やはり俺の界境防衛機関での物語は間違っている   作:つむじ

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誰が何のキャラかわからないと質問がきたので答えます。
巻町操
るろうに剣心(御庭番衆の1員)

練紅覇
マギ(煌帝国第三皇子)

刀藤綺凛
学戦都市アスタリスク(ページワンのうちの1人)


子供は新しい玩具で遊びたがる

「あぁ〜。」

なんで小便すると脱落するような声が出るのだろうか。やはり、疲れなども体の不純物と一緒に流れるからだろうか。戦争している際もおそらく小便をしている間は無防備になるのだろう。それはつまり『小便を制すものは戦を制す』ということなのだろう。お、どうでもいいこと考えているうちに出し切れたようだ。

俺は手を洗いトイレから出た。いや〜我慢はよくないな。背中に変な汗かいたし。

「お、比企谷いいとこにいた。」

あ、あれはニックネーム『たぬき』でおなじみの

「どうしたんですか?鬼怒田さん。」

「お前が依頼してたトリガーが完成したんでな、伝えようと思って探していたのだ。」

「え、もう出来たんですか?頼んで1週間もたってないじゃないですか。」

頼んだ内容が内容だったのでもっとかかると思ってたんだが。

「なに、個人総合1位の男に頼まれたら急ピッチで作ったわ。」

「あの、今から見に行っていいですか?」

正直ワクワクが止まらない。アレ(・・)があればこれからの戦闘が楽しめること間違いない。

「当たり前だ、あとはお前が起動しデータを取ったら終了だ。」

「わかりました。では早く行きましょう。」

よし、早く行って早く使おう。最初、誰相手に使おうかね〜。やっぱり太刀川さんかな、太刀川さんだな。

「なぁ、比企谷。」

「ん?なんですか鬼怒田さん。」

「興奮するのは構わないが、ズボンのチャックぐらい閉めろ。示しがつかんだろ。」

oh my

 

〜研究室〜

「比企谷、これだ。」

鬼怒田さんは俺に一つのトリガーホルダーを渡してきた。これにアレが入っているのか。よし、なら早速

「トリガー起動(オン)

機械音が聞こえると同時に俺の体はトリオン体へと変わった。あれ?このトリオン体の着ている服

「これ、うちの隊服じゃないですか。」

そう、黒いズボンに首のボタンを二つ程はずし、だらしなくズボンから出ているワインレッドのワイシャツ。そしてそれらに便乗するかのようにだらしなくボタンで止められてない黒いスーツ。胸ポケットには我が比企谷隊のシンボルマークである死神のもつ二本の鎌。まあ、特にこのシンボルマークには意味が無いんだが強いて言うならば『お前の命は俺達が頂く』と厨ニ病感溢れるものだ。

「なんでうちの隊服なんですか?」

「何事もまず形から入ることも大事だろう。雰囲気だって大切だしな。」

なるほど。確かにこの方が不思議と落ち着きが出てくる。ま、今はそれはさておき本題に入らせていただきましょうか。

俺が意識をすると同時に腰から2本の弧月が出てきた。

「鬼怒田さん、先ずどうしたらいいんですか?」

「最初は弧月の柄と柄の両端を近づけてみろ。」

言われた通りに柄と柄の両橋を近づけてみると

『コネクター・オン』

と小南の双月と同じ音声が流れ弧月が光ったと思ったら弧月が1本の両刃片手直剣に変化していた。

「まずこれが1の型だ。斬れ味はスコーピオンをはるかに勝る。ただし、弱点としては少々重いことだ。まぁ、そこは頑張って鍛えろ。」

ふむ、要望どうりの形になったな。これなら次のも期待できそうだ。

「これどうやったら解除できるんですか?」

「トリオンの流れを一旦止めてみろ。それで解除できるはずだ。」

お、ほんとだ。急に二本になった。

「さて、次は鞘と柄の端を近づけてみろ。」

言われた通りにやってみると1本の薙刀になった。うむ、長さも重さも申し分ないな。

「それが2の型だ。貫通力なら簡単にシールド複数枚貫くことが出来る。まぁ、これにも弱点があってな、柄の長さが変えられないのだ。」

まぁ、俺は槍バカ(米屋 陽介)とは違って四六時中槍を使う訳では無いからな。状況に応じて戦えというわけか。

「どうだ?満足か?」

そりゃもちろん

「満足です」

「そうか、ならこれからもレポート纏めるの手伝ってくれよ」

前言撤回、不満だらけになった。やっぱり大人は汚いな。

「もう行ってもいいですか?」

「ん?ああ、いいぞ。どうせお前のことだ、早くそれで戦いたいのだろう。」

あらやだ、俺のことを良く知ってらっしゃる。恥ずかし。

「ありがとうございました、鬼怒田さん。」

俺は手短に礼を言い足速に研究室をあとにした。

 

さて、太刀川隊室にでも行くか。

「すいませ〜ん」

早く出てきてくれないかな〜太刀川さん。

『はいは〜い。どちら様ですか〜?」

間延びした声が返事をした。声の主はボーダー1のマウンテンを持つ国近柚宇先輩だ。

「比企谷です。」

『お〜比企谷君か〜。今開けるね〜。』

「ありがとうございます。」

「ささ、どうぞ〜」

俺は太刀川隊室に入った。入ったのはいいんだがこれは・・・

「すいません、もしかして今までゲームしてました?」

物凄いゲームの数にお菓子のゴミが床に散乱してた。

「そうだよ〜、一人でやってて飽きてきたところに比企谷君が来てくれたからね〜。」

あ、これは俺が犠牲にされるのかな?

「よし、比企谷君いっしょにゲームしよ〜。」

ですよねー。分かってました。この結果になる事は。まあ、見たところ太刀川さんいないし帰ってくるまでだったらいいか。

「いいですよ。何するんですか?」

「GOD EATER だよ〜。」

ほう、GOD EATER か。つまり対戦ではなく協力プレイをするようだな。太刀川さん早く帰ってこないかなー。

数時間後、俺の視界は暗転した。


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