ネムの駆けていく世界   作:社財怪剣

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命令は絶対

「夜間の移動は戦闘を覚悟していましたけど、無事に目的地へ着きそうでよかったです」

 

 リーダーであるペテルが安堵したように順調な旅路を喜んでいた。辺りはすっかり昼の景色、夜間のモンスターの奇襲を警戒した緊張感が嘘のように晴れやかだ。ンフィーレアがカルネ村を目指すにあたって雇ったのが冒険者チーム『漆黒の剣』であり、夜間の強行という危険な仕事を引き受けてくれたことは運が良かった。他のメンバーの仮眠中も、眠らずに周囲を警戒してくれたルクルットには感謝しなければいけない。おかげで彼は朝から爆睡状態だった。

 

「ネムさん大丈夫ですか? 顔色が良くないみたいですけど」

「え、ううん。大丈夫です」

「気分が悪かったら遠慮なく言うといいのである。馬車ではゆっくりとは休めないであるからな」

「ありがとうございます。ニニャさん、ダインさん」

 

 漆黒の剣のメンバーはとても優しくて銅のプレートのネムを快く受け入れてくれた。街中で見ていた彼らの姿は偽りでなく、本当に良いチームなんだなと改めて実感した。

 

「お、嬢ちゃん元気ないんだって。パパが寂しいなら俺と一緒に寝るか?」

「起きたんですかルクルット。夜間は助かりました」

「ルクルットさんはレディーに対する扱いをもっと改めた方がいいと思います」

「はっはっは。レディー扱いはあと五、六年くらいしたら考えてやろう。なあニニャ」

「ふふっ……そうだね」

 

 ネムは納得いかない顔をしながら頬を膨らませる。そうだよねニニャはあっち側だもんね。初めて見たときニニャはてっきり女性かと思っていたが、男性だと知ったときは驚いた。あんなに美人なのに男だなんてもったいない。ンフィーレア以上に女性的な人間がいるとは思わなかった。でもみんなで旅をするのは楽しい。カルネ村に向かうという憂鬱な気持ちを少しでも忘れられるのは彼らのおかげだろう。

 

「……ンフィーレア殿は無理をしすぎではないか? 出発から馬車の運転を担い、寝ていないのであろう」

「ダインの意見はごもっともだけど、ありゃ目的地に着くまでは止める気配はなかったぜ。夜の間もずっと真剣な顔つきで手綱を引いていたよ」

「無理をするのも仕方がありません。私たちは懸命に人を助けに行こうとする彼をサポートすることを望んで仕事を引き受けたんですから、信じて見守りましょう」

 

 それからほどなく荷台の上で偵察していたルクルットが村を発見すると、その表情から漆黒の剣のメンバーは村の惨状を察したようだった。

 

 村の門を過ぎ、ンフィーレアは馬車から飛び下りると目を見開いた。不眠不休で馬車を運転していたンフィーレアを迎えたのは、変わり果てたカルネ村の跡地。焼け落ちた家の痕跡、無事な家では破れたカーテンが風に揺れている。その様子から人の気配は感じられない。広場に並ぶ小さな墓石が滅んだ村という印象を強く表していた。今も赤黒い染みがそこら中に散見される。

 

「手分けして生き残った人を探してください!」

 

 ンフィーレアが叫ぶように漆黒の剣のメンバーに指示を出しながら、かつてエンリが……好きだった人が住んでいた家を目指して走り出す。非力な足を、疲労した体を奮い立たせて探さなければいけない人がいる。

 

「待ってください! 単独行動は危険です。モンスターが入り込んでいてもおかしくない!」

 

 ペテルが呼び止めるが、制止も聞かずにンフィーレアは振り返らず走り続ける。メンバーで一番足の速いルクルットが慌てて追いかけようとするが、ネムに服を引っ張られ盛大にすっ転んだ。

 

「ちょ……何すんの嬢ちゃん!」

「わたしが行きます。皆さんはここで待っていてください」

「君だけじゃ駄目だ。せめてもう一人くらい……」

 

 その声が聞こえる前にネムはすでにその場にいなかった。人間とは思えない速度、風を切るようにンフィーレアの後を追っていく。村の中は自分の庭も同然、だからンフィーレアがどこに向かっているかもすぐに分かった。

 

 

 

 

 エンリとネムがかつて暮らしていた家の前、血溜まりの痕の残る玄関にンフィーレアは立ち尽くしていた。血の付いた農具が転がる場所には誰かが戦った痕跡が残っている。何か手掛かりは無いかと部屋へ入ろうとしたところで背後から声を掛けられた。ネムが身に着けたローブを握りしめながら囁いた。

 

「ここにはもう誰もいないよお兄ちゃん」

 

