Fate/カレイドライナー☆UNLIMITEDStratos   作:荒潮提督

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宝具「ハリセンインパクト」

唯のハリセンと思うなかれ
エクスカリバーすら受け止める頑丈さをほこるハリセンなのだ
普段はツッコミ用として使われる


紅き弓兵の再会家族の涙

夏樹「(うう〜視線が痛いぃ・・・お姉ちゃん・・・マドカ・・・助けてぇ・・・一兄ぃ・・・)」

マドカ「夏樹兄さん・・・大丈夫かなぁ・・・」

箒「いやあれは大丈夫じゃないだろう・・・」

 

 

 

今僕織斑 夏樹は少しグロッキーになってます。

だって周りの人が皆女子ばかりなんだもん!

みんな僕の事ばかり見てくるんだもん!

視線が突き刺さって痛いんだよぉ!

 

 

 

真耶「は〜い皆さ〜んSHR始めますよ〜」

「「「・・・」」」

真耶「あ、あの〜」

「「「・・・」」」

真耶「ふ、ふぇぇ・・・」

 

 

 

なんか可哀想だなあの人。

誰も聞いてないなぁ。

 

 

真耶「で、では自己紹介をお願いしますぅ・・・」

「「「はぁ〜い」」」

 

 

「ーです!よろしくお願いします!」

真耶「はい!では織斑君お願いします!」

夏樹「は、はい!織斑 夏樹です!趣味は料理です!よ、よろしくお願いしまきゅ!?し、舌噛んだぁ・・・」

「「「ガフゥ!?」」」

マドカ&箒「「はあ、またか・・・」」

千冬「おまえはまたか夏樹・・・」

夏樹「あ!お姉ちゃn(パシンッ)あいた」

千冬「織斑先生と呼べ。すまないな山田先生、任せてしまって」

真耶「い、いえ。大丈夫ですよ織斑先生!」

千冬「諸君!私が織斑千冬だ。私に逆らってもいいが授業ではハイかYESで答えろいいな?」

「「「キャアアアアアアアアアアアアア!」」」

「千冬様よ!」

「貴方に会うために沖縄から来ました!」

「本物よ!我が生涯に一片の悔いなし!」

 

 

 

 

ーいぃぃぃやあああああああああ!?ー

ーま、待ってくださいイチカ〜!ー

 

 

 

 

千冬「ん?なんだ?ところで山田先生。あの空席は?(イチカ?あの時も何故か一夏か?と思ったが・・・まさかな)」

山田「ああ、あの空席の人たちはちょっと遅れると連絡が入ってm「遅れましたぁ!(バキャーン)」ふぇええ!?」

イチカ「ハァッハァッ・・・着いたわよイリヤ、美遊」

「「キュウ・・・」」

イチカ「あ、気絶してる」

ジャンヌ「イチカ早すぎますよ!イリヤ達気絶してるじゃないですか!」

イチカ「流石にトレース使ったのはマズかったかしら・・・」

千冬「話の腰を折ってすまんがおまえ達が遅刻すると連絡したもの達か?」

ジャンヌ「はい。そうですが?」

千冬「すまんが自己紹介を頼む。今はその時間なのでな」

ジャンヌ「分かりました。行きますよイチカ」

イチカ「イリヤと美遊叩きおこすから先入ってて。早く起きなさい宝具「ハリセンインパクト」」キュォォォォォォォ

イリヤ「起きなきゃ頭が大変なことになりそうな気がする!」ガバッ

美遊「まだ死にたくない」ガバッ

イチカ「起きたわね寝坊助」

イリヤ「イチカ!あんたが同調開始(トレース オン)なんか使うからこうなったんでしょ!?」

イチカ「1発いっとく?バカ姉」キュォォォォォォォ

イリヤ「やめてください死んでしまいます」orz

イチカ「早く行くわよ。自己紹介しないといけないから」

美遊「イリヤ、早くいこ?」

イリヤ「う、うん・・・(後で覚えてなさいよイチカぁ!)」

イチカ「やれるもんならやってみなさい♪」

 

 

 

 

