ご注文は日常です!   作:お団子うまし

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どうも、たいちょうです!

夏休みいかがお過ごしでしょうか?

自分は先月の15日に、男友達と沖縄に旅行に行きました!

現地にあるホテルで、二泊三日泊まったのですが、部屋から見える海の景色は素晴らしかったです。

もちろん海に行って泳ぎましたよ。男4人で。










はい。


第23羽 後日談

俺の話が終わった後もしばらく沈黙が続いたが、それから間も無くシャロが先に口を開いた。

 

「…それで奏斗先輩はあんな悲しい顔をしていたんですね」

「悲しいって言うよりは、寂しいが正解だけどな。…ん、まぁ兎も角、俺はもう大丈夫だから」

 

はは、と愛想笑いをすると、シャロはいきなり俺の手を取り、安心させるような、励ますような声で言った。

 

「奏斗先輩のご友人は、きっと元気でやってますよ」

「え、あ、おう。い、いきなりどうしたんだシャロ?」

「奏斗先輩が何か隠してる時、よく愛想笑いをしているんですよ。気づきませんでしたか?」

 

え、そうだったのかと、手を取ってない方の手で、自分の顔を触る。それを見るシャロは優しく微笑んでいた。

それに、と言葉を続けて。

 

「メールや電話だってあるから、離れていても大丈夫…って言ったのは奏斗先輩ですよ?」

 

全く、その通りだ。このくらいで一々寂しがってちゃ駄目だ。

気合いを入れるように、気持ちを切り替えるように頬をバシッと叩いてシャロに言った。

 

「ありがとうシャロ。お陰で目が覚めたよ」

「ふふ、それなら良かったです」

 

会話はそれで終わり、辺りは途端に静かになる。耳に入ってくる木の葉っぱの揺れる音が心地いい。

しかし、ずっと聴き続けることも出来ない。

数十分も待たせてるであろうココア達に追いつくべく、急ぎ足で行こうとしたところで、ふと気づいた。

右手に感じる暖かい物。

 

「あの、シャロ?」

「はい、何ですか?」

「手、掴んだまま」

 

そう言われてシャロは自分の手を見たと同時に、ボンッと音が聞こえるくらい、顔を凄く真っ赤にして。

 

「すすす、すみませんすみませんすみません!///」

 

物凄い速度で、何回も頭を下げて謝ってくるシャロ。あ……なんか残像が見える。

俺はぶんぶんと頭を下げるシャロを落ち着かせ、早くココア達の所に行こうと提案をする。

 

「は、はいそうですね。お手数おかけしました…///」

「全然大丈夫だから。さ、行こう」

「…はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼△▼△▼△▼△

 

風呂から上がり、自分の部屋戻ると俺のiPonに通知がきていた。どうやら最近ココア達が作ったグループからのようだ。

 

トークの内容をじっくり見た後、俺はiPponの電源ボタンを押し、画面が消えたのを確認した後、静かに机に置いた。

そして一息つき、再び見る。

 

 

 

 

ココア『奏斗くんの話ってほんとなのかな?』

 

……あ

 

リゼ『奏斗が言っていた桜雪さんっていう人が奏斗の彼女さんとか…』

 

………これは

 

千夜『でも本人は好きじゃないって言ってたわよ?』

 

…………ばれてーら

 

チノ『というか皆さん、このグループは奏斗さんも入っていたのでは…?』

 

ココア『あ』

リゼ『あ』

千夜『あ』

 

奏斗『気づくの遅いよみんな』

 

 

後日、みんなが何故知っているのかきっちりとO・HA・NA・SHI☆させて貰いました。

 

 

 

 

 

 

 

 




というわけで後日談でした。

散々待たせた割には短い文で申し訳ない。

次回からはちゃんとやりますので、楽しみに待っていてください!

ところで小説ではiPhoneって書くのはOKなんでしょうか、サイゼとかも同様です。

今回は一応iponとなんだか可愛らしい感じにしてみましたが。

そこのところがよくわからないので、知っている方がいましたら、コメントお願いします!

誤字脱字報告もよろしくお願いします!

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