【完結】熱血キンジと冷静アリア   作:ふぁもにか

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 本編が投稿されていると思いましたか? 残念だったな、今回は突発的番外編だ! かかったな、ポッター! ……はい、調子乗りました。ごめんなさい。許してください。

P.S.『熱血キンジとエンカウント』のあとがきにおまけを一つ追加しておきました。よかったら覗いてやってくださいませ。



25.突発的番外編:熱血キンジとフリートーーーク

 

 ――ふぁもにかさんがログインしました。

 

 

ふぁもにか「はい。というわけで、始まりました! 突発的番外編、熱血キンジとフリートーーーク! この回ではキンジくんとアリアさんがただひたすら話していく方針となってるよ! ノルマは最低5000字! それさえ守れば後は何でもござれ! メタるのももちろんOK! さぁ! ご都合主義で地の文が全くないまっさらな世界で好き放題に語ってくれたまえ! 少年少女よ!」

 

 

 ――キンジくんがログインしました。

 ――アリアさんがログインしました。

 

 

キンジ「……と、言われてもなぁ。特に話すことなんてないぞ?」

アリア「ええ。全くですね。これといって話すことなんてないのですけど」

 

キンジ「ふぁもにかの無茶ぶりも困ったもんだよ。大体、なんでいきなりこんなどうでもいい企画なんかやろうと思ったんだ? 読者はこんなふざけた番外企画なんかより本編の方を望んでると思うんだが? いい加減出し惜しみしてないで性格改変済みのブラドなりパトラなり出せって思ってんじゃねえのか?」

アリア「まぁそうなのでしょうが、こればっかりは致し方ありませんね。最近ふぁもにかさん執筆意欲が落ちているようですし。本編放り投げて番外編ばかり執筆してますし。ふぁもにかさんが自他ともに認める暑がりだから今の季節は何気にきついのでしょうか?」

 

キンジ「どうだかなぁ。最近は『熱血キンジと冷静アリア』のキャラ陣使って逃走中やらせてみたり、理子をいきなり氷河期時代にタイムスリップさせたり、ユッキーを未開の少数部族の元に転移させたり、レキをいきなり雪山に遭難させたり、ANA600便の不時着に失敗した俺が死んでそのままリリカルなのはstsのティアナって人に憑依して大暴れする二次創作作ったりしてるもんなぁ」

アリア「他にも色々手ぇ出してますよね? オリキャラを使って原作主要キャラを輝かせることを目的としたフェアリーテイルの二次創作だったり、ハイスクールD×Dとこれはゾンビですか?とのクロスオーバーで一誠っていう人が堕天使に殺されて悪魔化してまた堕天使に殺された所をユークリウッド・ヘルサイズっていう人の力によって助けられたことで悪魔かつゾンビとなっちゃう話だったり、リリカルなのはのキャラをネギまキャラに置き換えてやってみる二次創作だったり、エヴァンジェリンって人が突如精神的に幼児化したことで茶々丸って人が母性の塊としてエヴァンジェリンさんに迫る害悪から全力で彼女を守るほのぼの系二次創作だったり」

キンジ「あとは上条当麻って人の不幸指数を理不尽なレベルにまで跳ね上げてみる二次創作だったり、リボーンの山本って人をこれでもかってくらいに魔改造してみる二次創作だったり、巨人を駆逐するために奔走する死んだ世界戦線の人たちの日々を描く進撃の巨人とAngel Beats!とのクロスオーバーだったり、ゼロのルイズって子が平行世界のポジティブルイズを召喚しちゃう二次創作だったり、リリカルなのはのキャロって子がグランディーネやらオーフィスやらアクノロギアまで召喚しちゃって為されるがままに魔改造されちゃう二次創作だったり、色々多方面に中途半端に執筆しちゃってるしなぁ」

 

アリア「書くなら書くできっちり投稿できるだけの量をちゃっちゃと書いちゃえばいいんですけどね」

キンジ「全くだ。遅筆なのも考えものだな」

 

アリア「……」

キンジ「……」

アリア「今何字くらいいきました?」

キンジ「大体1300字ぐらいだな」

 

アリア「もうネタなくなりましたよ。まだノルマの文字数の5分の1をちょっと超えた程度ですよ。これホントにどうしましょうか? 何か文字数を稼げる恰好のネタとかありますか、キンジ?」

キンジ「……そうだな。この際、原子力発電所再稼働の是非について討論してみるか?」

アリア「ちょっ、いきなり何て話題出してるんですか!? 少なくとも娯楽目的の二次創作で語られるような話題じゃないですよ!?」

キンジ「じゃあ、3秒に1人、貧困のために子供が死んでいる件について――」

アリア「だからそういう深刻な話題からは離れてください! 大体、こういうやけに重い話題だったり賛成反対が分かれる話題だったりを二次元のキャラに語らせたら読者の非難の嵐が待ってますよ! キャラ崩壊やキャラ粉砕のタグじゃカバーできませんよ!? やるならやるで精々きのこの山脈とたけのこの里村のどっちがいいかの話題程度に留めてくださいよ、お願いですから……」

