全員耳塞いどいて」

 

 有無を言わせず半ば強引にマイクを奪い、晴美は大きく息を吸い、そして……

 

 

 

 

 

「刀奈ぁぁーーーーーっ!!この、大馬鹿野郎ぉーーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

 

 

 

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「は、晴美……?」

 

 耳を劈く晴美の怒号に刀奈は激情が嘘のように治まり、呆然と立ち尽くす。

 

『何よそのザマは!?独り善がりなふざけた責任感に振り回されて、挙句の果てに逆ギレして暴走?もう一辺自分の姿と虚達の顔を見てみなさいよ!?』

 

「あ……あ、ぁぁ…………!!」

 

 理性を取り戻して己が姿を省み、刀奈は膝を突いて頭を抱える。

 

「私……私…………っ!!」

 

 声を震わせ、刀奈は涙を流す。

取り返しのつかない事をしかけた……プレッシャーに押し潰され、負けてしまう事への恐怖から霊力を暴走させてしまった。

下手をすれば自分の……いや、簪の身も危険に晒してしまう所だった。

それを痛感すればする程、刀奈の心を絶望が埋め尽くす。

それと同時に込み上げる敗北感……全てにおいて負けてしまった。

守る筈の妹・簪に対しても……何より、己自信に……己の弱さに対し、自分は負けたのだ。

 

「お姉ちゃん……」

 

「っ!」

 

 そんな姉に、簪はゆっくりと歩み寄り、ISを解除すると同時に右手を振り上げ、刀奈の頬を打ち、そして……

 

「この、馬鹿!!」

 

 直後に刀奈の身体を引き寄せ、強く抱きしめた。

 

「……え?」

 

 唐突な簪の行動に呆けた声を上げる刀奈。

そんな彼女の混乱などお構い無しに簪は刀奈を抱きしめる腕の力をより強める。

 

「守る守るって……勝手に背負い込んで、勝手に自分を追い詰めて!!

どうして……どうしてもっと私達を頼ってくれないの!?」

 

「だ、だって……だって、頼ったら、甘えたら……また失っちゃうから」

 

「それが間違ってるの!!

一番守らなきゃいけない自分の心も守れてないのに、何が守るよ!?

私達を守ってお姉ちゃんだけが傷つくなんて、そんなので私達が平気でいられると、本気で思ってるの!?」

 

「で、でも……でもぉ……!」

 

『……馬鹿野郎』

 

 子供のように泣きながら言葉を詰まらせる刀奈。

そんな彼女に再び晴美の言葉が管制室から届いた。

 

 

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・

 

 

 

 

 

「私の兄貴が馬鹿な事やっちまって、それで私が怪我して、除名されちゃって……それで刀奈を傷付けて、

刀奈……アンタには本当に悪い事をしたって思ってる。

でも、勘違いしないで。アレはアンタが悪いとか、弱かった所為だなんて思った事、私は一度も思った事が無い」

 

『晴美……でも、あの時私がもっと上手くやっていれば、もっと早くあの男の企みに気づいていれば……』

 

「私だって同じよ。“もっと上手くやっていれば父さんと母さん、お姉ちゃんを失わずに済んだんじゃないのか?”っていつも思ってる。

けどね、どんなに強くたって、上手くやったって、どうしようもない事はあるの。

だから、いつまでも自分を責めないでよ。私の所為で親友(アンタ)が潰れちゃうなんて、私の方が耐えられないわよ」

 

 悲しげな表情で刀奈を諭す晴美。

そんな中、彼女に続き虚が管制室のマイクを取る。

 

「お嬢様、こんな時に言うのも何ですが……私、怒ってます。

私は、アナタにただ守ってもらうだけの存在に甘んじたつもりなど一度もありません!!

たしかに私には、お嬢様や晴美のような戦闘の才はありません。

だけど、私に出来る事でアナタを支えてきたつもりです。

お嬢様にとって、それは余計な事なのですか?不必要なお節介だったのですか?」

 

『そ、そんな事……』

 

「だったら、もっと頼ってください!少しぐらい甘えてください!

主が憔悴してるのに、私が平気でいられる訳ないじゃないですか!!」

 

 普段とは打って変わり、感情を露にして叫ぶ虚。

そんな中、次は本音がマイクをとって口を開く。

 

「お嬢様……私達もかんちゃんも、皆お嬢様の家族で、友達で、仲間なんだよ?