 そんなことは言わないでほしい。じゃあ誰が広場に小さな墓を作ったというのか。街で君の姿を見かけたとき、心から嬉しかったのに。希望が湧いてきたというのに。

 

「ネム、エンリは……エンリは無事なんだろ!」

「わたしは……」

「誤魔化したって分かるよ。君は教えてもいない僕の名前を知っていたじゃないか。ネムが着ていた……エンリが小さいころお気に入りだと言っていた服を身に着けているじゃないか!」

 

 

 今のネムにとって一番大切なのはアインズ・ウール・ゴウン。ナザリックの関わることは誰にも話してはいけないとアインズに『命令』されている。命令は絶対。でもここで言わなかったらンフィーレアはずっとエンリを探し続けてしまう。そんなことはエンリは絶対に望まない。

 ネムは悲しそうにンフィーレアの話を聞きながら返すべき言葉を探る。でも命令を守りながら真実を伝える方法は無い。

 

 それでも……、それでもどうしても伝えなきゃいけないことだった。だからこれは命令違反ではない。そう、自分で考えた結果なのだから。

 

 

「怖い人たちがたくさん村に来て、村のみんな……お姉ちゃんも殺されてしまったの……。この村に生き残った『人間』はもう誰もいないの。だからカルネ村のことはもう忘れて。きっとお姉ちゃんも……そう望んでいると思うから……」

 

 「ネム……」

 

 ポロポロと涙を流しながら話すネムの様子を見て、自分はなんて残酷なことを聞いているのだと思い知った。エンリはもういないという告白にンフィーレアは深く目を閉ざしてその言葉の意味を受け止める。本当は分かっていた。それでも受け入れられずに村までやってきた。でも…もう受け入れるしかなかった。自分よりずっと苦しんでいる子が目の前にいるんだから。

 

 

 

 家にあったベッドに腰かけて天井を眺めていると、刀剣を壁に立てかけたネムが膝の上に座ってきた。姉妹であるためかエンリの匂いがするような気がしてンフィーレアは顔を赤らめる。村を襲った悲劇を震えながら話すネムの頭に手を乗せながら、ンフィーレアは「うん、うん……大変だったね」と優しく語り掛ける。突然現れた騎士の集団。勇敢にネムを守ったエンリ。

 しかし、その後の話がだんだんおかしな方向に進んでいく。そこから先はまるで絵本のような物語。強くて素敵で美形なご主人様『アインズ・ウール・ゴウン』が悪者から助けてくれた? 人間じゃなくなった?

 初めは村人の虐殺という恐ろしい出来事を体験して記憶が混乱していいるのかと思ったが、変化した髪や瞳の色から考えてもあまりに辻褄が合ってしまう話だった。頭の中で話を整理した後にンフィーレアの額によろしくない汗が浮かんでくる。言えない秘密というものは大抵、聞いた相手が後悔するから秘密になることが多い。これは本当に聞いてはいけない内容だったような……。

 

 考えに考えて頭がオーバーヒートしたネムがたどり着いてしまった着地点。それはただの子供の理屈、『秘密を話しても忘れてもらったら話したことにならないから大丈夫』というものだった。もちろん、そんなものをアインズが認めるかどうかなどは考慮されていない。

 

「ネ、ネム。この話を聞いてしまった人間はどうなるって言われたんだっけ?」

「ええと、どこで隠れて聞いていようと必ず死ぬことになるって。だからすぐに忘れてね、絶対だよ!」

「ソウダネ、ははは……」

 

 突如、近くでペテルの掛け声とともに金属のぶつかり合う音が聞こえた。戦闘が行われているらしい。窓から身を乗り出すと、広場からここへ向かう道の途中でペテルたち漆黒の剣がゴブリン、人食い大鬼(オーガ)の群れと交戦しているのが見えた。

 

 

 ネムは刀剣を携えるとモンスターの群れへと物凄い速度で突き進んでいく。ンフィーレアは遠目からその様子を眺めていた。普通に考えたならモンスターの方向へと飛び出していったネムを止めるべきだろう。薬草を採りに来た際にはよく遊んであげていたのだからンフィーレアだってネムのことはよく知っているつもりだ。彼女が冒険者の戦いに参加するなんてできるわけがない。けれどさっきの話が本当なら……。

 そして信じられない光景を見る。真っ二つに両断される人食い大鬼(オーガ)、見えないほど速い連撃で斬り刻まれるゴブリン。髪で隠れがちな目を擦ってみてもその光景は変わらない。身長と同じくらいか、それ以上の長さの刀剣を振り回しながら戦っているのだ。

 

 

 ああ、そうだ。ネムは嘘なんかついていない。ならばネムの言うご主人様。村を襲った集団を一人で壊滅させ、非力な子供にここまでの力を与えることができるアインズという人物は……。

 

「人知を超えた存在だ」

 