 

キンジ「わかった。わかったからそんな泣きそうな顔するなって。う~ん、そうだな……こうなったら誰かゲストを招いてみるか?」

アリア「ゲストですか? それは構いませんが、今ここには私とキンジしかいませんよ?」

 

キンジ「大丈夫だって、俺が召喚すればいいだけの話だ」

アリア「キンジ、貴方にそんな超常の力とかありましたっけ?」

キンジ「ない。けど、ふぁもにかが言うにはこの空間はご都合主義らしいからな。やろうと思えば何とかなるんじゃないか? それじゃあ、行くぞ――ゲスト・召喚(サモン)!」

 

ニセパンダ『ピ……ギュラー?』

アクノロギア『グオッ?』

ラオシャンロン『グオッ?』

ヒソカ『何だか不思議な場所だね、ここ♢』

衛門左衛門『ここは……?』

スカエリッティ『ふむ。ここはどこだろうか?』

イッセー『おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい――ん? あれ? ここどこだ? 部長は?』

我妻由乃『ユッキーユッキー ユッキーユッキーユッキーユッキーユッキーユッキーユッキー ユッキーユッキーユッキーユッキーユッキーユッキー――ん? あれ? ここどこ? ユッキーは?』

マギ『あれ? アリババくんとモルさんがいない?』

キリト『ここが、ソードアート・オンラインなのか? 何かβテストの時の雰囲気と全然違うんだけど……』

50メートル級巨人『――?』

ミカエル『スピキュゥゥゥウウウウウウウウウウウウルッ!?(あれ? ここどこだ? つーかこいつらに攻撃ぶつけていいのか?)』

ダオス『ここは、どこだ? 私は確か封印されたはず……』

エクスカリバー『エクスキャリバー♪ エクスキャリバー♪♪』

ビュティ『ここ、どこだろ……?』

宗像形『ここがどこだかわからない。だから殺す』

夜王鳳仙『ん? ここはどこだ……?』

セルティ・ストゥルルソン『……』

リオン・マグナス『フッ。そうか、ここが死後の世界か……』

白蘭『ランランランラン♪ ランラン♪ ランランラーン♪ ビャクラン♪』

ひよこ陛下『ここは、どこなのだ?』

青雉(クザン)『Zzz』

ミッドナイト『Zzz』

ライナ・リュート『Zzz』

プレシア・テスタロッサ『ここが、アルハザード?』

神代フラウ『デュフフ。異世界召喚キタコレ!』

キンブリー『……ここは一体、どこなんですかね?』

月島仁兵衛『ここは一体、どこにござるか?』

新妻エイジ『シュピーン! ギュィィィイイイイイイイン! ギャギャギャギュィィィイイイイイイイン!!』

鳳凰院凶真『ついに私は世界を超えた! フゥーハハハ!!』

保坂『あはは! あはは! あはははは!! そうだ! 今日はカレーにしよう!』

富樫勇太『闇の炎に抱かれて消えろッ!』

天野雪輝『ここ、どこ……?』

未来のキンジ『どうやら厄介事に巻き込まれたみたいだな……』

エヴァンジェリン『闇の福音たる私を召喚するとは……どこのどいつかは知らないが、いい度胸だな』

 

アリア「何か色々来たぁぁぁああああああああああ!?」

キンジ「よし、話聞きにいくか。色々と面白そうなネタ持ってそうだし」

 

アリア「ちょっ、キンジ!? 待ってください!? 何召喚してくれてるんですか!?」

キンジ「何って、ゲストに決まってんだろ? 何言ってんだ、アリア?」

アリア「送還してください! 今すぐ送還してください!! 大体こういうのって普通『熱血キンジと冷静アリア』のキャラを一人か二人程度召喚する所でしょう!? そういう流れだったでしょう!? 何他作品のキャラ大量に召喚しちゃってるんですか!? しかも第一声からヤバそうなのがチラホラいますし!? そもそも人間じゃないのもいますし!?」

キンジ「わかった。わかったからそんなに肩揺らすな、気持ち悪くなるから。じゃあ、送還――」

 

ミカエル「うおおおおおおおお! あっちいいいいいいいい!!」

キンジ&アリア「「――ッ!?」」

 

 

 ――キンジがゲスト送還する前にミカエルのスピキュール発動。キンジとアリアに255のダメージ。こうかはばつぐんだ。二人は気絶した。

 

 

 ~30分後(復活の時)~

 

アリア「……死ぬかと思いました」

キンジ「全くだ。あんな化け物染みた技を放つ奴が他作品にはいるんだな。ホント、世の中ってのは広いなぁ」

 