イチカ「イチカ・フォン・アインツベルンです。趣味は料理と鍛錬と昼寝。これからよろしくね」

イリヤ「イリヤスフィール・フォン・アインツベルンです!イチカの姉です!これからよろしくお願いします!」

美遊「美遊・エーデルフェルト・衛宮。イリヤは私の嫁だからあげない。これからよろしく」

ジャンヌ「ジャンヌ・ダルクと申します。イチカ達3人の護衛として来ました。これからよろしくお願いしますね」

千冬「4人の席はあそこだ。座ってくれ」

イチカ「あ、織斑先生、放課後に少しお話ししたい事があるのでよろしいですか?」

千冬「ああ、構わんが・・・(やはり一夏なのか?)」

 

 

 

 

 

 

イチカ「・・・イリヤちょっと席外すわ。あの子達のところいってくる」

イリヤ「・・・全部話すのね」

イチカ「・・・ええ。やっと会えたんだもの。それに、全部隠しておくなんて無理。ジャンヌ、イリヤ達お願いね」

ジャンヌ「承りました」

美遊「イチカ、頑張ってね」

イチカ「美遊・・・ありがと」

 

 

 

 

 

イチカサイド

 

 

 

 

 

屋上に来てドアの前までいくと箒と夏樹とマドカが何か話している。私は怖い。

今の私が拒絶されたらどうしよう。受け入れてくれなかったらどうしよう。

そんなことばかり考えていた。

だけど、決めたんだ。

私はもう迷わない。

全てを受け入れて前に進むんだ。

あの紅い弓兵のように。

私はドアを開け弟達に姿を表す。

イチカ「久しぶりね・・・箒、マドカ、夏樹」

 

 

 

イチカサイドアウト

 

 

 

 

 

イチカ「久しぶりね・・・箒、マドカ、夏樹」

箒「お前は確か・・・アインツベルンか?久しぶりとはどういう事だ?」

マドカ「私達初対面だよね?」

夏樹「その筈だけど・・・なんでだろう初対面の気がしない・・・」

イチカ「箒は6年ぶり、マドカと夏樹は3年ぶりかしらね。私はずっと会いたかった・・・幼馴染の貴方と大切な妹と弟の貴方達に・・・!」

夏樹「!ま、まさか・・・」

マドカ「一夏兄さん・・・なのか?」

箒「だ、だが一夏はモンドグロッソで行方不明で尚且つ男だったろう!?」

イチカ「信じてもらえないわよね・・・箒、剣道全国大会優勝おめでとう。私があの日あげたリボン大切にしてくれててありかとう」

箒「!?な、何故それを知っている!?」

イチカ「マドカ、貴方ピーマン食べれるようになった?昔から苦手だったよねマドカは」

マドカ「な、なんで知ってるの!?」

イチカ「夏樹、貴方ベッドの2重底に隠してある黒歴史ちゃんと処分した?あれ見てて笑っちゃったわよまさか弟が厨二病だったなんて。ちゃんと直った?」

夏樹「な、なんでバレてるの!?あれは一兄しか知らないはずなのに!?」

箒「ま、まさか本当に一夏・・・なのか?」

イチカ「ええ、そうよ」

「「「一兄ぃ!(兄さん!)(一夏ぁ!)」」」

イチカ「おっとっと。ごめんねみんな・・・今まで会えなくて・・・」

夏樹「一兄のバカバカバカ!なんで急にいなくなったりしたのさ!僕ずっと心配してたんだよ!?」

マドカ「兄さん・・・!生きてて良かった・・・!もう死んでしまってるのかと・・・!」

箒「一夏ぁ・・・生きてる。一夏が生きてる!それだけで私は・・・!」

「やっぱり一夏・・・だったのか?」

「「「!」」」

イチカ「千冬姉・・・」

千冬「一夏・・・良かった・・・私はお前を・・・!」

イチカ「大丈夫だよ。千冬姉」

千冬「一夏?」

イチカ「私はいや、俺はここにいるから」

千冬「一夏ぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後数分程皆は泣き続け授業に遅れたのは言うまでもない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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