なのに、一人で何でもかんでも背負い込もうとするなんて、そんな悲しい事言わないでよ。

私じゃ頼りないかもしれないけど、それでも一人よりも皆で一緒に背負った方が良いよ」

 

「そういう事よ。アンタが嫌って言っても、私達はアンタを守り続ける!

除名されていようが立場が変わろうが、それは変わらない!

アンタが道を間違えたなら引っ叩いてでもそれを止める!アンタが私達を守り続けてくれる限り、私達はアンタの背中を守って、一緒に戦う!

それが私達の……アンタの味方(家族)としての私達の役目(誇り)だ!!」

 

『う……ぅあぁぁぁぁ……っ!!』

 

 従者(仲間)達からの厳しくも温かい言葉……その一言が胸に突き刺さるように響き、刀奈は自分の心が重荷が外れたように軽くなっていくのを実感する。

それと同時に涙が更に溢れ、刀奈は顔を手で覆い声を上げて咽び泣く。

 

ずっと一人だと思っていた……ずっと一人で戦っていたと、自分一人で全て背負えば良いと思っていた。

しかし違った。虚は晴美が抜けた分まで自分を支えようとしてくれた。

本音は心が離れた自分と簪に心を痛めてくれた。

簪は自分に追いつこうと血の滲む努力を繰り返し、自分に対等以上に渡り合う実力を得た。

そして晴美は除名されてもなお、自分の味方で在り続けてくれた。

 

自分は決して一人などではなかったのだ。

ただ、それに目を背けて、気付けなかっただけで……。

 

『私……何、やってんだろう?』

 

 

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・

 

 

 

 

 

「お姉ちゃん……」

 

 嗚咽を漏らす刀奈に簪は少し距離を開け、口を開いた。

 

「簪ちゃん……?」

 

「立って。まだ、試合は終わってないよ」

 

 簪の口から出たのは試合続行の言葉だった。

 

「で、でも……私はもう、反則負けじゃ……」

 

 刀奈の言う通り、この試合は魔力・霊力の使用が禁じられている。

本来なら刀奈は既に反則負けである。

 

「暴走しかけたけど、まだ使ったわけじゃない。

……最後までやろう。とことん付き合ってあげる!」

 

 こじ付けにも近い理屈で刀奈の反則負けを取り消し、簪はフレイムソードを展開し、その切っ先を刀奈に向けた。

 

「簪ちゃん……。

分かったわ。もう、油断も慢心もしない。全力で、アナタに勝つ!!」

 

「その言葉、そっくりそのまま返す!!」

 

 互いに真剣な眼差しを向け合い、それぞれ蒼流旋()フレイムソード()を持って構える刀奈と簪。

やがて、二人はどちらからともなく地を蹴り、激突した!

 

「「はあぁぁぁっ!!」」

 

 二度、三度、四度……激しくぶつかり合う刃と刃。

最早二人とも射撃と防御を捨て去り、互いの意地を懸けて鍔競り合う!!

 

「こ、のぉっ!!」

 

「ぐぅっ!」?

 

 先に体勢を崩したのは刀奈。

簪のパワーはやはり凄まじく、刀奈の蒼流旋は弾かれ刀奈はバランスを崩して後退る。

 

「これでっ!」

 

「まだよ!!」

 

 一気に勝負を極めようと剣を振り下ろそうとする簪。

だが、刀奈はバランスを崩したままの体勢で飛び上がり、そのまま宙返りして簪の腕を蹴飛ばし、剣を吹っ飛ばした!

 

(サマーソルトキック!?)

 

 思いも寄らぬ攻撃に面食らう簪。

その隙を刀奈は見逃さず再び蒼流旋を手に刺突を繰り出す。

 

「くぅっ!!」

 

 しかし、簪も負けてはいない。

烈火(装甲)から熱を展開し、両腕でガードしてコレを弾き返す!

 

(凄いパワーと反応速度……ココまで強くなってるなんて……。

簪ちゃん、アナタ本当に、強くなったわね……)

 

(もう、動きに目を慣らしてる……。コレがお姉ちゃんの本当の実力!