アリア「で、これからどうしますか? 今大体3200字超えた所ですが?」

キンジ「何だかんだでノルマの5分の3はこなしたわけだったりするんだな。じゃあ、次は……そうだな、こんなのでどうだ? ふぁもにかへの質問コーナー。ドンドンドンパフパフパフ」

ふぁもにか「ファッ!?」

 

キンジ「このコーナーでは『熱血キンジと冷静アリア』の作者たるふぁもにかに色々と質問ぶつけて文字数稼ぎに入ろうぜをコンセプトにやっていこうかなって思ってるんだけど、どうだ?」

アリア「まぁ、今回は突発的番外編のフリートーーークですし、作者たるふぁもにかさんと絡んでも何ら問題ありませんね。少なくともさっきのヤバそうなゲスト大量召喚よりかは幾分かマシそうですし」

 

キンジ「じゃあ早速始めるか。それでは質問1。実際、改変した緋弾のアリアキャラを出す時に読者の反応が怖かったのはどのキャラだったんだ?」

ふぁもにか「あ、うん、それはもちろんレキさんだね。重度のバトルジャンキーでキンジくんを問答無用に追い詰めるキャラだからキンジくん擁護派からレキさんへの非難があるんじゃないかって内心ビクビクしてたからね。あとレキさん大好きっ子の方々からレキさんを改悪するんじゃねえよぶっ殺されたいのか的な批判がくるんじゃないかとも思ってたし」

 

アリア「そんなに反応に怯えていたんですか、何か意外ですね。では質問2です。改変した緋弾のアリアキャラの中で一番読者の反応が想定外だったのはどのキャラでしたか?」

ふぁもにか「それはもうりこりんだね。まさかあんなにビビりのりこりんが人気になるとは思わなかったよ。感想欄でもりこりん可愛い的な感想が割と投稿されてきたし、りこりんがANA600便から飛び降りて逃げなかった回を投稿した時は感想数がいつもよりもかなり増えてたし、さらにはりこりん至上主義のりこりん紳士までもが現れたからね。まさかここまで反響があるとは思いもしなかったよ」

 

キンジ「確かに。あれは原作理子とのギャップと理子自身の魅力の為せる業なのかもな。じゃあ質問3。ハーメルンで執筆する中でこれだけは心がけているってことは何かあったりするのか?」

ふぁもにか「う~ん、やっぱり感想返しは24時間以内にするってことかな? 実際は守られてないことが多いんだけどね。あとは折角の二次創作なんだから原作を貶めないよう注意しつつ原作崩壊を目論むことは常日頃から取り組んでるよ。だからこそ『熱血キンジと冷静アリア』があんなにカオスまっしぐらな作品になっちゃったんだと思うけど。特にあとがき部分はもはやどうしようもない有様だしね」

 

アリア「確かにそれは言えてますね。ところでキンジ、今何字くらいいきましたか?」

キンジ「大体4300字くらいだぞ」

 

アリア「ということは、ノルマの約9割は達成したということですか。やろうと思えば案外いけるものですね。この企画が始まった当初はどうなることかと思っていたのですが」

キンジ「同感。あとは読者の反応次第で第二弾があるか否かが決まるんだろうな、きっと」

 

アリア「あと、この際言っておきますけど、先に述べたふぁもにかさんが中途半端に執筆中の二次創作のアイディアは使って大丈夫ですよ。むしろ使ってやってください、お願いします。ふぁもにかさんの遅筆具合だとほとんどの執筆中の作品が確実に日の目を見ない哀れなことになるでしょうし」

ふぁもにか「私からもよろしくお願いします」

 

キンジ「じゃあ、そろそろ文字数が4800字辺りになってきたことだし、最後にふぁもにかの執筆意欲が出るような呪文でも唱えておくか」

アリア「そうですね。エタらないエタらないとは言ってますけど全然信用ありませんし。7月末の単位を賭けた試験対策のために一時ハーメルンから姿を消した後、そのまま試験が終わっても姿を現さなさそうですし」

 

ふぁもにか「そんなに私って信用ないのかな……?」

キンジ「ないな」

アリア「今更だと思いますが?」

ふぁもにか「えー」

 

キンジ「じゃあいくか。ふぁもにかに送る、何かと元気の出る呪文。せーの!」

キンジ&アリア「「アバダ・ケダブラ!」」

 

ふぁもにか「え!? ちょっ、それ死の呪い――ぐぎゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 

 ――ふぁもにかさんがログアウトしました。

 ――ふぁもにかさんが人生からログアウトしました。

 

 

 ~おわり~

 

 




 今回は色々とやり過ぎましたね(特にゲスト大量召喚の辺り)。でも書いてて何気にすっごく楽しかったんですけど。偶にはこういうのもアリなのかもしれませんね。ええ。

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