真・恋姫無双ー最強の軍を作ろう!by劉璋(仮) 作:名無之助
あと、遅くなりました。
ついでに、プロット保存してたPCがウイルスにやられ、操作できないため、今回は途中まで出来ていたものをうろ覚えで書き上げたので変なところがあるかもしれません。
董卓…月さんとの初デートから特に何事もなく、何回か月さんとのデートを重ね、早一年、俺は現在15歳となった。
そして、その誕生日に、月さんから、白い勾玉んお守りにとプレゼントされ、詠っち(いつの間にか月さんの愛らしさを語り合う内に真名を交換し、愛称で呼ぶようになった)からは髪留めをプレゼントされ、早速つけると、詠っちは顔を背け、赤くならながら…
『ま、まあまあなんじゃ無い?…ふん!』
とか言っていた、それを諌める月さんと、2人とも可愛いと思ったのは内緒だ。
まあ、そんなこんなで、誕生日の翌日、俺は何進様に呼び出されて、何進様の執務室へと来ていた。
執務室へと入ると、珍しく真面目な顔の何進様に驚いたが、何進様はそれを機にすることなくゆっくりと、何かを取り出し、俺の前に置いた。
「仁よ、お主にまあ、何じゃ、毎度苦労を掛けているからの、1日遅れじゃが、受け取ってたもれ、洛陽でも指折りの名工の作じゃ」
そう言って、何進様はそれを俺に差し出してきた。
布に巻かれた
俺は、それを受け取り、ゆっくりと布を取ると、現れたのは赤い短槍、しかも、柄の部分が普通より太いその槍は、形状こそ違うものの、見ただけで突きに特化した槍であり、映画300で見たスパルタの槍を連想させた。
そして、何進はもう一つ、今度は剣を渡してきた。
渡された剣は、短剣よりも少し長いくらいの剣で、刀身には少し赤みが入っている。
「仁よ、その槍と剣にはまだ名前がなくての、お主がその槍と剣に名前を付けるのじゃ」
「俺が…?」
「そうじゃ、それはお主の得物、言わば相棒じゃ、ならばその持ち主たるお主が名前を付けるのが筋であろ?」
「は、はあ、わかりました」
返事をした俺は、槍と剣を暫く眺め、赤い槍に龍を幻視した俺は、槍を赤龍
剣に朱雀と名付け流ことにした。
「赤龍に朱雀か、中々良いなじゃな、ところで仁よ、お主もそろそろ人を率いる者として、それに慣れねばならんな?」
「は、はあ、慣れると言っても…率いる者がいないので…」
何進は目を伏せ少し考えるそぶりを見せ、暫くして再度、俺の方を向き、伝えることがあると言ってきた。
「…そちに妾の直轄部隊の1隊を率いてもらうことにしたのじゃ、なので、今日からそちは部曲将として兵を率いてもらうことになる、官位は低いが、経験を積むのには丁度良いと思っての?
必要な物は言って貰えば出来る範囲で用意もする、練兵はまあ、時々お主が妾に内緒で兵をしごいていたのは知っておるからの、任せる」
少しの間、俺は何を言われたのかわからなかった…経験を積むためとはいえ、官位が少し下がったのがショックだったのでは無い、兵をしごいていたことがばれていたのが驚きだった。
「わかりました、何進様の部隊を最精鋭と言われるだけの隊にしてみせます」
「うむ、頼りにしておるぞよ?…………して、仁よ、この書類を手伝って…いや何でも無いのじゃ」
何進は仁に書類を手伝って貰おうと思ったが、仁の黒い笑みを見て頼むのをやめた。
何はともあれ、いずれ大陸に名を轟かせることになる部隊は、この日から生まれることになる…。
感想お待ちしてます。
次回も多分遅れます。