やっぱり、お姉ちゃんは凄い……!!)

 

 内心でお互いの力を賞賛する二人。

思えば、ココまで来るのに、お互いに意地を張り合って随分と遠回りし続けてきた。

だが、二人の姉妹は、今ようやく柵を捨て、全力でぶつかり合っているのだ。

 

「だけど……」

 

「勝つのは……」

 

『私よ!!』

 

 叫びにも近い咆哮と共に刀奈は蒼流旋にナノマシンを集中、簪は全身の装甲から熱を発して赤く発光する。

互いの全身全霊を懸け最大の武装で一気に勝負をかける!!

 

「コレで決める!アトミック・ファイヤー!!」

 

「望むところよ!!」

 

 全身を炎で包むような赤い光を身に纏い、猛スピードで突撃する簪。

それに対して刀奈も蒼流旋を構えて迎え撃つ!!

 

(直撃すれば間違い無く私の負け……だけど!!)

 

 突撃してくる簪を見据え、刀奈は仁王立ちして構え、カウンターを狙う。そして……

 

「(まだ、あと少し……今よっ!)クリア・パッション!!」

 

 ギリギリまで引き付け、簪の体当たりがぶつかるその刹那、刀奈は自身の真横にクリア・パッションを放ち、自身の身体を吹っ飛ばした!

 

「!?」

 

 姉の思わぬ回避行動に驚く簪。慌てて立ち止まるが背後を一瞬だが無防備に晒してしまった。

 

「貰ったわ、コレで、終わりよ!!」

 

 最大にして最後のチャンス……そのチャンスに懸け刀奈は残り全てのナノマシンを蒼流旋に集め、簪目掛けて振り下ろす!!

 

烈火(ファイヤー)……」

 

「っ!?」

 

 だが、簪はまだ諦めていなかった。

咄嗟に全身にまとっていた熱エネルギーを右脚に集中させ、左足を軸に回転し、そして……!

 

爆裂蹴(キィィック)!!」

 

 そのまま放たれた師匠である妹紅直伝の蹴り!!

槍と蹴りが交差し、両者に襲い掛かった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「か、はっ……!」

 

 刀奈の口から呻き声が漏れる。

軍配が上がったのは簪……刀奈の槍が命中するよりも速く、小回りの利く簪の蹴りが刀奈の身体に打ち込まれたのだ。

 

『試合終了!勝者・更識簪!!』

 

「はぁ、はぁ……か、勝った……お姉ちゃんに、勝った?」

 

 告げられる自身の勝利宣言に簪は息切れしながらも呆けたような声を上げる。

今まで目標であり、壁だった姉に、遂に勝ったのだ……長年夢見ていた出来事に、簪は自分が夢の中にいるかのような錯覚に陥る。

 

「えぇ、私の負けよ。簪ちゃん……。

…………今まで、ごめんなさい」

 

 謝罪の言葉と共に姉の口から告げられる敗北宣言。

その言葉に簪は己が勝利を実感し、観客席からは歓声と拍手が送られたのだった。

 

 

 

 

 

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「やったな簪!」

 

「かんちゃん、かっこ良かったよ!」

 

「ありがとう……!!」

 

 仲間達から祝福され、目に涙を浮かべる簪。

そんな彼女を遠くから眺める刀奈に晴美が歩み寄る。

 

「お疲れ……気分はどうよ?」

 

「全力で戦ったから悔いは無い……って言いたいけど、最悪よ。

皆の前であんな無様晒した挙句、守る筈の妹に負かされるなんて……悔しくて、情けなくて……」

 

 晴美の問いに刀奈は目に涙を浮かべながら答える。

だが、その表情にはこれまでのものとは違い、憑き物が落ちたような穏やかさがあった。

 

「でも、こんな悔しい気持ちを……私は、ずっと簪ちゃんに強いていたのね。

それに目を背けて、気付きもしないで……虚ちゃん達の気持ちも蔑ろにしてさ。

どうしてかなぁ?……ちょっと考えれば、すぐ分かる事なのに……。

私って、本当……バカ……!」

 

 自嘲の言葉と共に涙を流す刀奈。

直後に流した涙をゴシゴシと腕で乱暴に拭ってから、刀奈は晴美に向き直った。

 

