真・恋姫無双ー最強の軍を作ろう!by劉璋(仮) 作:名無之助
プロローグ
ある日、三流大卒…24年彼女なしの俺は自宅でスリーハンドレッドという映画を観ていた。
そして、映画が終わり、感じたのは…スパルタ……スゲェ。
そして、スパルタの密集陣形について調べる事にした俺は、ふと、新聞を見てみると、しばらく前に買った宝くじが1億円当たっていた事に驚いた。
まあ、丁度良いタイミングだと喜び、スパルタの密集陣形について調べるついでに、レオニダス王の体型になる為に海外へ修行を兼ねて行く事にした。
ーー
10年後
見よ!この鍛え抜かれたボディ!
日本よ、私は帰ってきたぁ!
と意気揚々と帰ってきて早々にコンビニ強盗に襲われ半殺しにし、お巡りさんに感謝され、今度こそ帰ろうとすると暴力団の抗争に巻き込まれ両方壊滅させ又お巡りさんに、今度はやり過ぎと怒られ、やっとの思いで帰ると………。
俺は、ホームレスになった。
10年税金払ってなかったからな!
其処からはダイジェストで、まず壊滅させたヤクザから譲り受けたお金で税金払って、アパート借りて、警備会社入って、警備してたビルにきたテロリスト壊滅させて、なんか世界の超人なんたらに出て、思った…。
これ、レオニダスどころか、どっかのコマンドーみたいになってね?俺。
其処で俺は考えた。
コマンドー目指そう!
とはならず、とりあえず平和に暮らしたいなーと。
そんなこんなである日、とある学校の美術館?を警備していると、変な鏡があり、持ち上げてみた。
すると、何と貧弱なことか俺の握力に耐えかねたのか、ヒビが入り、割れてしまった。
俺は悪くない。
学校の警備はその日で降ろされたが、運良く、首にはならなかった。
そして、俺は又海外の支店に派遣されていた。
其処で俺は日本大使館の警備につく事になる。
なぜか、その国が日本大使館は警護しないと言ったからで、俺が警護する事となったから。
それから半年、運命の日を迎える。
その国で行われていた過激な反日デモが暴走し日本大使館に暴徒が押し寄せ、俺は同僚十数名とそれらに対処した。
そして。同僚の一人がナイフで首を刺され倒れたのを見た俺は、ブチ切れて、ついデモ隊を壊滅させたのだが、あとから来たその国の警察に拘束されそうになったので抵抗、警官隊をボコボコにし、特殊部隊を半壊させたところで衝撃を感じ、意識を失った。
中国大陸、益州の城
其処にある部屋の扉の前で落ち着きなくウロウロしている男と、それを見ている使用人がいた。
「まだ産まれないのか⁉︎」
「まだです、静かにしてください。」
「そうは言っても!」
「何人目ですか、殴りますよ?」
「………。」
其処まで言われて男は黙る、心なしか使用人の目が冷たい。
そうしていると、扉が開き、別の使用人が部屋から出てきた。
「生まれました!男の子です!」
何処だここ、誰この女の人!美人!……て違う!
手足短い?
「バブー」
しゃべれねえ!
え、何でこんなんなってんの⁉︎
ちょ、変なおっさんが入って来たんだが⁉︎
やめろ離せ、キモいんだよおっさん!美人の人!助けて!
俺はおっさんに抱かれた瞬間暴れ、泣いた。
「旦那様、嫌われましたね。」
男に使用人の女の声が突き刺さる。
男は美人の女性に俺を預け、床に蹲りのの字を書き始めたが、程なく現れた幼女に“父上?政務が残っておりますよ?”と笑顔で言われて首を掴まれて引きずられていった。
死んでないよな?
そしてここ何処?
ただひとつわかることは、この美人は、俺の母であるらしいという事、父にもいつか会う日が来るだろうな、あのおっさんは祖父かな?
この日俺はこの世界に転生した。
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