 ンフィーレアがそう呟くとほぼ同時に、背後でカチャリと食器が擦れるような小さな物音が聞こえた。振り返ると誰もいなかったはずの部屋に赤いスーツを着たメガネの男性が紅茶を片手に椅子でくつろいでいる。

 

「少し話をしてもよろしいかな?」

「貴方は……いつからそこにいたんですか!?」

「君はアインズ様に感謝すべきだ。そうではないかね? 少なくとも私以外の者が裁定者に任命されていたならば、君は会話を許されることもなく死体となっていたでしょう」

「……」

「自分の立場がご理解いただけたようで何よりです。どうぞ、こちらへ……」

 

 椅子の背後で揺れる悪魔の尻尾を見て、ンフィーレアは乾いた笑いを洩らしながら自分の状況を理解した。エンリ……僕ももうすぐにそっちへ行くよ、と心の中で呟きながら悪魔の下へと歩を進めた。

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 ギィ……。硬い音を立てて扉が開き、ガラの悪い冒険者たちの視線が集まる。冒険者の宿では先日現れたという凄腕の新入りを一目見ようと多くの冒険者が集まっていた。礼儀正しい村娘だという噂から、その新入りを仲間に誘おうという者も少なくない。

 

 扉を開いて現れたのは全身鎧(フルプレート)に身を包んだ漆黒の戦士。宿に集まった冒険者たちも顔を見合わせた。彼らが見たことも無い洗練された重装備、胸に下げられた銅のプレートから新入りだと理解するまでしばらくの時間がかかった。モモンと呼ばれた漆黒の戦士は集まった視線を気にする様子もなくコツコツと音を立て宿の主人の方へと向かう。

 

 「おー! 人間がたくさんいるっすねアイ……モモンさん」

 

 漆黒の戦士の後ろに続いて入ってきたのは赤い三つ編みの美少女。深い茶色のローブを纏い、巨大な聖杖を背負っている。そのあまりの美しさは酒場の者たちが息を呑むほどに整っていた。ナザリックのメイドであるプレアデスの一人、ルプスレギナ・ベータがモモンの後ろで楽しそうにはにかんでいた。それに合わせて酒場のざわめきが大きくなる。「赤髪ってアイツか?」「いや、もっと小さい子供のはずだが」「あんな美人の冒険者なんて見たことねえぞ」「予定変更してあの子誘おうぜ」と、酒場に集まる者の程度が知れる言葉が飛び交う。

 

 周囲から聞こえる声を無視してモモンと呼ばれた男は酒場を見渡すと、感心したように宿の主人の方を見た。宿の一階にあたる酒場は客層に見合わず清掃が行き届いており、床は綺麗に磨かれている。手作りだが新しいであろう白いテーブルクロスが印象的だ。

 

「なんだ、また新顔が来やがったのか。今度のはずいぶんと豪勢な装備だな……」

 

 宿の主人が値踏みするように見ながら面倒そうに酒瓶を棚に置いてモモンに向き直る。とても客に対する態度ではないが、誰に対してもこの接客が変わらないであろうことは想像に難くない。

 

「また……か。先ほどから周囲が騒いでいるようだが、私が来る前に話題になる新人の冒険者でも現れたのか?」

「ん、ネムのことか。今日の客はどいつもいつもそればかりで嫌になる。どう聞いても今話題になってるのはあんたらの方だろうがな」

 

 

 モモン……魔法で創られた漆黒の鎧を纏ったアインズもこの言葉の意味を理解していた。周囲の冒険者も話していた赤髪の子供、ネムで間違いないようだ。

 

「ほう……ネムというのか。そいつが何かやったのか?」 

「妙な武技を使うガキが来たってだけの話さ。俺を剣で脅してきやがったんだぜ。かと思ったら「怖がらせてごめんなさい」とか言って宿の大掃除を始めやがってよ。小汚ねえ酒場が台無しだぜ」

「その割には嬉しそうに語るのだな。確かに、酒場が主人の顔に似合わず小奇麗なことに納得してしまったよ」 

「うるせえよ! 小汚ねえ面で悪かったな!! アイツの話が聞きたかったら適当にそこらの奴に聞きな。まったく無駄に人を集めやがって迷惑してるぜ。あんたは変に騒ぎを起こさないでくれよ」 

 

 武技の話は気になるが、アインズはネムが上手くやっているようで安心した。それよりも今後は冒険者モモンとしてどう行動するかを考えなければいけない。ネムにはモモンの名声を高める布石になる程度に話題となってもらうとしよう。後は現在進行形でルプスレギナを囲みつつあるゴロツキ共を追い払うとするか。ほぼ100%因縁をつけられるだろうが仕方がない。

 

 

 

 

「ふむ、ナザリックの存在を知る者が出てしまったか」

 