「晴美、ちょっと頼みがあるんだけど、聞いてくれる?」

 

 

 

 

 

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 1時間後、試合後の興奮も冷めた頃、ミーティングルームにて……。

 

「皆、お待たせ」

 

「お姉ちゃん!?その髪……」

 

 治療を終えて戻ってきた刀奈の姿に簪は目を見開いて驚いた。

 

「これ?晴美に切ってもらったの。私なりの反省の表し、かな?」

 

 カットを終えた髪を撫でながら刀奈は苦笑する。

外ハネのショートだった刀奈の髪はバッサリと切られ、ベリーショートに切り揃えられていた。

 

「簪ちゃん。さっきも言ったけど、今まで辛い思いをさせてごめんなさい。これからは、私も一緒に戦うわ!

……あと、次は私が勝つからね!」

 

「お姉ちゃん……。私も、負けないから!」

 

 刀奈の言葉に簪は力強い笑みを浮かべて頷いた。

長い遠回りを経て、一組の姉妹はかつての関係を……かつて以上に強い繋がりとなって取り戻したのだった。

 

 

 

 

 

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 その女は約百年も前からそこにいた。

 

「おのれ……オノレェ……!」

 

 地獄……それは世界が違えど共通して存在する死後の世界の一つ。

生前に悪事を働いたものがその懲罰を受け、次の輪廻転生を迎えるまでに魂を浄化する世界である。

世界によってそのシステムに差異と相違点はあれど、その根本は変わらない。

 

「許さない……許セナイ……!!」

 

 女が自身の属する世界の地獄に墜ちて約百年……魂を浄化される苦痛は際限無く続いていた。

既に自分と共に地獄に墜ちた親友を含む仲間達は浄化の苦痛によって心が壊れ、ただ転生を待つ物言わぬ抜け殻の様になってしまった。

そんな中で、女は未だ心を保っていた。

 

彼女の中にあるのは己を殺した男とその仲間に対する憎悪と怒りのみ……。

だが、どれ程憎悪と怒りを募らせても彼女には地獄から出られる術が無い。

いずれはこの憎しみも怒りも浄化されしまう……その筈だった。

 

『あはっ♪見ーつけた!』

 

「っ!?」

 

 並行世界の親友が、その手を差し伸べるまでは……。

 

『私の味方で在り続けてくれた、この世界の××ちゃん!私と一緒に戦ってよ!』

 

「……クク、ハハハハ!!」

 

 哄笑を上げ、彼女は差し伸べられた手を掴んだ。

何という幸運、何という僥倖!悪鬼羅刹と化したその女は百年もの間、溜めに溜めた憎悪を爆発させる好機を得た……得てしまったのだ!

 

「殺してやるぞ……一夏!!」

 

 己を殺した憎むべき存在・織斑一夏……例え並行世界であろうと例外なく殺す!

その思いを胸にその女……並行世界の××××は地獄からの脱走を成し遂げた。

 

 

 




※刀奈の髪型はエウレカセブン中盤のエウレカをイメージしてます。

打鉄・焔式の必殺技

ファイヤー・フィスト
右手に熱エネルギーを集中させて放つ掌打。

アトミック・ファイヤー
全身に炎を身に纏い、猛スピードで突撃する。

烈火爆裂蹴(ファイヤーキック)
右脚に全熱エネルギーを集中させて放つ一撃必殺の蹴り


次回予告

 更識姉妹が和解したのも束の間、動き出した篠ノ之束とその一派。
その新たな戦力として現れる謎の女……。
その一方で地獄からの脱走者を追い、並行世界からの使者もまた、動き始める。

そして、五反田家では大きな転機が訪れようとしていた。

次回・『並行世界からの来訪者』

次回からichikaさんのインフィニット・ストラトス・アストレイとのコラボ編に入ります。



千冬「これは、本来機密なのですが……既に学園は今学期だけで3回もテロ行為に遭遇しています」

弾「お前は蘭を戦争に行かせたいのか!?」

?「ウルセェ!ウルセェ!!蘭の汚名返上のチャンスなんだぞ!
テメェ如きに出来て蘭に出来ねぇ筈なんてねぇ!!」

?「もうやめて!やめてよぉ……!」









追伸

感想を、ください……(ガチ)。

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