Fate/カレイドライナー☆UNLIMITEDStratos 作:荒潮提督
もしイチカがオルタ化したというIFです。
後、グロ注意です。
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そこは地獄だった。
あらゆる剣が、槍が、斧が、大地に倒れ伏す人間に突き刺さっている。
そこにはかつてこの惨劇を引き起こした者の親友だった人物も混じっていた。
かつて弟だった者は両腕、両足を槍で貫かれ磔にされ、頭を真正面から剣で貫かれ絶命した。
かつて妹だった者は心臓をカラドボルグで貫かれ壊れた幻想でカラドボルグが爆散しそれに巻き込まれ肉片となった。
かつてその者の幼馴染だった者は善戦したものの利き腕を切り飛ばされ頭をゼロ距離で撃ち抜かれ絶命した。
かつてライバルだった直死の魔眼を持ちし少女は遠距離から攻めたものの宝具を撃たれ体内から剣が生え死亡。
かつて姉だったブリュンヒルデは死ぬ直前まで戦い続けたが全身を様々な武器で貫かれたまま死亡した。
かつてもう1人の姉だった者は自身のサーヴァントと共に戦い続けたが不意を突かれゲイボルクにより心臓を抉り取られ死亡。
かつて親友だった者は彼女の親友である襲撃者の姉と共に戦ったがこちらもゲイボルクで貫かれ死亡。
襲撃者である彼女の現家族も今の彼女に敵わず皆殺しにされた。
彼女はこの様な惨劇をする様な人物ではなかった。
だが、聖杯の泥に飲み込まれたことにより彼女は変わった。
それに気づいた時は既に手遅れで既に学園の生徒の半数は殺されていた。
それを止めようとした彼ら、彼女らもこのザマだ。
鈴「う、うぅ・・・イチ・・・カ・・・な・・・んでよ。なんで・・・こんな事を・・・!」
イチカ「あら?まだ生きてたのね鈴。せっかく苦しまない様に殺してあげてたと思ったのに」
鈴「なんでこんな事するのよ!あんたはそんな奴じゃなかったでしょ!?何があんたを変えたのよ!」
イチカ「愚問ね鈴。聖杯が私を変えたのよ。何で今までこんな楽しい事をしなかったのか不思議でならないわ。貴方もこちら側に来ない?そうすれば貴方は助けてあげるわよ?さあ、どうする?来るならこの手を取りなさい」
鈴「お断りよ・・・!誰が好き好んで殺人鬼なんかに・・・!」
イチカ「・・・あ、そ。なら・・・死ね」
アリーナに1発の銃声が響き渡る。
その音の後、アリーナに生きている人間は居なくなった。
その後世界中で女尊男卑主義者や腐った政府、女尊男卑に染まった街や国などで大量殺人が起こり続けた。
その際必ず黒い服に身を包み色素の抜けた銀髪の少女が黒と白の銃剣を撃ちながら笑いながら虐殺している姿が目撃されていたとされるが定かではない。
だが、そんな彼女の最後は呆気ない物だった。
寝ている所を強襲され男共の慰み物にされた後は生きたまま火葬されたという。
これが世界を敵に回した聖杯に侵された哀れな1人の少女の話は終わりだ。
死者3億4500万人という数の犠牲者を出した彼女の名は未来永劫忘れられることはないだろう。
世界が終わるその時まで。
オマケ
サーヴァントとしてのステータス
クラス:アーチャー/アヴェンジャー
真名:イチカ・フォン・アインツベルン[オルタ]
性別:女性
属性:悪・混沌
筋力:B
耐久:C
敏捷:B+
魔力:A+
幸運:D-
宝具:C
クラス別能力
対魔力:A+ A+以下の魔術は全てキャンセルされる為事実上、現代の魔術では彼女に傷をつけることすら不可能である。
気配遮断:C+ 自らの気配を断ち敵に発見されにくくなる。だが、一度戦闘態勢に入ればランクはないに等しいほどに落ちる。
単独行動:EX マスター不在でも行動が可能になる物。ランクEXである彼女は1度や2度の宝具を使ったとしてもマスター不在でも1か月は現界は可能。
保有スキル
直感:B 戦闘時、常に自身にとって最適な展開を感じ取る能力。
投影魔術:B- あらゆる武具をイメージする事で複製し使用するスキル。
聖杯の加護[闇]:EX 詳細不明。聖杯の泥に飲み込まれたことにより発動したスキル。
宝具
ランク:E〜A+
種別:????
レンジ:1〜100
最大補足:1000
彼女の心象風景を具現化する固有結界。厳密には宝具では無いが彼女はそれを弾丸に込めて発射する事もあるため宝具扱いに。
かの弓兵とは違い世界は血で染まったかの様にドス黒い空に覆われている。
心が摩耗しきった彼女を表しているとも言える。
なお、この世界の何処かに彼女の関係者と見られる人物達の墓標があるらしいが定かでは無い。
イチカオルタの宝具のアンリミテッド・ロスト・ワークスはボブミヤのあれと似てる様で違います。
エミヤとボブミヤが合わさった様な感じです。
ではまた次kっは!?尻の危険!?
阿部「や ら な い か ♂」
アッー♂!