 冒険者の宿の二階、アインズは暗い部屋の中で鎧を解いた姿で、額に手を当ててデミウルゴスからの<伝言(メッセージ)>による緊急連絡に頭を悩ませていた。

 

「そいつは何者でどこまで知った? 現時点でナザリックの存在に触れたものは始末しなければならん。それがどんな人間であってもな」

「シャドウ・デーモンからの報告ではアインズ様の使い魔に『兄』と呼ばれているようです。彼女の知るナザリックの情報は、ほぼ全て洩れたと言ってよいでしょう。本来ならば即刻殺すべきですが、アインズ様の使い魔が関わっているため御助言を頂こうかと」

 

 ほぼ全てって何やってんのネムさん!? 信じて送り出した使い魔がここまでやらかすとは想定外だ。家族はもういないと聞いていたが、まさか裏切り――は考えられないな。今まで嘘をついていたとも思えない。隠し事のできない子供を釣りとして使うのはやはり難しいものだ。

 

「デミウルゴス、捕らえた者は殺さずに解放して泳がせろ。ネムを守っていたシャドウ・デーモンを捕らえた者の監視に充てさせろ。もちろん、ナザリックに関してネム以外に話そうとしたら即座に始末するようにな」

 

「はっ、アインズ様のお望みのままに」

 

 <伝言(メッセージ)>が途切れるとともにアインズは深いため息をついた。どれも初めての経験だが、思うように上手く事が運ばないものだ。期待した獲物はそう早くはかからないか。焦って泳がせろとか適当なことを口走ってしまったけど大丈夫かなあ。

 

 「ところでモモンさ~ん。あの子は特に名前を隠さなくってもいいんすか?」

 

 ベッドの上で犬のようにゴロゴロしていたルプスレギナが問いかけた。旅の連れとしてルプスレギナを選んだのも人間に見た目が近く、手が空いていたからに過ぎなかった。しばらくカルネ村の跡地を見張らせていたが、無人の村を監視する意味もない。人間ばかりの場所へ同行させるのは不安があったが、先ほどまでの人間として違和感のない行動は評価に値するだろう。回復役はいて困ることも無いだろうし、案外有能なのかもしれないな。

 

「これは釣りというものだ。ネムが言うにはカルネ村以外に知り合いは少ないらしい。全滅したはずの村人、特に重要人物でもない子供が生きていても大きな問題は無い。村が襲われた際、どこかに隠れて生き残ったとでも言えばいいだけのことだ」

「釣りっすか。よく分かんないっすけどアインズ様はいろいろ考えてるんすね」

「……モモンだ」

「すみません。そういえばネムちゃんに会ったことないっすね。今度あいさつしなきゃ」

「ナザリックの者だとバレないようにするんだぞ。あいつは演技ができなそうだから自然体のままでいるのが同業者として都合がいい」

 

 王国にとってネムという村娘が生きていたところでそこには何の価値も無い。王国戦士長率いる部隊が、カルネ村を襲った謎の勢力に連続攻撃を受け、辛くもこれを撃退。王国にとってはそういうシナリオだ。彼らにはアインズ・ウール・ゴウンというマジックキャスターについても王国に話さないように頼んである。義理堅く、ネムへの負い目もあるガゼフとその部下から情報が洩れる可能性は少ないだろう。そしてガゼフの部隊では法国が用意していた天使の軍勢を退けることは不可能であると知っているのは、殺害命令を下し覗き見していた法国のみ。釣れるのは何者かで法国の動向が見えてくるといいのだが、今回をはずれを引いてしまったようだ。

 

「素直に冒険者としても楽しみたいのだがな。ところでさ……」

「はいな! モモンさん」

「敬語ではなく友人として振舞うように命令したのは私だが、ここまで上手くやれるとは思わなかったぞ。実はお前はかなり軽いキャラだったのだな」

「い、いえ……。不愉快でしたらすぐにでも改善いたします……」

「いや、今のままで構わんぞ。その社交性と語りは期待以上だ。男どもに囲まれても平然と対応できていたではないか」

 

 ちなみに件のゴロツキは一人を軽く放り投げただけで大人しくなった。宿の主人が何か言いたそうにこちらを見ていたが、まあ問題ないだろう。

 

「あんなにたくさん面白そうな玩具がいると我慢するの大変だったっすよ。ああ……あいつらの顔が恐怖に染まる日が来るのが楽しみっす」

 

 そう話しながらルプスレギナは歯を剥き出しにして殺意に溢れた笑顔で笑っていた。ああ、やっぱりコイツもそうだよね。ナザリックらしい笑顔が見れたところで次は定時報告でも行うとするか。

 

 

 






【あとがき】

ここまで読んでいただきありがとうございます。

お待たせしました。やっと続けて投稿できるようになりました。
次回はクレマンティーヌの登場でかなり血生臭くなりそうです。


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